Windows Server 2008上の重要ファイルを消してしまい、復元できずにお困りではありませんか？
- 以前のバージョンが表示されない
- Windows Server Backupで復元できない
- サードパーティ製ソフトでもファイルが見つからない
復元操作を誤ると、残されたデータまで失う危険性があるため、慎重な対応が求められます。
本記事では、Windows Server 2008でファイルを復元できない原因と、目的に応じた対処法を段階的に紹介しています。
失いたくない業務データや顧客情報がある場合は、私たちデジタルデータリカバリーにお任せください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Windows Server 2008でファイルを復元できない主な原因
バックアップ設定の有無、シャドウコピーの有効・無効、ストレージ自体の障害など、復元失敗の背景はさまざまです。ここでは主な原因を整理します。
シャドウコピーやバックアップの未設定
「以前のバージョンから復元」や「Windows Server Backup」による復元は、事前にシャドウコピー機能やバックアップスケジュールが有効になっていないと使用できません。設定されていない状態では、復元ポイント自体が存在せず操作は無効になります。
復元手順の誤りや操作ミス
復元先の指定や、復元ウィザードの途中での操作ミスによって、ファイルが復元されない・誤った場所に保存されることがあります。また、wbadminコマンドを利用する際も、バージョンIDの指定ミスや構文の誤りによってエラーが発生しやすくなります。
ストレージ障害や物理トラブル
ディスク自体にセクタ障害や物理的な損傷がある場合、ファイルが正しく保存されていなかったり、削除痕跡が破損して復元が不可能な状態となることがあります。
このような状態では、フリーソフトを使ってもファイルの復旧が困難であり、下手に操作すると状況が悪化する可能性があります。
こうした場合は専門業者に相談することをおすすめします。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
Windows Server 2008でファイルを復元できない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、この状態で焦って初期化や設定変更を行うと、必要なデータが完全に上書きされるリスクがあります。重要なデータにアクセスできないまま無理に操作を続けるのは危険であり、まずは専門のデータ復旧業者に相談することが重要です。適切な診断と技術的対応によって、大切なファイルを取り戻せる可能性があります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Windows Server 2008でファイルを復元する方法
復元方法は、バックアップの有無や削除状況、障害の種類によって異なります。以下に具体的な方法を状況別にまとめました。
以前のバージョン（シャドウコピー）から復元
シャドウコピーが有効な場合は、エクスプローラーから簡単に過去のファイルを復元可能です。
- 対象のフォルダを右クリックし「プロパティ」を選択。
- 「以前のバージョン」タブを開く。
- 復元したい日時を選び、「復元」をクリック。
Windows Server Backupで復元
「Windows Server Backup」が有効な場合は、GUIから復元ウィザードで任意の日時を指定して復元可能です。
- 「管理ツール」＞「Windows Server Backup」を開く。
- 右メニューから「別のバックアップから復元」を選択。
- 復元ポイントの日時を指定し、対象ファイルを選択して復元。
wbadminコマンドでバックアップから復元
コマンド操作で詳細に復元作業を管理したい場合は「wbadmin」コマンドを使用します。
- コマンドプロンプトを管理者権限で起動。
wbadmin get versionsを入力し、利用可能なバックアップ一覧を確認。- 目的のバージョンを指定して以下を実行：
wbadmin start recovery -version:YYYY-MM-DD-HHMM
フリーソフトで削除ファイルを復元
バックアップが無い場合でも、フリーソフトで削除ファイルの復旧が試みられます。ただしデータが上書きされるリスクや、復元の不完全性に注意が必要です。
Recuva、Wise Data Recovery、EaseUS Free、TestDiskなどが代表的です。以下のような特徴があります：
- 文字化けや一部破損が生じる可能性があります。
- ストレージに物理障害がある場合は使用非推奨。
- 専門業者に問い合わせることで、安全な復旧が期待できます。
ストレージ障害時は専門業者に相談する
ディスクに異常がある、どの方法でもファイルが復元できない場合は、内部的な物理障害や深刻な論理破損が発生している可能性があります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに50万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」（※1）の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%（※2）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間：2016年6月1日～) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50％以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく（算出期間：2007年～2023年）
※2：2025年9月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合
相談・初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
