- 突然Macが起動しなくなった
- Macの電源が入らない・電源がつかない
- 画面が真っ暗のまま動かない
- Macが起動したと思ったらすぐに電源が落ちてしまう!
MacBookやiMacを使っていると、突然こういったトラブルに見舞われることがあります。実は「起動しない」と言っても、様々な原因が考えられます。むやみに操作すると、Mac自体が故障し、最悪の場合保存されているデータを見れなくなる可能性があります。
大切な機器やデータを守るために、この記事でMacの電源が入らない原因や対処法について確認しましょう。なお、Macは内部構造などが複雑なため、対処法を試しても起動しない際に分解するのは高リスクです。
電源が入らないMac/iMacから中のデータを取り出したい場合は、Macのデータ復旧経験の豊富なデジタルデータリカバリーまでご相談ください。当社では約8割の機器が48時間以内にデータ復旧作業を完了されています。
目次
Macが電源が入らない・電源がつかない・起動しないトラブルでよくある症状
Macが起動しない症状としては、「そもそもPC電源が起動しないもの」と「Mac の起動プロセスが完了しないもの」があります。以上の症状を元に更に具体的なケースを6つ紹介します。
電源ボタンを押してもMacの電源が入らない
MacBookやiMacが起動しない・電源が入らない場合、そもそも電源の供給が十分にされていない可能性があります。コンセントやACアダプターが正しく接続されているか、しっかりと確認しておきましょう。
電源は入るが、Macの画面が立ち上がらない
電源ランプは点灯するものの、Macの画面が真っ暗で立ち上がらない場合、設定やシステムの問題、ディスプレイの故障などが原因になっていると考えられます。まずはディスプレイの彩度を上げるキーを押し、画面の明るさを調整できないかどうか試してみましょう。
明るさの設定を変更しても解決しない場合、SMC(システム管理コントローラ)やNVRAM(PRAM)のリセットを行うことで改善することがあります。リセット方法はMacの機種によって異なることがあるため、詳しくは、Apple公式サポートページをご覧ください。
起動時に「はてな(?)マーク」が表示される
「はてな(?)マーク」の付いたフォルダは「正常に起動できるMac OSが見つからない」ということを表します。原因の多くは「システム環境設定が正しくない」もしくは「OSが不具合を起こしている」というものです。
もし、システム環境設定を修正しても、起動時に「はてな(?)マーク」が表示され続ける場合は、Macを立ち上げるために必要な部品が故障していることも考えられます。Macの内部構造は複雑なため、修理が必要であればメーカー、電源が入らないMacから内部のデータを取り戻したい場合は、データ復旧の専門業者まで相談しましょう。
起動時の進行バー(プログレスバー)が途中で止まる
長時間、Appleロゴと進行状況バーが表示される場合、次の原因が主に考えられます。それぞれの状況に合わせて次の対応を行いましょう。
- macOS をインストール中
- 起動システムにエラーが生じている
macOSがインストール中であれば、完了まで待ちましょう。②の起動システムにエラーが生じている場合は起動ディスクの修復を試みましょう。
禁止マークが表示される
禁止マークが表示されるのは、PCとMacのバージョンに互換性がなく、正常に機能していない状態です。この場合も起動ディスクを修復することで解決する可能性があります。
ただし、修復などの対処法を試しても起動しない症状が解決しない場合は、パソコン内部の重要なパーツが物理的に破損している可能性もあります。この状態で通電を続けると、Macに大きな負担をかけて故障してしまうため、通電は控えましょう。
OSが起動しない
これはMacの起動音はなるものの、画面が黒色や灰色に表示されている状態などを指します。OSが起動しない原因は設定やシステムの問題など様々です。その中でもMacパソコンの本体やストレージが破損している場合は、個人での解決が非常に困難ですので、自身で問題を解決できないならば、早めにデータ復旧業者に相談しましょう。
Macの電源が入らない原因6選
Macの電源が入らない原因としては、主に次の6つが原因として考えられます。
ケーブルの破損や接触不良
Macパソコンの電源が入らない原因の一つにケーブルの問題が挙げられます。よくある問題にはパソコンとの接触不良や、断線があります。ケーブルの接続を確認し、差し込みが甘ければ差し込み直しましょう。また古いケーブルを使用している場合は新しいケーブルと取り換え、もう一度起動を試しましょう。
周辺機器のトラブル
Macに接続されている周辺機器のトラブルによって、Macが起動しないことがあります。有線接続しているプリンタや充電器、無線接続しているBluetoothマウスなどをすべて取り外してからもう一度起動してみましょう。
バッテリー切れ
電源ランプがつかない状態でMacパソコンが起動しない場合は、バッテリーの充電が切れている可能性があります。この場合は電源ケーブルや充電器でしばらく充電しましょう。
システム破損(論理障害)
論理障害とは、Macの起動にかかわるデータやプログラムが何らかの理由によって破損した状態を指します。主な原因は、突然の電源遮断や、不適切な操作によるデータ削除です。
たいていの場合は「スタートアップ修復」「セーフモード起動」などで解消することも多いのですが、他の障害も併発している可能性もあります。Mac/iMacの状態を自力で正確に診断するのは困難なため、専門業者による正確な診断が必要となります。
Macパソコンの部品が破損した
強い衝撃、水没、経年劣化などによりディスプレイやCPUなどMacパソコンの起動に関係する部品が破損し、電源が入らない場合があります。
解決にはパソコンを分解し、部品の交換・修復が必要です。ただし、機器を分解すると、元に戻せない場合においても保証の対象外となることもあります。更に、分解することで新しくキズや汚れが増え、障害が悪化する場合もあります。無理に部品の交換をしないようにしましょう。
ストレージ(HDD/SSD)に物理障害が発生している
物理障害とは、HDD/SSDなど記憶装置が物理的に破損したことによるデータ障害です。
障害が発生する原因は、物をぶつけた際などの強い衝撃や水没などが挙げられますが、見落とされがちなのがMacの経年劣化です。
使用頻度やMacの種類などにより大きく異なりますが、「MacBook Air」や「MacBook Pro」などのノートパソコンは3〜5年、「iMac」などのデスクトップパソコンなら4〜7年、「Mac Pro」は5〜10年と考えられます。
MacPCの多くに内蔵されるSSDは、物理的に破損しても、論理障害の時と同様に「ロゴ画面で停止する」「ブルースクリーンが表示される」「黒い画面に白文字でエラーメッセージが表示される」といった症状が発生することがあります。
したがって、Macの電源が入らない原因が物理障害かどうかを自力で判別するのは困難です。
下手に自分で修理するとより状態が悪化してしまうため、Macが突然故障した場合、データの要不要に応じ、専門業者に相談することを強くおすすめします。
物理障害が発生したHDD/SSDを自力で修復するのは困難
物理障害を起こしMacのデータ復旧には、膨大なデータ復旧件数に裏打ちされた高度な解析技術や設備が必要となります。具体的には、HDD/SSDの動作をつかさどるプログラム(ファームウェア)の解析を行う設備などが必要です。
物理障害が発生したMacでは、何度も修復作業を繰り返すと状態が悪化し、データを消失させてしまう危険性がありますので、「安全かつ最速でデータを復旧したい」場合、自力で対処せず、信頼できるデータ復旧サービスに相談することをおすすめします。
ただし、お持ちの機器がデータ復旧できるか、料金はいくらかかるのか、すぐに復旧できるのかなどの判断は、専門家が診断しなければわかりません。データ復旧を検討しているのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは「電話」および「メール」とあわせて、24時間365日相談を受け付けています。Macの電源が入らなくなったらぜひご連絡下さい。
Mac/iMacの電源が入らない・起動しない時の注意点
Mac/iMacの電源が入らない・起動しない時の注意点は以下の通りです。
再起動とシャットダウンを繰り返さない
Mac/iMacの再起動とシャットダウンを繰り返すと、破損した部品に負荷をかけてしまうため、状態を悪化させてしまいます。また、使用中に電源を落とすことで、データの整合性が取れなくなり、データが認識できない場合や、システムが不安定となる可能性があります。
OSの再インストールはしない
OSを再インスト―ルすることでMacに発生したシステムエラーを修復することができますが、バックアップがない状態で実行すると既存のデータが上書きされてしまい、データにアクセスできなくなる恐れがあります。
これは操作中にディスクのフォーマットが行われるため、通常の操作でMacのデータにアクセスすることができなくなるためです。
Macが起動しない原因次第ではOSの再インストールで問題を解決できず、保存データを上書き削除してしまう可能性がありますので、Macに大切なデータが保存されている場合、OSの再インストールはお勧めできません。
万が一OSの再インストールを実行してしまった場合は、データ復旧業者のもとであればMacの内蔵SSDからデータを取り出せることがあります。OSを再インストールしてもパソコンが起動しない時はMac/iMacの復旧実績があるデータ復旧業者まで相談してみましょう。
Mac/iMacの電源が入らない時の対処法
Macbook、Macbookpro、iMacなど、Macパソコンの電源が入らない場合、自力でできる対処法は以下の通りです。後半になるほど操作手順が複雑になります。
Macの電源ケーブル接続、充電を確認する
■デスクトップ型Mac(iMacやiMac Pro)の場合
MacやiMacProの場合、電源の供給は電源ケーブルで行われています。 そのため、まずは電源ケーブルがしっかり接続されているかどうかを確認しましょう。
まず、電源コードがコンピュータに接続されており、コンセントに差し込まれていることを確認します。MagSafe電源アダプターを使用している場合、そのランプの色で充電状態を確認できます(充電中はオレンジ、充電完了は緑)。
問題が解決しない場合は、別の電源コードやアダプターを試して、問題が電源供給にあるのかコンピュータ自体にあるのかを判別します。解決できない際は、コンピュータに付属のものや互換性のある代替品を使用することが推奨されます。
■ノートブック型Mac(Macbook Air、Macbook Pro)の場合
ノートブック型のMacの場合、電源の共有はバッテリーから行われています。そのため、充電がしっかりできているのか確認しましょう。一番確実なのは、充電ケーブルを接続することです。ただ、接続していてもコード不良などで電源供給されていない場合もあります。
可能であれば、別のMacBookにケーブルをつなぎ、電源供給ができるかどうかも合わせて確認できると確実です。充電を確認後、Macの電源を入れ直しても正常に起動できない場合は、そもそもMacが故障している可能性が高いと考えられます。
この場合、個人で対処せず、専門業者まで相談しましょう。
電源ボタンを長押し(再起動)する
Macの電源は入るが、正常に開けない場合には、一度だけ再起動しましょう。この際、最も簡単かつスタンダードな対処法が、電源ボタンの長押しです。電源ボタンを10秒間長押した後に、もう1度押し直すことで電源が入るケースがあります。これで問題が解決する場合、一時的なトラブルだった可能性が高く、機器へのダメージといった心配は不要です。
ただし、トラブルの原因が、Mac OSの物理障害だった場合、通電するとさらなる障害の悪化に繋がります。再起動は一度だけにとどめましょう。
放電する
パソコン内に不要な電気が流れていると、Macパソコンの起動が妨げられる場合があります。放電の方法は以下の通りです。
- Macパソコンをシャットダウンします。
- Macパソコンに接続している周辺機器を全て取り外します。
- 電源ケーブルを取り外すと放電が始まります。
この状態で10分程度放置すると放電が完了します。放電が完了したらMacパソコンの電源を入れてみましょう。
周辺機器を取り外す
Macパソコンの起動時に、プリンターやUSBメモリなどの周辺機器を接続すると、起動が妨げられることがあります。したがって、周辺機器を全て取り除くことで起動を妨げるシステムの干渉を受けなくなるため、問題が解決できる場合があります。
ディスプレイを確認する
PC内のソフトウェア部分(電源や内部部品など)が原因ではなく、ディスプレイに異常が発生していることで画面がつかないケースがあります。
PCやモニターの落下や、物をぶつけたことで、内部のバックライト用電源回路が断線や接触不良を起こす場合があります。この場合、Macのシステムに問題はないことが多いため、他の外付けディスプレイに繋ぐことでMacを使用できることがあります。
セーフモードで起動する
最小限のシステムで起動させる「セーフモード」でMacを立ち上げると、自動的にシステムの修復も実行されます。この方法により通常どおりMacが起動できることがあります。セーフモードで起動する方法は以下のとおりです。
- Macの電源を落とします。
- 電源ボタンを押し、その後「shift」を長押しします。
- Appleのロゴマークが表示されたらキーを離します。
- しばらくすると、セーフモードが起動します。
セーフモードでMacが起動できたら、そのままApple診断やエラー修復作業を実行して、エラーを修復しましょう。
SMCをリセットする
SMCとは、システム管理コントローラの事を指しており、Macの電源やバッテリーなどを管理している機能です。このSMCをリセットすることにより、電源周りのトラブルを解決できることがあります。SMCのリセットをする方法は以下の通りです。
■MacBookの場合
Macの電源をオフにしたら、「shift」「control」「option」および電源ボタンを10秒以上同時に押し続けてください。その後Macパソコンを起動し、アカウントにログインするとSMCリセットは完了です。
■Macデスクトップの場合
電源コードを外し、数分後、再接続して数秒後に電源をつけてください。なお、SMCリセットを何度も繰り返すとMacbookに負担がかかるため、繰り返し作業を行うのは控えましょう。
もしSMCリセットを行っても問題が解決できない場合は、Macパソコンに深刻な障害が発生している可能性が高いです。すぐにMacパソコンを使用したい方は「メーカー・修理業者」、中身のデータが必要な方は「データ復旧業者」に依頼し、適切な処置を受けましょう。
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またApple公式ページにもSMCのリセット方法が掲載されています。こちらもご覧ください。
PRAMをリセットする
MacのPRAM(Parameter RAM)とは、ROM内にある小さなメモリ部品です。ここにはシステムの基本設定が保存されており、もしシステムに異常が起きている場合、PRAMをリセットすることで設定がリフレッシュされ、不具合が直る場合があります。PRAMのリセットをする方法は以下のとおりです。
- まずパソコンの電源を切り、再度電源を入れすぐに「P」「R」「command」「option」の4つのキーを同時に押し続けてください。
- その後、Macを再起動します
- 起動音が2回するまで、キーを押しつづけます。
Apple診断(Apple Diagnostics)を試す
Apple診断ツール「Apple Diagnostics」を利用すると、ディスプレイやマザーボードなどに問題があるか確認できます。もしこれで問題が検出されなかった場合、ソフトウェア部分に原因があるかを判断することができます。Apple診断を行う方法は以下の通りです。
- Macのシステムを終了します。
- Macの電源を入れ、同時に「D」を長押ししましょう。
- すると、ハードウェアの診断画面に切り替わり、診断が開始されます。
- もしエラーメッセージが表示された場合は、エラーコードを控え、必要性に合わせて、メーカーかデータ復旧業者に相談しましょう。
起動ディスクを修復する
起動ディスクとは、パソコンが起動される時に必要なデータが保存されているディスクのことです。Macに「はてな(?)マーク」が表示された場合、起動ディスクの修復を行うことで、正常に起動できる可能性があります。起動ディスクを修復する手順は以下の通りです。
- 電源ボタンを電源が切れるまで長押しします。
- 電源を入れた直後に「Command」 + 「R」ボタンを押し続けます。
- macOS復旧で、ディスクユーティリティを使って起動ディスクを修復します。
- ディスクユーティリティでエラーが見つからない、もしくは見つけたエラーを修復した場合はmacOSを再インストールします。
リカバリーモードを利用する
ハードウェアやソフトウェアの故障などが原因でMacの電源がつかない場合、リカバリーモードが役に立ちます。Macのリカバリーモードとは、Macを再インストール、または修復する特別なモードです。リカバリーモードで起動する方法は以下の通りです。
- Macの電源を落としましょう。
- 電源が落ちたのを確認できたら、電源を押し「command」と「R」を長押しします。
- 2つのボタンを押し続けたまま、Appleのロゴマークが出たら、2つのキーを離します。
- その後言語選択画面が出て、macOSユーティリティという画面が出れば、リカバリーモードでの立ち上げが完了です。
リカバリーモードで問題が解決しない場合は、物理的破損などの個人では解決の難しい障害を抱えている可能性があるため、個人で対処を続けるとMacパソコン本体に負荷がかかり、障害が進行する可能性があります。
リカバリーモードで問題を解決できず、中のデータがすぐに必要な場合は、データ復旧専門のデジタルデータリカバリーまでご相談ください。当社ではデータ復旧専門のエンジニアがチームで作業し、ご依頼された機器の約8割は48時間以内に復旧を完了させています。ぜひご相談ください。
MacOSを再インストールする
MacOSの再インストールを行うことでシステムファイルを修復することが可能です。ただし、事前にMacパソコンの「Time Machine」でバックアップを作成しておきましょう。
MacOSを再インストールする方法は以下の通りです。
- Macを再起動し、起動時に「Command + R」をクリックします。
- 「macOSユーティリティ」が表示されたら、「macOSを再インストール」をクリックします。
- 「続ける」をクリックし、再インストールするディスクを選択します。
- 再インストールの確認画面が表示されたら、「インストール」をクリックします。
- インストールが完了したら、MacOSのセットアップウィザードに従って設定を行います。
MacOSを再インストールするとインストール先のディスクがフォーマットされます。これによって保存されたデータにアクセスできなくなるため、バックアップが必要になります。
「バックアップを取り忘れた」、「誤ってMacOSを再インストールしてしまった」という方は、早急にデータ復旧業者までご相談ください。フォーマット後にデータの上書きを行うと、データ復旧に対応できる業者は限られてきます。
デジタルデータリカバリーなら過去41万件以上のご相談実績に基づき、データの上書きが繰り返された、復旧難易度の高い症状でも復旧可能な場合があります。最短5分で症状の正確な特定と適切な処置をご提案できますので、まずは当社までご相談ください。
何をしてもMac/iMacの電源が入らない時は専門業者に相談
Macでは特殊な内部構造やファイル構成をしているため、修理やデータ復旧の難易度が高い機器です。対処法を試しても電源が入らない場合は専門業者に相談しましょう。
専門業者も様々で、選定する際はデータが不要か必要かで判断しましょう。ここでは、電源が入らないMac/iMacの依頼先として代表的な3つの業者を解説します。
メーカー(Apple)
Mac製造元のAppleに依頼すると、Apple認定技術者による修理が受けられるため、正規の部品が使われ、返却後も動作不良が起こるリスクが低く、安心して使用できます。特に保証期間内やAppleの修理サポートを受けている場合はAppleのサポートセンターから、修理を依頼しましょう。
しかし、保証期間が切れている場合、修理は非常に高額な見積りになることも少なくありません。また、これらのサポートはハードウェア修理を保証するもので、データが消去されてしまうことがあります。この点にはご注意ください。
PC修理業者
PC修理業者では、ハードウェア上のトラブルや故障を解消できます。Appleの保証が切れている場合には、一般の修理業者に依頼したほうが安く修理ができますが、データの取り出しについては対応できないことも少なくありません。
たとえば「修理に出したら全てのデータが初期化されてしまった」というのは修理業者に依頼した際によく起きるトラブルです。データの取り扱いに関しては、PC修理業者は専門外であることを意識しておきましょう。
データ復旧業者
内部のデータが必要な場合は、最初にデータ復旧業者に相談してMac/iMacの状態の初期診断と復旧を依頼しましょう。Macに対応しているデータ復旧業者では、Macに内蔵するSSDや
データ復旧業者では、専門の技術者が専門設備で機器の解体・開封をおこなうため、市販の復元ソフトでは対応できない物理障害はもちろん、論理障害で起動しなくなってしまったMacからでも、必要なデータを取り出すことができます。安全にデータを取り出し・復旧したい場合はデータ復旧の専門業者に依頼しましょう。
Macの復旧をスムーズに進めるためのポイント
Macの復旧をスムーズに進めるためのポイントは次のとおりです。
故障した状態のMacを最も安全かつ確実に直すには、①データを復旧する→②機器を修理するという順番を守る
Mac本体の修理はデータ復旧の後からでも可能
最初に修理業者やメーカーに修理を依頼すると、内部のデータは消失する可能性もあります。もしMacの中に大切なデータが保存されている場合には、修理業者より先にデータ復旧業者に相談してください。
なお、修理業者で修理後、データ復旧の相談をいただくことがありますが、メーカーなどでの修理後となると、元のデータが完全消失している可能性が高く、データを復旧することが困難になることに注意してください。
データが必要な場合は、データ復旧の専門業者に相談する
デジタルデータリカバリーではデスクトップ型(iMac、iMacPro)、ノートブック型(Macbook、MacbookAir、MacbookPro)の全モデルの年代を問わず復旧対応しております。
Macによく搭載されているSSDには物理稼働するパーツがなく、基本的に壊れかけていても、異音が発生しません。そのため、Macは何の前触れもなく、突然壊れてしまうことがあります。したがってMacの電源が入らず「原因が特定できない」もしくは「知識がない」まま、個人であわてて対処するのは非常に危険です。
デジタルデータリカバリーにはMacbook・iMac専門の復旧アドバイザーが在籍しており、24時間365日無料にてご相談を受け付けております。Macbook・iMacからデータが取り出せなくなった場合の対応方法について、適切なアドバイスをさせていただきます。
また、当社にはMacbookやiMac専門のエンジニアが在籍しており、復旧率を高めるために日々研究を重ねております。
データ復旧の成功率は、初期の適切な対処によって飛躍的に向上します。まずは症状・トラブルのご相談からお気軽にご連絡ください。
当社は難易度が高いMacのデータ復旧も対応可能!
Macbook・iMacといったApple製品のパソコンはWindowsと比較しても復旧の難易度が高い傾向にあります。理由としては主に2点です。
①ファイルシステムやプログラムの構造が特殊
Apple製品のパソコンはファイルシステムやプログラムの構造が、ほかのメーカー機器と比べて複雑になっています。
例えばWindowsが扱うOS(NTFS)は世に広く出回っているため、解析が進んでいますが、MacOS(HFS)はApple特有のもので、Windowsと比較すると解析が進んでいません。対応できるデータ復旧業者は、デジタルデータリカバリーをはじめごくわずかです。
②筐体の構造が特殊
Macbook・iMacともに筐体の構造自体も他メーカー機器に比べて特殊です。パソコンからHDD(またはSSD)を取り出すための解体作業や、復旧完了後の組み立て作業にも技術が必要になります。
起動しないMacからデータを取りだす場合、データ障害の程度によっては解体・組み立て作業を伴うことがあります。Mac本体も必要であれば、必ずMacのデータ復旧実績がある業者かどうか確認したほうがよいでしょう。
はじめてのデータ復旧業者は【技術力の高さ】で選ぶ
データトラブルの際、一番頼りになるのがデータ復旧業者です。しかし、初めてデータ復旧業者に依頼するとなると、どこに依頼したらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
データ復旧業者を選ぶときの最大のポイントは、【技術力の高さ】です。
データ復旧は手術と同様、何度もできるものではありません。失敗してもやり直しがきくものではなく、繰り返すたびに復旧率が下がっていくので、最初の対応が復旧率を握るカギとなります。もし絶対に取り戻したい大切なデータがあれば、確かな技術力を持つ業者に依頼すべきでしょう。
技術力が高いデータ復旧業者を選ぶ3つのポイント
全国100社以上あるといわれるデータ復旧業者の中で技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントを解説します。おさえておくべきポイントはこちらです。
- POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
- POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
- POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
POINT:1 復旧実績や復旧率が数字で明記されている
復旧実績や復旧率は、多くの場合、公式Webサイトで確認できます。特に実績が誰が見ても客観的に判断できる「数字」で明記されている企業は、信頼性が高いと言えます。
データ復旧業者の中には、明確な根拠数字を記載していないケースもあります。そのような業者は技術力を有していない可能性があるため、信頼できる業者とは言い難いです。
「国内最高レベル」など、曖昧な言葉のみで具体的な復旧実績について公開していない業者もあるため、過去の実績についてしっかり確認するようにしましょう。
POINT:2 他社で復旧できなかった機器からも復旧実績がある
「メーカーや他のデータ復旧業者で復旧できなかった機器から復旧実績がある業者」は技術力が高いと言えます。官公庁、国立大学法人、上場企業の復旧件数が多い業者も、信頼がおけます。
データ復旧は、機器の種類や障害の程度によって難易度が異なります。業者によって対応できる障害レベルにも差があるため、技術力の低い業者に依頼すると、復旧に失敗するリスクがあります。
他社で復旧できなかった機器でも復旧実績のある業者は、高難度の障害に対応している、技術レベルの高い業者と言えます。
POINT:3 復旧ラボを公開し、自社内に復旧設備を揃えている
データ復旧の業者の中には、自社で復旧作業を行なわず外注したり、自社内に専用設備を持たない業者も存在します。
そのような業者に依頼してしまうと、誤った処置が行われ、大切なデータを失う可能性があります。
復旧ラボを公開し、見学を受け付けている業者であれば、自社内できちんと復旧作業を行なっていることがわかるので安心です。
国内で復旧ラボを構えている業者は限られています。Webサイトの情報だけではわからないことも多く、実態を知るには直接ラボの様子を確認するのが一番安心です。
データ復旧は「デジタルデータリカバリー」にお任せください
当社はデータ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※)として多くのお客様に選ばれ続けています。そして技術力が高く、信頼できる業者を選ぶ3つのポイントをすべて満たしており、自信を持ってデータ復旧の作業をさせていただきます。
※データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(集計期間:2007年~2020年)
- POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
- POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
- POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
POINT:1 復旧実績や復旧率を数字で公開しています
当社はデータ復旧国内トップクラスの実績を誇っており、復旧率最高値 95.2%(※1)の技術力をもって、あらゆるメディアからのデータ復旧に対応しています。また、官公庁や国立大学法人・上場企業を含めた、日本中のお客様のデータの復旧に対応しており、累計41万件以上のご相談実績(※2)があります。
しかし残念ながら、データ復旧業者の中には技術力が低いにも関わらず、「我々は高い技術力を持っています」など、明確な数字を出さずに曖昧な表現をしている復旧業者が多数あります。そのような復旧業者は、実績が少なかったり、社内に専用設備を持っていない可能性が高いため、注意しましょう。
当社では、「本当に技術力の高い会社であれば、復旧率で明確な根拠を示すべき」と考え、つちかった技術力に自信があるからこそ、復旧実績や復旧率を公開しています。
POINT:2 他社で復旧不可からも多数復旧に成功しています
当社では、同業他社では復旧不可能とされた機器のご相談も7,000件以上(※3)対応しており、重度障害からのデータ復旧に多数成功しています。
技術力の高い業者ほど、他社で復旧不可能と判断された機器の復旧実績が高くなる傾向にあります。
当社は、他社様を上回る症例数を復旧しているからこそ、同業他社で復旧不可能な障害でも、当社で復旧が可能となっています。諦める前に、まずはご相談ください。
POINT:3 復旧ラボをすべて公開・自社内設備で復旧しています
当社は復旧ラボを公開し、見学を受け付けており、直接ラボの様子を確認していただけます。クリーンルームを含め、国内最大級の自社内復旧ラボで復旧作業を行っており、エンジニアの作業風景をWebサイトやSNSで発信しています。
大切なデータを預ける上で、その業者の実態が分からないと信用できませんよね?社内風景や、実際に復旧に携わるエンジニアの顔が見えることは、非常に重要な点と言えます。
データ復旧業者の中には、復旧ラボを社内に保有していなかったり、外注や、個人でも試せる復旧ソフトを使用するだけで、作業を行わない業者も存在します。Webサイト上に掲載している社内風景と、実態が異なる怪しい業者も少なくありません。セキュリティなどを理由に、実態を明かさない復旧業者は、怪しいと判断した方が良いでしょう。
※1:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数(2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:期間:2016年6月1日〜
デジタルデータリカバリーが選ばれる理由について、詳しくはこちらで紹介しています。
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復旧~納品までの流れ
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また、過去41万件以上のご相談実績から算出されるデータベースを基に、機器や症状ごとに配置された専門のエンジニアが最先端設備と技術力を駆使して正確な診断と復旧作業を行います。大切なデータ、業務にかかわる重要なデータを復旧させたい場合はご気軽にご相談ください。
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- Dell
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※その他各種メーカーにも対応しております。 現状弊社で対応できないメーカーはございません。
お気軽にお問い合わせください。
画像・動画・Excelファイルなど、拡張子がつくものは全て対応しております。
データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
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復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額面についてもお電話にてご相談ください。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 |
---|---|
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
当社復旧費用のおすすめポイント
復旧料金は、診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)をご提示いたします
当社では、機器の障害状況を診断させていただき、プランをご提示いたします。
成功報酬制プランにおける「復旧成功の定義データ」は、お客様の希望に合わせて設定が可能です。
ご相談・初期診断・見積まで無料で承りますので、お気軽に無料診断・見積サービスをご活用ください。
※症状により、復旧の可否にかかわらず作業費を頂戴する場合がございます。作業費が発生する可能性がある障害に関しては、事前にお客様に状況をお伝えした上で、作業費を発生させて復旧作業に着手するか、そのまま復旧作業に着手せず機器をご返却するかをご判断いただきます。
弊社の独断で復旧作業を遂行し、作業費を請求する事はございませんのでご安心ください。
ご不明な点に関してはお手数ですが、都度担当までお問合せください。
復旧できたデータは全て納品
成功定義データだけでなく、復旧できたデータは追加料金無しで全てご納品いたします。
お見積もり後に追加で作業料を請求することはありません
お見積もり後に追加で作業料金を請求することはありません。復旧の度合いにより、お見積もりから減額される事はあっても高くなる事はございませんのでご安心ください。
※納品用メディアのご購入やその他追加サービスへのご加入については別途料金が発生いたします。
お客様に合った支払い方法が選択可能
クレジットカード・銀行振込・現金支払いに加え、請求書支払い・保険支払い・公費でのお支払い・商社を介してのお支払い等、対応が可能です。ご成約時にお申し出下さい。
官公庁、国立大学法人、上場企業
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※ 掲載の許可を得た法人様の一部を紹介させていただいております。
デジタルデータリカバリーに相談
- パソコンが起動しない!立ち上がらない!
- 壊れたパソコンからデータを取り出したい!
- 突然パソコンのデータが消えた!間違って初期化した!
データ復旧とパソコン修理の違い
大切なデータを取り戻したいなら
専門業者でデータ復旧しよう
24時間365日受付 最短当日復旧
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数41万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。