ZIPファイルを開こうとしたのに、「展開できません」や「ファイルが壊れています」と表示されて困っていませんか？
- エクスプローラーで展開できない
- パスワードを求められて開けない
- ファイル名が文字化けして解凍できない
こうした症状は、軽度なエラーからZIP形式の非対応や破損までさまざまな原因が関係しており、的確な対処が必要です。
無理な解凍や誤操作は、データ消失のリスクを高める可能性があります。
本記事では、ZIPファイルが開けない原因と安全に試せる対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。
もし失いたくない大切なデータが含まれている場合は、無理な解凍よりも、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。24時間365日対応の無料診断で、最適な方法をご案内いたします。
目次
Windows10でZIPファイルが解凍できない原因
ZIPファイルがWindows10で正常に解凍できない場合、その原因はソフトウェア的な設定ミスだけでなく、ファイルの状態や保存環境に関わるものもあります。
ZIPファイルの破損
ダウンロード中の通信エラーや外部メディアへの保存ミスによって、ZIPファイル自体が破損しているケースがあります。破損したファイルは開けなかったり、部分的にしか展開されなかったりするため、再取得や再ダウンロードが必要です。
再取得や再ダウンロードで解決できる場合もありますが、元データが失われているケースでは自力での修復が困難です。業務資料や大切なデータが含まれている場合は、無理に展開を繰り返すとさらに状態を悪化させる可能性があるため、専門のデータ復旧業者への相談をおすすめします。
ZIP形式・容量制限の非対応
Windows標準機能は、一部のZIPファイル形式（Zip64形式やAES暗号化など）や、サイズの大きいファイルに非対応です。こういった形式のZIPファイルは、7-Zipなどのフリーソフトを使用する必要があります。
パスワード付きZIPファイル
パスワードで保護されたZIPファイルの場合、正しいパスワードがわからなければ解凍できません。解凍ソフトを変更しても結果は同じで、入力間違いや情報の失念が原因です。ファイルの提供者に確認するか、専用ツールの使用が検討されます。
ファイル名やパスの不適切な文字
ファイル名に全角スペース、絵文字、特殊記号、日本語などが含まれていると、文字コードの不一致で展開できないことがあります。パスやファイル名を半角英数字に変更することで解決することがあります。
ストレージ障害・保存先デバイスの不具合
ZIPファイルが保存されているHDDやUSBメモリ、外付けSSDに物理的・論理的な障害が発生していると、ファイル自体が破損していたり、アクセスエラーが起きたりします。このような場合、ZIPファイルだけでなく他のファイルも失われる可能性があります。特にZIPファイルを右クリックしても反応しない、またはコピーしようとしてエラーが出る場合は、デバイスに深刻な障害が発生している恐れがあります。
このようなケースでは自力での修復が困難になるため、誤った操作によってデータが完全に消失するリスクを避けるためにも、データ復旧業者に相談するのが最善です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Zipファイルが解凍できない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
zipファイルを解凍しようとして、誤った方法で操作したり修復を試みてしまい、データを壊してしまうケースは少なくありません。特にストレージの異常やシステム不良が原因だった場合、自力での解凍を繰り返すことで状態を悪化させるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows10でZIPファイルが解凍できない時の対処法
ZIPファイルが開けない問題は、原因に応じた方法で対処すれば、多くの場合で解決が可能です。ここでは、危険の少ない手順から順に紹介します。
標準機能で展開を試す
まずはWindows10標準のエクスプローラー機能を使ってZIPファイルを開いてみましょう。
- 対象のZIPファイルを右クリックする
- 「すべて展開」をクリックする
- 展開先フォルダーを指定して「展開」をクリック
ファイルの再取得・再ダウンロード
ファイル破損が疑われる場合、送信元やダウンロード元から改めてZIPファイルを再取得することが有効です。
- 送付元や配布元に連絡を取る
- 再度ZIPファイルを送ってもらう、または再ダウンロードする
- 再取得したZIPファイルを展開してみる
フリーソフトで解凍する
Windows標準機能で開けない特殊形式や大容量ZIPファイルは、フリーソフトを使って解凍を試みることが効果的です。ただし、文字化けや一部破損が発生する可能性があるため注意が必要です。
また、物理的な故障には一切対応できないため、大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
ファイル名・パスの変更
ファイル名や保存場所に日本語や特殊記号が含まれていると、解凍時に文字化けやエラーを起こすことがあります。
- ZIPファイルを右クリックして「名前の変更」を選択
- 英数字（半角）だけを使った簡単な名前に変更
- 保存場所もCドライブ直下などに移動
- 再度解凍を試す
セキュリティソフトの設定を見直す
ウィルス対策ソフトがZIPファイルをブロックしている場合、展開が途中で止まることがあります。一時的に無効化して試すことで解決する場合があります。
- セキュリティソフトの管理画面を開く
- リアルタイムスキャンを一時停止
- ZIPファイルを展開
- 展開後、セキュリティソフトを必ず再有効化
専門業者に相談する
上記の対処法を試してもZIPファイルが開けない場合、ファイルの内部構造や保存先デバイスに深刻な問題が発生している可能性があります。無理な操作を続けると、重要なデータが完全に失われるリスクがあります。
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※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
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電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
