Windows Updateがトラブルシューティングを実行しても解決しない…そんな状況にお困りではありませんか？
- 更新が途中で止まり進まない
- エラーコードが出て再試行しても失敗する
- 再起動を繰り返して更新が完了しない
こうした症状は、軽度な一時エラーから、更新キャッシュの破損、サービスの不具合、システムファイルの破損など、さまざまな要因で発生します。誤った操作によってシステムが起動不能になるリスクもあるため、慎重な対応が必要です。
本記事では、トラブルシューティングで改善しない場合に試すべき原因別の対処法を、わかりやすく紹介します。
もし自力での対応に不安がある場合や、重要な業務データが保存されている場合は、私たちデジタルデータリカバリーにご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Windows Updateのトラブルシューティングで解決しない原因
トラブルシューティングで自動修復できない場合、内部的な設定やキャッシュの破損、更新プログラムの不具合など、複数の要因が関係していることがあります。以下では主な原因を整理し、それぞれの特徴を解説します。
Windows Updateサービスの不具合
Windows Updateに関するバックグラウンドサービスが停止・遅延していると、トラブルシューティングで修復できないケースがあります。特に「wuauserv」「BITS」などのサービスが正しく動作していないと更新プロセス全体が中断されるため、手動での再起動が必要になることもあります。
更新キャッシュやコンポーネントの破損
キャッシュフォルダ（SoftwareDistributionなど）に破損ファイルがあると、更新情報の読み込みが妨げられ、トラブルシューティングでは解決しにくくなります。このような場合はキャッシュ削除やコンポーネントのリセットを行うことで改善することが多いです。状況によっては専門業者に相談することも検討しましょう。
更新プログラム自体の不具合
特定の更新プログラムに不具合が含まれている場合、インストールが失敗することがあります。その場合は問題のある更新をアンインストールし、再配布版が公開されるまで適用を保留することが有効です。Microsoft公式情報の確認も重要です。
システムファイルやドライバの破損
トラブルシューティングで解決しない場合、システムファイルやドライバの破損が原因になっていることがあります。
「エラーが繰り返される」「更新が途中で止まる」「再起動が終わらない」といった症状が続く場合は、アップデートに必要なファイルが壊れている可能性があります。特に古いドライバや中断された更新が影響しているケースも多く見られます。
この状態を放置したり誤った対処を続けると、起動不良やシステム全体の不安定化につながるリスクがあります。早めに専門業者へ相談することで、被害を防ぐことができます。
HDDやSSDの物理故障
Windows Updateが進まない原因のひとつに、HDDやSSDの物理的な故障があります。ストレージに異常があると、更新に必要なデータが正しく読み取れず、エラーが繰り返されることがあります。
障害は経年劣化や衝撃によって発生し、HDDは異音などの前兆が出ることがありますが、SSDは突然認識されなくなるケースもあります。
物理障害は判断が難しく、通電や再起動を繰り返すと悪化するおそれがあります。更新が進まない状態が続く場合は、早めに専門業者に相談することが大切です。私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しています。お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Windows Updateのトラブルシューティングで解決しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
手動での修正や設定変更を繰り返すことで、かえってシステムの不具合が広がることがあります。特に内部の異常が関係している場合、自力での対応が症状を悪化させるリスクがあるため注意が必要です。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows Updateのトラブルシューティングで解決しない場合の対処法
ここでは、トラブルシューティングで解決しなかった場合に試すべき手動での対処法を紹介します。安全な順に手順を記載していますので、上から順に実行していきましょう。
Windows Updateサービスとキャッシュをリセットする
キャッシュ破損による更新エラーが疑われる場合は、Windows Updateサービスを停止してキャッシュを削除し、再起動することで改善することがあります。
- 「Windows + R」で「services.msc」を開く。
- 「Windows Update」サービスを右クリックし、「停止」を選択。
- エクスプローラーで「C:\Windows\SoftwareDistribution」フォルダを開く。
- 中のファイルとフォルダをすべて削除。
- 再度サービスを右クリックし、「開始」を選択して再起動。
SFCとDISMコマンドでシステムファイルを修復する
破損したシステムファイルが原因の場合は、Windows標準の修復コマンドを使用して修復します。ただし、誤操作によるシステム破損のリスクがあるため、慎重に実行してください。
- 「スタート」→「cmd」を検索し、「管理者として実行」を選択。
- 以下のコマンドを順に入力してEnter：sfc /scannow
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth - 完了後、PCを再起動して再度Windows Updateを試す。
セーフモードやクリーンブートで再試行する
常駐ソフトやドライバの干渉が原因で更新が失敗する場合、セーフモードやクリーンブート環境で再度実行することで解決することがあります。
- 「設定」→「システム」→「回復」を開く。
- 「今すぐ再起動」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」。
- 起動後、「4」または「F4」を押してセーフモードを選択。
- Windows Updateを再度実行。
失敗した更新プログラムをアンインストールする
特定の更新が繰り返し失敗する場合は、該当するプログラムをアンインストールしてから再適用します。
- 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴を表示」を開く。
- 「更新プログラムをアンインストールする」をクリック。
- 失敗している更新プログラムを選び、「アンインストール」を選択。
- 再起動後、改めて更新を実行。
セキュリティソフトや周辺機器を一時的に外す
セキュリティソフトやUSB機器が更新処理を妨げているケースもあります。不要な外部デバイスを外し、セキュリティソフトを一時停止して試してみましょう。
- USB機器・外付けHDD・プリンターを取り外す。
- セキュリティソフトの設定から「一時停止」または「無効化」を選択。
- 再度Windows Updateを実行。
空き容量や通信環境を確認する
容量不足や通信エラーも原因になるため、ディスクの空き容量やネットワーク接続を確認します。
- Cドライブの空き容量を確認し、最低10GB以上確保。
- Wi-Fiを切断して再接続、またはルーターを再起動。
- 有線LANが利用できる場合は切り替えて再実行。
システムの復元や再インストールを行う
上記すべての方法で改善しない場合、システムの復元や再インストールを検討します。重要なデータが残る状態で行うためには、事前のバックアップが不可欠です。復元やリセット前に、データの安全を確保できるよう、専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者に相談する
これまでの方法をすべて試しても更新が完了しない場合、ストレージやシステム構造に深刻なトラブルが発生している可能性があります。無理な操作を続けると、システム破損やデータ消失につながることもあります。
私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
