パソコン修理とは違う!
データ修復・修理は精密な技術
HDD(ハードディスク)の修理・修復方法
HDD(ハードディスク)に異常が発生し、中に保存していたデータがすべて消えてしまった。
バックアップも取っておらずどうすればいいのかわからない...。
このページではHDDが故障してしまう原因や症状とその修復方法について説明します。
大切なデータを取り戻すためにHDDの修復(修理)方法について正しい知識を身につけましょう。
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パソコン修理とは違う HDD修理は精密な技術!
1. HDD(ハードディスク)修理・修復とパソコン修理の違い
HDD(ハードディスク)の修理作業はパソコン修理と全く異なります。似ていると勘違いされやすいのですが修理方法や工程数の多さ、必要としている技術に大きな差異があるのです。また、目的に関してもHDD修復(修理)はデータの取り出しですが、パソコン修理は機器を再度使えるようにすることを目的としています。

HDD修理では失敗してしまうと2度と復旧できなくなってしまいます。
・高度な部品交換技術を駆使し、
手術室同等クリーンルームにて行う部品交換
・トップエンジニアによる
プログラム解析・調整・修正
・液晶やマザーボードなどの部品交換

HDD(ハードディスク)に異常が!
2. HDD破損時の主な障害
お問い合わせの多い障害は大きく2種類に分けられますが、データ修復(修理)専門家の知識による初期診断によって正しく判断されます。ご自身で判断して修復(修理)作業を進めてしまうと障害を併発させてしまい、データが取り出せなくなる可能性がありますので気をつけましょう!

1. 物理障害
認識しない
アクセスしない
異音がする
機器が破損してしまった
など

2. 論理障害
データを削除した
初期化(フォーマット)した
上書きした
エラーが表示される
など
このように物理的・論理的な障害が発生した場合、各修復(修理)方法は大きく異なります。 また、それぞれに必要とされている設備や技術も高度なものとなり、個人での修復(修理)作業は難しいものといえます。
HDD(ハードディスク)はどのように修復される? 高度な技術が必要!
3. HDD(ハードディスク)修復(修理)方法
1 物理障害の修復(修理)方法
物理的な障害を持つHDD(ハードディスクを修復(修理)する際に必要とされているものが設備と技術力です。
ハードディスクは世界一精密な機器。少しの埃や塵がディスクに付着するだけでデータの取り出しが不可能になってしまう可能性があります。
では物理的に壊れてしまったHDD(ハードディスク)はどのような方法で修復(修理)されるのでしょうか?

①部品交換
物理的に破損したHDD(ハードディスク)の内部の部品を交換します。
ディスク上に埃や塵が付着すると不具合が生じてしまうため、HDDを開封しての作業は塵や埃を寄せ付けない空間で行なわなければいけません。
②ファームウェア修復・修理
ファームウェアとはHDDの動作プログラムのことを指します。経年劣化や、外部からの衝撃による内部部品の破損が主な原因です。破損具合により症状の重さは異なりますが、重度障害を持つ機器の修復は難易度が非常に高いです。
③クローン作成
一時的に動作可能となったHDDからクローン用HDDにデータを移し次の工程に繋げます。
④ファイルシステム解析・修復
内部データのシステムを解析するとともに、破損個所を修復します。

クラス100のクリーンルーム
当社では…
クリーンルームの中でも特に清浄度が高い空間『クラス100』を採用しており、安全性を担保した状態で復旧作業を行っています。

平均7,344台のドナーHDD(ハードディスク)
部品交換はHDD(ハードディスク)のメーカー、型番、製造年月日などが一致しないと行うことができませんが当社には平均7,344台のドナーHDDが常時ストックされている為、ご依頼をいただいてすぐに修復作業に着手することができます。
2 論理障害の修復(修理)方法
論理障害が発生したHDD(ハードディスク)を修復(修理)する際に必要とされているのは判断力と技術力です。論理障害だけだと判断し、HDDの修復作業を進めてしまうと物理障害を併発させさらに症状を悪化させてしまう可能性があります。
では論理的に壊れてしまったHDD(ハードディスク)はどのような方法で修復(修理)されるのでしょうか?

①正しい初期診断
そもそもお客様の機器は本当に論理障害だけなのでしょうか?
修復(修理)を開始する段階で障害の判断が間違っていると物理障害が併発したり、その後のデータの取り出しの確立が下がってしまいます。
②ファイルシステム修復
ファイルシステムとはデータの位置情報やファイルの種類などを管理しているシステムのことを指します。ファイルシステムの修復は障害が重度なものほど複雑化しており、ご自身で修復(修理)できない状態に悪化してしまう可能性があります。
③データ抽出・データカービング
データのディレクトリ構造ごと、もしくは拡張子ごとにデータを取り出しバックアップにデータ保存します。削除やフォーマットによって失われたデータも、この作業で復元を可能とします。

初期診断を行うトップエンジニア
当社では…
当社は累計ご相談数29万件を超える実績があり、多くの経験を積んだトップエンジニアが多数在籍しております。お客様の機器の障害を突き止め復旧率を割り出します。

16進数に変換後のデータ
当社の論理専門トップエンジニアは、専用のツールを使用しデータを16進数に変換したあと、内部のデータを目視で確認・修復を行います。膨大な数の羅列された文字の中から、誤った値や消失した値を見つけ出すことで修復作業が行われます。
3 自分で修復する場合のデメリット
実はご自身でもHDD(ハードディスク)の修復(修理)作業は可能です。
しかし修復設備やツールが整っていない場合や、修復ソフトを使用する場合にはHDD(ハードディスク)の症状を悪化させてしまう可能性があります。
大切なデータを取り戻すために、ご自身で修復する場合のリスクについてご説明いたします!

①HDD(ハードディスク)を開けない!
当社の論理専門トップエンジニアは、専用のツールを使用しデータを16進数に変換したあと、内部のデータを目視で確認・修復を行います。膨大な数の羅列された文字の中から、誤った値や消失した値を見つけ出すことで修復作業が行われます。

②修復(修理)ソフトを使用する場合
手軽で簡単に行えるのがデータ修復ソフト。これはシステム面の不具合や、ファイルシステム障害を修復する機能を持っており、主に論理障害に対応しています。
しかし修復(修理)できるのは軽度の論理障害です。修復ソフトは重度の論理障害の修復が難しいだけではなく物理障害も併発させてしまう可能性があります。

① 24時間365日受付 年中無休でご対応!
② 機器のお持込みから最短5分で無料初期診断完了!
③ ご依頼の約8割は48時間以内に復旧完了!
安全にデータを修復(修理)したい!
4. データを取り出す確率を高めるポイント
大切なデータを確実に取り戻すためにはそれ以上操作をしないことが重要です。

ご自身で修復(修理)したいお気持ちはよくわかりますが、
安全にデータを取り出すためにもいち早くデータ修復(修理)の専門業者に相談しましょう!
安心安全にデータ修復(修理)いたします
5. データ修復業者に依頼した際のデータ納品までの流れ


データ復旧費用は4つの要素で決まります
6. HDDの修復(修理)料金について
データ修復(修理)は4つの要素で決まります
-
1
総ディスク容量
どれくらいの大きさか? -
2
故障箇所
どこが壊れているか? -
3
難易度
どれくらい壊れている? -
4
工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額が気になる方は、まずお電話下さい。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 | 1TB以上 | 20,000円〜 |
500GB以上 | 10,000円〜 | 2TB以上 | 30,000円〜 |
500GB未満 | 5,000円〜 |
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。