Windowsが正常に動作しない──そんなとき、「パソコンを初期化せずに直せないか」と考えたことはありませんか?
- 起動が異常に遅い、フリーズを繰り返す
- システムエラーやブルースクリーンが頻発する
- 原因不明のトラブルでまともに操作ができない
こうした症状は、Windows標準の「修復コマンド」を活用することで改善できるケースがあります。sfc /scannow
やDism
コマンドなどは、破損したシステムファイルを自動でチェック・修復してくれる非常に有効なツールです。
本記事では、Windowsの不具合に対して使える代表的な修復コマンドとその使い方を、初心者にも分かりやすくステップ形式で解説します。
もし修復コマンドでも症状が改善しない、あるいは大切なデータが消えてしまったという場合は、24時間365日受付の無料診断をご活用ください。専門スタッフが状況を診断し、最適なデータ復旧方法をご提案いたします。
目次
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

Windowsが正常に動作しない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows修復で使えるコマンド
Windowsのシステムエラーや起動問題を修復するために使用される主なコマンドは以下の通りです。
SFCコマンド
SFC(System File Checker)は、Windowsのシステムファイルをスキャンし、破損したファイルを修復するためのコマンドです。
- 「スタート」メニューを右クリックし、「Windowsターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択する。
- 以下のコマンドを入力して実行する。
sfc /scannow
- スキャンが完了するまで待つ。
- 「破損ファイルが検出され修復されました」というメッセージが表示されたら修復完了。
DISMコマンド
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windowsイメージの問題を検出・修復するためのコマンドです。
- 「Windowsターミナル(管理者)」を開く。
- 以下のコマンドを順に実行する。
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 各コマンドが終了するまで待機し、完了後にPCを再起動する。
CHKDSKコマンド
CHKDSK(Check Disk)は、ディスクのエラーを検出し修正するためのコマンドです。
- 「Windowsターミナル(管理者)」を開く。
- 以下のコマンドを入力して実行する。
chkdsk C: /f /r
(C:は修復したいドライブのドライブレター)
- 修復が完了するまで待つ。再起動が必要な場合は、指示に従う。
Bootrecコマンド
Bootrecコマンドは、Windowsの起動関連の問題を修復するために使用されます。
- Windowsのインストールメディアを使用してPCを起動する。
- 「修復するオプション」画面で「コマンドプロンプト」を選択する。
- 以下のコマンドを順に入力し、実行する。
bootrec /fixmbr bootrec /fixboot bootrec /scanos bootrec /rebuildbcd
- コマンド実行後、PCを再起動する。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。