- USBメモリを差しても反応がない
- マウスやキーボードが突然使えなくなった
- 外付けHDDが認識されず作業が止まった
このようなトラブルが発生すると、日常の業務や作業に大きな支障をきたします。
Windows環境でUSBデバイスやその他の周辺機器が突然認識されなくなる原因はさまざまで、ドライバの不具合やポートの物理的故障、OSの設定ミスなどが挙げられます。特に作業中のトラブルは、重要なファイルの保存や業務の進行に直結するため、迅速かつ的確な対応が必要です。
誤った対処をすると、データの損失や機器のさらなる不具合を引き起こすリスクがあります。
本記事では、WindowsでUSBデバイスが認識されない原因と、それぞれの状況に応じた具体的な解決策を丁寧に解説します。
症状が改善されない場合や、大切なデータへのアクセスができなくなっている場合は、24時間365日対応の無料初期診断をご活用ください。専門スタッフが安全な対応方法をご案内します。
目次
Windowsでデバイスが認識されない主な原因
デバイスが認識されない場合、以下のような多岐にわたる原因が考えられます。原因を正しく把握することで、無駄な作業を省き、最短で解決へと導くことが可能になります。
ドライバーの問題
Windowsがデバイスを正しく認識するには、対応するドライバーが必要です。ドライバーが古い、破損している、またはインストールされていない場合、デバイスは認識されません。OSアップデート後に起こることもあります。
USBポートやケーブルの不具合
USBポートや接続ケーブルが物理的に損傷していたり、USBハブが不安定である場合、正常な通信ができず認識されないことがあります。
電力供給不足
複数のUSB機器を同時に接続している、あるいはバスパワーのみで駆動している場合、電圧不足が原因でデバイスが動作不能になることがあります。
高速スタートアップや電源管理設定
Windows 10/11には「高速スタートアップ」や「USB省電力設定」があり、これが有効だと一部デバイスがスリープ状態から復帰せず認識されないことがあります。
システムやBIOSの設定不備
OSのシステムファイル破損、またはBIOSでUSBポートが無効になっていると、ハードウェアとして接続されていても認識されません。
デバイス自体の故障
Windowsでストレージデバイスが認識されない場合、物理的な故障が背景にあることがあります。内部の部品が破損していると、不良セクタ(データの読み書きができない領域)が発生し、それによりパソコンが正常にデバイスを認識できなくなることがあります。そのまま使い続けると障害がさらに悪化する恐れがあります。
不良セクタは目に見えず進行するため、自力での復旧は難しく、誤った操作で状態が悪化することもあります。大切なデータを安全に取り戻すためにも、早めに専門のデータ復旧業者へ相談するのが確実です。
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Windowsでデバイスが認識されないときの対処法
以下に、各原因に対する具体的な手順を示します。順番に試すことで、原因の切り分けと解決が可能になります。
デバイスの再接続・PCの再起動
- PCを完全にシャットダウン(高速スタートアップを無効にするのが望ましい)。
- デバイスを一度取り外してから再度接続する。
- PCを再起動し、認識されるか確認する。
別のUSBポート・ケーブルを試す
- 別のUSBポート(USB2.0⇔USB3.0)に接続して試す。
- 別のUSBケーブルを使用して接続。
- USBハブ経由での接続は避け、PC本体のポートに直挿しする。
他の周辺機器を取り外す
- 全てのUSB機器を一旦取り外す。
- 問題のデバイス1つだけを接続し、挙動を確認。
デバイスマネージャーで状態確認・ドライバー更新
- 「デバイスマネージャー」を開く。
- 「ほかのデバイス」や「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」に不明なデバイスがあるか確認。
- 該当デバイスを右クリック →「ドライバーの更新」または「アンインストール」→再起動。
- 必要に応じてメーカーサイトから最新ドライバーをダウンロード・手動インストール。
高速スタートアップや電源設定の見直し
- 「電源オプション」→「電源ボタンの動作の選択」→「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す。
- 「デバイスマネージャー」でUSBルートハブのプロパティ →「電源の管理」タブを開く。
- 「電力の節約のために…」のチェックを外す。
WindowsやBIOSのアップデート・設定確認
- Windows Updateを実行し、最新の更新プログラムを適用する。
- BIOS/UEFIに入り、USB関連の設定(「Legacy USB Support」「xHCI」など)が有効か確認。
- 必要に応じてBIOSのアップデートを検討(メーカー公式サイトを参照)。
他のPCでデバイスを確認
デバイス自体に問題がないかを確認するために、別のWindowsパソコンに接続して認識されるかどうかをチェックしましょう。他のPCでもまったく認識されない場合は、デバイス側に物理的な故障が発生している可能性が高いと考えられます。
専門業者への相談
データが重要で、自力での復旧に不安がある場合は、できるだけ早く復旧の専門家に相談することが大切です。HDDやSSDから異音がする、まったく通電しないといった症状がある場合には、無理に電源を入れず、保存状態を維持することが重要です。
デジタルデータリカバリーでは、初期診断やお見積もりを無料で承っており、迅速な対応が可能です。状況に応じた最適な復旧方法をご提案いたします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。