アップグレード中に「0xC1900101‑0x30018」というエラーメッセージが表示され、処理が途中で止まってしまっている――そんな状況でお困りではありませんか？
このようなエラーは、ドライバーや外部機器、セキュリティソフトなど複数の原因が絡みやすく、途中で何度も処理が巻き戻ることで不安を感じるユーザーも少なくありません。
特に再起動後に構成処理（Sysprep_specializeやFirst_boot）が失敗するタイプは、見た目以上にトラブルが深刻な場合もあります。
誤った操作を続けることで大切なデータを失うリスクもあるため、正確な原因把握と慎重な対処が必要です。
本記事では、具体的な原因の切り分けから、初期対応・対処法までをわかりやすくご紹介します。
もしもアップグレード失敗によって大切なデータが消えてしまった・起動しないといった状態になった場合は、
デジタルデータリカバリーでは24時間365日対応の無料診断をご案内しておりますので、お気軽にご相談ください。
目次
「0xC1900101‑0x30018」とは？／主な症状
このエラーは、Windowsアップグレードの初期段階「FIRST_BOOT」または構成段階「Sysprep_specialize」フェーズで失敗したことを示しています。
特にドライバーの適用ミスや構成処理中のソフト・外部機器干渉が原因となりやすく、「構成中のまま止まる」「インストールが戻される」などの現象として現れます。
主な症状
- 「インストールはFIRST_BOOTフェーズで失敗しました」表示
- 「Sysprep_specialize操作中にエラーが発生しました」表示
- 再起動後にアップグレードが停止し、前のバージョンに戻される
- 外付けドライブ・USB・仮想ドライブ接続中に失敗する
- エラーメッセージの後、進まない／再起動ループになる
このトラブルは構成失敗が関係しているため、環境に依存した複雑な要素が重なることで発生します。
自己判断での繰り返し実行や設定変更は、データ破損や起動不能のリスクが高まるため慎重な対応が必要です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日無料で対応しておりますので、復旧をご検討中の方はお気軽にご相談ください。
0xC1900101‑0x30018エラーの原因
古い・互換性のないドライバー
特にRAID、NVMe、グラフィックス、USBなどのドライバーが古かったり未対応のままになっていると、構成処理中に失敗することがあります。アップグレードの前には、デバイスマネージャーで主要ドライバーを確認し、メーカー公式サイトから最新版を取得することが大切です。
セキュリティソフト・常駐アプリの干渉
ウイルス対策ソフトや常駐系ユーティリティは、構成プロセス中にファイルの書き換えやドライバーの適用を妨げる場合があります。アップグレード中は、該当ソフトを一時的に停止するか、可能であればアンインストールすることが推奨されます。
外付け機器・仮想ドライブの影響
USB機器、SDカード、仮想ドライブ、外付けHDD／SSDなどを接続したまま実行すると、インストーラーが構成先を誤認し、処理が失敗する場合があります。アップグレード前には、必ず外部機器をすべて取り外しておきましょう。
BitLocker等の暗号化設定
BitLockerやデバイス暗号化が有効な状態では、インストールフェーズで必要な処理が完了できないことがあります。アップグレード前に一時的に解除しておくことが成功率を高めます。他社で対応不可のBitLocker環境でも、当社には復旧実績があります。
ストレージの物理・論理障害
HDDやSSDに不良セクタが存在したり、コントローラに異常があると、アップグレード処理の途中で構成が失敗し、操作が止まってしまうことがあります。このような障害が進行すると、データの消失やシステムの破損といった重大なトラブルにつながる可能性が高くなります。
トラブルを悪化させないためにも、無理にアップグレードを続行せず、できるだけ早くデータ復旧の専門業者に相談することが重要です。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
アップグレード中に「0xC1900101‑0x30018」というエラーメッセージが表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
アップグレード中に「0xC1900101‑0x30018」というエラーメッセージが表示される場合、デバイスドライバやハードウェア構成に起因する不具合が原因で、インストール処理が中断されている可能性があります。このような状態で初期化や再インストールを無理に進めると、必要なデータが上書きされてしまい、復旧が難しくなるおそれがあります。今はデータにアクセスできなくても、誤操作を避けて専門業者に相談することが適切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
0xC1900101‑0x30018エラーの対処法
ここからは実際にご自身で実践できる対処法を順にご紹介します。どの手順も安全性の高いものから順に構成していますので、ひとつずつ試していくことをおすすめします。
外部機器・仮想ドライブをすべて取り外す
アップグレード中に外付けUSBや仮想ドライブが接続されたままになっていると、インストール先を誤認識し、処理が失敗することがあります。不要な機器はすべて外しておきましょう。
- PCの電源を切り、完全にシャットダウンします。
- USBメモリ、外付けHDD、SDカード、プリンタなどの機器をすべて外します。
- 仮想ドライブ（ISOマウント等）がある場合は解除します。
- PCを再起動し、Windowsのアップグレードを再実行します。
セキュリティソフト・常駐アプリを無効化／削除
ウイルス対策ソフトやメーカー独自ユーティリティがアップグレード中の構成処理を妨げることがあります。可能であれば一時的にアンインストールしましょう。
- 「設定」→「アプリ」からセキュリティソフトを探し「アンインストール」。
- タスクマネージャー→「スタートアップ」タブで不要なアプリを「無効化」。
- PCを再起動してから、アップグレードを再実行。
ドライバーの更新・削除を行う
ドライバーの不具合は最も多い原因のひとつです。ストレージ・RAID・USBなどを中心に確認・更新を行いましょう。
- 「デバイスマネージャー」を開き、RAID／ストレージ／グラフィックス等を確認。
- 右クリック→「ドライバーの更新」または公式サイトから最新ドライバーを取得。
- 古く使っていないデバイスは「デバイスのアンインストール」で削除。
- すべて終わったら再起動し、アップグレードを試行。
BitLocker等の暗号化を一時的に解除
構成フェーズでBitLockerが有効なままだと、再起動後の認証が完了できず処理が失敗します。アップグレード前に解除しておきましょう。
- 「コントロールパネル」→「BitLockerドライブ暗号化」を開く。
- 「BitLockerを一時停止」または「無効化」を選択。
- 再起動後、アップグレードを再実行。
ディスク空き容量確保とファイル修復
空き容量不足やファイル破損は、構成失敗の根本原因にもなり得ます。Windows標準機能での修復が有効です。
- 管理者でコマンドプロンプトを開く。
- 以下を順に実行：
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow
- 完了後、PCを再起動してアップグレードを試行。
専門業者に相談する
すべての対処法を試しても改善しない場合、またはストレージから異音・起動不可などの兆候がある場合は、これ以上の自力対応がかえって危険になるリスクがあります。
デジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を有し、一部復旧を含め復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を誇っています。
初期診断・相談は完全無料、24時間365日対応ですので、お困りの際はすぐにご相談ください。
※1：2011年1月以降の累計相談件数
※2：2023年10月時点の実績。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
