ヒューレット・パッカード (hp) 製パソコンは、日本だけでなく世界的にも高いシェアを持っており、その高性能さから個人用・ビジネス用問わず多くの人々に利用されています。
しかし、hp製パソコンで電源がつかない・立ち上がらないという問題が発生した場合、誤った対処法を選ぶとデータを失ったり、機器自体がクラッシュする可能性もあります。
この記事では、それらの故障症状に対する適切な対処法をご紹介します。
目次
hp製PCの電源が入らない・起動しない原因
hp製PCの電源が入らない・起動しない原因は次の通りです。
電源供給の問題は比較的簡単に確認できるのに対して、パソコン内部の故障は専門的な知識や機器が必要になる場合があります。
それぞれ原因に応じ、適切な対応を選ぶことが重要ですが、これらのトラブルは併発していることもあるため、一般ユーザーからすると、原因の特定が難しいかもしれません。
下記の記事ではパソコンが起動しない場合に、自力でできる対処法について詳しく解説しています。今回の記事と併せて参考にしてみてください。
しかし、原因が特定できない状態で、自力で修復しようと、電源のオンオフを繰り返していると、完全にクラッシュし、パソコン・内蔵データとも二度と使えなくなる恐れがあります。また、修理に依頼するとデータが消失する恐れもあるため、「データ復旧できるか知りたい」「どこが故障しているかわからない」方は、技術力のある専門業者に対応を依頼しましょう。
原因①: 電源供給の問題
電源が全く入らない場合、電源ケーブルの損傷や接続不良、電源ユニットの故障などが考えられます。この場合、電源ケーブルやコンセントの確認、異なる電源コンセントの使用、電源ユニットの点検や交換が必要になる場合があります。
このケースでは、パソコンのデータストレージに目立つ障害は発生していないため、メーカーの保証サービスを利用して修理や交換を行えば問題が解決する可能性があります。
しかし、ストレージが交換される可能性もあるため、データを安全に取り出したい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
弊社では症状やメーカー・型番などを教えていただければ、41万件を超えるご相談実績に基づいた診断と、機器別に専門のエンジニアがチームで復旧作業にあたります。
こちらの記事では、電源が入らない、機器が故障しているパソコンのデータ復旧方法について解説しています。併せて参考にしてみてください。
原因②: ハードウェアの故障
ディスプレイが黒い画面のまま(ブラックアウト)になったり、ブルースクリーンが表示される場合、マザーボード、CPU、ビデオメモリ、出力装置(ディスプレイ、グラフィックカード)など「ハードウェア」の故障が原因かもしれません。特に電源投入後に本体からビープ音が鳴る場合、ハードウェアに問題がある可能性が高いと考えられます。
また、ファンが動いているにも関わらず「no signal」のエラーメッセージすら表示されない場合、ディスプレイケーブルやディスプレイ自体の損傷、またはビデオカードの破損によって、ディスプレイへのビデオ信号の伝達に問題がある可能性があります。
別のディスプレイをPCに接続して、問題が解決するか試してみてください。これにより、問題がディスプレイにあるかどうかを判断できます。
パソコンが起動できないなど、電源が入らない症状が発生した場合、以下の記事を参考にして改善するか確認してみてください。
パソコンが起動しない・立ち上がらない場合の対処法についてはこちら
原因③: BIOS(バイオス)の問題
BIOSはパソコンの基本動作を制御する重要なファームウェアです。ここの設定にエラーがあったり、不適切な更新が行われたりするとパソコンが起動しなくなることがあります。
問題を解決するには、まずBIOS設定のリセットを試みます。これはBIOSメニューから「Load Default Settings」で行えます。またCMOSバッテリを一時的に取り外すことで、BIOS設定をクリアする方法もあります。
なお、BIOSのアップデートが必要な場合は電源を入れてすぐにF10キーを繰り返し押し、BIOSセットアップユーティリティを開きます。次に「HP.comでBIOSアップデートを確認する」を選択し、アップデートがある場合は、画面の指示に沿ってBIOSを更新することで対応できます。
原因④: オペレーティングシステム(OS)の不具合/ストレージ(HDDやSSD)の論理障害
HPのPCが起動しない原因として、オペレーティングシステム(OS)の不具合や、ストレージ(HDDやSSD)の論理障害が挙げられます。これらの問題は起動時に必要なデータの読み書きエラーが発生することで、システムが正常に機能しなくなる状態を意味します。
OSの不具合は「システムファイルの損傷」「不適切なアップデート」「ファイルシステムの破損」「不適切なデータ削除」などによって発生します。これによりOSは起動時、必要なデータにアクセスできず、エラーメッセージやブルースクリーンを表示します。
論理障害の代表的な症状は次のとおりです。
- フォーマットや初期化の要求がされる
- OSが起動しない・過度にフリーズする
- 勝手にファイル名の変更がされる
- 画面が真っ暗、ブルースクリーン
- ファイルやフォルダが開けない
- ロゴで止まったままになる
対処法としてはセーフモードでの起動、システム修復、OSの再インストールなどが考えられますが、これらの問題に直面した場合、ストレージの機械的故障等(物理障害)が併発している場合もあります。
このような状態で修復を繰り返すと、状態が悪化し、機器が完全に壊れてしまう恐れがあります。物理障害とOS破損の症状は似ており、専門家による正確な初期診断が必要です。お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談することが重要です。
ただし業者によっては技術力の差が激しく、中にはSSDからのデータ復旧には対応していない業者もありますので、あらかじめ復旧実績の多いデータ復旧業者を選んでおきましょう。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」で、24時間365日相談を受け付けています。初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門エンジニアが最先端設備と技術力を駆使して診断と復旧作業を行います。
原因⑤: ストレージ(HDDやSSD)の物理障害
物理障害とは、内部のストレージ(HDDやSSD)が物理的に破損して生じる障害です。
起動しなくなる直前に「衝撃を与えた」または「5年以上使い続けている」といった場合、物理障害が起きている可能性がきわめて高いと考えられます。また、購入直後に問題がある場合、初期故障も可能性の1つとして考えられます。
物理障害の代表的な症状は次のとおりです。
- カチカチ・カタカタと異音がする
- 焦げたようなにおいがする
- OSが起動しない
- 頻繁に再起動・フリーズする
- 黒い画面に「Operating System Not Found」「DISK BOOT FAILURE…」などのエラーメッセージが出る
特にHDDで「カチカチ・カタカタ」と異音がする場合、読み書きを行うパーツが破損している可能性が高く、データ記録面に傷が付く恐れがあるため、使用を続けるのは危険です。
また物理障害の場合は、個人での修理作業は難しく、最悪の場合データが消えてしまう可能性もあるので、ご自身での作業は控え、データ復旧専門の業者に相談することを強くおすすめします。
物理障害が発生したHDD/SSDを自力で修復するのは困難
ストレージの物理障害に対処するには、専門の設備と技術が必須です。例えば、HDDやSSDをクリーンルームで安全に開封したり、ファームウェアを専門的に解析するための高度な設備が必要になります。
物理障害が発生したストレージは非常にデリケートで、自力での修復試みが状態を悪化させ、最終的にデータの完全な喪失を引き起こす可能性があります。このようなリスクを避けるため、信頼できるデータ復旧サービスに相談することが推奨されます。専門家による適切な診断と処置は、データを安全かつ迅速に回復する最善の方法です。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断はデータ復旧業者に相談しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
信頼できるデータ復旧業者のおすすめの選び方とポイントはこちら
データ復旧の専門業者では「高精度」で復旧を行える
データ復旧の専門業者は、データ復旧の専門的な知識や技術を有しており、データの上書きを防止しながら、最も高精度なデータ復旧を行うことができます。
ただし、全国のデータ復旧業者は100社以上と言われ、技術力や対応範囲は業者によって天と地ほどの差があり、一握りの「信頼できる業者」を一発で選ぶのは難しいです。
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hpのパソコンが起動しない場合はデータ復旧業者に相談する
ケーブルの再接続などを試してもhpのパソコンが起動しない場合、パソコンのエラー修復機能の操作などが一切できなくなるため、外部の業者に相談する必要があります。
この時に相談できるのは、メーカーかデータ復旧業者です。メーカーに相談するとパソコンは起動できるものの、保存されていたデータが部品交換によって破棄されます。
一方でデータ復旧業者に相談するとパソコンからデータを抽出し、データ障害によるデータの文字化けや認識不良といった症状などを修復します。
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hp製のPCが起動しない主な症状
hp製のパソコンが起動しない主な症状は、次の通りです。
hpのパソコンの電源が入らない
hpのパソコンの電源が入らない場合、最初に確認するのはケーブルの破損による充電切れや、接触不良、そしてディスプレイモニターの破損です。
ACアダプタなどに断線や劣化がないか確認し、必要に応じてケーブルの交換を行いましょう。
もしもhpのパソコンの電源はつくものの、画面が暗い場合はモニター部分に画面割れなどがないか確認しましょう。
ランプが点滅する・ビープ音が鳴る
hp製PCでは、ハードウェアに問題が起きている場合、ランプの点滅、またはビープ音で問題を発信します。これらの症状はCPUやバッテリー、マザーボードなど各パーツの不具合によって引き起こされます。
hpのパソコンのランプが点滅した時の症状は以下の通りです。
- 赤色ランプが2回点滅、白色ランプが2回または4回短く点滅…起動プログラム(BIOS)の破損
- 赤色ランプが3回点滅後、白色ランプが4回短く点滅…CPUに障害
- 赤色ランプが3回点滅、白色ランプが2回短く点滅…メモリに障害
黒い画面にエラーメッセージが表示される
起動時にブルースクリーンやエラーメッセージが表示される場合、Windowsの起動プログラムやBIOSが破損しているか、パソコンの内蔵HDD/SSDに物理障害が発生していると考えられます。
エラーメッセージごとに対処法は異なるため、本記事の「エラーメッセージごとに対処法する」を参考にして解決しましょう。
「Operating system not found」とエラーメッセージが表示されたらこちら
hpロゴやWindowsロゴが表示されたまま動かなくなる
hpロゴやWindowsロゴが表示されたまま動かなくなる場合、起動にかかわるソフトに障害が発生している、あるいは内蔵HDD/SSDが物理的に破損している可能性が考えられます。
この場合、パソコンの修復ツールや最小限の機能で立ち上げるセーフモードを使用することで、問題が解消されることもあります。しかし自力で対応できない場合や異音、異臭がする場合は深刻な障害が発生している可能性が高いです。
この場合、データの要不要に応じ、専門業者に対応を依頼しましょう。ただし、修理業者やメーカーに対応を依頼するとデータが消失する恐れがあるので、データが必要な場合はデータ復旧業者に相談しましょう。
Windows 10/11が起動できない
「Windows10/11の起動途中に停止する」「OSが読み込まれる途中でエラーメッセージが表示される」「OSの読み込みが終わらない」
このような場合もシステムに障害が発生しているか、ストレージ(HDD/SSD)が物理的に破損している可能性が高いです。
特にOSの読み込み途中に以下のようなエラーメッセージが表示されたら要注意です。
- Windowsが正しく読み込まれませんでした
- PCは正しく起動できませんでした
Windows10/11が起動しない原因と対処法について詳しくはこちら
Windows 10/11には自動修復機能もありますが、内蔵ストレージが物理的に破損していた場合のエラーなどは修復できません。データの必要性に合わせて専門の業者に相談しましょう。
hp製PCが起動しないときに自力で復旧する方法24選
hp製パソコンが起動しない理由として、よくあるパターンが「充電切れ」や「ケーブルの劣化・断線」です。
この項目の対処法は、パソコンの知識がほぼ不要なものも多いですので、ぜひ試してみましょう。
- 電源ケーブルを差し直す
- hpのパソコンから周辺機器を取り外す
- 静電気を放電し、内部のホコリを掃除する
- ハードリセットを実行する(オールインワン/デスクトップ)
- 電源リセットを実行する (ノートブックの場合)
- ディスプレイのバックライトが切れていないか確認する
- モニターをリセットする
- 外部ディスプレイ出力を元に戻す
- HDMI端子を別モニターに接続する
- PC本体の省電力モードを解除する
- 再起動を行う
- セーフモードで起動する
- エラーメッセージごとに対処する
- ランプの点滅パターンから問題を切り分ける
- ハードウェア診断を行う
- BIOSリセットする・システムリセットする
- デバイスドライバを更新する
- スタートアップ修復を試す
- システムファイルチェッカーツールを使用する
- 詳細オプションから「システムの復元」を実行する
- 高速テストを行う
- 詳細テストを行う
- PCをリフレッシュする(PCを初期状態に戻す)
- PCをリカバリーする(Windowsを再インストールする)
①電源ケーブルを差し直す
hp製パソコンが起動しない場合、電源ケーブルの差し込みが甘く、何らかの拍子に抜けてしまった場合が考えられます。
電源ケーブルが正しく差し込まれているか確認し、もう一度差し直してください。
また電源タップが劣化している場合、電力供給が不安定になっていることもあります。古くなった電源ケーブルや断線したケーブルは新しいものと交換しましょう。
②hpのパソコンから周辺機器を取り外す
起動トラブルの原因としては、周辺機器による起動の干渉やUSBポートの不具合が考えられます。
hpのパソコンに接続されているUSBメモリや、モニターケーブルといった周辺機器を取り外してから起動すると、起動トラブルが解消されることがあります。
③静電気を放電し、内部のホコリを掃除する
パソコンのパーツに静電気やホコリがたまると、誤作動を起こすことがあります。
この際、次の方法で放電と内部の掃除を行ってください。
- パソコンの電源を落とします
- 電源コードを抜きます
- 周辺機器をすべて取り外します
- コンピューターからバッテリを取り外します
- その状態で、電源ボタンを約15秒間押します
- エアダスターでホコリも取り除きます
- バッテリを付け直して、電源コードを差し込みます
- この際、周辺機器は外したままにして電源を入れます
ここまでの対処法を実行しても起動しない場合、機器自体が故障している可能性も考えられます。以下の記事を参考に、電源が点くか確認するようにしてください。
パソコンが真っ暗(黒い画面)で操作できない場合の対処法はこちら
④ハードリセットを実行する(オールインワン/デスクトップ)
ハードリセットとは、パソコンの電源ボタンを長押しして強制的に電源を切ることで、パソコン内部の電気を放電し、メモリの内容をクリアする操作です。
パソコンは長時間使用すると内部に電気が溜まり、動作が不安定になることがあります。が、ハードリセットを実行することで、起動トラブルを解消できることがあります。
特に、オールインワン(一体型)パソコンやデスクトップパソコンが起動しない場合、ハードリセットを実行することで、以下の効果が期待できます。
- 内部の電気を放電し、動作を安定させる
- メモリの内容をクリアし、起動トラブルを解消する
- 一時的な不具合を解決する
オールインワン/デスクトップパソコンでハードリセットを実行する手順は以下の通りです。
- パソコンをシャットダウン、または強制終了する
- 電源コード、周辺機器を全てパソコンから取り外す
- 電源ボタンを10秒押し続けてから放す
- 電源コードを接続し、パソコン本体の電源を入れる
⑤電源リセットを実行する (ノートブック)
ノートブックパソコンの場合もデスクトップパソコンなどと同様に、使用すると帯電するため、ハードリセットが必要です。
ノートブックパソコンの電源リセットの方法は以下の通りです。
- パソコンの電源を切る
- 周辺機器、ACアダプターを全て取り外す
- 可能であればバッテリーも取り外す
- 電源ボタンを15秒押し続ける
- バッテリーを取り外した場合は、再度取り付けてからパソコンを起動する
⑥ディスプレイのバックライトが切れていないか確認する
パソコンのディスプレイが破損していると正常に起動できても、画面に何も映らない場合があります。
この場合はディスプレイ裏にあるバックライトを確認し、点滅しているか確認しましょう。バックライトが切れた場合は、別の外部ディスプレイやモニターに接続してみましょう。
⑦モニターをリセットする
モニターの設定に問題がある場合、操作画面が正常に表示されない場合があります。このケースだと、工場出荷時の初期設定にリセットすることで対処できることがあります。
リセットの手順はモニターごとに少しずつ異なっていますが、おおむね「メニュー」を開き「その他」や「ツール」などの項目から「リセット」「初期設定に戻す」を選ぶことで対処可能です。
⑧外部ディスプレイ出力を元に戻す
パソコンのディスプレイの設定が「外部しスプレイ出力」に切り替わったままである可能性があります。外部ディスプレイ出力の設定を元に戻しましょう。
外部ディスプレイ出力を元に戻す方法は以下の3通りです。
- Windowsキーを押しながらPキーを数回押し、その後Enterキーを押す
- fnキーとf4キーを同時に押す
- Fn Key Switch機能が搭載している場合はf4キーを押す
⑨HDMI端子を別モニターに接続する
メッセージすら表示されない場合、デスクトップパソコンの場合は、ディスプレイケーブルやディスプレイの損傷が考えられます。異なるディスプレイモニターに接続し、確認してください。
また、ノートパソコンの場合、液晶パネルが故障している可能性があります。
この場合、メーカーでの修理を受けることになるため、場合によってはHDDやSSDが初期化される可能性があるので注意してください。
⑩PC本体の省電力モードを解除する
パソコン本体がスリープ状態など、省電力モードになっていると、パソコンの電源ランプはついても画面に何も映らないことがあります。
パソコン本体の省電力モードを解除するには以下の操作を加えましょう。
- パソコンのキーボードを押す
- タッチパッドを動かす
- 電源ボタンを約1秒押す
ただし、長時間省電力モードになっている場合、起動に時間がかかる場合があります。
⑪再起動を行う
パソコンが起動せず、OSが立ち上がらない場合には、再起動することで正常に起動できることがあります。
ただし、システムの更新やエラーチェックを実行している場合は、処理が完了するまで待ちましょう。次回起動した際に処理が最初からになります。
ただし再起動はパソコンやストレージに負荷がかかります。繰り返し実行すると障害が進行し、最悪の場合はパソコンが二度と起動しなくなってしまいます。
1度再起動に失敗したら、データが必要な場合はデータ復旧業者へ相談しましょう。無料で初期診断を行ってくれる業者もあります。
⑫セーフモードで起動する
スタートアップ修復に失敗した場合、セーフモード上でWindowsの修復ツールを実行することで、システム上のエラーを解消できる場合があります。
セーフモードとは、必要最小限のシステム環境でパソコンを起動する、Windows診断用の起動モードです。
逆に、セーフモードで起動できない場合、個人では対応できない深刻な障害が発生している恐れがありますので、データの要不要に応じて専門業者に対応を依頼してください。
- 「詳細オプション」を選択
- オプションの選択画面から「トラブルシューティング」を選択
- トラブルシューティング画面の「詳細オプション」を選択
- 詳細オプション画面から「スタートアップ設定」をクリック
- スタートアップ設定画面の、「4) セーフモードを有効にする」 または「5)セーフモードとネットワークを有効にする」を選択
セーフモードでしか起動できない不具合が発生している場合は以下の記事を参考にしてください。
⑬エラーメッセージごとに対処法する
HP製のパソコンが起動しない際に表示されるエラーメッセージはこちらです。
- HP Battery Alert(バッテリーのエラー)
- 164 – Memory Size Error(メモリ変更後のエラー)
- System/CPU Fan(冷却ファンの異常を知らせるエラー)
HP Battery Alert
これはバッテリー上のエラーです。周辺環境の温度が不適切であったり、経年劣化を起こしていることで、バッテリーが正しく動作していません。バッテリーを交換するか、修理依頼を出しましょう。
164 – Memory Size Error
これはメモリの増設、あるいは取り外し後に起きるエラーメッセージです。
[F1] キーを選択すると、次回以降、このメッセージは表示されません。
System/CPU Fan
このエラーメッセージが黒い画面に表示される場合、冷却ファンが適切に動作していない可能性があります。ほこりを除去するか、通気口をふさいでいる異物を取り除き、ハードリセットを実行しましょう。
「ブートディスクを検出できない、ディスクに障害がある」と表示される場合、以下の記事を参考に対処法を実行してみてください。
HPパソコンで「ブートディスクを検出できないかまたはディスクに障害があります」と表示される場合の対処法はこちら
⑭ランプの点滅パターンから問題を切り分ける
HP製PCでは、ハードウェアに問題が起きている場合、LEDの点滅、またはビープ音で問題を発信します。ここでLEDの点滅パターンから、問題を切り分けてみましょう。
赤色ランプが2回点滅し、白色ランプが2回または4回短く点滅している場合
これはBIOSという起動プログラムが破損している可能性があります。この場合、BIOSをリセットすることで対処可能なことがあります。
赤色ランプが3回点滅し、続いて白色ランプが4回短く点滅します。
この場合、CPUに何らかの障害があると考えられます。CPUの交換を行いましょう。
赤色ランプが3回点滅し、白色ランプが2回短く点滅
この場合、メモリに何らかの障害があると考えられます。メモリの交換を行いましょう
⑮ハードウェア診断を行う
hpのロゴすら表示されない場合、ハードウェアに何らかの問題が発生しているか、BIOSが破損している可能性があります。この際、対処法は次のとおりです。
hp製のPCには「hp PC Hardware Diagnostics UEFI」という診断ツールがあり、ハードドライブに問題がないか自己診断することができます。
診断ツールの操作方法は次のとおりです。
- 電源を入れた直後に「F2」キーを押す
- BIOSリセットする・システムリセットする
- メインメニューから「コンポーネントテスト」を選択する
- メニューから「ハードドライブ」を選択する
- メニューから「ハードドライブ」を選択する
- 問題が検出されなかった場合、 「コンポーネント テスト : 合格」と表示されます
- この場合、メインメニューから「詳細テスト」を実行します
合格の場合、ストレージに大きな問題が発生していません。これとは別に、起動プログラム(BIOS)が破損しているか、モニターに互換性がないといった別の問題が考えられます。
一方で「Hard Disk Quick Test Failure」など、診断失敗のエラーメッセージが出る場合は、ストレージに深刻な障害が発生している可能性が高いとみられます。
このような状態で操作を行うと状態が悪化する恐れがありますので、これ以上はハードウェア診断を試さず、専門業者まで相談を依頼しましょう。
⑯BIOSリセットする・システムリセットする
パソコン本体は起動するが、メーカーロゴから先に進まない場合、システムやデバイスの起動にかかわる「BIOS」が破損している可能性があります。この際、BIOSをリセットすることで解決できる場合があります。
BIOSをリセットする方法は、次のとおりです。
- 「F2」キーを数回押しましょう。
- 「BIOSセットアップユーティリティ」が起動します。
- 「F9」キーを押します
- 「Load Optimized Defaults?」という、デフォルト値に関するメッセージが表示されます
- 「Yes」を選択しましょう
- 次に「F10」キーを押します
- 「Save configuration and reset?」という、設定の保存に関するメッセージが表示されます
- 「Yes」を選択しましょう
以下の記事では、画面が点かない、立ち上がらない症状についてより詳しく対処方法を解説しているので、確認してみてください。
⑰デバイスドライバを更新する
デバイスドライバとは、パソコンに接続された周辺機器をコントロールするソフトウェアです。古いデバイスドライバのままだと、ブルースクリーンにおちいることがあるため、デバイスドライバは都度更新しておきましょう。
デバイスドライバを更新する方法は以下の通りです。
- セーフモードで起動後「デバイス マネージャー」と検索欄に入力します
- デバイス一覧から、更新するデバイスをダブルクリックします
- プロパディの「ドライバータブ」から「ドライバーの更新」を選択すると完了です
⑱スタートアップ修復を試す
HP製PCが立ち上がらない場合、スタートアップ修復で対処可能なことがあります。
スタートアップ修復とは、起動トラブルを解決する機能です。Windowsの起動に失敗後、スタートアップ修復は自動で行われますが、詳細オプションから再び行うことも可能です。
しかし、スタートアップ修復は、パソコン上の不具合の箇所を全体的にチェックするため、パソコンに負荷をかけやすく、何度も繰り返すことは控えてください。また修復に失敗した場合、より深刻な問題がパソコンに発生している恐れがあります。
このような状態で修復ツールを実行すると、パソコン内で発生している障害を悪化させる可能性もありますので、複数の対処法を試して解決するよりも、操作をせず電源を切り、データを安全に取り出したい場合は、データ復旧の専門家まで相談することをおすすめします。
⑲システムファイルチェッカーツールを使用する
システムファイルチェッカーツール(SFC)とはOSに内蔵している機能の一つです。
システムファイルとはOSの起動に必要なデータです。システムファイルが破損するとWindowsやMacといったOSが起動できなくなります。
何らかの原因で破損したシステムファイルを修復するのが「システムファイルチェッカーツール(SFC)」です。
OSに内蔵されているSFCをコマンドプロンプトや「Windows PowerShell」で実行することで、システムファイルの異常をスキャンし、異常なファイルを修復します。
システムファイルチェッカーツールは以下の手順で実行できます。
- Windowsマーク」を右クリックします。
- 検索窓に「Windows PowerShell」と入力し、当該アプリを開きます。
- 「sfc /scannow」を入力してEnterキーを押します
- 問題のあるシステムファイルは自動修復され、完了後に「検証100%が完了しました」と表示されます
ただし、システムファイルチェッカーツールは、全てのシステムファイルを完全に修復できない場合があります。特にストレージの物理的な破損や水没、経年劣化が原因のエラーは解決できません。
システムファイルチェッカーツールで問題が解決できない場合、自力では修復不可能なほど深刻な障害が発生している可能性が高いです。
操作や修復によって、データ・機器共に完全にクラッシュさせてしまう恐れがありますので、操作を控え、データの要不要に応じ、適切な専門業者まで対応を依頼するようにしましょう。
⑳詳細オプションから「システムの復元」を実行する
詳細オプションからは「システムの復元」という機能を実行することが可能です。
これはバックアップ機能の一つで、パソコンのシステムを、以前保存したポイントまで戻す機能です。 復元ポイントが作成されていれば、「システムの復元」を利用して復旧できる可能性があります。
詳細オプションから「システムの復元」を実行する方法は以下の通りです。
- 「詳細オプション」を選択
- オプションの選択画面から「トラブルシューティング」を選択
- トラブルシューティング画面の「詳細オプション」を選択
- 詳細オプション画面から「システム復元」を選択
ただし、システムの復元を実行すると、システムが不安定になることがあるほか、削除データは、システムの復元を実行しても復旧できません。
また、システム復元で問題が解決しない場合、より深刻な障害が起きている可能性が高いので、この点は注意しておきましょう。
㉑高速テストを行う
高速テストとはWindowsが起動しない場合に、ハードウェアに異常がないか診断できる機能です。短時間でできる
高速テストの実行方法は以下の通りです。
- 電源ボタンを押してパソコンの電源を切る
- パソコンの電源を入れ、すぐにescキーを繰り返し押してメニューを表示させる
- メニューが表示されたらF2キーを押し、「システムテスト」をクリックする
- 「高速テスト」をクリックし、1回実行するを選択したら診断が終了するまでしばらく待つ
- テストに合格したら「続行」、「1回実行する」の順番でクリックし、高速テストの「2回目のパス」を実行する
- 1回目の高速テスト、または2回目のパスのいずれかに失敗すると、24桁の障害IDが表示されるので記録する
高速テストに1度でも失敗した場合に表示される24桁のIDは障害の種類を判別するために必要な番号なので、必ず記録しましょう。
㉒詳細テストを行う
詳細テストとは高速テストを実行しても異常が発見できなかった場合に活用できるテストです。2時間以上テストが行われる場合があるため、充電切れなどに注意しましょう。
- パソコンの電源を切り、もう一度電源をつける
- パソコンの電源がついたらすぐにescキーを繰り返し押す
- メニューが表示されたらF2キーを押し、「システムテスト」、「詳細テスト」の順でクリックする
- 「Run Once」か「Loop until error」をクリックしたらテストが実行されるので、しばらく待つ
- テストに失敗した場合は障害IDが表示されるので、24桁のIDを記録する
高速テスト、あるいは詳細テストのいずれかで障害IDが表示された場合、データ不要でパソコンの起動を優先するならhpのカスタマーセンター、データが必要であればデータ復旧を専門とするDDRまでご相談ください。
㉓PCをリフレッシュする(PCを初期状態に戻す)
リフレッシュは、ファイルや設定を保持したうえで、OSの再インストールを行う方法です。システムが破損している場合、リフレッシュすることで改善を見込めます。
ただし、マイドキュメントの写真、音楽、ビデオなどの個人的なファイルは保存されますが、インストールしたアプリやドライバは削除されるので、事前にバックアップが必要です。
PCをリフレッシュする(PCを初期状態に戻す)手順は以下の通りです。
- 「Windowsメニュー」を開き、「コントロールパネル」を検索して開きます
- 「Windowsの設定」を開き、「更新とセキュリティ」を開きます
- 「回復」を開き、「このPCを初期状態に戻す」を開きます
- 「開始する」を開き、「個人用ファイルを保持する」で「リセット」に進みます
㉔PCをリカバリーする(Windowsを再インストールする)
Windowsの設定に問題があり、リフレッシュでも改善されない場合、PCのリカバリー、すなわちOSを再インストールすることで、正常に起動することがあります。
ただし、OSを再インストールすると、工場出荷時状態に戻ってしまうため、ファイルはもちろん、設定の類も完全に抹消されます。再インストールはWindowsの起動を優先する場合のみ行いましょう。
Windows10の再インストール方法は複数ありますが、事前に用意しておいたリカバリメディアを用いる方法は、次のとおりです。
- 「Windowsメニュー」を開き、「コントロールパネル」を検索して開きます。
- 「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「回復ドライブ」の順でクリックします
- 「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」という項目にチェックを入れて、「次へ」をクリックします
- PCにリカバリメディアを差し、「使用可能なドライブ」に表示されたら「次へ」をクリックします。
- しばらく待ち、「回復ドライブの準備ができました」と表示されたら、「完了」をクリックして完了させる
パソコンに仕事のデータやホームビデオなど、重要なデータが保存されている場合、パソコンのリフレッシュやリカバリーはおすすめできません。
もしHPのパソコンが起動せず、文字化けしたファイルや再生不能な動画などがある場合、データ復旧の専門業者ならこれらの問題をより確実に修復し、データを戻してくれる可能性があります。
デジタルデータリカバリーなら他社で復旧不可と診断された機器の相談を5,700件以上いただいております。データ復旧は失敗を重ねるごとに完全復旧への難易度があがるため、最新の設備と、復旧率最高値95.2%(2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)を実現させる技術力を持つ当社までご相談ください。
どうしても起動しないときは専門業者に相談する
上記の対処法でもHP製PCが起動しない場合や、ご自身での作業が難しい方は業者へ相談しましょう。
PCの起動を優先する場合は「修理」を、保存されているデータを優先する場合は「データ復旧」を行いましょう。
データが不要な場合は、メーカーの修理・交換サービスを利用する
PCのトラブルに対処する際、データ復旧とPC修理は異なる目的を持っています。データ復旧は貴重な内部データを取り戻すことを目指し、一方でPC修理は故障した機器を再び動作させることに焦点を当てています。
もしメーカー保証期間内であれば、修理や交換が比較的低コストで可能ですが、メーカーによる修理プロセスではデータの復旧は行われず、データは基本的に初期化されます。そのため、修理を依頼する前に、PC内の重要なデータが存在する場合は、そのデータの価値に応じてデータ復旧の専門業者への相談を考慮することが重要です。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
これまでの対処方法は、ごく「軽度の論理障害」しか対応できず、「中高度の論理障害」あるいは「経年劣化を含む物理障害」には対応できませんでした。
hp製PCの中に失いたくない大切なデータがあれば、データ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。データ復旧業者では、復元ソフトでは対応できない物理障害や、重度の論理障害からのデータ復元・復旧が可能です。
データ復旧業者では、hp製PCに発生している症状を元にエンジニアによる正確な初期診断を行い、故障原因を特定した上で、原因ごとに専用の設備や部品を用いてデータ復旧作業を行います。プロが対応するため、データ復旧に失敗してデータが完全に消失するリスクを抑え、確実に復旧することができます。
デジタルデータリカバリーでは、お電話またはメールでお問合せいただくと、簡易診断と対応方法について無料でご案内いたします。また、機器別の専門のエンジニアによる無料初期診断を行っているので、お気軽にご相談ください。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
↓まずはお気軽にご相談ください↓
復旧~納品までの流れ
最短当日復旧!まずはご相談ください
当社では、初期診断は最短5分、ご依頼いただいた機器の約8割が48時間以内に復旧完了しています。ご相談・初期診断・お見積りまで無料でご案内しています。
また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
HP製PC 復旧対応機種
下記以外のHP製パソコンもお電話にて対応可能か確認可能です。
無料で初期診断からお見積りまでご案内しておりますのでご気軽にお問い合わせください。
HPシリーズ・Pavilionシリーズ・ENVYシリーズ・Spectreシリーズ・OMENシリーズ・Chromebookシリーズ
対応メーカー例
- Dell
- Lenovo
- HP
- NEC
- マウスコンピューター
- 富士通
- Dynabook
- ASUS
- パナソニック
- マイクロソフト
- Acer
- FRONTIER
- iiyama
- MSI
- 東芝
- VAIO
- GIGABYTE
- Razer
- TSUKUMO
- LGエレクトロニクス
- ドスパラ
- HUAWEI
- EPSON DIRECT
- ONE-NETBOOK Technology
- GPD
- KEIAN
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- サードウェーブ
- ECS
- インテル
- アプライド
- Abee
※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。