パソコン(Windows)が立ち上がらない・起動しない原因と対処方法
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パソコン(Windows)が立ち上がらない・起動しない原因と対処方法

不良セクタ・磁気ヘッド異常が発生している可能性があります。

パソコンを起動しようとしたら、正常に起動できない。立ち上がらない。電源がつかない。再起動が繰り返される。
パソコンのトラブルの中でも非常に多いのが、この「起動しないトラブル」です。電源コードや周辺機器の不具合ではない場合、機器内部に重篤な障害が発生している可能性もあります。内部に障害が発生していると、通電により二次的な障害を生む可能性があるため、まずはコードを外し、電源を落とすことをおすすめします。

今回は、パソコンの電源が入らない、起動しない際の原因と対処法をご紹介します。少しでも早い復旧が必要な場合には、下記よりアドバイザーにご相談ください。

1. パソコンが起動しないトラブルの症状と対処法

パソコンが起動しない、立ち上がらないトラブルには、その症状によって対処法が変わってきます。ここでは、症状ごとの対処法をご紹介します。

注意:ご紹介する対処法は、通電を伴うものがあります。機器内部に物理的な故障が生じている場合、パソコン内部のデータを失うなどの重篤な障害につながる可能性があります。大切なデータが保存されている場合には、通電した状態で様々な方法を試みることはおすすめしません。専門アドバイザーへご相談のうえ、無料の初期診断で原因の特定をされることをおすすめします。


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①電源ランプが点灯せず起動しない、電源がつかない

この場合、多くは「電源ユニット」の故障が原因になっています。
電源ユニットはパソコンに安定的に電力を供給するためのパーツです。電源ユニットが不具合の原因であると特定できれば、これらを取り替えることで症状は改善するはずです。

パソコンの購入から5年以上経過している場合、経年劣化も考えられます。この場合も、基本的には電源ユニットやバッテリーの交換が必要になります。
もし電源ユニットが故障していない場合、原因特定には複合的な障害の有無の確認が必要です。高度な専門知識と設備を要するため、復旧の専門家へ相談をすることをおすすめします。


②メーカーロゴは表示されるが、先に進まない

この症状が出ている場合、OSに関する何かしらの障害が起きている可能性が高いです。

OS(Operating System)はコンピュータシステム全体を管理しています。この管理部分であるOS部分に障害が発生している為に、ロゴ画面から先に進まないという状況に陥ります。
パソコンを起動する際にはパソコンを構成するパーツの起動が行われた後、次にOSが立ち上がります。OSの起動画面まで進むことから、パソコンを構成するパーツに問題がある可能性は低く、OSまたはOSが保存されているHDDまたはSSDといった記憶媒体に異常があることが想定されます。


▼「メーカーロゴは表示されるが、先に進まない」関連記事はこちら

Windows10が起動しない・立ち上がらない Windows 7の起動画面から先に進まない
Windows Vistaの起動画面から先に進まない WindowsXPの起動画面から先に進まない
Macの起動画面から先に進まない  

③黒い画面にエラーメッセージが出る

この症状が出ている場合も、OSや、OSが保存されているHDDまたはSSDに関する何かしらの障害が起きている可能性が高いです。
ただし、物理的な障害が発生している場合も多く、その場合は自力で復旧を試みることで記録媒体に重篤な負荷を与えてしまい、状態を悪化させる可能性があります。
失いたくないデータが保存されている場合には、電源を落とした上でアドバイザーへの相談をおすすめします。


▼「黒い画面にエラーメッセージが出る」関連記事はこちら

黒い画面にご迷惑をおかけしております・・・と表示される 黒い画面にDISK BOOT FAILUREと表示され先に進まない
黒い画面にHard Disk ERRORというエラーメッセージが表示される 黒い画面にOperation system not foundというエラーメッセージが表示される

④モニターや接続端子が故障している

パソコン本体ではなく、接続しているモニターが故障していることでパソコンが起動していないように見える場合があります。モニターの電源入っているか、接続端子が正しく繋がれているかを確認しましょう。
もし、他のモニターに接続して問題なく表示される場合、パソコン自体に問題はなく液晶画面を交換することで不具合が解消される可能性があります。



2.解説 - なぜパソコンが起動しないのか

パソコンが起動しない

周辺機器に問題がないにもかかわらず、パソコンが起動しない・立ち上がらない場合には、データの記録にかかわるハードディスク(HDD)の内部で障害が起きている可能性があります。
ハードディスクの障害には大きく分けて二つあります。

①物理的な障害が発生している
②論理的な障害が発生している


以下にそれぞれの特徴をご紹介します。

①物理的な障害が発生している

ハードディスクは、磁性体の変化を利用してデータを記録する記録装置です。精密機械であり、微細な動きをするいくつもの部品から構成されています。この部品が経年劣化や動作不良により故障すると、OSが読み出せなかったり、そもそも駆動できずにパソコンが起動しなくなる場合があります。

ハードディスクの物理的な障害とは、たとえば下記のような事象を指します。
・データ記録箇所であるセクタに異常が発生し、データを読み込めない
・データを読み書きする磁気ヘッドの不良により、データの読み込みが正常に行えない

②論理的な障害が発生している

ハードディスクを動作させるプログラムに問題が発生することを論理障害と言います。

具体的には、下記のような事象を指します。
・OSの動作に必要な情報であるシステムファイルの破損により、OSが読み込めない
・データを管理するルールであるファイルシステムの破損により、起動に必要な情報以降のデータが読み込めない


【OS(Operation System)】
OSとは、パソコンのシステム全体を管理するソフトウェアのことです。OSが認識できないとパソコンが起動しないため、操作不能になります。
※強制終了を何度も行う行為は、この症状を繰り返し引き起こす原因となり、内部のシステム障害を悪化させる危険があります。ぜひお気をつけください。


3. パソコンが起動しない! 内部のHDDでは何が起きている?

筐体内部のハードディスクに障害が発生

ハードディスクに物理的・論理的な障害が発生している場合のより具体的な故障原因についてご紹介します。

なお、このような故障箇所の特定を自分で判断することは難しく、複数の障害が同時に発生することもよくあります。判断と対処を誤るとさらなる障害の悪化やデータ消失に繋がるため、慎重に行うようにしてください。


磁気ヘッド障害(物理障害)

データは、記録媒体である磁気ディスクに保存されます。磁気ヘッドは、この磁気ディスクへのデータの読み書きを行う重要な役割を担っています。
HDDの中には多くの場合複数のヘッドが存在します。HDDに複数のディスクが搭載されていたり、磁気ディスクの両面がデータ記録面になっていることで、両面にヘッドを搭載されていたりするからです。そのため、複数のヘッドのうち一箇所でも故障があれば、そのヘッドが読み書きを担当する部分の読み込みが上手く行えなくなります。パソコンが起動しない症状が起きている場合は、OSのデータを記録している部分を読み込むヘッドに故障が生じている状態といえるでしょう。 また、磁気ヘッド障害が起きている場合、通電を続けるとスクラッチという新たな重度障害につながり、最悪の場合救えたデータも救えなくなってしまいます。通電は避けましょう。


不良セクタ(物理障害)

セクタとは、データを記録する箇所の最小単位。不良セクタとは、データの読み書きができなくなった箇所のことを指します。HDDには製造段階から沢山の不良セクタが存在し、出荷時にはその箇所を回避してデータの読み書きを行うように設定されています。しかし、自然劣化によっても不良セクタは増えてしまいます。不良セクタがあまりに多くなると、情報の管理を仕切れなくなり、HDDに異常が発生します。
パソコンが起動しない症状が起きている場合、OS起動に必要なデータが保存されたセクタが劣化によって不良セクタになってしまい、元々そこに保存されていたデータを読取れない状態といえるでしょう。
また、回避するように指示されない不良セクタ部分を、ヘッドがそれとは知らずに何度も読み込もうとすると劣化が進み、ヘッド破損につながります。また、ヘッドが破損した状態で通電を続ければ、最悪の場合スクラッチという重度障害につながります。


ファイルシステム異常・OS不良(論理障害)

パソコンが起動しない場合、ファイルシステムが破損していることで、起動に必要なブート情報は読み込めるがその先のデータが読み込めない状態にあります。
ファイルシステムとは、OS(operation system)がもつ機能の一つで、データの全てを管理するルールのことです。パソコンでは管理するファイルシステムの一部にNTFSを採用しています。NTFSパーティションには必ず中核となるMFT(Master File Table)が存在します。MFTとはファイルの全ての保存位置情報を管理している部分を言い、本で言うと目次のようなものです。 NTFSのパソコンでは、あるデータを開こうとした際、パソコンは以下の手順を踏みます。

① MBR(Master Boot Record)にてパーティションを探す
② パーティション内のDBR(Data Boot Record)を通してMFTに入る
③ MFTからたどり着きたいデータの所在地を探す
④ データ(ファイル)を開く

もし、あるデータ(ファイル)の内容を変更・上書き保存すると、データの所在地を保存するMFTも情報の更新を行います。しかし、更新完了していない状態で強制終了を行うと、次回起動時に必要なデータが読み込めなくなる可能性があります。パソコンが起動しない症状の場合であれば、OSの一部が更新失敗した状態にあると考えられるでしょう。


あなたの大事なデータ、バックアップとってありますか?
「パソコンが起動しない」 「画面が真っ黒」 「大事なデータ入っているのにPCが操作できない」
そう悩まれている方、ご安心ください。たとえPCが壊れていても、データの救出は可能な場合がほとんどです。症状発生後の通電作業時間や、対処法などによってデータ復旧の成功率は変わります。症状発生後、まだ通電中だという方、そのまま通電しておくと症状の悪化をもたらし救えたデータまで消失しかねません!
パソコンが起動しない状態に陥ったら、、、

HDDが認識しないと表示された時の対応 3STEP

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4.パソコンが起動しない時の注意点

パソコン内のデータを失わないために注意していただきたいのは以下3点です。

①再起動を繰り返さない
②OS再インストールは行わない
③電源を切り、通電を避ける

データ復旧の成功率は、症状発生後の対処法により大幅に変わります。
障害箇所がわかっていない段階で、独自に作業を進めると、本来救えたデータを失うリスクを高めてしまいます。実際に当社にご相談いただいた方にも、パソコンが起動しない・立ち上がらない症状発生後に上記の3点のいずれかを行ってしまったために症状が悪化してしまうケースが多々あります。
当社では、業界でも復旧不可と診断されるような重度障害の起きているHDDからもデータを復旧してきた実績が多々あり、技術力も業界随一です。しかし、大事なデータが救い出せるか否かはご自身の行動にもかかっているのです。
一つの症状に対してあらゆる障害が発生していることは、上記のデータからもお分かりいただけるかと思います。次に行うべきは専門の技術者への相談です。


①再起動を繰り返すと、、、

時には再起動に成功し、そのまま使用を続ける方もいるようですが、一時的に再起動できただけであり、根本的な障害が解決されているとは限りません。
症状が発生した後の再起動、通電行為は不良セクタ・磁気ヘッドなどの重度障害に発展させてしまうリスクとなります。そのまま使用し続けないようご注意ください。

再起動を繰り返さない

②OS再インストールをすると、、、

論理障害が起きていると判断し、ご自身でOSの再インストールをしたけれど直らなかったと依頼されるお客様がおります。
バックアップがとれていない状態でOSの再インストールをすると、既存のデータが上書きされてしまう恐れがあります。
必要なデータが残っている場合は、絶対に行わないでください。

OSは再インストールしない

③通電を続けると、、、

ヘッド、モーターといったHDDの部品異常が起きている際には、データ記録面の磁気ディスクと、それを読み書きする磁気ヘッドが正常時とは異なる動作をすることになります。通常時に保っている2nmの隙間が保てなくなり、接触することでスクラッチといった新たな障害につながります。データ救出の難易度を著しく上げ、深刻なケースではデータを二度と救出できなくなります。

通電を続けてはいけない

5.再起動・通電を続けると起こる3大致命傷とは?

エラーや障害が起きた状態で、通電や再起動を繰り返すと以下のような致命傷を負う可能性があります。以下のような症状が起きてしまうと高い確率でデータが復旧出来なくなってしまいます。原因の追究や対処法の模索は電源を落としてからにしましょう。
また、データ復旧を確実に行うには高いスキルと設備が求められます。無作為な対処でデータが消えてしまう前に、無料電話相談・診断にて専門のアドバイザーに対処法を相談する事をお勧めします。

再起動・通電を続けると起こる3大致命傷


6.パソコンが起動しないトラブルの復旧方法

①物理障害発生時のデータ復旧

POINT1 クリーンルーム
デジタルデータリカバリーのクリーンルーム
AIRTECH社製クリーンルーム
・Hシリーズクリーンブース(前面層流)
・ISO-5(クラス100)
・型番 HCB02-142420A5

HDDはとても精密な機器で、内部にチリやホコリが付着しただけで故障してしまいます。そのため、初期診断を通して物理障害と判明した場合、特殊な作業服を着用した技術員が無菌手術室と同様の環境、クラス100のクリーンルームにて復旧作業に当たります。 クリーンルームのクラスとは清浄度の単位で、クラス100とは、空気1立方フィート(1辺30cm)あたりに、粒子径0.5μm(ミクロン)以上の粒子が29個あることを言います。これは新生児・未熟児室の100倍綺麗な環境です。
国内100社以上あるデータ復旧業者の中でも、クリーンルームを自社で保有する業者は数えるほどしかありません。その中の1社がデジタルデータリカバリーです。


POINT2 部品交換
常時平均7,344台の部品在庫を保有

物理障害時の作業では部品交換が必要です。 部品交換も決して簡単ではなく、同じメーカー・型番でも、複合する条件が全て揃わないと適合せず、動かないケースがあります。当社では常時平均7,344台の部品在庫の中から適合するものを選び出し適切な対処をします。 HDD物理障害時の復旧環境と技術は、医師が心臓移植手術を行うのと似ていると言えるでしょう。


②論理障害発生時のデータ復旧

論理構造を見直す復旧エンジニア

パソコンは、OSを介して初めてデータが読み込めます。しかし、OSに異常が起きている状態でも、MBRが正常であれば、データ領域を把握し、OSの障害も関係なくデータのみを安全に抽出することが可能です。MBRに異常が生じている場合は、MBRの異常を取り除いた後、データを抽出します。


累積291,412件以上のご相談実績から的確な診断が可能
7.初期診断は最短5分

復旧作業に入る前に欠かせないのは、故障箇所を特定する初期診断です。故障箇所により復旧方法は大幅に変わるため、迅速かつ正確な初期診断はデータ復旧の要とも言えます。診断を誤れば、症状を悪化させる危険性を伴い、最悪の場合、復旧可能であったデータを手放しかねません。

当社では、専門の技術者による初期診断を無料で実施しています。累計291,412件以上の実績をまとめたデータベースを基に、的確に故障箇所を見極めることが可能です。突然パソコンが起動しなくなると焦って様々なことを試してしまいがちですが、大切なデータを失ってしまうことがないように専門家に相談してみることが確実です。後から後悔しないよう、最善の選択を検討してください。

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