Windowsメモリ診断を実行した際、
- 診断がいつまで経っても終わらない
- 進行状況が0%や21%のまま止まっている
- 画面がフリーズしているように見える
といった症状が見られた場合、多くのケースで「診断中にトラブルが発生している」可能性があります。
そのまま放置したり、強制終了してしまうと、メモリだけでなくWindows自体に不具合を引き起こすリスクがあります。
まずは落ち着いて、異常に長引く原因を特定し、状況に応じた適切な対応を取ることが重要です。本記事では、Windowsメモリ診断が終わらない原因をパターン別に整理し、それぞれに対する具体的な対処法をわかりやすく解説しています。
もし解説を読んでも解決が難しい場合や、PCの動作に異変を感じたまま使い続けているなら、早めのご相談をおすすめします。私たちは24時間365日、無料診断を実施しており、安全かつ正確な対応をご提案できます。
目次
Windowsメモリ診断に時間がかかる主な原因
メモリ診断が長引く背景には、ハードウェア・ソフトウェア両面の理由があります。進行が遅いからといってすぐに異常とは限りませんが、以下のような原因が影響している可能性があります。
メモリ容量が大きい
搭載RAMが多ければ多いほど、診断にかかる時間は比例して長くなります。32GB以上搭載されているPCでは、標準モードでも数時間~半日以上かかることも珍しくありません。
診断モードが「拡張」やパス回数増加
「拡張」モードや、検査パス数を増やしている場合は、検査対象が細かくなるため非常に時間がかかります。4GB程度のメモリでも5時間以上、環境によっては20時間近くになることもあります。
PCの処理性能が低い
CPUやストレージの性能が低い古いPCでは、診断中の処理速度が遅くなり、検査自体に大きな時間がかかります。
診断ツールのフリーズや不具合
まれに、診断ツール自体がクラッシュやフリーズして進行できなくなるケースもあります。この場合は、別の診断方法での確認が必要です。
メモリやマザーボードの物理的障害
診断が特定の進捗(例:21%や89%)で何時間も止まる場合、メモリチップやスロット、マザーボードの異常が原因で、読み書きテストが正常に進行できていない可能性があります。
こうしたハードウェア異常により、メモリ診断の所要時間が通常より大幅に延びることがあります。適切な対処を行うためには、正確な診断結果を得ることが重要です。
その点、デジタルデータリカバリーでは、メモリチップやマザーボードの構造に精通した専門チームが、障害の特定からデータ復旧まで一貫して対応しています。15,000種類以上の障害データを基に復旧手順を最適化し、これまでに46万件以上の相談実績(期間:2011年1月以降)を積み重ねてきました。
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【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

データトラブルが起きた場合、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
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Windowsメモリ診断が終わらない場合の対処法
診断が長時間続く、または進行しない場合は、以下の対処法を順に試して原因を切り分け、正常な診断や修復につなげましょう。
時間がかかるのは正常と理解し、十分に待機する
大容量RAMや拡張診断モードでは、メモリ全体を精密に検査するため時間がかかるのが正常です。実行は夜間や長時間PCを使わないときに行いましょう。
- PCに電源ケーブルを接続し、スリープしないように設定。
- 8GBメモリで標準モードなら1~2時間、32GBでは最大12時間以上。
- モードが「拡張」やパス回数を増やしている場合は、さらに長時間かかる。
20時間以上止まっている場合は中止を検討
進行率が特定の箇所で何時間も止まっている場合は、診断ツールのフリーズやメモリ障害の可能性があります。
- Escキーで中止できるか確認。
- 反応がなければ電源ボタンを長押しして強制終了。
- 再起動後、他の診断方法(OSが起動しなくても検査できるMemTest86など)を使用。
メモリの抜き差し・スロット変更を行う
メモリやマザーボードの接触不良によって診断が停止している場合があります。メモリの枚数を減らして1枚ずつ検査することで、物理的な問題を切り分けることが可能です。
- PCの電源を完全に切り、電源ケーブルを外す。
- 本体を開けてメモリモジュールを1枚だけ装着する。
- 再びメモリ診断を実行し、停止するかどうかを確認。
- 順にスロットやモジュールを入れ替えながら再検査。
他の診断ツール(MemTest86など)を使う
Windows標準のメモリ診断で問題が解消しない場合は、より詳細なエラー表示が可能な「MemTest86」などの専用ツールを使用すると効果的です。
- MemTest86公式サイトからUSB起動用のイメージファイルをダウンロード。
- ツールを使ってUSBメモリに起動ディスクを作成する。
- PCの起動順序を変更し、USBからMemTest86を起動。
- 全メモリ検査完了まで数時間放置し、結果を確認。
不要なソフトや周辺機器を外して診断する
常駐ソフトや接続中の周辺機器が原因で診断に支障が出ている可能性もあります。PCを可能な限りシンプルな状態で診断することで、影響を排除できます。
- 外付けHDD、USB機器、プリンタなど不要な周辺機器をすべて外す。
- 常駐ソフトを一時停止、またはクリーンブート設定に変更。
- その状態でWindowsメモリ診断を実行。
ハードウェアの故障が疑われる場合は修理・交換を検討
診断が毎回止まる、または明らかなエラーが検出される場合は、物理的なメモリやマザーボードの損傷が考えられます。信頼できる修理業者への相談をおすすめします。
- メモリ診断のエラー内容を正確に記録する(例:ビット反転、アドレスエラーなど)。
- メモリモジュールを他のPCで検査し再現性を確認する。
- 再現する場合は故障と判断し、交換または修理を行う。
操作に不安がある方や、データをどうしても取り出したいという方は、データ復旧の専門業者へ早めに相談することをおすすめします。
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自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
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初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
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電話番号:0800-333-6302
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復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。