パソコンの電源を入れてもロゴ画面から先に進めず困っていませんか?
- パソコンがロゴ画面から動かない
- 「OSが見つかりません」と表示される
- 「起動エラー」が出て起動しない
こうした症状は、Windowsの起動処理を司るUEFIブートマネージャーに不具合が生じている可能性が高く、特に構成情報の破損が原因となるケースが多くあります。
誤った操作をするとデータが消失する危険性があります。重要なデータが入っている場合は慎重な対応が必要です。
本記事では、UEFIブートマネージャー破損の原因と、初心者でも実践できる修復手順をわかりやすく解説しています。
失いたくない大切なデータが含まれている場合は、無理に自己判断せず、まずは24時間365日対応の無料診断を行っているデジタルデータリカバリーにご相談ください。状態に応じた的確な対応をご提案します。
目次
UEFIブートマネージャーが起動しない原因
Windows10のUEFI環境で起動できないトラブルは、ブート構成の破損だけでなく、設定やストレージ本体の障害まで幅広く関係します。ここでは、代表的な原因を4つに分けて整理します。
スタートアップ修復の失敗
Windows10のインストールメディアから「スタートアップ修復」を実行しても改善しない場合、EFIブート構成の深刻な損傷や、標準機能では対応できない複雑な異常が発生している可能性があります。特にUEFI環境では、従来のBIOSより構造が複雑であるため、簡易的な自動修復では正常なブート構成が復元されないケースが見られます。
EFIパーティションの破損や構成異常
UEFIで起動するには、システム内にある「EFIシステムパーティション(ESP)」に必要なブートファイルが正しく格納されていることが前提です。このパーティションが削除されたり、ファイルが破損したり、ドライブ文字が割り当てられていないと、Windows Boot Managerが見つからず起動できなくなります。
UEFI/BIOS設定の不一致
パソコンの設定でブートモードが「UEFI」に設定されていない、または「セキュアブート」が有効・無効の切り替えが誤っている場合、正しく構成されたブート情報であっても読み込めなくなります。特にOSを再インストールしたあとや、ハードウェア構成を変更したタイミングでこの問題が起こりやすいため、BIOS設定の確認は欠かせません。
HDDやSSD本体の物理障害
UEFIブートマネージャーに異常がなくても、HDDやSSDに物理的な不具合があると起動できなくなることがあります。HDDでは異音や動作の遅延、SSDでは突然アクセス不能になるケースが代表的です。これらは経年劣化や落下衝撃、製品不良などが原因となることもあります。
このような状態で修復コマンドやソフトを実行すると、操作ミスでデータを完全に失うリスクがあります。さらに、自力での対応がトラブルを悪化させる危険性もあるため注意が必要です。
重要なデータが保存されている場合は、早めに専門業者への相談をご検討ください。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「PCを正常に起動できない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
起動しない場合、自己判断で設定変更や再インストールを行うと、起動領域を上書きして状況を悪化させてしまうケースがあります。重要なデータに今はアクセスできない状態でも、誤った操作が復元の可能性を下げることは少なくありません。取り返しがつかなくなる前に、無理な作業は避け、専門業者へ相談することが安全です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
UEFIブートマネージャーを修復する方法
UEFIブートマネージャーを修復するために、以下の方法を順に試してみてください。
スタートアップ修復 (自動修復) を実行する
Windows10インストールメディアから起動し、スタートアップ修復を行うことで、ブートに関連する問題を自動的に修復できる場合があります。
- Windows 10インストールメディアをPCに挿入し、PCを起動する。
- 「コンピューターを修復する」を選択する。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選択し、修復を実行する。
UEFIファームウェアの設定確認
BIOS設定で、UEFIモードや起動順序が適切であるかを再確認します。
- パソコン起動時に[F2]や[Del]キーを押してBIOS/UEFI画面を開きます。
- 「Boot」タブでUEFIモードになっているかを確認。
- 「Secure Boot」の有効・無効を状況に応じて調整します。
コマンドプロンプトを使用して修復する
インストールメディアからコマンドプロンプトを開き、手動でブートマネージャーを修復する方法です。
- インストールメディアから起動し、「コンピューターを修復する」を選択する。
- 「トラブルシューティング」→「コマンドプロンプト」を選択する。
- 以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押す。
diskpart list disk select disk X (Xは修復したいディスクの番号) list volume select volume Y (YはEFIパーティションの番号) assign letter=Z (Zは未使用のドライブレター) exit cd /d Z:\EFI\Microsoft\Boot\ bootrec /FixBoot bcdboot c:\Windows /l en-us /s Z: /f ALL
上記のコマンドで、EFIパーティションを修復し、再度ブートマネージャーを構築します。
Bootrec.exeツールを使用する
Bootrec.exeツールを使って、マスターブートレコードやブート構成データを修復します。
- コマンドプロンプトを開く。
- 以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押す。
bootrec /fixmbr bootrec /fixboot bootrec /rebuildbcd
上記の対処法を試してもUEFIブートマネージャーが修復できない場合、ストレージやシステム自体に深刻な物理障害が起きている可能性があります。無理な操作を続けるとデータ消失のリスクも高まるため、早めに専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーでは24時間365日対応の無料相談・診断を実施しています。ぜひ気軽にお問い合わせください。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難なパソコンの復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々のパソコンの復旧に成功してきました。パソコンの復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
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そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
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一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
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- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
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※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。







































