通常の設定では対応できないトラブルに直面したときに活躍するのが「コマンドプロンプト(cmd)」です。コマンドプロンプトでは、通常の画面では操作できない裏側の部分にアクセスして、システムの修復や高度な設定変更が可能になります。
たとえば、「chkdsk」や「sfc /scannow」といったコマンドを使えば、システムファイルの破損チェックや修復が行え、Windowsの安定動作を取り戻すこともできます。
この記事では、初心者の方でも迷わず実行できるよう、コマンドプロンプトの起動方法から代表的な活用例まで、画像付きでわかりやすく解説しています。突然のトラブルで困ったときの「最後の砦」として、ぜひ活用してください。
もし自力での対処が不安な場合は、24時間365日対応の無料診断サービスをご利用いただけます。大切なデータを守るために、今すぐご相談ください。
目次
コマンドプロンプトが必要になるケース
コマンドプロンプトは、通常の操作では対応できないトラブル時などに必要になる重要な手段です。ただし、誤操作によってデータ消失や起動不能のリスクもあるため、正しい使い方を理解しておくことが重要です。
高度な管理・設定作業
ユーザーアカウントの詳細な管理や、ネットワーク構成の変更など、GUI(画面上の操作)では設定できない内容を扱う際に、コマンドによる操作が必要になることがあります。
バッチ処理や自動化
繰り返し行う作業を効率化する目的で、複数のコマンドを組み合わせたバッチファイルを作成し、作業を自動化するケースがあります。
システムトラブルや復旧作業
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

データトラブルが起きた場合、多くの方がメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
コマンドプロンプトでの起動方法
以下では、コマンドプロンプトの起動方法を5つの方法に分類して紹介します。用途や状況に応じて最適な起動手段を選択してください。
スタートメニューから起動する方法
もっとも一般的な方法で、初心者でも簡単に実行できます。
- 画面左下のスタートボタンをクリックします。
- 検索バーに「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力します。
- 表示された「コマンドプロンプト」をクリックします。
ショートカットキーで起動する方法
キーボード操作に慣れている方には素早く起動できる便利な手段です。
- 【Windowsキー】+【R】を同時に押します。
- 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウが表示されます。
- 入力欄に「cmd」と入力し、Enterキーを押します。
エクスプローラーから起動する方法
特定のフォルダで作業を行いたい場合に便利な方法です。
- 任意のフォルダを開きます。
- エクスプローラーのアドレスバーをクリックします。
- 「cmd」と入力してEnterキーを押します。
管理者権限で起動する方法
システムの設定変更など一部の操作では、管理者権限が必要です。
- 「cmd」と検索し、表示された結果を右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
- または、検索欄に「cmd」と入力後、【Ctrl】+【Shift】+【Enter】を押します。
回復環境から起動する方法
Windowsが起動しない場合やセットアップ時に使える手法です。
- Windowsセットアップ画面で【Shift】+【F10】を押します。
- または「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択します。
- 起動後、必要な修復コマンドを実行します。
万が一、操作に自信がない場合やデータを失うリスクを感じたら、早めに専門業者へご相談ください。当社では、初期診断・見積もり無料、24時間365日対応。これまでに46万件以上(2011年以降)のご相談実績があり、安心してお任せいただけます。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。