exFAT形式のUSBメモリや外付けHDDが、突然Windows10で使えなくなって困った経験はありませんか? 急に認識されなくなったり、フォーマットを求められたりすると、どう対応すればいいか迷うものです。
- 別のPCでは使えるのに表示されない
- ドライブが未割り当てとして認識される
- exFAT形式にフォーマットができない
こうした症状は、フォーマット形式の設定ミスから物理的な故障まで、さまざまな原因で発生します。
誤った操作をすると大切なデータが完全に消えてしまう恐れがあります。
本記事では、Windows10でexFAT形式のディスクが認識されない原因と、順番に試せる安全な対処法を紹介します。
大切なデータが残っている可能性がある場合、自力対応の前に一度ご相談ください。私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
exFAT形式のドライブが認識されない原因
Windows10でexFAT形式のUSBメモリやHDDが突然認識されなくなる原因は、OSの設定ミスや物理的な損傷など、多岐にわたります。トラブルの見た目は似ていても、根本的な原因は異なる場合が多く、安易な対処が事態を悪化させるケースも少なくありません。以下では、特に多い6つの原因について詳しく解説します。
フォーマット形式や設定の不一致
WindowsとMacでドライブを併用している場合、フォーマット形式やアロケーションユニットサイズの違いによって、正常に認識されないことがあります。特にexFATは互換性が高い反面、設定の不一致でアクセスできなくなるケースが少なくありません。OSごとに最適な形式を選び直す必要があります。
USBポートやケーブルの問題
USBポートの接触不良やケーブルの断線など、接続環境の不具合によって、ドライブが認識されない場合があります。長期間使用したケーブルや、頻繁に抜き差しをしているポートは、物理的に劣化していることも多く、まずは他のポートやケーブルでの確認が有効です。
ドライバーの更新不足
Windowsのドライバーが古くなっていたり破損していると、exFAT形式のストレージが正しく認識されなくなることがあります。デバイスマネージャーでの更新や、Windows Updateによる修正が解決につながることもありますが、改善しない場合は手動での再インストールが必要です。
ディスク管理上のトラブル
「ディスクの管理」でドライブが表示されているにもかかわらずアクセスできない場合、未割り当て領域や不適切なパーティション設定が原因であることがあります。OSが正しくマウントできず、エクスプローラーからは見えない状態になるため、管理ツールで状態を確認しましょう。
ファイルシステムの破損
ファイルシステムが破損すると、データ構造を読み取ることができず、「フォーマットしますか?」という警告が表示される原因になります。安全な取り外しを行わなかったり、使用中に電源が落ちた際に発生しやすく、放置すると障害が悪化することもあります。重要なデータがある場合は慎重な対応が求められます。
物理的なハードウェアの故障
USBメモリや外付けHDDに衝撃が加わったり、長期間使用したことによる劣化で、内部の基板や端子が破損しているケースがあります。完全に反応しない・異音がするといった症状は、物理故障のサインです。この状態で通電やフォーマットを繰り返すと、データ領域が上書きされ復旧が難しくなるリスクも高まります。
このような場合、ユーザーが自力で対処するのは困難です。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
exFAT形式のHDDが認識されない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
接続を繰り返したり、フォーマットを促す表示に従って操作してしまうと、データが上書きされる危険があります。特にexFAT形式のドライブは互換性の問題もあるため、適切な対処を誤るとデータ損失のリスクが高まります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows10でexFATディスクが認識されないときの対処法
ここでは、認識されない原因ごとに実践的な解決方法を紹介します。USBやHDDを無理に操作する前に、以下の手順を順に確認することをおすすめします。
USBポートやケーブルを変更する
最も基本的な確認として、ポートやケーブルの物理的な問題を除外する方法です。
- 別のUSBポートに接続し直します。
- 別のUSBケーブルを使用して再接続します。
- 可能であれば他のPCでも同じドライブを接続して動作確認します。
ドライバーを更新する
古いドライバーが原因の場合、更新または再インストールが有効です。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。
- 該当デバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「自動で検索」で最新のドライバーを適用します。
ドライブ文字を割り当て直す
エクスプローラーに表示されないが「ディスクの管理」には出ている場合、ドライブ文字を追加することで改善します。
- 「diskmgmt.msc」で「ディスクの管理」を開きます。
- 対象ドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選びます。
- 任意の未使用ドライブ文字を割り当てて確定します。
ファイルシステムのエラーチェックを行う
ファイルシステムに破損があると、Windowsが読み取れず認識しません。重要なデータがある場合は、ここで操作を誤ると復旧が困難になる恐れがあるため注意してください。
- コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開きます。
chkdsk [ドライブ文字]: /fを入力してEnterキーを押します。- 修復完了後、ドライブが表示されるかを確認します。
フォーマットで再初期化(データ不要な場合)
データが不要な場合、フォーマットにより認識を回復できる可能性があります。ただしこの操作で全データが完全に削除されます。
- エクスプローラーで該当ドライブを右クリック→「フォーマット」を選択。
- 「ファイルシステム」で「exFAT」を選び、「クイックフォーマット」にチェックを入れて開始。
- 完了後、再接続して認識されるか確認します。
専門業者に相談する
上記の方法で改善しない場合、または誤操作による初期化や障害の懸念がある場合は、データを保護するためにも専門業者に相談するのが最も安全です。
デジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、安心してご利用いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)を誇っています。
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これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
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初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
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※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
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弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
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この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































