突然Macが起動しない!電源が入らない!立ち上がったと思ったら電源が落ちてしまう!
MacBookやiMacを使っていると、突然こういったトラブルにみまわれることがあります。このようなときどうすればいいのでしょうか。
ひとくちに「起動しない」と言っても、MacBookやiMacが起動しない際は様々な原因が考えられます。そのため、むやみに操作しても状況は改善しないばかりか、逆に状況を悪化させてしまう可能性もあります。まずは今の状況をしっかり把握しながら、適切な対処をしていきましょう。
目次
Macが起動しないトラブルでよくある症状

Macが起動しない症状としては、「そもそもPC電源が起動しないもの」と「Mac の起動プロセスが完了しないもの」の2つに分けることができます。以下では更に具体的ケースを紹介します。
電源ボタンを押してもMacの電源が入らない
MacBookやiMacが起動しない・電源が入らない場合には、そもそも電源の供給が十分にされていない可能性が高いと考えられます。コンセントやACアダプターが正しく接続されているか、しっかりと確認しておきましょう。
電源は入るが、Macの画面が立ち上がらない
電源ランプは点灯するものの、Macの画面が真っ暗で立ち上がらない場合、設定やシステムの問題、ディスプレイの故障などが原因になっていると考えられます。まずは画面の明るさ設定を確認しましょう。ディスプレイの彩度を上げるキーを押して明るさを調整できないかどうか試してみましょう。
明るさの設定を変更しても解決しない場合、SMC(システム管理コントローラ)やNVRAM(PRAM)のリセットを行うことで改善することがあります。リセット方法はMacの機種によって異なることがあるため、詳しくはApple公式サポートページをご覧ください。
起動時に「はてな(?)マーク」が表示される

「はてな(?)マーク」の付いたフォルダは「正常に起動できるMac OSが見つからない」ということを表します。原因の多くは「システム環境設定が正しくない」もしくは「OSが不具合を起こしている」というものです。
もし、システム環境設定を修正しても、起動時に「はてな(?)マーク」が表示され続ける場合は、立ち上げるために必要な部品の物理的破損も考えられるため、個人で対応することはリスキーです。 適切に内部のデータを取り戻したいという場合は、データ復旧の専門業者まで相談しましょう。
起動時の進行バー(プログレスバー)が途中で止まる

長時間、Appleロゴと進行状況バーが表示される場合、次の原因が主に考えられます。それぞれのシチュエーションに合わせて次の対応を行いましょう。
- macOS をインストール中
- 起動システムにエラーが生じている
OSのインストール中の場合はインストールされるのを待ちましょう。②の起動システムにエラーが生じている場合は起動ディスクの修復を試しましょう。
禁止マークが表示される
禁止マークが表示されるのは、PCとMacのバージョンに互換性がなく、正常に機能していない状態です。この場合も起動ディスクを修復することで解決する可能性があります。
ただし、修復などの対処法を試しても起動しない症状が解決しない場合は、パソコン内部の重要なパーツが物理的に破損している可能性もあります。この状態で通電を続けると、Macに大きな負担をかけ続けてしまうことになるため、通電は控えましょう。
Macが起動しないときの原因
そもそもMacが起動しなくなった原因は何なのでしょうか?よくあるMacが起動しない時の原因は以下の通りです。
このような様々な原因がある中、自分で対処ができず、当社にご相談いただくケースで最も多い原因は内蔵HDD/SSDの故障です。
ここからはHDD/SSDに発生する故障の原因に関して詳しく解説します。
バッテリーが切れている
Macが正常に起動するためには、バッテリーが充電されている必要があります。正常に起動しない場合、バッテリーが充電されていない可能性があります。いったんACアダプタの接続を確認しておきましょう。
電力供給装置(ACアダプター・ケーブル類)が外れている
ACアダプター・ケーブル類の接触が悪く、十分に充電できない場合、正常に起動できません。もしACアダプターが壊れている場合は、別のACアダプターを使用するか、接触を確認してください。
また、ケーブル類が外れている・断線・劣化している場合は、接続を確認するか、ケーブル類の交換を検討してください。
ディスプレイが損傷している
ディスプレイが損傷している場合、画面に線が入ったり、映像が乱れたりし、Macの画面が表示されないことがあります。
この場合、ディスプレイを交換することで問題が解決されることがあります。しかし、外部ディスプレイに画面が表示される場合、内部ディスプレイの問題であることが分かります。この場合、データの要不要に応じて専門業者に相談してください。
内蔵ハードウェアの故障(GPU・RAM・電源ユニットなど)
Macは、HDD/SSD以外にも多くのハードウェアが搭載されており、これらのハードウェアは、パソコンの正常な動作に欠かせない要素となっています。
たとえば「GPU(グラフィック処理パーツ)」がクラッシュすると、画面が正常に表示されず、ユーザーは作業を続けることができません。
同様に「RAM」が故障した場合、パソコンは非常に遅くなり、応答性が低下します。特に「電源ユニット」が故障した場合、パソコンがまったく起動しなくなることがあります。
こういった内蔵ハードウェアの故障は、自力での対応が困難です。専門業者まで対応を依頼しましょう。ただし、どのような業者を選ぶかは、 目的ごとに大きく変わってきます。
たとえば、パソコンの起動を優先する場合は「修理」を、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い


大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
MacOSの問題
MacOSに問題がある場合、パソコンが正常に動作しなくなることがあります。例えば、OSアップデートが失敗してしまった場合、パソコンが正常に起動しなくなることがあります。
この場合は、OSを再インストールすることで問題が解決されることがありますが、データが消えてしまう可能性があるため、バックアップを取ることが重要です。
マルウェアの感染
パソコンがマルウェアに感染すると、パソコンが動作しなくなったり、個人情報が漏洩することがあります。ウイルス対策ソフトを定期更新し、スキャンを実行することが重要です。
設定の問題
Macの設定を誤ると、起動障害が生じる可能性があります。この際「起動時のパスワード入力の有効化」、「ファイアウォールの設定」、「アップデートの自動化」などを行うことで問題が解消される場合があります。
ただし、まともに起動しないMacで設定を変更するのが難しいこともあります。このような場合、専門家に相談することをおすすめします。専門家は、様々な設定に対応することができるだけでなく、原因を正確に特定・修復することができます。
ディスプレイが損傷している
ディスプレイが損傷している場合、画面に線が入ったり、映像が乱れたりすることがあります。この場合は、専門家による修理が必要になることがありますが、事前にセーフブート(診断用モード)で起動できる場合、バックアップを取ることで、データの損失を抑えることができます。
ストレージ(HDD/SSD)のトラブル
Macの内蔵HDD/SSDの故障には、大きく【論理障害】と【物理障害】の2つがあります。復旧に必要な作業は、これら原因によって異なります。
データが消えてしまった場合も、特殊なツールを使用することでデータを取り出せる可能性があります。ご相談ください。
【論理障害】と【物理障害】の違いは主に次のとおりです。
論理障害

論理障害とは、HDD/SSD本体や部品に故障はなく、データ自体が故障している状態のことを言います。通常、論理障害が発生した場合、データにアクセスできなくなります。
たとえばファイルシステムに障害が発生している場合や、誤ってデータを消去・上書きしてしまった場合が、論理障害の原因として挙げられます。
なお、MacbookやiMacのファイルシステム(APFS・HFS)は構造が複雑であるため、論理障害といえど、修復やデータ復旧には専門知識が必要となるケースが多々あります。
私たちデジタルデータリカバリーでは、全ての症例を電子カルテ化し、原因の診断や復旧に活用しています。他社様で復旧不可能でも、当社では復旧が可能なケースも多いため、まずはお気軽にお問い合わせください。24時間365日で、無料相談を受け付けています。
物理障害

物理障害は、HDD/SSDが破損しているか、部品が故障している場合に発生します。
代表的な物理障害は次のとおりです。
- 磁気ヘッド障害が発生している(HDDの場合)
- 不良セクタが発生している
- ファームウェア異常が発生している
磁気ヘッド障害が発生している(HDDの場合)

磁気ヘッドは、磁気ディスクへのデータの読み書きを行う装置です。HDDは通電中に磁気ヘッドとプラッタの間を保ちながらデータの読み書きを行います。しかし、磁気ヘッドが故障している状態で稼働させてしまうと、磁気ヘッドがプラッタに接触し傷をつけてしまう可能性があります。
最悪の場合、「スクラッチ」と呼ばれる重度物理障害につながり、データの復旧が困難になることもあります。HDDから異音がした場合、ヘッド障害が発生していることが多いため、すぐに電源を落として操作を中止しましょう。
不良セクタが発生している

データを記録する場所は、HDDにおいて「セクタ」と呼ばれ、読み書きができなくなった箇所を「不良セクタ」と呼びます。
不良セクタが発生する原因は、「物理的なダメージ」、「電力の供給不足」、または「データの書き込みエラー」などが考えられます。
通常、HDDは製造時に一定数の不良セクタがあることが許容されていますが、その数が増加すると、HDDの故障につながることもあります。特に、重要なデータを保管している場合は、不良セクタの発生に関する注意が必要です。
異音がするなど物理症状が見受けられる場合、不用意な操作を控え、専門業者まで対応を依頼しましょう。
ファームウェア異常が発生している

ファームウェアとは、データの読み書きなどを制御するソフトウェアのことです。ファームウェアが異常が出ると、異音など別の障害でも見受けられる症状が発生することも多く、原因の特定が難しいことがあります。
特に近年のファームウェアはメーカー、型番、製造年月日によって構造が異なるなど、構造が複雑になっており、復旧難易度が高いとされています。
技術力の乏しい業者に依頼し、復旧作業に失敗すると、データを消失する恐れがありますので、異音など物理症状が見受けられる場合は、HDD復旧の実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
Macが起動しない時に自分でできる対処法10選
まずは自分で試せる対処法を紹介します。
業者に頼らず自分でMacを起動できる対処法は以下の通りです。
ただし、この対処法で対応できる症状は、軽度のトラブルの場合に限ります。少しでも物理的な故障が疑われる場合や自分での対処に不安がある場合はむやみに操作しないようにしましょう。
この対処方法を試しても、正常に起動できない場合、深刻な物理障害(ハードウェア障害)が発生している可能性がきわめて高いと考えられます。
このようなケースで対処法を試した結果、Macに大きな負荷がかかり、ツールをかけるだけで状態が悪化することも珍しくありません。
当社では、無料相談・診断を実施しています。データ復旧が必要な場合は、お気軽にご相談ください。経験豊富なエンジニアが、確実な復旧作業を行います。
対処法1 Macの電源ケーブル接続、充電を確認する
まずは電源が入るかどうかの確認をしてください。Macの電源ボタンを押して駆動音が聞こえない、CapsLockキーを押しても緑ランプが点灯しないときは、以下のポイントを確認してください。
デスクトップ型Mac(iMacやiMacPro)の場合
MacやiMacProの場合、電源の供給は電源ケーブルで行われています。そのため、まずは電源ケーブルがしっかり接続されているか・コンセントにしっかりと差し込まれているかを確認しましょう。
ノートブック型Mac(MacBookAir、MacBookPro)の場合
MacbookAir、MacbookProといったノートブック型のMacの場合、電源の共有はバッテリーから行われています。そのため、充電がしっかりできているのか確認しましょう。一番確実なのは、充電ケーブルを接続することです。
ただ、接続していてもコードの不良などで電源が供給されていない場合も考えられます。可能であれば、別のMacbookにケーブルをつないでみてちゃんと電源供給ができるかどうかも合わせて確認できると確実です。
充電を確認後、Mac の電源を入れ直しても正常に起動できない場合は、そもそもMacが故障している可能性が高いと考えられます。個人で対処せず、専門業者まで相談しましょう。
対処法2 不要な電力を放電する
パソコン内に不要な電力が帯電しているために電源が立ち上がらないケースがあります。この場合は不要な電力を放電することで、フレッシュな状態で電源を立ち上げることができます。放電する方法は下記の通りです。
- Macのパソコン上で起動しているすべてのアプリケーションを終了します。
- Macのパソコンにつないでいるマウス、キーボード、USB、外付けHDDなど、すべての機器を外します。
- パソコン上からスリープ状態にします。
- スリープ状態を解除しMacを再起動します。
対処法3 システム管理コントローラ(SMC)リセットを行う
SMCとはシステム管理コントローラのことを指しており、電源やバッテリー、センサーなどを管理しているシステムです。
電源ボタンを押してもなにも反応がない、MacbookAirやMacbookProの蓋を開け閉めしても反応しないなどといった場合は、SMCリセットの作業をを行うことでトラブルが解決することがあります。なお、SMCリセットを何度も繰り返すとMacに負担がかかるため、繰り返し作業を行うのは控えて他の対処法を試しましょう。
Macシステムを終了し、「control 」+「option (Alt)」+「shift」と電源ボタンを10秒以上、同時に押し続けた後、数秒後に電源を入れると完了します。
デスクトップの場合はシステムを終了し、Macの電源コードを抜いて15秒ほど待つとSMCのリセットが完了します。
対処法4 NVRAM(PRAM)リセットを行う
MacbookやiMac が起動しない場合に有効な手段の一つとして、NVRAM(PRAM)のリセットがあります。NVRAM(PRAM)とは、Macが起動する時に必要な情報を記憶する小容量のメモリのことです。NVRAM(PRAM)のリセットはSMCリセットと同様に、滅多に行う必要のない操作ですが、電源が入るがMacが起動しない際に試すことで不具合が解消される可能性もあります。
- パソコンの電源を切ります。
- 再度、電源を入れすぐに「P」+「R」+「command」+「option」の4つのキーを同時押し続けます。
- Macを再起動し、起動音が2回するまで、キーを押し続けます。
しかしこの方法を行っても起動できない場合は、MacBookやiMac本体が物理的に損傷している可能性が高いため、それ以上の操作を控えましょう。もし重要なデータがMac本体に保存されている場合は、データ復旧の専門業者まで相談することをおすすめします。
対処法5 起動ディスクを修復する
起動ディスクとは、パソコンが起動される時に必要なデータが保存されているディスクのことです。起動ディスクを修復することで「はてな(?)マーク」が表示されなくなり、正常に起動できる可能性があります。起動ディスクを修復する手順は以下の通りです。
- 電源ボタンを電源が切れるまで長押しします。
- 電源を入れた直後に「Command」 + 「R」ボタンを押し続けます。
- macOS復旧で、ディスクユーティリティを使って起動ディスクを修復します。
- ディスクユーティリティでエラーが見つからない、もしくは見つけたエラーを修復した場合はmacOSを再インストールします。
対処法6 セーフモードで起動する
セーフモードで起動とは、最小限のシステムだけで起動することを言います。通常の起動ができなくても、セーフモードなら起動する可能性があり、OSが正常に起動しない時にMac本体に問題があるのか、インストールしたアプリなどに問題があるのかを判断できます。
セーフモードで起動する際にはシステムの修復が自動的に行われるため、トラブルが解消できることもあります。
- Macの電源を落とし、その後電源ボタンを押します。
- 「shift」キーを長押しして、Appleのロゴが表示されたら指を離します。
- 起動が可能な状態であれば、しばらくしてセーフモードで起動されます。
セーフモードでの起動が確認できたら、一度電源を落とし、再度いつも通りの方法で電源を入れてみましょう。
対処法7 リカバリーモードで起動する
リカバリーモードとは、MacOSの再インストールをしたり、HDDの修復や削除を実施するときに使用されています。Macが起動しないときは、OSやHDDが原因で起動しないケースが多いです。リカバリーモードで起動することで、MacOSの再インストールやHDDの修復が実行できます。リカバリーモード実行前には必ずバックアップをとってから実施しましょう。
- Macの電源を完全に落とします。
- 電源オフが確認できたら電源ボタンを押し、「command」+「R」を長押しします。
- Appleのロゴマークが出たら指を離します。
- 言語選択画面が表示され、MacOSユーティリティが出れば完了です。
対処法8 別の起動ディスクを使用する
起動ディスクとは、パソコンが起動される時に必要なデータが保存されているディスクのことです。起動ディスクを使用してMacを起動すると、このディスクに保存しているOSファイルが読み込まれてOSが立ち上がります。
Mac内に複数の起動ディスクがある場合は、別の起動ディスクを指定して起動すると、OSが立ち上がる可能性があります。別の起動ディスクを使用する手順は以下の通りです。
- Macの電源を落とします。
- 電源ボタンを押し、「option」を長押しします。
- Appleロゴが表示されたら指を離します。
- 起動ディスクの選択画面が表示されるため、普段とは違うディスクを選択します。
対処法9 Time Machineで修復する
Time MachineとはMacに組み込まれているバックアップ機能のことです。
物理的な破損などの問題がなければ、Time Machineを使用して、起動時の読み込みバーが途中で止まる、円と斜線の禁止マークが表示されて起動しないといったトラブルが解決する場合があります。
対処法10 HDD(ハードディスク)やメモリの互換性を確認
新しくHDDやメモリを購入した場合は、互換性のあるものかを確認しましょう。
HDDやメモリは、規格というものがあり、この規格がMacのパソコンと合っていない場合は正しく起動できません。
Macのパソコンの中には、見た目は同じでもバージョンによって対応している規格が変わっている可能性があります。
ハードウェア故障の可能性がある場合
ここまで紹介した対処法を試してもMacが起動できない場合は、ハードウェアの故障の可能性が高いです。
故障か判断できない時は、Macに搭載されてる「Apple Diagnostics」という機能を使用し、Mac本体やハードウェア部分に問題がないかを診断しましょう。
Apple Diagnosticsで診断する
Apple Diagnosticsで診断する手順は下記の通りです。
- Macのシステムを終了します。
- Macの電源を入れてすぐに「D」キーを長押しします。
- 「進行状況バー」もしくは「言語の選択画面」が表示されたら、指を放します。
- ハードウェアの診断画面に切り替わり診断が開始されます。
ここでハードウェアの故障が確認されたが場合は、修理業者やメーカーに修理を依頼するか、データ復旧業者へデータ復旧を依頼しましょう。
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い


大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
Macが起動しない時に気をつけたいポイント
Mac内のデータを失わないために注意していただきたいのは以下3点です。
データ復旧の成功率は、症状発生後の対処法により大幅に変わります。障害箇所がわかっていない段階で、独自に作業を進めることは、本来救えたデータを失うリスクを上げてしまいます。
再起動を繰り返さない

原因が不明確なまま、再起動を繰り返してしまうと、障害箇所が無理に稼働してしまいます。不良セクタや磁気ヘッド障害などの症状を悪化させてしまうだけではなく、重度の障害に発展してしまうリスクも伴います。
すぐフォーマット・OS再インストールを行わない

論理障害が起きているとご自身で判断し、フォーマットやOSの再インストールを行ったが復旧できなかったとご相談いただくケースもあります。
バックアップがとれていない状態でフォーマットやOSの再インストールを行うと、既存のデータが上書きされてしまい、データにアクセスできなくなる恐れがあります。
必要なデータが残っている場合は、絶対に行わないでください。
電源を切り通電を避ける

磁気ヘッドやモーターといったHDD(またはSSD)の内部部品に障害が発生している際には、データ記録面の磁気ディスクと、読み書きする磁気ヘッドが正常時とは異なる動作をすることになります。
通常2nmある隙間が保てなくなり、部品が接触しあいスクラッチという深刻な障害を引き起こしてしまいます。最悪の場合、データを取り出すことが不可能となってします。
Macが起動しない状態に陥ったら、、、

Macに特化した知識を持つ専門のアドバイザーがお客様の状況を伺いながら適切な対処法をお伝えいたします。
Macを長持ちさせるために意識したいこと
そもそも大切なMacを長く使うにはどうしたらいいのでしょうか。普段のMacの使い方を変えるだけで、Macのパソコンを長い間使うことができます。
Macを長持ちさせるためには以下の項目を意識しましょう。
- スリープモードを駆使する
- フル充電後に充電をし続けない
- カバーをつける
- たまに再起動を行う
- 不要なアプリを停止する
難易度の高いMacのデータ復旧
Macbook・iMacといったApple製品のパソコンはWindowsと比較しても復旧の難易度が高い傾向にあります。理由としては主に2点です。
ファイルシステムやプログラムの構造が特殊
Apple製品のパソコンはファイルシステムやプログラムの構造が、ほかのメーカー機器と比べて複雑になっています。MacOS(APFS・HFS)はApple特有のものなので復旧難易度が高まります。
筐体の構造が特殊
Macbook・iMacともに筐体の構造自体も他メーカー機器に比べて特殊です。パソコンからHDD(またはSSD)を取り出すための解体作業や、復旧完了後の組み立て作業にも技術が必要になります。
起動しないMacからデータを取りだす場合、Macに対するデータ復旧実績がある業者かどうかは必ず確認したほうがよいでしょう。
デスクトップ、ノート型に幅広く対応
当社ではデスクトップ型(iMac、iMacPro)、ノートブック型(MacBook、MacBookAir、MacBookPro)の全モデル・全OSに復旧対応しております。


データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計36万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も5,700件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。

復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去36万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。


対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました

※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数36万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。