- 「Windows Updateが何度試しても失敗する」
- 「エラーコードだけ表示されて、原因がわからない」
- 「アップデート後にパソコンが重くなった」
こうした症状が続く場合、Windows内部で深刻な異常が起きている可能性があります。
放置すれば更新ができなくなり、セキュリティの穴が広がる危険性も。
最悪の場合、パソコンが起動しなくなったり、大切なデータが読み込めなくなるリスクもあります。症状が軽いうちに対応すれば、データを守れる可能性も十分あります。
デジタルデータリカバリーは、原因を特定するサポートとデータの復旧を行っています。2011年以降46万件超の相談実績と15,000件以上の障害事例をもとに、初期診断・お見積りをすべて無料で対応。24時間365日受付し、最短対応を行います。
「もしかしてうちのPCも…」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
Windows Update失敗時におけるエラーコードの種類
繰り返し表示されるエラーコードの正体とは
- 0x80070002 / 0x80070003: 一時ファイルや更新ファイルの破損が疑われます
- 0x80070422: Windows Updateサービス自体が無効化されている可能性
- 0xC1900107: 前回のアップデート処理が正常に完了していない状態
- 0x80073712: 必要なシステムファイルが欠損または破損している恐れ
こうしたエラーは、単なる“更新ミス”ではなく、内部構造の異常信号であることも
更新中にフリーズしたり再起動を繰り返す状態では、誤操作がさらなるトラブルを招くおそれがあります。原因が不明なまま対応を続けると、状況が悪化するリスクもあります。大切なデータがある場合は、まず専門業者に相談するのをおすすめします。
Windows Updateで失敗を繰り返す主な原因
Windows Updateがうまくいかない場合、いくつかの原因が考えられます。更新が自動で入らなかったり、エラー番号が出たり、途中で止まることもあります。こうした症状が繰り返されるときは、パソコンに問題が起きている可能性があります。以下に、主な原因をわかりやすく紹介します。
Windows Updateで失敗を繰り返す主な原因
ディスク容量不足
Windows Updateでは一時ファイルやインストールパッケージを保存するために一定以上の空き容量が必要です。特にシステムドライブ(通常Cドライブ)の空きが少ないと、更新処理が中断されることがあります。
インターネット接続の問題
安定しないネットワークやWi-Fi接続の切断により、更新データのダウンロードが途中で止まってしまうことがあります。通信環境が不安定な場合には、更新がうまく完了しないケースが多発します。
管理者権限の不足
Windows Updateの多くは、システムレベルでの変更を行うため、管理者権限が必要です。一般ユーザーアカウントで実行していると、処理が途中で停止してしまうことがあります。
サードパーティ製セキュリティソフトの干渉
市販のウイルス対策ソフトやファイアウォールが、更新作業をじゃますることがあります。ファイルの変更やインストールをブロックしてしまい、うまく更新できない原因になることがあります。
システムファイルの破損
Windowsの重要なシステムファイル(基本的な動作を支える重要なファイル)が破損していると、更新動作の一部が正常に動作せず、エラーが発生します。ブルースクリーンやフリーズを伴うこともあり、深刻な障害に繋がる恐れがあります。
ブルースクリーン(青い画面)が表示される原因と対処法を解説ブルースクリーンが表示された時の対処法は以下です。①外付け機器を取り外す②BIOS(UEFI)設定を見直す・初期化する③BitLockerを入力する④パソコンを強制終了して再起動する。
本記事では、ブルースクリーンが表示された時の原因と対処法を解説します。...
物理障害
パソコンの動きが急に重くなったり、「カチカチ」「ジーッ」という音が聞こえる場合、HDDやSSDといったストレージが故障しかけている可能性があります。こうした症状があるのに無理に使い続けると、中にある大事なデータが消えてしまう危険性もあります。
特に、仕事で使っているパソコンや、大切な写真・書類などが入っている場合は、早めの対応が重要です。自己判断で操作を続けるのはリスクが高いため、こういったケースでは専門業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは、46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※)と高い成果を誇ります。相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
※(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)
Windows Updateに失敗した時の対処法

Windows Updateに失敗した時の対処法は次の通りです。
ストレージ・システム関連の対処法
ストレージ・システム関連の対処法は次の通りです。
ディスクの空き容量を確保する
ディスクの空き容量が不足していると、Windows Updateが正常に実行されないことがあります。不要なファイルを削除したり、ディスククリーンアップツールを使用することで、ディスクの空き容量を確保することができます。
ディスクの空き容量を確保する手順
- 不要なファイルを削除する。
- ディスククリーンアップを実行する。
- 削除したファイルの確認と再起動を行う。
システムファイルのチェックと修復
システムファイルが破損していると、Windows Updateが失敗することがあります。システムファイルチェッカー(sfc /scannowコマンド)を使用して、破損したファイルを修復しましょう。
システムファイルのチェックと修復手順
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く。
- sfc /scannowコマンドを入力して実行する。
- スキャンと修復が完了するまで待つ。
Windows Updateトラブルシューティングを実行する
Windowsには、Updateの問題を自動的に検出し修正するためのトラブルシューティングツールが含まれています。このツールを使って問題を解決しましょう。
Windows Updateトラブルシューティングを実行する手順
- [スタート]ボタンをクリックします。
- [設定]を選択します。
- [システム]をクリックします。
- 左側のメニューから[トラブルシューティング]を選択します。
- [その他のトラブルシューティングツール]をクリックします。
- [Windows Update]セクションから[実行]ボタンをクリックします。
- トラブルシューティングツールが起動し、問題を自動的に検出して修正を試みます。
- トラブルシューティング終了後、デバイスを再起動します。
- 再起動後、[設定] > [Windows Update] > [更新プログラムの確認]の順に選択して、利用可能な更新プログラムをインストールします。
この手順でWindows Updateの問題が解決されない場合は、トラブルシューティングツールを再度実行するか、他の対処法を試してみることをおすすめします。
インターネット接続を確認・改善
ネット接続が不安定だと、更新ファイルのダウンロードが失敗することがあります。Wi-Fi信号強度を確認し、有線接続に切り替えるなどして、安定した接続を確保しましょう。
インターネット接続を確認・改善する手順
- Wi-Fi信号強度を確認する。
- 有線接続に切り替える。
- ルーターを再起動する。
セキュリティ設定関連の対処法
セキュリティ設定関連の対処法は次の通りです。
セキュリティソフトを一時的に無効にする
サードパーティ製のセキュリティソフトがWindows Updateをブロックすることがあります。更新を実行する前に、一時的にセキュリティソフトを無効にしましょう。
セキュリティソフトを一時的に無効にする手順
- セキュリティソフトの設定を開く。
- 一時的に無効にするオプションを選択する。
- 更新が完了したら、セキュリティソフトを再度有効にする。
管理者権限のあるアカウントでログインする
Windows 10で使用するユーザーアカウントには、「管理者」と「標準ユーザー」の2種類があり、Windows Updateを実行するには、管理者権限が必要です。管理者権限のあるアカウントでログインしてから、アップデートを試みましょう。
管理者権限のあるアカウントでログインする手順
- 設定を開く:スタートボタンをクリックし、[設定]を選択します。
- アカウントを選択:[アカウント]をクリックします。
- ユーザー情報を確認する:自分のアカウント情報が表示され、アカウント名の下に「管理者」と表示されていれば、管理者権限を持つアカウントであることが確認できます。
ハードウェア関連の対処法
ハードウェア関連の対処法は主に次の通りです。
接続機器を取り外す
外付けドライブやUSBメモリ、SDカードなどの接続機器が干渉している場合、Windows Updateが失敗することがあります。これらの機器を一時的に取り外しましょう。
接続機器を取り外す手順
- 外付けドライブやUSBメモリを取り外す。
- SDカードなどのその他の接続機器も取り外す。
- 再起動して、再度更新を試みる。
パソコンを再起動する
単純な再起動でも、Windows Updateの問題が解決することがあります。再起動は、システムの一時的な問題を解消するのに役立ちます。
パソコンを再起動する手順
- スタートメニューから「再起動」を選択する。
- パソコンが完全に再起動するまで待つ。
- 再起動後、再度Windows Updateを試みる。
アップデートを再度実行する
アップデートを再度実行する方法は主に次の通りです。
Windows Updateをはじめからやり直す
場合によっては、更新プログラムをアンインストールしてから再度アップデートを試みることで、問題を解決できます。これにより、更新ファイルの不整合を解消できます。
Windows Updateをはじめからやり直す手順
- 設定を開く。
- 更新とセキュリティを選択し、更新履歴を表示する。
- 問題のある更新プログラムをアンインストールする。
- 再度Windows Updateを実行する。
セーフモードでアップデートを試す
セーフモードでアップデートを試してみましょう。セーフモードでは基本的な機能のみで実行されるため、問題を回避してアップデートを行える場合があります。
セーフモードでアップデートを試す手順
- スタートメニューから「設定」を開く。
- 更新とセキュリティを選択し、回復をクリックする。
- 「今すぐ再起動」を選択し、セーフモードで起動する。
- セーフモードでWindows Updateを実行する。
手動で更新プログラムをダウンロード・インストールする
自動更新が失敗する場合、手動で更新プログラムをダウンロードしてインストールすることができます。これにより、特定の更新プログラムのみを選択してインストールも可能です。
手動で更新プログラムをダウンロード・インストールする手順
- Microsoft公式サイトから必要な更新プログラムをダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを開始する。
- インストールが完了したら、パソコンを再起動する。
これらの方法を試しても解決しない場合、原因がハードウェアに起因する可能性もあります。例えば、ストレージの劣化やシステム領域の異常によって、更新プログラムが正常に適用できないケースもあります。そんな状況で自己流の対処を続けると、かえって状態を悪化してしまい、場合によっては大切なデータが失われるリスクもあります。
こうしたトラブルには、専門的な診断と適切な対応が欠かせません。デジタルデータリカバリーでは、初期診断と見積もりを無料で実施、365日24時間体制でご相談を受け付けています。更新エラーが続くときは、無理をせず、まずは専門家にご相談ください。トラブルの原因を正確に把握し、大切なデータとパソコンを守るための第一歩をサポートします。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なデータの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のデータの復旧に成功してきました。データの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
復旧できるか診断してもらうのにお金はかかりますか?
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の無料診断・データ復旧のご依頼はこちらからお問い合わせください>
復旧完了までどのくらいの期間がかかりますか?
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
最短15分で診断可能!お問い合わせはこちらから>
営業時間を教えてください
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
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他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。