パソコンの使用中に急に電源が落ちてしまうと、そのまま何も映らなくなってしまう場合や、電源はつくものの、WindowsやMacOSが起動しなくなる場合もあります。
タコ足配線や長時間使用が原因であれば、パソコンの再接続やしばらく放置するだけで解決することもあります。しかし、原因が別にあり、パソコンの電源が繰り返し落ちたり、再起動してもすぐ電源が落ちる場合、パソコンのエラーの修復ができず、専門家の手を借りる日必要があることもあります。
本記事ではパソコンの電源が急に落ちてしまう原因と対処法について解説します。正しく対処し、問題を解決しましょう。
目次
パソコンの電源が急に落ちる原因
パソコンの電源が急に落ちる場合、原因を一つ一つ確認していくことで適切な対処が可能となります。パソコンが突然シャットダウンする原因としては主に次のものが考えられます。
ただ、原因は必ずしも一つとは限らず、いくつかの要因がある可能性もあります。もしも自力で解決できないと感じたら、専門業者まで対応を依頼しましょう。
Windows10/11のパソコンがフリーズ・固まる・応答なしになる時の原因と対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
電源ユニットの故障
電源ユニット(PSU)は、パソコンの各部品に安定的に電力を送るための部品です。しかし故障していると、パソコン全体に電力を安定して供給できないため、電源が急に落ちることがあります。
電源ユニットが壊れる原因としては、電力サージ(一時的に電圧が上昇することで、電気機器にダメージを与える現象)や経年劣化が考えられます。
電源装置が正常に動作しているかどうかを確認し、必要であれば交換してください。
パソコンの電源周りの環境が悪い
パソコンの電源周りの使用する環境が悪くても、パソコンに十分な量の電流が流れず、電源が急に落ちることがあります。
パソコンの電源が急に落ちる問題には以下の要因が考えられます。
- 電源ケーブルのゆるみ
- 電源ケーブルの破損・劣化
- タコ足配線
以上の場合、電源ケーブルの交換や、使わないケーブルの取り外しなどを行う、直接コンセントに接続するなどして電力供給を安定させましょう。
オーバーヒート
パソコンが急に落ちる原因として、冷却システムが正しく動作しておらず、パソコンが熱を持ちすぎて冷却できていないためとが考えられます。
この場合、ファンやヒートシンクの作動を確認し、掃除することが必要です。また、ノートパソコン用に冷却パッドを使用することで、パソコンの過熱を防ぐことができます。
ハードウェアの不具合
ハードウェア(グラフィックカード、マザーボード、RAMなどの構成部品)に不具合があると、画面が青くなるブルースクリーンが発生したり、パソコンのパフォーマンスが低下し、電源が突然切れることがあります。
ハードウェアに不具合が発生する原因は、次のとおりです。
- 極度に高温または低温の環境下で使用している
- パソコンの内部にホコリやゴミが溜まっている
- マザーボードが寿命や衝撃などで物理的に破損した
ハードウェアの不具合は、定期的なメンテナンスやパーツの交換によって未然に防ぐことができます。たとえば、内蔵バッテリーが消耗していると、充分に充電しても、急なシャットダウンが頻発する場合があります。とくに購入から5年以上経過しているノートパソコンでは、バッテリー寿命による電力不足を疑ってみましょう。
また冬場の乾燥した時期は、マザーボードなどが静電気を帯びやすく、パソコンの故障の原因となります。この症状は一晩放置するか、数分放電を行うと復旧することが多いです。
ソフトウェアの問題
ソフトウェアの問題でパソコンがクラッシュした場合、電源が急に落ちる以外にもエラーメッセージが表示されたり、画面が青くなるブルースクリーンが発生することがあります。問題を解決するためには、原因を特定する必要があります。
なお、ソフトウェアに問題が発生する原因の多くは、次のとおりです。
ウイルス感染
パソコンの電源が急に落ちる理由として、ウイルスに感染していることが可能性としてあります。
一部のウイルスは、バックグラウンドで大量のデータを外部に送信させることでパソコンは過負荷状態に陥り、電源が急に落ちることがあります。
システムファイル破損
OSの起動情報はストレージ上にあるシステムファイルに記録されています。このシステムファイルは、OSが正常に起動するために重要な情報を含んでいます。
しかし、「突然のシャットダウン」「機器の抜き差し」「ストレージ(HDD/SSD)の破損」が原因でOSのファイルシステムが破損すると、パソコンの起動に支障が生じ、WindowsやMacも立ち上がらない場合があります。
このような場合、システムファイルチェッカー(SFC)などでシステムファイルを修復する必要があります。ただし、起動時に画面が青くなるブルースクリーンとなった場合は、ストレージやRAMの故障など、ハードウェアの故障も併発している可能性があります。故障したハードウェアを自力で対処することは難しいため、専門の業者に診断してもらう必要があります。
ソフトウェアとハードウェアのどちらに異常があるか見分けることは困難なため、まずは専門家までお気軽にご相談ください。
ストレージ(HDD/SSD)の物理的な故障
、HDD/SSDなど記憶装置(パソコン本体のデータが入った装置)が物理的に破損することを物理障害と呼び、以下の症状を発生させます。
- 「PCの電源が急に落ちる」
- 「ロゴ画面で停止する」
- 「ブルースクリーンが表示される」
- 「黒い画面に白い文字でエラーメッセージが表示される」
- 「PCが急なシャットダウンを繰り返す」
このような症状はパソコンのエラー修復ツールや市販のデータ復旧ソフトでは根本的に解決することができません。
やっかいなことに、こうした症状はソフトウェア障害(論理障害)でも発生します。そのため、パソコンに物理障害が発生しているかを自力で判別することは難しく、何度も修復作業を繰り返すと状態が悪化し、データが完全に破壊される恐れがあります。
物理障害は以下の出来事が原因で発生することが多いため、心あたりがある場合、自力で対処することは大変危険です。
- パソコンに強い衝撃や振動が加えられた
- パソコンが水没した
- パソコンを3~5年以上使用している
- パソコンがショートした
物理障害が発生したHDD/SSDを自力で修復するのは困難
物理障害が発生したHDD/SSDで「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
物理障害を起こしたPCのHDD/SSDからデータを取り出すには、専門の設備や、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた高度な解析技術が必要となります。
たとえばHDDは、わずかなチリが付着するだけで読み書きが不可能になるため、開封・部品交換するためのクリーンルームが必要です。また、SSDでもファームウェアの解析を行う専門設備が必要です。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。
データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
私たちデジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」とあわせて、24時間365日相談を受け付けています。また無料初期診断も受け付けており、専門家がハードウェアやソフトウェアの問題を診断し、最適な解決策を提案することが可能です。
物理障害と論理障害は判別できないことが多い
物理障害の発生しているノートパソコンでは、何度も修復作業を繰り返すと、HDD/SSDの状態が悪化し、完全にデータを消失させてしまう危険性が高くなります。
もし障害の原因を正確に特定せず、誤った処置・復旧作業を試すと、内部の状態が悪化し復旧の可能性が低くなってしまうので、ご注意ください。
論理障害と物理障害で共通する症状
「ロゴから先に進まない」「再起動を繰り返す」「フォーマットエラーが表示される」など論理障害の症状に当てはまるからといって、修復ツールを不用意に使うのは控えましょう。
これは論理障害と物理障害で共通する症状です。
「故障を判別できない」「安全にデータを取り出したい」場合は、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
なお、SSDには「異音・異臭がする」など、物理的症状がまったく生じないので、自力での原因把握は、いっそう困難となります。
業者によって技術力がまちまちのため要注意
データ復旧の専門業者では、専門家が長年培った技術的な知識を用いて、データを安全な手段で取り出します。
ただし、PCに内蔵されているHDDとSSDの復旧技術は大きく異なるため、業者の中には「SSDのデータ復旧は困難」というところもあります。
データ復旧を検討しているのであれば、HDDとSSDの両方の復旧実績がある業者まで相談してみることをおすすめします。デジタルデータリカバリーでは「電話」「メール」で、24時間365日ご相談を受け付けています。
PCの電源が急に落ちるなら専門家に早めに相談
ご自身で対処法を行い、解決しない場合は、パソコンのシステムや内蔵ストレージに深刻な異常が発生している可能性があります。
特にパソコンから異音・異臭がするケースや、使用環境を整えても正常に動作しない場合は、ご自身で対処できないほど障害が悪化してしまっているかもしれません。
また、「パソコンの電源が急に落ちる」という症状とは別に、次のような症状が過去に見受けられる場合、パソコンが物理的に壊れかけていると考えられます。
- パソコンが完全に起動しない
- ランプやファンが頻繁に点滅する
- 「巡回冗長検査エラー」などのメッセージや警告が表示される
- フリーズやブルースクリーンが発生して先に進めない
- 内蔵ハードディスクが「カチカチ」「カタカタ」と異音を立てている
これらの症状が見られる場合、専門業者に相談することをおすすめします。ただし、どのような業者を選ぶかは、 パソコンの保存データの必要性によって大きく変わってきます。
それぞれの専門業者の特徴は以下の通りです。
データが不要な場合:メーカーの修理・交換サービスを利用する
お使いのパソコンに不具合が発生した場合、保証期間内であれば、無償で修理や交換を受けることができる場合があります。
ただしメーカー・修理業者はパソコンを「起動させること」を目的としているため、修理・交換を行うと、内部のデータは原則として失われます。あくまで修理は、パソコンの動作を復旧するのが目的であって、そもそもデータ復旧は念頭に置かれていません。
清浄に動作しないパソコンに必要なデータがある場合は、メーカーに修理依頼を出す前に、データ復旧の専門業者に依頼するようにしましょう。
データが必要な場合:データ復旧業者を利用する
データ復旧業者では、壊れたパソコンやストレージから「データを救出すること」を目的としています。
データ復旧業者では、故障の原因を正確に特定し、自力では起動・修復できない機器からも、種類を問わずデータを取り出すことが可能です。
加えて、取り出したデータに文字化けや欠損といったデータ破損がある場合は、エンジニアの専門知識と技術力を駆使して、元通りアクセスできるように修復します。
パソコンの電源が急に落ちる場合、WindowsやMacも立ち上がらないことがあるため、バックアップを取るための操作もままならないことがあります。
データ復旧を専門とするデジタルデータリカバリーなら、電源が急に落ちるパソコンからデータ復旧に成功した実績があります。まずはお気軽にご相談ください。
パソコンの電源が急に落ちるときの注意点
注意点を確認せずに対処を行うと、誤った操作により障害を悪化させデータを失ってしまう可能性があります。「データ復旧は一発勝負」とも言われているため、必ず復旧前に確認しましょう。
通電や繰り返しの電源ON/OFF
電源のON/OFFする瞬間は、パソコンに大きな負荷がかかります。ストレージ(HDD/SSD)内に物理的な破損がある場合はさらに障害を悪化させる危険があるため控えましょう。
通電を行っただけでもデータの読み込みは行われるため、データが上書きされてしまいデータが復旧が難しくなってしまう場合もございます。
データ復旧が必要な時にOSを再インストールしない
OSの再インストール(リカバリー)を行うと既存のデータは上書きされてしまい消えてしまいます。上書きされてしまうとデータ復旧は一般的な復旧ツールでは難しくなってしまうのでOSの再インストールには注意が必要です。
過度な強制終了
内蔵ストレージ(HDD/SSD)は常にデータの読み書きを行っています。データを更新するためには複数のデータ情報を更新しなければなりませんが、 その更新が上手く行えない状態で強制的に終了してしまうとデータ消失につながります。
エラーや障害が起きた状態で、通電や再起動を繰り返すと以上のような致命傷を負う可能性があります。データ復旧には高度なスキルと専門設備が求められますので、確実にデータ復旧を行う場合は、専門のアドバイザーに対処を相談する事をお勧めします。
パソコンを分解しない
パソコンの電源が急に落ちたときに、自分で解決しようとしてパソコンの分解や内蔵HDDを開封することはやめましょう。
パソコンを分解すると、メーカー保証の対象外となってしまうため、元通りに組み立てられなければパソコンも使えなくなってしまいます。
また、パソコンの内蔵HDDは衝撃に弱いため、パソコンを分解した衝撃で破損してしまい、それまで読み込めたデータも読み込めなくなってしまうことがあります。
パソコンの電源が急に落ち、パソコンで操作することが難しい場合は、データ復旧業者までご相談ください。パソコンの内蔵HDDやSSDからデータを抽出し、アクセスできないデータの復旧や、文字化けなどが発生しているファイルの修復も承ります。
パソコンの電源が急に落ちる時の対処法
パソコンの電源が急に落ちる場合、周辺機器の故障や、長時間の使用によって熱や静電気が滞留している可能性があります。
最初はケーブルの交換や放電などを試してPCを正常に起動させましょう。
コードでなく、コンセントから電源を供給する
延長コード経由ではなく、コンセントから直接電源を取り、様子を見てください。正常に起動し、安定して動作するようであれば、原因は延長コードにあることが考えられます。
ワット数より消費電力が大きいものが繋がれている場合や、タコ足配線を過度に行うと、電気の供給が不安定になり、突然のシャットダウンの原因になります。
新しいケーブルと交換する
コンセントから直接電源を取っても直らない場合に疑われるのは、電源ケーブルの断線です。 特にケーブルの根本は断線しやすいので、差し込む角度によってはつながるケースもあります。
しかし、このようなコードは故障原因になるため、新しいケーブルと交換してください。
バッテリーを外して起動する
ノートパソコンの場合、バッテリーの充電不足や過放電、劣化によって電源が安定しない場合があります。 バッテリーをはずして直接ACアダプタを繋ぎ、起動してみてください。
その状態で安定して動作する場合は、何らかの原因でバッテリーが故障している可能性があります。十分に充電しても安定しないバッテリーは、経年劣化による寿命が考えられます。
十分な空気の流れを確保する
冷却ファンにホコリが溜まり、冷却機能が落ちると、熱暴走の原因になります。特にノートパソコンの多くは下部にファンがあるため、下に柔らかい物を置くと放熱しづらくなります。また、夏場は高温多湿の環境に置くのを控えましょう。
下記の手順で、十分な空気の流れを確保するようにしてください。
- プラグを抜き、ケースを取り外します。
- エアダスターでファン、ヒートシンク、その他の内部部品に付着したほこりや汚れを吹き飛ばします。
- 湿らせた布でケースの内側を拭き取ります。
- 綿棒を使って、ファンやヒートシンクの周りを掃除します。
- ケースを元に戻し、コンピュータにプラグを差し込みます。
また、CPUの温度をチェックして、動作温度が高すぎないかどうかを確認するとよいでしょう。温度が高すぎる場合は、コンピュータに冷却部品を追加することを検討しましょう。
UPS(Uninterruptible Power Supply)を設置する
電源が不安定である可能性があるため、電源の安定化を図ることで、パソコンの安全性を確保できます。
具体的な手順は以下の通りです。
- お使いのコンピュータに適した UPS を選択します。UPS を選択する際は、サイズ、ワット数、バッテリー容量を考慮してください。
- 製造元の説明書に従って、UPS をコンピュータに接続します。
- UPS のプラグをコンセントに差し込みます。
- UPS の電源を入れ、正常に動作していることを確認します。
- モニタ、キーボード、マウスなどのコンピュータ周辺機器をすべて UPS に接続します。
- コンピュータの電源を入れます。
- UPS をコンピュータの電源設定に合わせて設定します。
- UPS をコンセントから抜き、コンピュータの電源が入ったままであることを確認し、UPS をテストします。
放電をおこなう
静電気が原因である可能性があるため、放電をおこなうことでパソコンの安全性を高めることができます。具体的な手順は次の通りです。
- パソコンから電源コードやその他のケーブルをすべて外す。
- パソコンからバッテリーを取り外す。
- バッテリーのプラスとマイナスの両方の端子に金属製のもの(ドライバーなど)を触れて、バッテリーを放電する。
- バッテリーをコンピュータに再装着する。
- 電源コードと他のすべてのケーブルをコンピュータに再接続する。
CMOSをクリアする(BIOS初期化)
BIOSとは、Basic Input Output Systemの略で、パソコン起動時のハードウェアを認識し、OSを起動させることを可能にするために必要なプログラムです。
一方、CMOSとは、マザーボード上にあるボタン電池で、パソコンの起動にかかわるBIOSへ電源供給を行っています。CMOS情報をクリアすると、BIOS設定が初期化され、各種のトラブルが解決することがあります。
BIOSに問題がある可能性があるため、CMOS電池を取り外して付け替えることで、コンピュータを元の状態に戻すことができます。
BIOSに問題がある場合は、これでコンピュータが元の状態になるはずです。
ただし、ここで紹介した対処法でも問題を解決できない場合は、これ以上の作業は中断し、データ復旧業者へ相談することをおすすめします。
>BIOSが起動しない場合の原因と対処法について詳しくはこちら
PCにソフトウェアの問題が疑われる場合の対処法
PCの電源が急に落ちる場合、ソフトウェアに何かしら問題が発生している可能性があります。ケーブルの交換や放電・放熱を行っても電源が繰り返し落ちる場合は以下の対処法をためしてみましょう。
ウイルススキャンを行う
ウイルス感染が原因と考えられる場合、ウイルススキャンを行うことで問題が解消されることがります。
Windows Defenderでウイルススキャンを行う手順は以下の通りです。
- 「スタート」をクリックし、「Windows Defender セキュリティ センター」を検索します。
- 「Virus & threat protection」をクリックします。
- 「Quick scan」または「Full scan」をクリックしてスキャンを開始します。
- スキャンが完了するまで待ちます。
- ウイルススキャンソフトウェアが検出したすべてのウイルスを削除します。
パソコンの電源がウイルスにより急に落ちる場合の対処法はこちら
オペレーティングシステム(OS)を再インストールする
パソコンのOSに問題が生じた場合、OSを再インストールすることで問題を解決できる場合があります。
OSの再インストール手順は次のとおりです。
- パソコンの電源を切り、OSのディスクやUSBメモリを挿入します。
- パソコンの電源を入れ、OSのインストール画面が表示されたら、指示に従ってインストールを開始します。
- インストールが完了したら、必要なドライバーやアプリケーションをインストールします。
- バックアップしたデータや設定を復元します。
ただし、再インストールによってパソコン内のデータが上書きされてしまうため、事前にバックアップを取っておくことが重要です。また、OSの再インストールには時間がかかるため、余裕を持って作業を進めることが望ましいです。
再インストールを行う前に、以下の注意点を確認しておきましょう。
- パソコンに保存されているデータのバックアップを取っておくこと
- 再インストールに必要なOSのディスクやUSBメモリを用意しておくこと
- パソコンのハードウェアに必要なドライバーのバックアップを取得しておくこと
- パソコンの動作に必要なアプリケーションのインストールディスクやインストールファイルを用意しておくこと
- パソコンのシリアルナンバーやライセンスキーを控えておくこと
オペレーティングシステム(OS)を再アップデートする
OSのアップデートに問題がある場合、急なシャットダウンが起こることがあります。この際、更新したOSをアンインストールし、もう1度、新しい更新プログラムをインストールし直すことで、問題が解決する場合があります。
なお、OSのアップデートの手順は、ご使用の特定のOSによって異なる場合があります。ここでは、OSをアップデートするための一般的な手順を説明します。
①データをバックアップする
OSをアップデートする前に、データをバックアップしておくことが重要です。アップデート中に予期せぬエラーが発生した場合に、重要な情報が失われるのを防ぐためです。
②アップデートの有無を確認し、インストール
お使いのOSで利用可能なアップデートがあるかどうかをチェックします。(ほとんどのOSには、設定メニューにアップデートの有無を確認するオプションがあります)
利用可能なアップデートがある場合は、インストールしましょう。
ただし、アップデートのサイズや数によっては、完了までに時間がかかる場合があります。
③システムを再起動する
アップデートのインストール後、コンピュータを再起動して、新しいアップデートが正しくインストールされ、機能していることを確認します。
システム再起動後、問題が発生した場合は、セーフモードで起動し、トラブルシューティングを行うか、データの要不要に応じて、専門業者まで対応を依頼してください。
デバイスマネージャーでディスプレイドライバを更新する
ディスプレイドライバとは、PCディスプレイをコントロールするソフトウェアです。
ディスプレイドライバは、正確な色の再現や高品質の映像表示を可能にします。しかし、古いドライバのままだと、画面がちらついたり正常に動作しなくなることがあります。
ディスプレイドライバの更新方法は、以下の手順に従って行うことができます。
- PCをセーフモードで起動します。
- 「デバイス マネージャー」と検索欄に入力します。
- デバイス一覧から、更新するデバイスをダブルクリックします。
- プロパディの「ドライバータブ」から「ドライバーの更新」を選択します。
- 新しいドライバをインストールするために、指示に従って操作を行います。
ディスプレイドライバを更新することで、PCディスプレイの動作が改善され、より快適に使用することができるようになります。定期的な更新をお忘れなく。
システムの復元ポイントを適用する
復元ポイントとはパソコンのシステムを、以前保存したポイントまで戻す機能です。復元ポイントが作成されていれば、システムの復元を利用して復旧できる可能性があります。
システム復元を行う手順は以下の2通りです。
- 「スタート」メニューを開き、「コントロールパネル」を選択します。
- 「システムとセキュリティ」を選択します。
- 「システム」を選択します。
- 「システムの保護」を選択します。
- 「システムの復元」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 復元ポイントを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 確認画面で「はい」を選択します。
- オプションの選択画面から「トラブルシューティング」を選択
- トラブルシューティング画面の「詳細オプション」を選択
- 詳細オプション画面から「システム復元」を選択
ただし、システム復元では、データを復旧することは出来ません。
あくまでもシステムを復旧するための機能です。データの復旧を考えている方は、専門業者に依頼するのがベストと言えるでしょう。
「Operating system not found」と表示された時の対処法
「ドライブのスキャンおよび修復中」と表示された時の対処法はこちら
ブルースクリーンが表示された場合の対処法
パソコンの電源が急に落ちてしまい、再起動後にブルースクリーンが表示された場合、以下のように対処することができます。
①セーフモードで起動する
セーフモードは、最小限のシステム環境でパソコンを起動するWindowsの診断用起動モードです。これで起動できる場合、システム的な問題である可能性が高く、「システムの復元」で設定を初期化すれば対処できる可能性があります。
- 正しく起動できなかった場合に表示される「詳細オプション」を選択
- オプションの選択画面から「トラブルシューティング」を選択。
- トラブルシューティング画面の「詳細オプション」を選択。
- 詳細オプション画面から「スタートアップ設定」をクリック。
- スタートアップ設定画面の、「4) セーフモードを有効にする」 または「5)セーフモードとネットワークを有効にする」を選択。
- パソコンがセーフモードで起動します。
しかし、これでも起動できない場合、ストレージやメモリ障害など、ハードウェアに不具合が発生している恐れが高いです。
この場合、自力で対応すると状態が悪化するため、自力での解決は控えましょう。そして、データの要不要に応じ、専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
②エラーコードを検索する
ブルースクリーンが発生する場合、エラーコードを検索すれば、どのようなエラーが起きているか推定可能です。
ブルースクリーンのSTOPコードを確認する
ブルースクリーンのエラーコードは「STOPコード」と呼ばれ、パソコン内部で何らかのトラブルが発生している場合に表示されます。
ブルースクリーンが発生した場合は、以下の手順でSTOPコードを確認してください。
- パソコンを再起動します。
- ブルースクリーンが表示されたら、エラーコードを確認します。
- 別の端末の検索エンジンで該当するエラーコードを入力し、検索を実行します。
STOPコードには、以下のような種類があります。
- 0x0000001E:メモリやドライバーの問題が原因である可能性がある。
- 0x0000007F:ハードウェアの問題が原因である可能性がある。
- 0x00000050:メモリやドライバーの問題が原因である可能性がある。
- 0x0000007B:ハードディスクの問題が原因である可能性がある。
- 0x00000024:ファイルシステムの問題が原因である可能性がある。
- 0x0000007E:ハードウェアの問題が原因である可能性がある。
STOPコードを確認することで、エラーの原因を特定し、解決策を見つけることができます。ただし、STOPコードを確認しても解決できない場合は、専門家に相談することを検討してください。
特に下記のエラーコードは極めて重篤なハードウェア障害と考えられるため、不用意な操作は控えて専門業者まで対応を依頼しましょう。
- 0x0000007F
- 0x0000007B
- 0x0000007E
パソコンの起動よりもデータを優先したい場合はデータ復旧業者に相談をおすすめします。
システムのイベントログを確認する
Windowsで発生したエラーは逐一記録されています。この際、イベントビューアーに表示されたエラーコードを検索すれば、どのようなエラーが起きていたか知ることができます。
ここからイベントログの種類をクリックすると、エラーの詳細が表示されます。ここに表示されている原因を検索・確認すれば、おおよその原因を推測することが可能です。
③最後にインストールしたソフトウェアをアンインストールする
セーフモードで起動に成功した後は、直近もしくは異常発生直前にインストールしたソフトウェアをアンインストールしておきましょう。
インストールしたソフトウェアが起動を干渉している可能性があります。この場合、ソフトウェアとPCに互換性がない可能性も高いため、ソフトウェアの使用可能条件もあらかじめ、確認しておくことをおすすめします。
④SFCでWindowsのシステムファイルを修復する
システムファイルが破損していると、真っ黒い画面にエラーメッセージが表示されることがあります。
システムファイルとは、Windows(OS)の動作に必要なデータで、ここが破損している場合、OS内蔵の「システムファイルチェッカーツール」(SFC)を実行すると、システムファイルの異常をスキャンし、異常なファイルを修復します。
システムファイルチェッカーツールは以下の手順で実行できます。
- 「Windowsマーク」を右クリックします。
- 検索窓に「Windows PowerShell」と入力し、当該アプリを開きます。
- 「sfc /scannow」を入力してEnterキーを押します。
この際、問題のあるシステムファイルが見つかれば自動修復されます。「検証100%が完了しました」のメッセージが表示されたら完了です。
ただし、システムファイルチェッカーツールは、多くの破損したシステムファイルを修復することはできますが、全てを完全に修復することはできません。
ここまでの対処法で問題が解決できなかった場合、自力では修復不可能なほど深刻な障害が発生している可能性が高いです。この場合、操作や修復を行うことで、データ・機器共に完全にクラッシュさせてしまう恐れがありますので、それ以上の操作は控え、データの要不要に応じ、適切な専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。
⑤スタートアップ修復を行う
スタートアップ修復とは、起動トラブルを解決する機能であり、
Windowsの起動に失敗すると、全自動でスタートアップ修復を行うことができます。
ただし、スタートアップ修復は、パソコンに非常に負荷をかけてしまう機能なので、何度も繰り返すことは控えてください。また、スタートアップ修復でも問題が解決できない場合、より深刻な問題がパソコンに発生している恐れがあります。
正常に動作しない機器からデータを救出するには、複数の対処法を試すのでなく、電源を切った状態で、データ復旧の専門業者まで相談することを強くおすすめします。
PCにハードウェアの問題が疑われる場合の対処法
自身で対処法をいくつか試しても、PCの電源が繰り返し落ちる場合は、ハードウェア側の問題が疑われます。ハードウェアの故障の場合、個人で復旧作業を行うことは極めて困難ですが、状態を確認することは可能です。
電源ユニットを交換する
電源ユニットが故障している場合は、新しいものに交換することが推奨されます。ただし交換作業を行う前に、周辺機器との互換性があるかどうかも確認する必要があります。
「Windows メモリ診断」でメモリの状態を調べる
メモリのチップが故障している場合、マザーボードがメモリを正しく参照できず、不具合が発生することがあります。この場合、検索窓に「Windows メモリ診断」と入力し、メモリの状態を調べ、故障が判明した場合は交換する必要があります。
故障が判明した場合、メモリを交換する
メモリ同士や、マザーボードとの相性が悪いと、動作不良を起こすことがあります。
たとえば、メモリを差し替えたり増設してから、突然のシャットダウンが頻発するようになった場合、部品の相性に問題があることが考えられます。
「Windows メモリ診断」でメモリに不具合が生じている場合、修理で対応できることもあります。ただし、修理業者やメーカーに依頼すると、ストレージ(HDD/SSD)ごと交換され、データを失う恐れがありますので、注意してください。
S.M.A.R.T.でストレージ破損のチェックを行う
ストレージの状態を確認するには、S.M.A.R.T.というツールが利用できます。S.M.A.R.T.は、ハードディスクドライブの状態を監視する技術であり、異常が検出された場合には早期に対処することができます。
S.M.A.R.T.が監視する項目には、ディスクの回転数、ヘッドの移動距離、読み取りエラーの発生頻度などが含まれます。これらの項目が「閾値」を超えると、S.M.A.R.T.は警告を発します。
S.M.A.R.T.で異常が検出された場合、物理障害がHDD/SSDに発生し、自力で対応するとデータが消失する恐れがあるため、データの要不要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
どうしてもパソコンの電源が急に落ちるなら専門業者に相談する
パソコンが故障し、上記の対処法でどうしても起動しない場合、専門業者まで対応を依頼しましょう。ただし、どのような業者を選ぶかは目的ごとに大きく変わってきます。
パソコンの起動を優先する場合は「修理」、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
ここでは「修理」と「データ復旧」の違いをそれぞれ詳しく解説します。
データが不要な場合:メーカーの修理・交換サービスを利用する
お使いのパソコンに不具合が発生した場合、保証期間内であれば、無償で修理や交換を受けることができる場合があります。
ただしメーカー・修理業者はPCを「起動させること」を目的とており、修理・交換を行うと、内部のデータは原則として失われます。あくまで修理は、機器の動作を復旧するのが目的で、データ復旧は念頭に置かれていません。
必要なデータがある場合は、データ復旧の専門業者に依頼しましょう。
データが必要な場合:データ復旧業者を利用する
メーカーや修理業者では破損、水没したHDDやSSDに対して部品交換しか行うことができない一方で、データ復旧業者は独自の技術や復旧専用のツールを使用して、HDD/SSDのデータ抽出だけでなく、破損したデータの修復作業も行えます。
データ復旧業者では、壊れたPCなどから「データを取り出すこと」を目的としています。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者まで相談するようにしましょう。データ復旧業者では故障の原因を診断して、原因を突き止めてから復旧作業を行うため、電源が落ちる機器からもデータを抽出することができます。
ただし、業者によっては技術力が大きく異なり、復旧率にも大きな違いがある場合があります。
デジタルデータリカバリーなら他社で不可とされたデータ復旧の相談実績が7,000件以上(算出期間:2016年6月1日〜)あります。
機器ごとに復旧専門のエンジニアが40人以上在籍しているため、最短5分で初期診断を行い、ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了することが可能です。
「パソコンで一切操作ができない」「すぐにデータが必要」といったデータ復旧のご相談は24時間365日、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
デスクトップ・ノートパソコンメーカー表
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、
拡張子がつくものは全て対応しております。
その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。