- 「パソコンに外付けHDDのアイコンが表示されない」
- 「HDDに物理的衝撃を与えたら認識しなくなった」
- 「HDDのコードを引き抜いたら認識しなくなった」
- 「HDDの電源が入らない」
上記の症状が見られる場合、原因に応じた適切な対処法が必要です。誤った対処法はHDDの状態を悪化させ、データを失う可能性がありますので、原因を正しく理解し、適切な対処を行いましょう。また、HDDの製造メーカーごとに対応が異なる場合があることに注意してください。
この記事では、HDDが認識しない原因と対処法を紹介します。
目次
HDD(ハードディスク)を認識しない時の症状とは?
![HDDF1](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2023/02/AdobeStock_257543627-1.jpeg)
- HDDが認識されない
- 異音や異臭がする
- 動作が極端に遅い
- ファイルが正常に読み込めない
これらの症状が起きている場合、HDDが故障している可能性が高く、特に異音や異臭がする場合は物理的な破損・損傷が起きているとが考えられます。
またファイルの読み込みに時間がかかる場合や、フォルダのデータが正常に読み込めない場合は、データを構成するセクタの破損やファイルシステムの問題が疑われます。
これらの症状が発生した場合、自力でのデータ修復は状態を悪化させる可能性があるため、大切なデータを保存している場合は、早期に専門家に相談することが重要です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、年中無休で24時間体制の電話受付と無料相談を提供しており、突然の故障にも迅速に対応可能です。
41万件を超える相談実績(※期間:2011年11月1日以降)に基づき、各種機器に精通した専門アドバイザーが対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
「HDDを認識しない原因と対処法」を動画で見る
HDDが認識されない原因と、問題を解決できるデータ復旧技術について、詳しく知りたい方は以下の動画で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
HDDのデータ復旧を自力で行う方法は以下で詳しく解説しています。
![故障したHDDからデータを取り出したい?対処方法を専門業者が徹底解説](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/07/pc_hdd-320x180.jpeg)
HDD(ハードディスク)を認識しない原因とは?
HDD(ハードディスク)を認識しない原因は主に次の3つに大別されます。
原因①: 電源の接続やケーブルに問題がある
そもそもHDDが認識されない以前に、「HDDの通電ランプがまったく点かない」「動作音すらしない」という場合、電源の接続やタコ足配線、USBハブ、ACアダプタの問題などで電力不足になっている可能性があります。
最初にパソコンに接続したUSBメモリ、スピーカー、プリンターなどの周辺機器を全て取り外しましょう。
次に電源タップやUSBハブを使用せず、直接コンセントからパソコンに電源を供給してみてください。この時ケーブルが劣化、断線していた場合は新品に交換しましょう。
それでもHDDがまだ認識されない場合、HDDなどのケーブルを差し込んでいるパソコンのUSBハブや電源回路などにも問題がある可能性があります。
この場合、これ以上HDDを操作できないため、自力で起動させることは困難です。外付けHDDの場合は正常なパソコンに接続することでデータにアクセスできますが、PCの内蔵HDD/SSDのデータを取り出したい場合はデータ復旧の専門家まで相談してください。
原因②: HDDに論理障害が発生している
![システム破損](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/07/system.jpg)
論理障害は、HDDやシステムのデータが破損した状態です。主な原因は以下の通りです。
- 強制終了や機器の故障
- HDDの抜き差し
- 誤ったデータ削除やフォーマット
- プログラムのバグやウイルス感染
- 購入したばかりでフォーマットされていない
論理障害が発生すると、「Operating System Not Found」「フォーマットする必要があります」「パラメーターが間違っています」「不明・初期化されていません」などのエラーメッセージが表示され、フォーマット(初期化)を促される場合があります(これらのエラーメッセージは、後述する「物理障害」でも表示される場合があります)。
しかし指示に従うとデータが上書きされて失われる可能性があります。この場合、自力でフォーマットせず、専門のデータ復旧業者に相談しましょう。
また、HDDの電源や接続に問題がない場合は、「デバイスマネージャー」や「ディスクの管理」でHDDが認識されているか確認しましょう。古いドライバーを使用していると認識されないことがあります。最新のドライバーに更新しましょう。
原因③: HDDに物理障害が発生している
物理障害は、HDDの部品が壊れてしまうことです。HDDはデータを読み書きする磁気ヘッドや、データを記録するプラッタなどの部品で構成されています。以下の原因で物理障害が発生することがあります。
- 衝撃
- 経年劣化
- 水没
物理障害が発生した状態で操作を続けると、HDDが不規則に動き、データ記録面と部品が接触してデータが完全に取り出せなくなる恐れがあります。
物理障害が起きたHDDは、パソコンのエラー修復機能や市販のデータ復旧ソフトでは修復できません。特殊な技術が必要となります。
また論理障害(データの破損)と物理障害は同時に発生することもあるので、正確な診断を受けないと打つべき対処法を誤り、状態を悪化させてしまうケースも少なくありません。
データの優先度が高い場合は、無理に自力で解決せず、データ復旧業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは初期診断無料で高い技術を持つエンジニアが、HDDの状態を詳しく診断し、データ復旧の可能性や費用を丁寧に説明いたします。24時間365日体制で受付を行っており、診断・見積り後のキャンセルも可能ですので、ご安心ください。
HDD(ハードディスク)が認識しないとき、まず確認すべきこと
パソコンでHDDが認識しない・ファイルが開けないトラブルが発生した際は、まずHDDの状態を確認し、適切な対処法をとりましょう。
①電源が入るか・アクセスできるか
まず、HDDの電源が入っているか確認しましょう。HDDの電源ランプが点灯していない場合は、電源ケーブルや接続ケーブルに問題がある可能性があります。
ケーブルがしっかりと接続されていることを確認してください。また、別のポートやケーブルで試してみるのも効果的です。
②アイコンが表示されるか
HDDをパソコンに接続した際に、エクスプローラーやマイコンピュータにHDDのアイコンが表示されるか確認しましょう。表示されない場合は、USBポートに問題があるか、HDDが認識されていない可能性があります。
この場合、他のUSBポートに接続してみたり、別のパソコンで試すことで問題の原因を特定できます。
③デバイスマネージャーで認識できるか
次に、「デバイスマネージャー」を開いてHDDが認識されているか確認します。デバイスマネージャーを開くには、Windowsキー + X(エックス)キーを押して「デバイスマネージャー」を選択します。そこで「ディスクドライブ」を開き、HDDがリストに表示されているか確認してください。
表示されていない場合、デバイスドライバーが正常にインストールされていない可能性があります。ドライバーの更新や再インストールを試してみてください。
④ディスク管理画面で認識できるか
「ディスク管理」を開いてHDDが表示されているか確認します。ディスク管理を開くには、Windowsキー + X を押して「ディスクの管理」を選択します。
ここで、HDDがリストに表示されているか確認し、表示されていればパーティションが正しく設定されているか、ドライブ文字が割り当てられているかを確認します。必要に応じて、パーティションの作成やドライブ文字の変更を行ってください。
⑤異音や焦げたにおいがしないか
最後に、HDDから「カチカチ」「カタカタ」「キュルキュル」などの異音や焦げたようなにおいがしないか確認しましょう。動作中に常に異音が鳴っている場合、HDDは故障寸前と考えられます。
このような場合、自力での修復は難しく、データを損傷させる可能性があるため、速やかに専門業者に相談することをおすすめします。
HDD(ハードディスク)を認識しないときの対応①:電源が入らないケース
- 電源プラグやコネクタが抜けている
- パソコンの起動時にUSBメモリなどの周辺機器が接続されたまま
- ACアダプタやケーブルの劣化
- 接続口(インターフェース)に汚れや破損がある
上記のような電源周りのトラブルは自身で解決できることも多いので、下記の対応で起動できるか確認しましょう。
HDD(ハードディスク)を認識しないときの対応②:電源は入るがフォルダやデータを読み込めないケース
HDD(ハードディスク)の電源は入るがフォルダやデータを読み込めない場合の対処法は次の通りです。
①ドライブ文字を追加・変更する
もしドライブ文字の重複(各ドライブに振られるアルファベットのダブリ)やドライブ文字がないことが原因で、HDDが認識しなかった場合、次の方法で問題が解決することがあります。
- スタートボタンを「右クリック」します
- メニューから「ディスクの管理」をクリックします
- トライブ文字を追加・変更したいディスクのパーティション上で「右クリック」します
- 「トライブ文字とパスの変更」をクリックします
- ウィンドウが表示されたら「変更」(ドライブ文字がないディスクの場合は「追加」)をクリックします
- 「次のドライブ文字を割り当てる」にチェックを入れ、割り当てたいアルファベットを選択します
②BIOS設定でデバイスの起動順位を変更する
BIOSは通常、HDDおよびWindows から起動するように設定されていますが、何らかの原因で起動の優先順位が入れ替わったり、HDDが順位から外れると「Operating system not found」などと表示されます。まずはBIOSから起動順位の設定を見直しましょう。
- 「F2」キーを長押しする
- 「Boot Setting」タブ→「Boot Device Priority」(BIOSの優先起動順位)へと進む
- ここで「1st Boot Device」をクリックする
- 「Options」に各デバイスが表示される
- ここからOSが格納されたドライブを矢印キーで選択する
これで問題が解決しなかった場合、HDD自体に別の問題が発生している可能性が高く、別の対処法をとらなくてはなりません。
BIOSがHDDを認識しなかった場合の対処法は、下記を参照してください。
③新品・中古のHDDはフォーマットを行う
新品・中古にかかわらず、HDDは互換性のないPCだと正常に認識されないことがあります。たとえば中古ショップで購入したHDDが、以前にMacで使われていた場合、Windowsのフォーマットは適合してないため、正常に表示されません。
HDDに保存されたデータが不要であれば、HDDのフォーマットで問題なく使えるようになります。フォーマット後も正常に認識されない場合は、初期不良や物理障害の可能性が考えられます。この場合はデータ不要であればメーカー・修理業者、データが必要であればデータ復旧業者に相談しましょう。
④デバイスドライバーを更新する
デバイスドライバーとは、パソコンに接続された周辺機器をコントロールするソフトウェアです。古いデバイスドライバーのままだと、ブルースクリーンにおちいることがあるため、デバイスドライバーは都度更新しておきましょう。
- スタートボタンを「右クリック」します
- 「デバイスマネージャー」をクリックします
- デバイス一覧から、更新するデバイスをダブルクリックします
- プロパディの「ドライバータブ」から「ドライバーの更新」を選択すると完了です
- スタートボタンをクリックし、メニューから「設定」をクリックします
- 画面左側の「システム」をクリックし、一覧から「バージョン情報」をクリックします
- バージョン情報の「関連設定」一覧から「デバイスマネージャー」をクリックします
- 更新するデバイスをダブルクリックします
- 表示されたデバイスドライバーを「右クリック」して「ドライバーの更新」をクリックします
- ドライバーの更新が表示されたら「ドライバーを自動的に検索」をクリックします
- 最新のドライバーがあれば、自動でダウンロードとインストールが完了します
またMacPCの場合はFinderから「ディスクユーティリティ」を選択してHDDを確認できます。
- Finderを起動する
- アプリ内の「ユーティリティ」を開き、「ディスクユーティリティ」を選択する
- HDDが表示されているか確認する
HDD(ハードディスク)を認識しないときの対応③:フォーマット要求やエラーメッセージが表示されるケース
HDDが認識せずフォーマット要求やエラーメッセージが表示されるケースは次の通りです。
①アクセス権限を変更する
「HDDにアクセスできません。アクセスが拒否されました」というエラーメッセージが出る場合、HDDのアクセス権限に問題があると考えられます。この場合、HDDのアクセス権限を変更することで、問題が解消される場合があります。
Windows10/11でアクセス権限を変更するには、次の手順を実行します。
- HDDを「右クリック」してプロパティの「セキュリティ」を選択し、「詳細設定」をクリックします
- 「アクセス許可の変更」をクリックします
- 「詳細設定」をクリックし、表示されたウィンドウで「検索」をクリックします
- HDDへのアクセス権を付与したいアカウントを選択・追加し、「OK」をクリックします
以上の手順で、Windowsでアクセス権限を変更することができます。
②エラーチェックを実行する
HDDは認識されているにも関わらず、データにアクセスできない場合には、データが破損していることが考えられます。 この場合は、Windows10/11の修復機能を実行することによって解決できる可能性があります。
- タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします
- 画面左側から「PC」を選択し、エラーをチェックするHDDを右クリックします
- 表示された一覧から「プロパティ」をクリックします
- 「ツール」タブを開き、エラーチェックの「チェック」をクリックします
- ドライブのスキャンと修復をクリックします
③chkdsk(チェックディスク)で修復
chkdsk(チェックディスク)は、Windows10/11に搭載されているツールで、HDDのシステム破損の修復や、不良セクタの確認ができます。
ただし、chkdskはHDDに高い負担がかかるため、作業の過程でHDDが故障するリスクがあります。何度も繰り返すことは控えましょう。
- Win+Rキーを同時に押しファイル名を指定して実行のウィンドウを開きます。
- cmdと入力しコマンドプロンプトを起動します。
- 「chkdsk d/f」を入力し、Enterで実行します。
- エラーチェックの結果が表示されます。
上記の画像の例では、赤枠の部分を確認すると、600GBもの領域が不良セクタになっています。
このように大量の不良セクタが発生しているHDDは故障の前兆が起きているため、操作・通電を控えてください。また、いつまでもchkdskが終わらない場合、より重度の障害が起きている可能性があります。
chkdskを繰り返すと不良セクタが発生したHDD本体に負荷がかかり、状態が悪化するため、保存されたデータが必要な場合はデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
chkdskが終わらないときの対処法は、こちらもご覧ください。
チェックディスク(chkdsk)が終わらない|原因と対処法を解説
④システムの復元を実行する
システムの復元はバックアップ機能の一つですが、パソコンの環境設定やシステムまわりを、以前保存したポイントまで復元する機能です。 これはデータ類が消失するわけではなく、あくまで設定のみを復元する方法です。もし、Windows10/11上の設定に問題があってHDDが認識されない場合、この方法を行うことで、無事認識されることがあります。
しかし、システムの復元を実行すると、過去の設定に戻るため、システムが不安定になることがあります。また削除・上書きしたデータは、復元できません。
- 起動しているアプリケーションをすべて終了します
- スタートボタンをクリックし、すべてのアプリの一覧から「Windowsシステムツール」をクリックします
- 「コントロールパネル」を選択し、「システムとセキュリティ」をクリックします
- 一覧から「セキュリティとメンテナンス」をクリックします
- セキュリティとメンテナンスが表示されたら「回復」をクリックします
- 「システムの復元を開く」をクリックします
- 「次へ」で進み、復元したい日時の復元ポイントをクリックして選択します
- 「復元ポイントの確認」が表示されます
- 復元して問題なければ「完了」ボタンをクリックします
システムの復元で問題が解決しない場合、HDD本体に深刻な障害が発生している恐れがあります。通電・操作を控えて専門の業者に相談しましょう。
⑤インストールメディアからリカバリーする
Windows10/11の設定に問題があり、自己修復できない場合、PCのリカバリー(OS再インストール)で対処できることがあります。しかし、OSを再インストールすると、工場出荷時状態に戻ってしまうため、データが不要な場合にとどめておきましょう。
⑥データ復旧ソフトを利用する
Windows10/11でHDDが認識しない原因として、OSのエラーなど、軽度の論理障害のみが発生している場合は、データ復旧ソフトでデータを復旧できることがあります。
代表的なHDD対応のデータ復旧ソフトは以下の通りです。
- EaseUS Data Recovery Wizard Pro
- ZERO Assumpition Recovery
- ファイナルデータ
しかし、どれ程高性能なデータ復旧ソフトであっても、データ復旧ソフトでは根本的に解決で着ない症状があります。
それが経年劣化や水没、破損、などの物理障害や深刻な論理障害によって認識しなくなったHDDです。
HDDを認識しない場合、むやみにデータ復旧ソフトを使うのは控えましょう。HDDが認識しない状態で復旧ソフトをかけると状態が悪化する恐れがあります。
HDD内部に必要なデータがある場合、データ復旧の専門業者に相談した上で判断しましょう。
⑦メーカー・修理業者に相談する
購入直後のHDDが認識しない場合、初期不良を起こしている可能性が考えられます。購入まもない時期のHDDは、メーカー保証期間の範囲にあたるので、付属の取扱説明書とともにメーカーに対応を依頼しましょう。
特に電源基板は細かい部品が多く、障害の特定から部品の交換までが難しい部品です。その他にもディスプレイの交換など、部品を取り寄せることが困難であれば、メーカーや修理業者で交換作業を行うのが適切です。
ただし、メーカーや修理業者で修理すると、部品交換やデータの初期化でデータが残らない場合があります。
突然HDDの電源がつかず認識もしないなら修理前にデータ復旧を推奨します
外付けHDD、パソコンの使用中に突然HDDの電源が消え、認識もされない状態の場合、大多数の方は修理店やメーカーに持ち込みすることが思い浮かびます。しかし修理店にHDDを持ち込むとHDDのデータ領域も交換されてしまう(データが消失する)恐れがあります。
必要なデータのバックアップを取得済みであれば問題ありませんが、そうでない場合はHDDの修理を依頼する前にデータ復旧専門の業者にデータ復旧を依頼し、電源がつかず認識もしないHDDからデータを取り出してもらう必要があります。
デジタルデータリカバリーなら常時7000台以上のドナーHDDを常備しているため、希少な型番のHDDや指定の期日までの復旧が可能な場合があります。
HDDが認識しない場合はデジタルデータリカバリーまでご相談ください。24時間365日ご相談を受け付けています。
突然HDDが認識しなくなった時はデータ復旧業者に相談する
HDDが突然認識しなくなった時、多くの場合は直前に保存・書き込みしたデータが失われることが多く、場合によっては認識不良からの復旧後に文字化けなど不完全な状態で保存される場合があります。しかし深刻な論理障害や経年劣化などの物理障害が発生している場合、過去に保存したデータが消失してしまう場合もあります。
業者に相談しなければならない理由
HDDが認識しなくなった場合、多くの方はメーカーや修理業者に依頼するか、データ復旧ソフトなどを使用して自力で復旧を試みると思われます。しかしメーカーや修理業者は正常に動作することが目的のため、修理にだした外付けHDDやパソコンは、HDD自体が交換され、保存データが消失して返却されます。
突然認識しなくなったHDDのデータが必要な場合、あらゆる状態のHDDからデータを取り出すことが可能なのがデータ復旧業者です。
データ復旧業者では、専門の技術やツールを使用し、HDD内に0と1で保存されたデータを目に見える状態へ復旧することができます。ただし、障害の発生後にデータの保存や更新などの操作やデータ復旧ソフトを使用すると復旧の可能性が徐々に低くなります。
よって、ご自身のHDDのデータを一つでも多く取り出すには、できる限り最初に復旧実績がサイトに明記されている技術力のある業者へ復旧依頼をしてください。
![バイナリエディタ](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/05/binary.jpg)
私たちデジタルデータリカバリーは、高度な技術を持つエンジニアと設備を保有し、ご依頼された機器の約8割の復旧作業を48時間以内に完了させています。加えて他社様やメーカーで復旧できなかった機器のご相談を7,000件以上もいただいており、他社様で復旧不可能とされた機器でも復旧が可能となっています。
HDDが認識せず、お困りの際はぜひご相談ください。24時間365日ご相談を受け付けております。
デジタルデータリカバリーに相談
- HDDが認識しない!ファイルが開けない!
- 壊れたHDDからデータを取り出したい!
- 間違ってデータを削除した!初期化した!
HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い
![HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/09/compare2b.png)
![HDDのデータ復旧とメーカー保証の違い](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/09/compare2b_sp2b.png)
大切なデータを取り戻したいなら
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はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
![選ばれ続ける6つの理由](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2022/12/14年連続.jpg)
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復旧~納品までの流れ
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また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
![](/lp/p-hdd/images/imgflow01.png)
![](/lp/p-hdd/images/imgflow02.png)
障害が発生したHDDからデータを復旧するには?
「自力での対応に不安がある」「最も適切な手段でデータを取り出したい」という方は、専門業者に依頼し、診断を受けることをおすすめします。
たとえば、HDDが認識されない場合、フォーマットを促すエラーメッセージが表示されることがありますが、これは論理障害でも、物理障害でも起きるため、個人での判別が難しいことも多いものです。
故障箇所を正確に特定しないまま作業をを続けることで、状態を悪化させたり、障害を併発させてデータを完全に失ってしまうケースもあります。
「データ復旧は一発勝負」とも言われるため、「HDDの障害が疑われる」「最も安全にデータを復旧したい」という場合は、極力手を加えずに、実績と技術力の高いデータ復旧の専門業者に早めに相談するようにしましょう。
技術力が乏しい業者や、専門設備がない業者に依頼すると、不適切な作業が行われ、二度とデータが取り出せなくなる恐れがあります。業者選定は慎重に行いましょう。
HDD(ハードディスク)を認識しない時の注意点
パソコンでHDDを認識しない状態でも、データが残っていることがほとんどです。
また以下のような行為はHDDの状態を悪化させ、復旧が難しくなる危険性があるため、控えるようにしましょう。
電源のオン/オフを繰り返さない・電源を付けたまま放置しない
HDDから異音がするなど物理的な障害が疑われる場合、「電源のオン/オフを繰り返す」「通電をし続ける」のは控えましょう。
物理的な障害があるHDDで通電をおこなうと、壊れた部品を無理やり駆動させ、HDDに大きな負荷がかかりやすいです。このような状態で何度も再起動を行うと、データ復旧率も著しく低下し、データ復旧業者でも対応できない状態にまで悪化してしまう恐れがあります。異変を感じた場合は操作を控え、電源はオフにしましょう。
叩くなどして衝撃を与えない
HDDは世界一精密な機器と言われています。HDDが認識されないからと言ってHDDを叩いても、むしろ状態を悪化させてしまいます。衝撃を加える行為はやめましょう。少しの衝撃でも物理障害が発生する恐れがあります。
ハードディスクを無理に開封・分解しない
HDD内部のデータ記録面(プラッタ)は少しのチリやホコリの付着でも重度の物理障害が発生する恐れがあります。HDDの開封・分解作業にはクリーンルーム(無菌室)が必要です。設備がない状態で開封・分解したHDDは、データ復旧業者でも復旧が非常に困難になるため、HDDの開封・分解は絶対に行わないでください。
市販のデータ復元ソフトやOS修復ツールを使わない
データ復元ソフトやOS修復ツールで対処できるのは、誤削除など軽度の論理障害のみです。しかし、物理障害でも「フリーズ」「フォーマット要求」など、論理障害と同じような症状が出ることがあり、見分けがつかないことが多くあります。
障害を正確に判断できない状態で、安易にデータ復元ソフトやOS修復ツールを使用してしまうとHDDに負荷がかかり、状態を悪化させてしまう恐れがありますので、データを安全に取り出すためには、データ復元ソフトの使用は避けるのが賢明です。
故障原因がわからないままソフトを使用することで、HDDに負荷がかかる恐れもあるため、確実にデータを取り出したい場合、もしくは障害の程度が分からない場合は、復元ソフトは使用せず「データ復旧の専門家」に相談することをおすすめします。
データ復元ソフトで失敗?事例や注意点、使用の判断方法はこちら
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※1 集計期間:2011年1月1日~
※2 データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。
※3 2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2024年6月の各月復旧率の最高値)
対応メーカー
![全メーカー対応](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2023/01/maker.jpg)
BUFFALOやI-O DATAをはじめ、各種メーカーに対応
様々なHDDから復旧できる可能性があります!
![HDDメーカー例](https://www.ino-inc.com/data_check/wp-content/uploads/2023/01/hdd-scaled.jpg)
ハードディスク 復旧対応メーカー表
- IBM
- Western Digital
- Samsung
- Quantem
- MAXTOR
- seagate
- 東芝
- I-O DATA
- ASKA
- アドテックス
- BUFFALO(旧称:(株)メルコ)
- LaCie(ラシー)
- Logitec(ロジテック)
- エレコム
- Silicon Power
- ADATA
- HGST
- トランセンド
- FFF SMART LIFE CONNECTED
- Apricorn
- ハギワラソリューションズ
- プリンストン
- Lenovo
- FREECOM
- SONY
- メルコシンクレッツ
- IMATION
- ASUS
- Apple
- HP
※その他各種メーカーにも対応しております。現状弊社で対応できないメーカーはございません。お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
![データ復旧対応ファイル](https://www.ino-inc.com/lp/p-hdd/images/reliable_004.png)
その他メーカー・ファイルも対応可能です。詳しくはお電話でお問い合わせください。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
-
4工程数
復旧にかかる期間は?
-
1総ディスク容量
どれくらいの大きさか?
-
2故障箇所
どこが壊れているか?
-
3難易度
どれくらい壊れている?
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4工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
多くのお客様にご利用いただきました
![ご依頼実績](/res_images/value_img/jisseki_logo_6_2.png)
※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
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