Windows 11環境では、以下のような症状が突然発生するケースがあります。
- PrintScreenキーを押しても画像が保存されない
- 「ピクチャ」フォルダにスクリーンショットが見つからない
- OneDriveに保存されるはずが反映されない
- Snipping Toolも起動しない、または反応しない
このような不具合の背景には、OneDriveの同期設定の不備・スクリーンショットの保存先変更・キーボード設定の誤作動・ドライバの不整合など、さまざまな原因が考えられます。誤った操作や放置によって、必要な画像を失ってしまう可能性もあるため、早めに原因を特定し、正しく対処することが大切です。
この記事では、Windows 11でスクリーンショットが保存されない主な原因と、トラブルのタイプ別に実践できる具体的な対処法（設定確認・保存先の特定・ドライバ更新など）を、初心者の方にもわかりやすく解説しています。
目次
Windows 11でスクリーンショットが保存されない主な原因
スクリーンショットが保存されない場合、その多くは保存先の設定ミスやキーボードの誤作動、ストレージ不足などが関係しています。特にOneDriveとの連携機能は、保存場所を見失いやすくなる要因のひとつです。
「キーボードの故障かも？」「何を確認すればいいかわからない」とお困りの方は、無料の初期診断をご活用ください。専門スタッフが正確に診断し、最適な解決法をご提案します。
保存先フォルダが変更されている
スクリーンショットは通常「ピクチャ→スクリーンショット」フォルダに保存されますが、設定やOneDriveの影響で別の場所に保存されることがあります。保存先が変わっていると、撮影しても見つけられないという状況が発生します。
OneDriveやクラウド設定が影響している
OneDriveと連携している場合、スクリーンショットが自動的に「OneDrive→ピクチャ→スクリーンショット」フォルダに保存されることがあります。クラウド上にのみ保存される設定になっていると、ローカルの「ピクチャ」フォルダには表示されません。
PC本体のストレージ容量不足
ディスク容量が不足していると、スクリーンショットの保存ができないことがあります。特にCドライブの容量が逼迫している場合、スクリーンショットだけでなく、他の保存動作も制限される原因となります。
キーボードの不具合やショートカット設定ミス
PrintScreenキーやWindows＋Shift＋Sなどのショートカットキーが正常に動作していない、または設定が変更されている場合、スクリーンショットが正しく動作しません。ハードウェア的な不具合やソフト側のドライバエラーも考慮すべきです。
アクセス権の問題や一時ファイルの障害
スクリーンショットが保存されない原因として、保存先フォルダへのアクセス権限不足や、一時ファイルの破損が考えられます。また、セキュリティソフトやグループポリシーによる制限が影響している場合もあります。
こうしたトラブルは一見単純に見えても、設定やシステムの深部に問題が潜んでいることがあり、正確な診断が必要です。当社では、保存エラーやファイル操作の不具合にも対応しており、原因に応じた復旧方法をご提案しています。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。保存されないトラブルが続く場合は、早めにご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「PrintScreenキーを押しても何も起きない」「いつもの方法でスクリーンショットを撮ったのに保存されていない」──このようなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、こうした症状がストレージ内部の劣化やファイルシステムの異常によるものである場合、無理に操作を続けるとデータの上書きやさらなる損傷を引き起こす恐れがあります。特にエラーを繰り返しながら使用を続けると、復旧の難易度が上がるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows 11でスクリーンショットが保存されない場合の対処法
スクリーンショットが保存されない場合でも、多くのケースは設定や操作で解決できます。以下に、実際に効果のある対処法をまとめました。
保存先フォルダとOneDriveを確認する
まずは保存されている可能性のあるフォルダをすべて確認しましょう。
- エクスプローラーで「ピクチャ→スクリーンショット」フォルダを開く。
- 「OneDrive→ピクチャ→スクリーンショット」も確認。
- 検索バーに「スクリーンショット」または「Screenshot」と入力して検索。
OneDriveの自動保存設定を見直す
OneDriveが自動保存先に設定されていると、ローカルの保存先ではなくクラウドに保存されます。
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリック。
- 「設定」→「バックアップ」タブを選択。
- 「写真とスクリーンショットの保存」がONの場合はOFFに変更。
ストレージの空き容量を確保する
空き容量が少ないと、スクリーンショットが保存できません。定期的にストレージを整理しましょう。
- 「設定」→「システム」→「記憶域」を開く。
- 「一時ファイル」や「ごみ箱」を削除して空き容量を確保。
- 使用していないアプリや大容量ファイルを削除。
キーボードの設定とショートカットを確認する
ショートカットやPrintScreenキーの誤動作も、保存できない原因です。
- 他のスクリーンショット方法（Windows＋Shift＋Sなど）を試す。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」を確認。
- ドライバの更新が必要な場合は「デバイスマネージャ」からキーボードを選択し、ドライバを更新。
アクセス権とセキュリティ設定を確認する
保存先への書き込み権限がない場合は、スクリーンショットが記録されません。
- 保存先フォルダを右クリックし「プロパティ」を開く。
- 「セキュリティ」タブでユーザーのアクセス許可を確認。
- 必要に応じて「編集」ボタンから「書き込み」を許可に変更。
PCの再起動とWindowsアップデートの適用
再起動や更新適用は、意外と多くの不具合を解決する手段となります。
- PCを一度シャットダウンして再起動する。
- 「設定」→「Windows Update」で利用可能な更新を確認。
- 最新バージョンにアップデートし、動作を確認。
スクリーンショットが保存されない原因の多くは、保存先設定やクラウド連携、ショートカットキーの誤作動によるものですが、稀にOSやストレージの重大なエラーが潜んでいることもあります。大切な画面キャプチャや業務用資料が保存できていない場合は、慎重な対応が求められます。
当社では、Windows環境でのデータトラブルや保存エラーにも対応しており、初期診断は無料、24時間365日対応の体制で、迅速に対応いたします。保存できない症状にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
