「このWordファイルは破損しているため開けません」――突然こんなエラーが出て、ワードファイルが壊れている状態になり、開けなくなってしまったことはありませんか？
- 履歴書や業務報告書など、重要なWordファイルが突然開けなくなった
- 文章が文字化けして記号や□ばかり表示される
- 保存していたUSBメモリや外付けHDDが認識されない
Wordファイルが開けない原因は、単なるアプリの不具合ではなく、ファイル破損やストレージデバイスの障害が関係している場合もあります。特に「ワードファイルが壊れている」と表示される場合、データ構造自体が損傷している可能性があります。
しかし、適切な手順を踏めば、消えてしまったと思われたデータも復元できる可能性があります。本記事では、Wordファイルが破損・壊れている場合の主な原因と安全な修復方法、そして自力で対応できない場合に取るべき行動について詳しく解説します。
もし重要な書類が開けなくなっている場合は、無理な操作を行う前に、デジタルデータリカバリーの無料初期診断をご利用ください。24時間365日、専門スタッフが復旧の可否を丁寧にご案内します。
目次
Wordファイルが破損・壊れている原因
「ワードファイルが壊れている」「このファイルは破損しているため開けません」と表示される場合、その原因は一つではありません。Word内部の構造破損から、保存メディアの物理障害まで、さまざまな要因が絡んでいます。
保存時のエラー
ファイルを保存している最中に停電や強制終了が起きると、保存データが中途半端な状態で書き込まれ、Wordファイルが壊れている状態になります。保存中断は最も多い破損原因の一つであり、特にUSBメモリなどを使用している場合は注意が必要です。
システムのクラッシュ
Word使用中にシステムが突然クラッシュすると、編集中の一時データが正しく処理されず、破損ファイルが生成されます。この状態ではバックアップも同時に壊れてしまうことがあり、開けない原因になります。
ウイルスやマルウェア感染
ウイルス感染により、ファイル構造や拡張子が書き換えられることがあります。感染が進行するとWordのテンプレートファイル（Normal.dotm）まで破損し、ほかのファイルにも影響を与えます。データ破損だけでなく情報漏洩の危険もあるため、迅速な対応が必要です。
互換性の問題
Wordのバージョン違いによるフォーマット不整合や、MacとWindows間でのデータやり取りによって、ファイルが破損するケースがあります。特に古い.doc形式を最新のWordで編集する際は注意が必要です。
ファイル構造の損傷
Wordファイル（.docx）はZIP形式の圧縮構造を持ちます。この内部構造が破損すると、Wordはファイル全体を読み込めず、「ファイルが壊れているため開けません」と表示します。XMLデータの欠損や一部フォルダの消失が原因で起こります。
ストレージデバイスの故障
Wordファイルの破損や「ワードファイルが壊れている」状態は、実際にはUSBメモリや外付けHDD、SSDなどのストレージ障害が原因のことも多いです。記録チップの劣化やコネクタの損傷、不良セクタなどにより読み込みが途切れると、ファイルデータの一部が破損します。
この状態でファイルを開いたり、市販の修復ツールを使うと、データ構造が壊れ、完全に開けなくなるリスクがあります。物理的な障害が疑われる場合は、速やかにデータ復旧の専門業者に相談することが大切です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「ワードファイルが破損していて開けない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
この場合、再保存や上書きを試みて状態を悪化させてしまうケースが少なくありません。原因がファイル本体の破損や保存メディアの異常だった場合、無理な操作は内容の改変や完全消失を招くリスクがあります。中身が必要な文書であれば、誤った対応を取る前に、専門業者に相談するのが確実です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績50万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が8,000件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
ワードファイルが壊れている・破損しているときの対処法
Wordファイルが壊れている場合でも、状態によっては一部または全部を取り出せる可能性があります。以下の手順は比較的安全に試せる方法です。操作の前に必ずバックアップを取ってください。
ファイル修復機能を使う
Wordには、破損ファイルを修復する「開いて修復」機能があります。軽度の破損であればこの機能で復元可能です。
- Wordを開き、「ファイル」→「開く」を選択。
- 該当ファイルを選択し、「開く」ボタン横の▼をクリック。
- 「開いて修復」を選び実行します。
- 修復できた場合は別名で保存します。
保護ビューの設定を変更する
保護ビューが原因で開けない場合、設定を一時的に解除して確認します。
- Wordで「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」を開く。
- 「セキュリティセンターの設定」をクリック。
- 「保護ビュー」タブ内のチェックを外し、保存します。
- 再度ファイルを開いて確認します。
新しいWordファイルにコピー＆ペーストする
一部開ける場合、コピーできる範囲を新しいファイルに貼り付けて復元します。
- 破損したファイルを開きます。
- テキストが読める部分をコピー。
- 新しいWordファイルを開き、ペーストして保存します。
メモ帳でテキストのみを抽出する
Wordが開けない場合でも、メモ帳で開いてテキストを取り出せることがあります。
- Wordファイルを右クリックし「プログラムから開く」→「メモ帳」を選択。
- 表示されたテキストから必要部分をコピー。
- 新しいWordに貼り付けて保存します。
データ復旧ソフトを使用する
市販の復旧ソフトを使うことで、削除や破損したファイルをスキャン・修復できます。ただし、ストレージ障害には非対応なため、異音・認識不良がある場合は使用を避けましょう。
専門業者に相談する
どの方法でも改善しない、またはストレージが認識しない場合は、物理障害が疑われます。自力操作を続けると完全にデータを失う危険性があるため、速やかに専門業者に相談しましょう。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）という高い成果を上げています。相談から初期診断まで無料で、24時間365日対応しています。ワードファイルが壊れている・破損している状態でも、まずはお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
