Windows 11の更新が途中で止まってしまったり、「更新プログラムを構成しています」の画面から進まないと困っていませんか？アップデートが完了しない状態が続くと、セキュリティ更新も適用できず不安になります。
- 更新が0％または100％のまま止まる
- 「更新プログラムを構成しています」から進まない
- 再起動後も同じ画面が繰り返される
こうした現象は、ネットワーク障害、キャッシュの破損、システムファイルエラー、またはストレージ不具合など複数の原因が考えられます。更新が途中で止まる状態を放置すると、OSの起動障害やデータ破損のリスクが高まります。
この記事では、Windows 11の更新プログラムが進まないときに試すべき具体的な対処法をステップごとに紹介します。
もし更新途中でフリーズしたり、重要なデータが失われた場合には、私たちデジタルデータリカバリーまでご相談ください。大切なデータの復旧を24時間365日無料でご案内しています。
目次
Windows 11の更新プログラムが進まない主な原因
アップデートが止まる原因は、環境や構成の違いによってさまざまです。ここでは代表的な要因を5つに分けて紹介します。
ネットワーク環境の不安定
通信が途切れたり速度が遅いと、更新データのダウンロードが途中で止まることがあります。Wi-Fiではなく有線接続を試す、ルーターを再起動するなど基本的な確認から始めましょう。
Windows Updateのキャッシュ破損
更新関連のキャッシュフォルダ（SoftwareDistribution）が破損していると、更新プロセスが正常に進行しません。キャッシュ削除やサービスの再起動で改善する場合があります。
ウイルス対策ソフトや常駐アプリの干渉
一部のセキュリティソフトや常駐プログラムが更新処理を妨げることがあります。更新時は一時的に停止し、再起動後にアップデートを再試行してください。
システムファイルの破損
システムファイルは、Windowsの動作に必要な基本プログラムや設定ファイルです。これらが破損すると、更新プログラムのダウンロードやインストールが途中で止まるなど、アップデートが正常に進まなくなることがあります。
電源の強制終了やアップデート中のエラーによってファイルが壊れるケースも多く、「更新が止まる」「エラーが表示される」といった症状はその兆候です。
放置するとシステム全体に不具合が広がるおそれがあるため、異常に気づいた時点で早めに専門業者に相談することが重要です。
HDD・SSDの障害
更新プログラムが進まない原因のひとつに、HDDやSSDの障害があります。OSやアップデートに必要なファイルを保存しているストレージに不具合があると、正常な処理が妨げられ、更新が止まることがあります。
障害は経年劣化のほか、落下や衝撃といった外的要因でも発生します。HDDは異音や読み取り不良などの前兆が出ることがありますが、SSDは前触れなく突然認識されなくなるケースも少なくありません。
物理障害は見た目では判断しにくく、通電や再起動を繰り返すと悪化するおそれがあります。アップデートが止まったままの場合は、ストレージの異常も疑い、早めに専門業者に相談することが大切です。当社では相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「更新が0％または100％のまま止まる」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
強制終了や設定変更を繰り返すうちに、システムに不具合が広がるケースもあります。特にストレージや内部に異常がある場合、自力での対応がかえって状況を悪化させるリスクがあるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11の更新が進まないときの対処法
ここからは、更新が進まないときに試すべき具体的な手順を紹介します。軽度なものから順に実行するのがポイントです。
PCを再起動して更新を再試行する
一時的な不具合や更新プロセスの停止は、再起動で解消できることがあります。まずはPCを再起動し、ネットワークが安定した環境で更新を再実行してください。
- スタートメニューから「電源」→「再起動」を選択します。
- 再起動後、「設定」→「Windows Update」を開きます。
- 「更新プログラムの確認」をクリックして再試行します。
Windows Updateトラブルシューティングを実行
Windows 11には自動で更新問題を検出・修正する機能が搭載されています。トラブルシューティングツールを使ってエラーを確認しましょう。
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開きます。
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。
- 「Windows Update」の「実行」ボタンを押します。
- 表示された内容に従って修復を進めます。
Windows Updateサービスを再起動する
更新関連のサービスが停止していると進行しません。サービス一覧から手動で再起動することで改善することがあります。
- 検索ボックスに「services.msc」と入力してEnterを押します。
- 一覧から「Windows Update」を探し、右クリック→「再起動」を選びます。
- 同様に「Background Intelligent Transfer Service（BITS）」も再起動します。
- 終了後にWindows Updateを再試行します。
sfc /scannowとDISMコマンドで修復する
システムファイルの破損による更新失敗は、コマンド操作で修復可能です。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下の順で実行してください。
- 検索バーに「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選びます。
- 以下のコマンドを順に入力してEnterを押します。
sfc /scannow
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth - 処理完了後に再起動し、Windows Updateを再試行します。
不要な機器・アプリを外す
外付けドライブや周辺機器、常駐ソフトが更新に干渉していることがあります。USBメモリやプリンタなどを一時的に取り外して再度試してください。
更新プログラムをアンインストールする
特定の更新プログラムが原因で進行が止まっている場合は、一度アンインストールするのも有効です。
- 「設定」→「システム」→「回復」を開きます。
- 「更新プログラムのアンインストール」を選択します。
- リストから該当の更新プログラムを選び、「アンインストール」をクリックします。
- 再起動後、更新を再試行します。
専門業者に相談する
これらの手順を試しても進行しない場合、システムファイルやストレージの深刻な破損が疑われます。この状態で繰り返し更新を試みるとデータが上書きされ、復旧不能になるリスクがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、更新トラブルでお困りの際はお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
