次のようなトラブルに遭遇していませんか?
- パソコンの電源を入れると青い画面で「回復」や「Recovery」と表示される
- 「必要なデバイスが接続されていない」などのエラーメッセージが出る
- Windowsが起動せず、作業が全くできない状態になっている
このような回復画面は、Windowsに重大なトラブルが発生しているサインです。原因はシステムファイルの破損やストレージの故障、アップデート時の不具合などさまざまですが、対処を誤るとデータが失われるリスクもあるため慎重な対応が必要です。
この記事では、青い回復画面が表示される主な原因と、状況に応じた正しい対処法について詳しく解説します。自力での修復が難しい場合もありますので、無理な操作は控えてください。
万が一、大切なデータが関わっている場合は、デジタルデータリカバリーの無料診断サービスをご活用ください。HDD・SSD・USBメモリ・RAIDなど幅広いトラブルに対応し、365日24時間体制・最短即日で復旧対応が可能です。
目次
青い画面に「回復」と表示されるのはどういう状況?
パソコンの起動中に青い画面に「回復」と表示されるのは、通常、システムに深刻な問題が発生していることを示しています。この状況は、ハードウェアの障害やソフトウェアの不具合、ドライバーの問題など、さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。特に、システムファイルの破損や重要な設定の不具合が原因で、パソコンが正常に起動できないことがあります。
Windowsが起動しない場合の全般的な原因と対処法を解説した記事はこちら
このような青い画面の表示は、重要なデータが失われるリスクを伴うため、慎重に対処する必要があります。まずは、提供される回復オプションを試みることが重要ですが、問題が解決しない場合やデータの安全が心配される場合は、専門のデータ復旧業者に相談することをすすめします。
windows10・11で青い画面に「回復」と表示される原因
青い画面に「回復」と表示される原因は、一般的に論理障害と物理障害の2つに大別されます。これらの障害はそれぞれ異なる要因によって引き起こされ、対処方法も異なります。
システムファイルの破損
「回復」と表示された青い画面が出てWindowsが起動できない場合、その原因のひとつにシステムファイルの破損が挙げられます。システムファイルとは、Windowsが正常に起動・動作するために必要な基本プログラムや設定ファイルのことです。
電源の強制終了やアップデート中のトラブルが引き金となり、こうしたファイルが破損することは珍しくありません。「起動に時間がかかる」「エラー画面が頻繁に表示される」といった症状が出ている場合、すでに内部で異常が進行している可能性があります。
この状態を放置すると、システムが完全に起動できなくなり、保存していたデータにもアクセスできなくなるおそれがあります。大切なデータを守るためにも、異常に気付いた時点で専門業者に相談し、正確な診断と対応を受けることが重要です。
HDD・SSDの物理的故障

「回復」と表示された青い画面が出て起動できない場合、OSを保存しているHDDやSSDに物理的な故障が発生している可能性があります。こうしたストレージ障害は、経年劣化による内部部品の不具合に加え、落下や衝撃といった外的な要因でも発生します。
障害が進行すると、「起動しない」「ストレージが認識されない」といった症状が表れ、Windowsが正常に起動できなくなることがあります。HDDでは異音や読み取り不良などの前兆が見られることもありますが、SSDは予兆なく突然認識されなくなるケースも少なくありません。
物理障害は見た目では判断しにくく、再起動や通電を繰り返すことで状態を悪化させるリスクもあります。データを守り、起動不良の根本的な原因を正確に突き止めるためにも、異常を感じた時点で専門業者に相談することが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

パソコンの電源を入れると青い画面で「回復」や「Recovery」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や回復オプションを実行してしまったり、修復ツールで状態を悪化させてしまうケースは多く、特にシステム領域やストレージ内部に障害がある場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
windows10・11で青い画面に「回復」と表示されうまく起動できない時の対処法
windows10・11で青い画面に「回復」と表示された場合、以下の対処法を試してシステムの修復を行うことができます。
システムの再起動とWindowsの更新
システムを再起動して、一時的な問題が解決するか確認します。その後、Windows Updateを実行して最新の更新プログラムを適用し、既知のバグやセキュリティ問題を修正します。
ドライバーの更新
エラーの原因がドライバーに関連している場合、最新バージョンのドライバーに更新することが有効です。デバイスマネージャーを開き、問題のあるドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。公式サイトからダウンロードしたドライバーをインストールするのも良い方法です。
メモリ診断の実行とメモリのテスト
システムメモリに問題があるか確認するために、Windowsのメモリ診断ツールを使用します。これを実行するには、スタートメニューで「メモリ診断」と検索し、ツールを選択して再起動後にテストを行います。問題が検出された場合、メモリモジュールの交換を検討します。
システムファイルのチェック
システムファイルチェッカー(SFC)を使用して、破損したシステムファイルを検出し修復します。以下の手順で行います。
- コマンドプロンプトを管理者として実行し、sfc /scannow と入力してEnterキーを押します。
- スキャンが完了するまで待ち、指示に従って修復を行います。
ただし、ファイルの損傷が深刻な場合、sfcだけでは解決できないことがあります。繰り返しトラブルが発生する場合は、無理に操作を続けず、専門業者に相談することが安全です。
最近インストールしたソフトウェアの削除とクリーンブート
最近インストールしたソフトウェアが原因でエラーが発生している可能性があるため、それらを一時的に削除してシステムの安定性を確認します。また、クリーンブートを行って不要なプログラムの影響を排除し、問題の特定を容易にします。
Windowsの再インストール
すべての対処法で問題が解決しない場合、Windowsの再インストールを検討します。
ただし、再インストールはシステムの設定を初期状態に戻すため、データやアプリケーションが失われるリスクがあります。データ保護の観点から、専門業者に相談することをおすすめします。専門業者はデータを安全にバックアップし、システムの再インストールをサポートします。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試しても「回復」画面から先に進めない場合、システムファイルやブート領域が深刻に破損している可能性があります。このまま自己判断で修復を続けると、保存データが上書きされたり、状態がさらに悪化したりする恐れがあります。こうした状況では、早めに専門業者へ相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、Windowsの起動トラブルに関する対応実績が豊富で、他社で「復旧不可」とされたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を維持しています。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。大切なデータを守るためにも、まずはご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なパソコンの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のパソコンの復旧に成功してきました。パソコンの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。