Windows 11 の画面右下に「Windows をライセンス認証してください」と表示されたり、繰り返し「ライセンス認証サーバーに到達できません」と出てくると、
- このPCは不正コピーなのでは?
- 使用停止になったらどうしよう…
- 再インストールが必要なのでは?
こうした表示は必ずしも不正品や違法使用を意味するわけではなく、実際には以下のような正当な理由によって発生するケースが多くあります。
例えば、インターネット接続の一時的な不具合、ファイアウォールのブロック、あるいはそのPCが「個人向けライセンス」ではなく、企業や学校などのボリュームライセンス(VL)で管理されていることが原因の場合も少なくありません。
この記事では、認証エラーが表示される主な原因とその見極め方、そして状況ごとに安全に対処する具体的な手順を詳しく解説します。
もし「原因がわからず不安」「データを失いたくない」という場合は、まずは無料の初期診断(24時間365日)で、専門スタッフが安全な対応策をご案内します。
目次
Windows 11でライセンス認証サーバーに到達できない主な原因
「ライセンス認証サーバーに到達できません」というメッセージは、必ずしも不正なライセンスという意味ではなく、ネットワーク経由で認証サーバーに接続できていない、あるいはサーバー側で一時的な問題が起きているだけの場合もあります。ただし、状況によってはライセンスの種類そのものが合っていなかったり、ハードウェア変更によって正規ライセンスであっても認証できなくなることがあります。
インターネット接続・ファイアウォールの問題
Windows 11 のライセンス認証は、基本的にインターネット経由で Microsoft の認証サーバーにアクセスして行われます。回線が不安定だったり、プロキシサーバー経由の通信制限、ルーターやセキュリティソフトに組み込まれたファイアウォール機能によって一部の通信が遮断されていると、エラーコード 0x80072EE7 などとともに「ライセンス認証サーバーに接続できません」と表示されることがあります。
このような状態で何度も認証を繰り返すと、原因がネットワークなのかライセンスなのかがわかりにくくなり、不要な設定変更や再インストールに手を出してしまう人もいます。
Microsoft側サーバーの混雑や一時障害
大型アップデート直後や世界的なリリース直後などは、短時間に非常に多くのアクセスが Microsoft の認証サーバーに集中し、一時的に応答が不安定になることがあります。この場合、こちら側の回線や設定に問題がなくても「ライセンス認証サーバーに到達できません」というメッセージが表示されることがあります。
サーバー側の一時的な問題であれば、Windows やネットワーク機器を再起動したうえで少し時間をおいて再試行することで、特別な設定変更を行わなくても自然に解消することが多いです。焦ってプロダクトキーを何度も入れ直したり、設定を大きく変えてしまうと、かえって原因の切り分けが難しくなります。
組織向けライセンス(KMS/VL)のPCを社外で利用している
画面に「組織のライセンス認証サーバーに接続できないため、このデバイス上で Windows をライセンス認証できません」などと表示され、エラーコード 0xC004F074 などが出ている場合は、そのパソコンが KMS やボリュームライセンス(VL)と呼ばれる「会社・学校など組織向けのライセンス」で動いている可能性が高いです。
このタイプのライセンスは、社内ネットワーク上にある KMS サーバーに定期的に接続して認証状態を維持する仕組みのため、在宅勤務中や退職後、自宅のインターネット回線だけで使っているとライセンス認証が期限切れのような状態になり、「ライセンス認証サーバーに到達できません」とみなされます。この場合、いくらご家庭の回線やセキュリティソフトを調整しても、社内ネットワーク(もしくはVPN)に接続しなければ認証は完了しません。
ライセンス情報の不整合やハードウェア変更の影響
正規ライセンスで購入した Windows 11 であっても、マザーボードの交換やストレージの換装、別のパソコンへ SSD を丸ごと移植したような場合には、以前のハードウェア構成と合わなくなり、デジタルライセンスが無効扱いになってしまうことがあります。
このような状態で自己判断のまま何度も再インストールを繰り返したり、出どころのあいまいな安価なプロダクトキーを試してしまうと、ライセンスがさらに複雑に絡み合い、サポートに相談しても状況を整理するのが難しくなることがあります。
Windowsのトラブルは放置すると起動不能やデータ消失につながることがあります。状況が改善しない場合は、安全のため専門家による診断を受けることをおすすめします。デジタルデータリカバリーでは累計ご相談件数50万件超(期間:2011年1月以降)の実績があり、初期診断・見積りは無料、24時間365日いつでも相談可能です。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Windows 11 のライセンス認証エラーは、ネットワークやライセンス種別の確認だけで解決することも多い一方で、ハードウェア交換や中古PCの事情が絡むと、自己判断だけで整理しきれない問題が隠れていることがあります。特に、ライセンス認証とあわせてパソコンの動作が不安定になっている場合や、ストレージの故障が疑われる場合には、ライセンスの修正より先にデータの安全を確保することが大切です。
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Windows 11で「ライセンス認証サーバーに到達できません」と出たときの対処法
ここからは、実際に Windows 11 でライセンス認証がうまくいかないときに、安全に確認すべき手順をパターン別に整理します。ご自宅のパソコンか、会社や学校から支給されたパソコンか、中古で購入したパソコンかによって取るべき行動が変わるため、まずは自分の環境に近い項目から確認していくと、無駄な操作やリスクの高い初期化を避けやすくなります。
個人利用PC(Retail / OEM)の基本確認と再試行
家電量販店やオンラインストア、自作PC向けに購入した Windows 11 は、ほとんどが Retail 版や OEM 版と呼ばれる個人向けライセンスです。この場合、認証エラーの多くはネットワーク設定や日時設定、セキュリティソフトの影響、あるいはプロダクトキーの入力ミスといった比較的シンプルな原因によるものです。
ここでは、個人利用PCで安全に確認できる具体的な手順として、ネットワークと日時の確認、セキュリティソフト・ファイアウォールの一時無効化、プロダクトキーの再入力、トラブルシューティングと電話認証までの流れを順に説明します。
ネットワーク接続と日時設定を確認する手順
まずはインターネット接続が安定しているか、Windows の日時が正しく設定されているかを確認します。DNS や時刻がずれていると、正しいライセンスであっても認証サーバーに接続できないことがあります。
- 画面右下のネットワークアイコンをクリックし、接続したい Wi-Fi または有線接続が「接続済み」になっていることを確認します。接続が切れている場合は、利用する回線を選んで接続し直します。
- Webブラウザを開き、任意のサイト(例として検索サイトなど)にアクセスし、ページが問題なく表示されるかを確認します。表示に時間がかかる、エラーが出る場合は、ルーターやONUの再起動も検討します。
- 続いて、Windows の日時を確認します。タスクバー右下の時刻部分を右クリックし、「日付と時刻の調整」を選択します。
- 表示された「日付と時刻」設定画面で、「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」が有効になっているか確認し、必要に応じてオンに切り替えます。
- タイムゾーンが日本国内の場合は「(UTC+09:00) 大阪, 札幌, 東京」になっているかを確認します。違っている場合は、プルダウンから正しいタイムゾーンを選択します。
- 設定を閉じたら、いったん Windows を再起動し、再起動後に「設定」から「システム」→「ライセンス認証」を開き、「今すぐライセンス認証」または「トラブルシューティング」を実行してエラーが解消したか確認します。
セキュリティソフト・ファイアウォールを一時的に無効化して認証を試す手順
セキュリティソフトやルーターのファイアウォール機能が、Microsoft の認証サーバーへの通信だけをブロックしているケースもあります。一時的に保護機能を弱めて認証を試すことで、原因がセキュリティ設定にあるかどうかを切り分けることができます。
- 市販のウイルス対策ソフトを利用している場合は、そのソフトを開き、メイン画面から「保護の一時停止」「リアルタイム保護の一時停止」などの項目を探します。数分から数十分の一時停止設定を選択し、完全に無効にはせず、時間制限付きで停止します。
- 次に、「スタート」ボタンをクリックし、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」の順に開きます。現在使用中のネットワークを選択し、「Microsoft Defender ファイアウォール」を一時的にオフに切り替えます。
- 設定変更後、「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開き、「今すぐライセンス認証」または「トラブルシューティング」をクリックして認証を再試行します。結果を確認したら、ウイルス対策ソフトとファイアウォールの設定を必ず元のオンの状態に戻します。
- ルーター側で高度なファイアウォール機能を利用している場合は、ルーター管理画面にログインし、セキュリティレベルが極端に高くなっていないか、特定の宛先への通信が制限されていないかも併せて確認します。
プロダクトキーの再入力とトラブルシューティングを実行する手順
ネットワークに問題がない場合は、プロダクトキーの誤入力や、再インストール時のライセンス情報の不整合が原因となっていることがあります。Windows 11 の設定画面から正しいキーを再入力し、内蔵のトラブルシューティングツールを実行することで、自動的に状態を修復できるケースも少なくありません。
- 「スタート」ボタンから「設定」を開き、「システム」を選択して左側のメニューから「ライセンス認証」をクリックします。
- 「Windows のライセンス認証」の項目にある「プロダクトキーの変更」を選択し、購入時の証書やメールに記載されている 25 文字のプロダクトキーを、ハイフンを除いて正確に入力します。入力後、「次へ」を押して画面の指示に従います。
- 再入力しても認証されない場合は、同じ「ライセンス認証」画面に表示される「トラブルシューティング」をクリックします。表示されるウィザードの指示に従い、「このデバイスのハードウェアを最近変更しましたか」などの質問に、状況に応じて回答します。
- トラブルシューティングの結果、利用可能なデジタルライセンスが見つかった場合は、そのライセンスを選択して「このデバイスにライセンス認証する」といったボタンを選び、手続きを完了します。
- それでも解決しない場合は、画面に表示されるエラーコード(例: 0xC004F213 など)とメッセージを控えたうえで、次の電話認証や Microsoft サポートへの連絡に進みます。
電話によるライセンス認証(slui 4)を実行する手順
インターネット経由でのライセンス認証がうまく完了しない場合でも、電話認証を利用すれば、正規ライセンスであることを確認したうえでライセンス認証を通せる場合があります。Windows 11 では「slui 4」というコマンドから電話認証の画面を開くことができます。
- キーボードの Windows キーと R キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。入力欄に「slui 4」と入力して「OK」をクリックします。
- 地域の選択画面が表示されたら、日本にお住まいの場合は「日本」を選択し、「次へ」をクリックします。画面に表示される電話番号に従い、案内された自動音声またはオペレーターに電話をかけます。
- 画面上に表示された「インストール ID」を自動音声の指示に従って電話のプッシュボタンで入力するか、オペレーターに読み上げます。入力後、システムによって「確認 ID」が案内されます。
- 案内された確認 ID を画面の入力欄に正確に入力し、「次へ」または「Windows のライセンス認証」を選択して手続きを完了します。認証が成功すると、「Windows はライセンス認証されています」と表示されることを確認します。
- 電話認証でもうまくいかない場合は、エラーコードとともに、購入証明書やレシート、デジタルライセンスの購入記録などを準備して、Microsoft サポートに直接相談することを検討します。
会社・学校など組織向けPCの対処
画面に「この Windows は組織のライセンス認証サービスを使用してライセンス認証されています」や、「組織のライセンス認証サーバーに接続できないため、Windows をライセンス認証できません」などの記載がある場合、そのパソコンは会社や学校の管理下にある KMS / ボリュームライセンスで動作していると考えられます。この場合、個人でプロダクトキーを購入して入力しても、組織のポリシーに反する可能性があり、望ましくありません。
ここでは、会社・学校PCでユーザー側が確認できる範囲として、社内ネットワークやVPNへの接続確認、ライセンス種別の確認、情シス・管理者へ依頼する際のポイントについて説明します。
組織PCでライセンス種別を確認する手順
まずは、自分が使用している Windows 11 が個人向けライセンスなのか、組織向けライセンスなのかを画面上で確認します。これにより、自分で対応すべきか、情シスや管理者に相談すべきかの判断がしやすくなります。
- 「スタート」ボタンから「設定」を開き、「システム」を選択して「ライセンス認証」をクリックします。
- 画面の「Windows のライセンス認証」欄に、「この Windows は組織のライセンス認証サービスを使用してライセンス認証されています」や「組織のライセンス認証サーバーに接続できないため…」といった文章が表示されていないかを確認します。
- 併せて、表示されているエディション名が「Windows 11 Pro」や「Windows 11 Enterprise」になっている場合、組織向け利用である可能性が高くなります。エラーコード(例: 0xC004F074)もメモしておくと、後ほど管理者に状況を説明しやすくなります。
社内ネットワークやVPNへ接続して認証を再試行する手順
KMS やボリュームライセンスで運用されているパソコンは、一定期間ごとに社内ネットワーク上のライセンス認証サーバーへ到達することで認証状態を維持します。在宅勤務中や出張中にライセンス認証が切れてしまった場合は、VPN やオフィスのネットワークへ接続することで解決することがあります。
- 会社指定の VPN クライアントソフトを起動し、配布されているアカウント情報を用いて VPN 接続を確立します。すでに接続済みの場合でも、一度切断してから再接続すると通信が安定することがあります。
- 可能であれば、社内オフィスに出社し、有線LANや社内Wi-Fi に直接接続した状態で操作を行います。ブラウザから社内ポータルサイトや社内限定のシステムにアクセスできるかを確認し、社内ネットワークに正しく接続されていることを確かめます。
- 社内ネットワークへの接続を確認したら、「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開き、「今すぐライセンス認証」や「トラブルシューティング」をクリックして認証を再試行します。
- 数分待ってもエラーが解消しない場合は、表示されているメッセージとエラーコード(0xC004F074 など)を控え、その内容を次のステップで情シスや管理者に伝えます。
情シス・管理者へエラーコードを添えて連絡する手順
組織向けライセンスの管理は会社や学校の情シス・システム管理者が行っているため、個人の判断でライセンス設定を大きく変更するべきではありません。エラーが続く場合は、必要な情報を整理したうえで、管理者に対応を依頼するのが安全です。
- ライセンス認証画面に表示されているメッセージ全文とエラーコードを、スクリーンショットやメモの形で保存します。Windows のエディション名(例: Windows 11 Pro、Windows 11 Enterprise)も併せて控えておきます。
- 在宅勤務かオフィス勤務か、VPN 接続の有無、直前に行った操作(例: Windows 更新、ハードウェア交換など)を簡潔にまとめ、社内の問い合わせ窓口や情シスのメールアドレス宛に送信します。
- 管理者から、社内ネットワークに一定時間接続しておくように指示がある場合や、設定変更用のスクリプトが配布される場合は、その指示に従って操作を行います。自分の判断で新しいプロダクトキーを購入して入力するなどの対応は避けます。
中古PCやライセンス不明な場合の安全な進め方
フリマサイトやオークション、中古ショップなどで購入した Windows 11 搭載PCの場合、前の所有者が組織向けライセンスを使っていたり、正規ライセンスではないプロダクトキーが残っていることがあります。このような場合、「ライセンス認証サーバーに到達できません」というメッセージの裏に、ライセンスの権利関係が整理されていない問題が隠れている可能性があります。
ここでは、中古PCでライセンス種別を確認する方法、正規ライセンスの購入と切り替え手順、クリーンインストールに進む前にデータを確実に保護するためのポイントについて説明します。
中古PCでライセンス種別とエラー内容を確認する手順
まずは、その中古PCに現在どのようなライセンスが設定されているかを確認します。ここで組織向けの記載がある場合は、個人で利用するライセンスとして引き継げないケースが多いため、早めに切り替えを検討する必要があります。
- 「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開き、表示されているライセンス種別やメッセージを確認します。「組織のライセンス認証サービス」や「組織のライセンス認証サーバーに接続できない」といった記載がある場合は、KMS / VL 由来の可能性があります。
- 同じ画面に表示されるエラーコード(例: 0xC004F074、0xC004F213 など)や、「この Windows はデジタルライセンスでライセンス認証されています」といった文章の有無を確認し、スクリーンショットやメモに残しておきます。
- 購入時の説明書きや販売店の情報を確認し、「Windows ライセンス付き」で販売されていたかどうか、ライセンスキーが同梱されていたかどうかも併せて確認します。書類やメールが見当たらない場合は、販売店への問い合わせも検討します。
正規の Windows 11 ライセンスを購入し切り替える手順
中古PCに残っているライセンスが組織向けのものであったり、真偽の不明なキーであると判断された場合は、正規の Windows 11 ライセンスを新たに購入して切り替えることが推奨されます。Microsoft Store や正規販売店から購入したライセンスを利用することで、長期的に安心して利用できる状態に整えられます。
- Microsoft Store アプリや公式サイト、信頼できる正規販売店から Windows 11 のライセンス(例: Windows 11 Home / Pro のパッケージ版やダウンロード版)を購入します。フリマアプリや個人間取引による超低価格なキーは、正規ライセンスでない可能性があるため避けるのが安全です。
- 購入後、メールやパッケージに記載されている 25 文字のプロダクトキーを確認します。「設定」→「システム」→「ライセンス認証」を開き、「プロダクトキーの変更」から新しいキーを入力し、「次へ」をクリックして画面の指示に従います。
- ライセンス認証が完了すると、「Windows はライセンス認証されています」と表示されます。エラーが続く場合は、購入時の領収書やライセンス情報を手元に準備したうえで、Microsoft サポートに問い合わせ、状況の確認を依頼します。
クリーンインストール前にデータを保護する手順
ライセンス問題をきっかけに「いっそ Windows を入れ直してしまおう」と考える方もいますが、クリーンインストールや初期化は、設定だけでなく保存されているデータにも影響する操作です。事前にデータのバックアップを取らずに実行すると、大切なファイルが失われ、後からデータ復旧が必要になることがあります。
- まず、パソコン内に保存されている重要なファイル(ドキュメント、写真、動画、仕事のデータなど)を一覧にし、「ユーザー」フォルダ配下やデスクトップ、各アプリの保存先を一通り確認します。クラウドサービス(OneDrive など)に同期されているデータも含めて洗い出します。
- 外付けHDDやSSD、USBメモリなどの外部ストレージを準備し、重要なデータをフォルダ単位でコピーします。バックアップ専用のフォルダを作成し、コピー元とコピー先が同じ構成になるように整理すると、復元がしやすくなります。
- バックアップが完了したら、外部ストレージ側のファイルが正しく開けるかをいくつか確認します。確認後、外部ストレージはパソコンから取り外し、クリーンインストールや初期化の作業中に上書きや削除が起きないよう安全な場所に保管します。
もしご自身での対応に不安がある場合は、専門スタッフが24時間365日無料で診断を行っています。まずはお気軽にご相談ください。
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復旧できる可能性がございます。
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この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































