Recuvaでファイルを誤って削除した経験はありませんか?ウィザード操作で簡単に試せる一方、安全に確実に復元できるか不安な方も多いでしょう。
- 削除した文書、画像、動画などが見つからない
- フォーマット済みドライブからデータを取り戻したい
- SSDのデータ復元に自信が持てない
こうした症状は、軽度な論理エラーからドライブの物理的な障害まで幅広く原因が考えられ、専門的な知識が必要な場合もあります。 データを誤って上書きしてしまうと、取り返しのつかないデータ消失のリスクがあります。 本記事では、Recuvaでできることや基本手順、そして注意点をステップでわかりやすく紹介しています。
もし大切なデータで、自力での対応に不安がある場合は、デジタルデータリカバリーへご相談ください。24時間365日・無料で対応いたします。
目次
Recuvaで対応可能なデータと対応できないケース
復元可能なデータ
Recuvaでは、削除してしまった文書や画像、音楽、動画、メールなど、多くのファイル形式に対応しています。ゴミ箱から削除されたファイルはもちろん、USBメモリ、SDカード、内蔵・外付けHDD/SSDなど各種メディアからのスキャンも可能です。また、誤ってフォーマットしたドライブに対しても、条件が整えば一部データの復元が期待できます。
復元が難しいケース
削除後にデータが上書きされた場合や、SSDにおいてTRIM機能が有効になっている場合、復元の可能性は著しく低下します。さらに、異音が発生しているハードディスクや、そもそも認識できない状態のストレージ、暗号化されたファイルシステムを伴う障害については、自力での対応が困難です。
こうしたケースでは、無理に操作を続けることで状況がさらに悪化する可能性があります。そのため、少しでも復元の可能性を残すためには、早い段階でデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「削除した文書、画像、動画などが見つからない」「フォーマット済みドライブからデータを取り戻したい」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、復元ソフトの使用でデータ領域を壊してしまうケースは多く、特にドライブに障害がある場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Recuvaの基本的な復元手順
Recuvaを使用する際は、誤った手順を避けることが重要です。以下の手順に従って、安全にデータを復元しましょう。
Recuvaをダウンロード・インストールする
Recuvaを使用するには、まずソフトをダウンロードし、インストールする必要があります。以下の手順に沿って作業を進めましょう。
- 公式サイトから最新版のRecuvaをダウンロードする。
- インストール時に日本語を選択し、セットアップを進める。
- 重要:Recuvaを削除したファイルがあるドライブとは別のドライブにインストールする。
- インストール完了後、Recuvaを起動する。
誤って削除したデータがあるドライブにRecuvaをインストールすると、データが上書きされて復元が難しくなるため注意してください。不安な場合は専門業者に相談することが安全です。
スキャン設定を行う
Recuvaには、通常の「クイックスキャン」と、より深くデータを探す「ディープスキャン」があります。復元成功率を高めるため、状況に応じて適切なスキャン方法を選びましょう。
- Recuvaを起動し、「Recuvaウィザード」が表示されたら「次へ」をクリック。
- 復元したいファイルの種類を選択(例:MP4、写真、ドキュメントなど)。
- データを最後に保存していた場所を指定(不明な場合は「分からない」を選択)。
- 「ディープスキャンを有効にする」にチェックを入れる(時間はかかるが復元率が向上)。
- 「開始」をクリックし、スキャンが完了するまで待つ。
ディープスキャンはHDDやUSBメモリなどでは効果的ですが、SSDでは「TRIM機能」によりデータが即時削除されるため、成功率が大幅に低下します。
データを復元する
スキャンが完了すると、復元可能なファイルが一覧表示されます。データの状態に応じて、復元の可否を判断しましょう。
- 検索結果のリストで、復元したいファイルを探す。
- ファイルの状態(緑:高確率、黄色:部分的に破損、赤:復元困難)を確認する。
- 復元したいファイルにチェックを入れ、「復元」ボタンをクリック。
- 復元先として削除したドライブとは異なるドライブを指定し、「OK」を押す。
- 復元が完了したら、ファイルが正しく開けるか確認する。
復元ファイルを元のドライブに保存すると、別の削除データと上書きされるリスクがあるため、必ず別の保存先を指定しましょう。
Recuva利用時の注意点とコツ

Recuvaは便利な反面、使用時に注意が必要なポイントがあります。特に大切なデータがある場合は慎重に判断してください。
データ上書きに注意
削除後は、復元対象のドライブへの書き込みを避けることが最も重要です。操作やソフトのインストールによって上書きされると、復元できる確率が大幅に低下します。
SSDのTRIM機能による制限
SSDではTRIM機能による自動抹消により、削除されたデータが迅速に消去されるため、Recuvaでも復元はほぼ不可能です。SSDの復元を試す前に、専門業者に相談することをおすすめします。
物理故障時は無理をしない
異音がする、認識できない、ハードウェアのエラーが表示されるなど、物理的な故障が疑われる場合は、Recuvaによる復元を試みず、専門業者に相談する必要があります。
これでも復元できない場合は専門業者へ
上記すべての方法を試しても改善しない場合、または操作に不安がある場合は、データ復旧の専門業者に相談するのが安全です。Recuvaでは対応できない物理障害や高度な論理エラーには限界があります。
専門業者に相談する
Recuvaを使用しても復元できない、あるいは復元できても内容が正常でない場合は、それ以上の自力対応は非常にリスクが高まります。また、誤った操作によって取り返しのつかない損失を招く恐れもあります。
こうした場合には、デジタルデータリカバリーへのご相談を強くおすすめします。 デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降 ※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なSSDの復旧事例が多いのか

SSDのデータ復旧は、削除データが即座に消去されるTRIM機能や、コントローラ・ファームウェアによる複雑な管理構造などにより、HDDに比べて難易度が高いとされています。
それにもかかわらず、デジタルデータリカバリーはこれまで数々のSSDの復旧に成功してきました。SSDの復旧事例が多いのには、理由があります。
データ復旧専門のトップエンジニアが在籍
SSDの復旧事例が多い理由の一つは、2,000件以上のSDカードやSSDの復旧を手がけてきたメモリ媒体の専門エンジニアが在籍していることです。基板の移植や回路修復といった独自の技術を駆使し、これまで復旧が難しいとされていた障害にも多数対応。さらに、PCやサーバー環境を含む高難度な復旧を120件以上こなしてきた実績もあり、こうした高度な技術力がSSD復旧の成功率の高さにつながっています。
メーカーから復旧不可とされたSSDの復旧事例

メーカーで「素子障害により復旧不可」と診断された外付けSSDから、90%以上のデータ復旧に成功した事例があります。
このSSDは特殊なUSB接続型で、一般的なSSD用・USB用どちらの復旧ツールでも対応できない構造でした。そこで当社では、専用の復旧ツールを自社で開発。約15日間の作業のうち半分をツール作成に充て、ファームウェア修復とデータ抽出に成功しました。
メーカーで断られたケースでも、独自技術によって復旧できる可能性があります。
国内最高峰の復旧設備

SSD復旧の成功事例の多さはデジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。