「パソコンやHDDに液体をこぼしてしまった」「水害で浸水した」。そのような場合、このまま使用を続けると状態が悪化する恐れがあります。また水没した機器は時間の経過とともに内部部品が湿気や腐食によって破損する恐れがあり、残留した水分が原因で発熱することにより、感電・発火や発煙など重大な事故を招く危険性もあります。
もし水没して「起動しない」「動作が不安定」という機器からデータを取り出す場合、できるだけ早く専門業者に対応を依頼することが重要となります。正しい対処法を知って、内部のデータを安全に救出しましょう。確実にデータを取り出したい場合は、技術力の高い業者に一度相談するようにしましょう。
目次
パソコンの水没で発生する不具合
パソコンの水没で発生する不具合としては次のものがあります。
上記で見られる症状がいつまでも改善されない場合、パソコンに深刻な障害が発生している恐れがあります。この場合、自力で修復を試みても問題を解消することは難しいことから、状態の悪化を避けるため、通電・操作を控えましょう。
次にデータの要不要に応じ、専門業者まで対応を依頼することを検討してください。
パソコンが起動しない・電源が勝手に落ちる・再起動を繰り返す
パソコンが起動しない・電源が勝手に落ちる・再起動を繰り返す場合、水没によりバッテリーが壊れているか、OSが破損している可能性があります。新しいバッテリーを購入するか、しばらく乾燥させたのち、元どおり起動するか確認しましょう。
キーボードが反応しない・キーボードが使えない・キーボードが勝手に動く
水をこぼした直後キーボードが反応しない場合、まずはキーボードを乾いた布で拭き取り、水分を吸収します。完全に水が乾くまでキーボードを乾燥させ、再び使えるか確認しましょう。それでもキーボードが正常に動作しない場合、修理交換が必要になる場合があります。
反応が遅い・動きが不安定になる
水没後、反応が遅い・動きが不安定になる場合、腐食が進んでいる可能性があります。もしこのような状態で使用を続けると破損が進みやすく、OS(操作システム)などのデータも正常に読み込めなくなる可能性もあり、論理障害・物理障害を併発することもあります。
データにアクセスできる場合、事前にバックアップを取ったうえで、修理専門業者やメーカーに依頼しましょう。データ領域にアクセス困難で自力でデータを取り出せない場合は、データ復旧業者まで対応を依頼することをおすすめします。
液晶モニターが映らない
パソコンが水没して液晶モニターが映らない、あるいは液晶モニターにシミが出る場合、ディスプレイの出力に問題がある可能性が考えられます。まずは電源を落として、乾燥処理するなどしてみてください。次に、HDMI端子を別のモニターに接続することで、液晶モニターが映らない問題が解消される場合があります。
しかし、それでも液晶モニターが映らない場合、専門業者での開封やモニター交換作業が必要になります。この過程でストレージのデータが抹消される恐れがあるので、データの要不要に応じて専門業者に対応を依頼することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い
大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
音が出ない・音が途切れる
この場合、スピーカーに水が入っている可能性があります。まずスピーカーの端子を乾燥させましょう。また、スピーカーが損傷していないか目視で確認してください。問題が解決しない場合、修理業者までスピーカーをチェックしてもらうことをおすすめします。
USB端子に外付けHDDやUSBメモリを挿しても認識しない
この場合、そもそも接続が正常に行われていない可能性もあります。PCを再起動してUSB端子の接続を確認しておきましょう。
それでも問題が解決しない場合、USB端子やUSBポートに水が入っている可能性があります。これは物理的な要因ですが、論理的な要因として「デバイスドライバ」という外付けHDDやUSBメモリを管理するソフトウェアが破損している可能性もあります。
そのため、乾燥させてもUSB端子や外付けHDDが認識しない場合、デバイスドライバを再インストールしてみましょう。それでも問題が解決しない場合、別のパソコンに接続して起動するか確認しておきましょう。
パソコンや内蔵HDDから異音が鳴る
パソコンに内蔵されたHDDから「カチカチ」と何かに接触する音が発生している場合、HDDが物理的に故障している可能性があります。HDDはナノ単位で動作する精密機器で、水没によりチリや傷が付着するだけで、読み書きが不可能になってしまいます
物理障害を起こしたHDDからデータ復旧するには、次のようなものが必要不可欠となります。
- 精密機器を安全に開封・部品交換するためのクリーンルーム
- 膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた解析技術
もし物理障害が発生したHDDで「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」で、24時間365日相談を受け付けています。
物理障害が発生したHDDを自力で修復するのは困難
物理障害を起こしたHDDからデータ復旧を行うには、精密機器を安全に復旧する高度な専門設備や、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた高度な解析技術が必要不可欠となります。
そのため、物理障害が発生したHDDで「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、データ復旧の専門会社まで無料初期診断を受けてみることをおすすめします。
ただし、技術力が乏しい業者、または、専門設備がない業者に依頼すると、不適切な作業が行われ、二度とデータが取り出せなくなる恐れがあります。業者を選ぶ際は、ポイントを押さえたうえで適切に行いましょう。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」で、24時間365日相談を受け付けています。
①パソコンをドライヤーや冷蔵庫を使って乾燥させる
水没した機器がそのまま乾くと、内部に不純物が残り、データ復旧が困難になる可能性があります。ドライヤーなどで強制的に乾燥させたり、自然乾燥であっても適切な対処とはなりません。水や泥に含まれる不純物が基板などの表面に固着してしまい、後で除去できなくなってしまうからです。
そのため、水没した機器は、濡らして固く絞った布でくるんでいただき、ビニール袋などで密閉してください。湿った状態を保つことで、機器への不純物の固着を防ぎます。
なお、ご相談いただく方のなかには、自身で機器を解体し、付着した泥を水や精製水で洗浄される方がいらっしゃいますが、おすすめできません。
水や精製水で洗い流すことで、表面上の汚れは取れたように見えても、目に見えない細かい汚れは付着したままです。本来は専門設備で安全に洗浄してデータを読み取れる状態にする必要があります。もし専用設備がない状態だと、洗い流した後の後処理を正確に行えないため、結果的に機器内部の腐食を進めることにつながります。
不純物が固着するとデータ復旧が困難になるため、水没した機器からデータ復旧を行うのはスピード勝負となります。すぐに専門業者に対応を依頼しましょう。
②通電する(電源オフのままで保管する)
何も症状が出ていないように見えても、すぐに「機器の電源をオフ」にしてください。絶対に電源をオンにしてはいけません。水没した機器の内部に入り込んでしまった水分によってショートが起こり、内部の部品が物理的に破損してしまう危険性があります。
入り込んだ不純物で機器の内部を傷つけたり、HDDの周辺部分でショートが起こり、HDD自体が破損してしまうと、データの復旧の可能性はグッと下がってしいます。
「試しに動くか確認しよう」と安易に電源を入れてはいけません。
水没・浸水したパソコンの復旧手順
上記の症状が起きた場合、まずパソコンを安全な環境で使用できるように、内部の水分をしっかりと除去する必要があります。以下の手順で解決を試みてみてください。
①電源を切る・シャットダウンする
水をこぼしたパソコンは、すぐにシャットダウンしてください。ショートして機器が破損する恐れがあります。もしパソコンを通電して異常が発生した場合は、専門家まで対応を依頼することをおすすめします。
②電源ケーブル、電源コード・ACアダプタ・バッテリーを取り外す
次に安全上の理由から電源ケーブルを取り外してください。また、確認してください。液体が機器に入った状態で通電を試みると、より大きな損害を受ける可能性があります。
③機器内部の水分を拭き取る・自然乾燥させる
はじめにパソコンの蓋を開け、水がどこまで入っていたかを確認します。一部のパソコンにはストレージの取り外しがしやすいよう、カバーにつまみネジが採用されている場合が多く、裏面にあるフタ取り外すことで機器内部を露出させることができます。
水滴などが残っている場合は、乾いた布で湿気を丁寧に拭き取ったのち、風通しがよい空間でしばらく乾燥させましょう。この際、パソコンを直射日光で天日干ししたり、ドライヤーを使って一気に乾燥させると故障する恐れがあるため、注意しましょう。最後に、水分が残っていないか確認してから、パソコンを組み立て直します。
最後に、電源を入れて、パソコンを動作させて、正常に機能するかを確認してください。
④パソコンの電源が入ったらバックアップを取る
これまでのステップを踏み、パソコンの電源が入ったらバックアップを取りましょう。一見して使えそうな場合でも、腐食が進み、ある日突然使えなくなるということも珍しくないからです。
あらかじめバックアップデータがあれば、その後、機器が完全に故障しても、データは安全な状態で保つことが出来ます。
どうしても解決できない場合は専門業者に相談する
上記の対処法で解決しない場合、PCの起動を優先する場合は「修理」を、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
パソコン修理とデータ復旧の違いとは?
「修理」と「データ復旧」には次のような違いがあります。
修理
修理の目的は、PCを正常に動作させることです。これは、データを取り出すことが目的ではないため、修理交換を行う際、データが消失してしまう恐れがあるので注意が必要です。
データ復旧
データ復旧の目的は、データを元通りにすることです。これは、機器を正常に動作させることが目的ではないため、場合によっては筐体を解体することもあります。
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い
大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
データが不要な場合は、メーカーの修理・交換サービスを利用する
パソコンのデータ復旧は、内部のデータを復旧することを目的としているのに対し、パソコン修理は、機器を再び使えるようにすることを目的としています。
お使いのパソコンに不具合が発生した場合、メーカー保証期間の範囲内であれば、比較的安価で修理・交換を行うことができます。ただし、メーカーは修理を請け負いますが、データ復旧を行うわけではありません。
データは、原則として全て初期化されてしまいます。
メーカーやショップに修理依頼を出す前に、パソコン内に必要なデータがある場合、データの重要度にあわせて、データ復旧の専門業者に依頼することを検討しておきましょう。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
機器の中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
データ復旧業者では、機器に発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因の特定が可能です。プロが対応するため、データ復旧に失敗するリスクを抑えることができます。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで、無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
水没・浸水した機器からのデータ復旧事例
事例1. 落下&水没させた外付けハードディスク
症状 | 外付けハードディスクを運んでいたら台所のシンクに落とし水没させてしまった。パソコンに繋げても反応しなくなった。 |
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機器 | 東芝製外付けハードディスク(HD-AC10TW) |
診断・復旧結果 | 水没・落下の衝撃でPCB基板が破損していた。チップ交換とファームウェア修復を実施し、無事復旧に成功。 |
事例2. 味噌汁をこぼしたSSD内臓型ノートパソコン
症状 | 味噌汁をこぼして、機器にかけてしまった。電源を切り水を出せるだけ出したが、電源を再度入れるとセットアップ画面が出てくるようになった。BIOSの初期化等も行ったが、メーカーのロゴが出た後に同じセットアップ画面から進まない。メーカーでは修理のみの対応でデータ復旧はできないと言われた。 |
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機器 | NEC製ノートパソコン(Lavie HZ550BAB) |
診断・復旧結果 | 内部の基板でショートが発生。表面の汚れを取り除き、電圧を測定しながらショート箇所を特定し、部品を組み替えることで無事復旧に成功。 |
事例3. 台風で丸1日浸水したノートパソコン
症状 | 台風の影響で自宅が水没し、パソコンも丸1日水に浸かっていた。現在は乾燥させてそのままの状態。 |
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機器 | NEC製ノートパソコン(Lavie PC-LL750AS6B) |
診断・復旧結果 | 内部の磁気ヘッドが弱っており、水没によって筐体自体の不良を併発。クリーンルーム内でヘッド交換を実施し、無事データ復旧に成功。 |
事例4. 台風で浸水した工場のサーバー
症状 | 台風による洪水で工場が浸水。工場内で使用していたサーバーも水に浸かってしまった。サーバーは上まで泥をかぶった状態。台風の前は常時電源を入れたまま使用していたが、洪水で浸水した際にショートした模様。業務に必要な図面・写真のデータを復旧したい。 |
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機器 | 富士通製サーバー(PRIMERGY PGT15664S) |
診断・復旧結果 | HDD2本のうち、1本は内部の磁気ヘッドが破損した物理障害、残りの1本も論理障害が発生し、そのままではデータの読み出しが不可能。物理障害が発生しているHDDに対して、クリーンルームにてHDDを開封し、磁気ヘッドの交換を実施。磁気ヘッド交換後、HDDの動作プログラムであるファームウェアの修復作業を実施し、安全な状態でデータコピーを行えたことで、無事データの復旧に成功。 |
どのような状態でも初期診断は無料で行っております。諦める前にまずはご相談ください。
災害で被災した機器についても、専門の作業員が機器のクリーニングや解体を行って初期診断をしています。 発送方法など、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
まとめ
ハードディスク(HDD)やサーバー、NAS、パソコンが水没・浸水してしまったとき、安全にデータ復旧ができるか否かは初動対応にかかっています。データを取り戻せる可能性を少しでも高められるよう、適切な対処法をとるようにしましょう。
デジタルデータリカバリーでは、水没・浸水した機器からのデータ復旧を多数行っています。諦める前に、まずは無料相談・無料診断を活用してください。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。