Windowsのイベントビューアーで「DCOMエラー(DistributedCOM)」という警告が繰り返し表示されると、不安になる方も多いのではないでしょうか。
- イベントID 10016、10010、1084 などのエラーメッセージが頻出する
- PCの起動やシャットダウン時にエラーログが記録される
- アプリケーションの応答が一時的に遅くなることがある
これらは多くの場合、システムの仕様上発生する通知や軽度の警告であり、通常の動作に大きな支障はありません。しかし、繰り返し発生している・PCの挙動に異常が出ているなど、実害がある場合は原因の切り分けと適切な対応が不可欠です。
そのまま放置すると、HDDやSSDへのアクセスエラーやシステム不具合が拡大し、大切なデータの消失につながる恐れがあります。
本記事では、DCOMエラーの仕組みとよくある原因、実害が出ているケースでの対処法をわかりやすく解説します。症状が重いと感じたら、デジタルデータリカバリーによる無料診断(24時間365日対応)をご利用ください。最短即日での対応も可能です。
目次
Dynabookの画面が真っ暗になる主な原因
Dynabookの画面が映らない場合、以下のような原因が考えられます。
電源の問題
PCの電源が正常に供給されていないと、画面が映らないことがあります。
電源ケーブルやアダプター、内部回路の不具合などが原因となることが多いです。
バッテリーの不具合
バッテリーが劣化すると、電力が正しく供給されず、PCが起動しない場合があります。
特に長年使用しているPCでは、バッテリーの交換が必要になることがあります。
OSの異常
Windowsの更新失敗やシステムファイルの破損が原因で、正常に起動できないことがあります。
OSのブートエラーが発生すると、画面が真っ暗なまま進まない場合があります。
メモリやマザーボードの故障
メモリの接触不良やマザーボードの故障によって、PCが正常に動作しなくなることがあります。
特に「ピーピー」というビープ音が鳴る場合、メモリの不具合が疑われます。
液晶ディスプレイの故障
バックライトの故障や液晶の破損によって、PCの電源が入っていても画面が映らないことがあります。外部モニターに接続し、映像が映るかを確認すると、ディスプレイの故障かどうかを判断できます。
HDDやSDDの故障
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「PCの起動やシャットダウン時にエラーログが記録される」「アプリケーションの応答が一時的に遅くなることがある」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに部品の交換や初期化によって一時的に動作が改善されることもありますが、その過程でHDDやSSDが初期化され、保存されていたデータが失われるリスクがあります。大切なデータを守りたい場合は、慎重な対応が求められます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Dynabookの画面が真っ暗になった場合の対処法
以下の方法を試して、問題が解決するか確認してみましょう。
電源とバッテリーの確認
まずは、PCに正しく電力が供給されているかを確認しましょう。
ACアダプターやバッテリーに異常があると、PCの電源が入らなかったり、画面が真っ暗なままになることがあります。
- ACアダプターが正しく接続されているか確認する
- バッテリーを取り外し、ACアダプターのみで起動を試す
- 別のコンセントや電源タップに接続し、改善するか確認
- 別のACアダプターを使用できる場合は試してみる
強制終了と再起動
一時的なシステムのフリーズが原因で画面が映らない可能性があります。
この場合、強制終了と再起動で解決できることがあります。
- 電源ボタンを10秒以上長押しし、PCの電源を強制的にオフにする
- 数秒待ち、再度電源ボタンを押して起動する
- 画面が映るか確認する
キーボード操作を試す
PCの画面だけがオフになっている場合、特定のキーを押すことで復旧することがあります。
また、OSがフリーズしている場合も、以下のキー操作で回復する可能性があります。
- 「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーを同時に押す
- シャットダウンや再起動を選択する
- 「F1」キーを押して画面が復帰するか試す
放電を行う
PC内部に蓄積された静電気が原因で画面が映らないことがあります。
この場合、放電を行うことで改善する可能性があります。
- PCの電源を切り、ACアダプターを外す
- バッテリーを取り外す(ノートPCの場合)
- 電源ボタンを30秒以上長押しする
- 再度バッテリーとACアダプターを接続し、起動を試す
BIOSの確認
PCの設定に問題がある場合、BIOS設定を確認することで復旧できる可能性があります。
特に、起動デバイスの設定が誤っていると、OSが正常に読み込まれず画面が映らなくなることがあります。
- PCの電源を入れ、すぐに「F2」キーまたは「Del」キーを連打する
- BIOSセットアップ画面が表示されるか確認する
- 「Load Setup Defaults(デフォルト設定を読み込む)」を選択
- 設定を保存し、PCを再起動する
メモリの確認
メモリが正しく装着されていない、または故障していると、画面が映らなくなることがあります。
以下の手順でメモリの抜き差しを試してください。
- PCの電源を切り、バッテリーとACアダプターを外す
- PCの裏蓋を開け、メモリスロットを確認する
- メモリを一度抜き、再度しっかりと挿し直す
- PCを起動し、画面が映るか確認する
外部モニターを接続する
液晶ディスプレイの故障が原因で画面が映らない場合、外部モニターに接続して映像が映るか確認しましょう。
- HDMIまたはVGAケーブルで外部モニターとPCを接続する
- PCの電源を入れる
- 「Windows」+「P」キーを押し、「複製」または「セカンドスクリーンのみ」を選択
- 外部モニターに映像が映るか確認する
専門業者に相談する
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
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※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。