Windows10で外付けHDDや内蔵ドライブを使っていて、容量が2TBまでしか認識されないトラブルにお困りではありませんか?大容量のドライブを接続したのに、ディスク管理画面で未割り当て領域が表示されてしまうケースがあります。
- 2TB以上のHDDが認識されない
- 未割り当て領域が使えない
- ディスク全体をフォーマットできない
こうした現象は、従来のMBR(マスターブートレコード)方式の制限が原因です。MBRは最大2TBまでしか扱えず、それ以上の領域を利用するにはGPT形式に変換する必要があります。誤った操作で既存データを完全に失うリスクがあります。
本記事では、Windows10で「2TBの壁」が発生する原因と、安全に容量を活用するための対処法を解説します。
もし大切なデータが保存されたディスクで操作に不安がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーへご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Windows10における「2TBの壁」の原因
HDDやSSDの大容量化に伴い、古い規格では扱える容量に限界が生じます。特にMBR形式を利用している場合、2TBまでしか認識できない仕様が問題となります。
MBR形式の制限
MBR(マスターブートレコード)は古いパーティション方式で、扱えるのは最大2TBまでです。これ以上の容量を使うにはGPT形式に変換する必要があります。ただし変換にはデータ削除が伴うため、バックアップや専門業者に相談することも検討しましょう。
古いOSやBIOSとの互換性
Windows10ではGPTが標準対応していますが、古いマザーボードやBIOS環境ではUEFIに非対応のためGPTディスクを正しく認識できないことがあります。この場合、環境のアップデートやUEFI設定が必要です。
ディスク自体の故障
「2TBの壁」に見える症状の中には、HDDやSSDそのものの故障が原因になっているケースもあります。たとえば、大容量のファイルを扱った直後に動作が不安定になったり、突然2TBを超える領域が認識されなくなったりする場合は注意が必要です。
HDDでは経年劣化や物理的な損傷、SSDでは記憶素子の消耗やコントローラーの不具合が原因で、こうしたトラブルが起こることがあります。放置するとデータが完全に失われる恐れがあるため、「2TBの壁」と思っていた問題が実はディスクの故障だったというケースも少なくありません。
原因の特定が難しい場合は、データを守るためにも早めに専門業者へ相談することをおすすめします。当社では24時間365日無料で初期診断を行っていますので、お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「2TB以上のHDDが認識されない」「未割り当て領域が使えない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤ってディスクを初期化したり、パーティション設定を変更してデータを消失させてしまうケースは少なくありません。特にHDDに障害がある場合、無理に再認識させようと操作を繰り返すことで、状態を悪化させるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows10で「2TBの壁」を解消する対処法
原因がMBR形式である場合、GPTに変換することで2TB以上の領域を利用できます。ここでは代表的な方法を紹介します。
ディスクの管理からGPTに変換
Windows標準のディスク管理ツールを使えば、簡単にGPT形式へ変換できます。ただしデータは削除されるため、重要なファイルがある場合はバックアップを必ず取りましょう。
- スタートを右クリックし「ディスクの管理」を選択
- 対象のディスクを右クリックし「ディスクを初期化」を選択
- 「GPT(GUIDパーティションテーブル)」を選択
- 必要に応じて新しいパーティションを作成しフォーマット
diskpartコマンドを利用
コマンドプロンプトからGPTに変換する方法です。操作を誤ると全データを失う可能性があるため、不安な場合は専門業者に相談してください。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動
diskpart→list disk- 対象ディスクを確認し
select disk X cleanを実行しパーティションを削除convert gptを入力してGPTに変換
専門業者に相談する
大容量ディスクを安全に扱うためには正しい知識が必要です。誤操作によるフォーマットや削除でデータを失うと、復旧は非常に難しくなります。特に業務データや思い出の写真など失いたくない情報が入っている場合は、早めにデータ復旧の専門業者にご相談ください。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

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他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































