SanDisk製のメモリーカードを使用中、突然データが見えなくなったり、アクセスできなくなったりした経験はありませんか?
- SanDiskのメモリーカードが突然認識されなくなった
- 接続してもまったく反応がない
- 「フォーマットしますか?」と表示され、データにアクセスできない
こうした症状が出ている場合、メモリーカードの動きを制御する仕組みに不具合が起きていたり、内部の部品や接続に問題がある可能性があります。そのまま通電や再接続を繰り返すと、データは二度と戻らない状態になることもあるため、慎重な対応が必要です。
本記事では、SanDisk製メモリーカードのトラブルについて、原因を技術的な観点からわかりやすく整理し、安全にデータを取り戻すための正しい対処法を解説しています。
もし「今すぐデータを確認したい」「でも何をすれば良いかわからない」とお悩みなら、専門スタッフが24時間365日対応し、無料で状況を診断いたします。まずはお気軽にご相談ください。
目次
SanDisk(サンディスク)とは
SanDiskは、フラッシュメモリー製品を中心とした製造を行う企業です。
SanDisk社では「SDXCメモリーカード」や「microSDXCメモリーカード」など、様々な種類のメモリーカードを製造しています。
メモリーカードについて
メモリーカードには物理的な稼働部品が無く、高速に動作するため、他の機器よりも早くデータを書き出すことができます。
また、著作権保護技術を内蔵しているため、機器間での相互認証が正常でないと、データにアクセスできないといった特徴もあります。
メモリーカードの構造上、消えたデータを復元するには、専門的な知識が必要になるため、対応している業者はあまり多くはありません。技術力の高い業者であれば対応している可能性もあるため、以下の記事を参考に慎重に業者選びを行ってください。
SanDiskのメモリーカードからデータが消える3つの原因

SanDiskのメモリーカードからデータが消える場合、以下の3つの原因が挙げられます。
規格が異なる
SDカードには容量別に「SD/SDHC/SDXC」と3つの規格に分けられています。
規格によってファイルシステムが異なる為、対応していない機器の場合、認識することができません。SDカードが認識されない場合、規格が間違っている可能性があるため、確認するようにしましょう。
論理障害が発生している
SanDiskのメモリーカードからデータが突然消えた場合、「論理障害」が原因の可能性があります。論理障害とは、ファイルやフォルダの管理情報が壊れ、正常にデータを読み書きできなくなる状態です。
特に多いのがファイルシステムの破損です。ファイルシステムはデータの保存場所や構造を管理する仕組みで、これが壊れると「フォーマットしてください」と表示されたり、ファイルが見えなくなることがあります。
読み書き中にカードを抜くなどの操作で発生することが多く、軽度なら専用ツールで復元できる場合もありますが、重度の障害では個人での復旧が難しくなります。誤った操作で状態が悪化するリスクもあるため、大切なデータがある場合は早めに専門業者へ相談することが重要です。
物理障害が発生している
SanDiskのメモリーカードが突然認識されなくなった場合、記録チップや基板の故障など物理的な障害が原因の可能性があります。長時間の使用や繰り返しの読み書きによる負荷で、前触れなく反応しなくなることも珍しくありません。
こうした障害は外見では判断しづらく、通電を繰り返したり市販の復元ソフトを使うことで、かえって損傷が広がり、復旧が難しくなるリスクがあります。異常を感じたらすぐに使用をやめ、早めに専門業者へ相談することが重要です。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
SanDiskのメモリーカードからデータが消えた場合の注意点

Sandiskのメモリーカードからデータが消えた場合は、下記の4点に注意してください。
- 抜き差しを繰り返さず、状態が悪化する前に対応する
- 通電を控え、上書きや損傷を防ぐ
- 読み込み中の強制終了や取り外しは避ける
- 「フォーマットしますか?」と表示されても実行しない
「SanDiskのメモリーカードからデータが消えた」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、自分で何度も接続を繰り返したり、分解して確認しようとした結果、状態をさらに悪化させてしまうことがあります。特に物理的な故障が原因だった場合は、誤った操作が致命的な損傷につながる恐れがあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
SanDiskのメモリーカードからデータが消えた場合の対処法3選
SanDiskのメモリーカードからデータが消えた場合、以下3つの方法で解決できる場合があります。
再起動や別の機器で試してみる
メモリーカードが認識しない場合は、機器に問題がある可能性があります。再起動を行う、もしくは別の機器に接続してみましょう。別の機器に接続しても認識しない場合は、メモリーカードに問題がある可能性が高いため、通電を避けるようにしましょう。抜き差しを繰り返し、通電をし続けた場合、全てのデータを消失する恐れがあります。再起動、別の機器への接続は、一度だけ行うようにしましょう。
データ復元ソフトを使用する
データ復元ソフトを使って、メモリーカードのデータを復元できるケースがあります。しかし、メモリーカードに対応しているソフトは少なく、復元できる範囲も「軽度の論理障害」の場合のみです。
手軽に個人で試せるメリットがありますが、作業に失敗しデータの上書きが発生した場合、専門業者であっても高難易度の復旧になります。データの復旧確率を上げたい方や、確実に取り出したいデータがあるといった場合は、技術力の高いデータ復旧業者に相談しましょう。
データ復旧業者に依頼する
紹介した方法を試してもデータが戻らない場合、メモリーカードに深刻な損傷が発生している可能性があります。このような状態で自力対応を続けると、内部データに上書きやさらなる損傷が起こり、復旧がより困難になる恐れがあります。大切なデータを確実に取り戻すためには、早めに専門業者へ相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復元不可」とされたSanDisk製品のご相談も含め、これまでに7,300件以上の復旧実績(※1)があります。復旧作業は繰り返すほど難易度が上がるため、最初の段階で高度な技術と設備を持つ当社にお任せいただくことが、データを守る近道になります。一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※2)と高水準を維持しており、初期診断とお見積りは無料です。24時間365日体制で対応していますので、状態が悪化する前に、ぜひ一度ご相談ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なメモリーカードの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のメモリーカードの復旧に成功してきました。メモリーカードの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。