Toshiba製の外付けHDDが Mac に認識されず「仕事中のファイルが開けない」「大切な写真が見つからない」と焦っていませんか?
- Mac の Finder に外部ドライブが表示されない
- ディスクユーティリティでマウントできない
- 接続しても音がしない、または反応がない
こうした症状は、単なるケーブル不良・電源不足といった軽微な問題から、HDD内部の物理故障まで幅広く原因があります。
もしこのまま放置すると、データが取り返しのつかない状態になるリスクがあります。
本記事では、原因を整理し、ケーブル・電源・フォーマット・Finder 設定・HDD 故障など、段階的にわかりやすく対処法を紹介しています。
もし自力での対応に不安がある場合は、大切なデータを失いたくない状況であれば、24時間365日体制で無料でご案内しているデジタルデータリカバリーにまずご相談ください。
目次
外付けHDDが認識しない原因
Mac で Toshiba の外付けHDDが認識されない場合、まず可能性の高い原因を順にチェックすることが重要です。ケーブル・電力・フォーマットなど、見落としやすい要素も含まれていますので、焦らず確認してください。
ケーブル・USBポートの接触不良
ケーブルの断線・端子の汚れ・USBポートの緩みなど、物理的な接続に問題があると HDD がそもそも電源を得られず認識されません。まずはケーブル・ポートを交換/掃除して確認を。
電力供給不足
特に USB 給電のみの外付けHDDでは、Mac のポートが十分な電力を供給できないことがあります。USB ハブ使用時やケーブルが長い/細いものだと電圧ロスが発生し、ディスクが回転しないことも。
フォーマット・ファイルシステムの非対応
外付けHDDが NTFS・FAT32・ext4 など Mac 標準で読み書きできない、または制限のあるフォーマットの場合、マウントできない・書き込みできないなどの問題が起きます。macOS のバージョンによって対応状況も変わるので注意が必要です。
Finder や macOS の設定による表示非表示
Finder の環境設定で「外部ディスクをデスクトップに表示」やサイドバーに表示する設定がオフだったり、「すべてのデバイスを表示」オプションが無効になっているとディスクが見えていないだけのことがあります。
HDD の論理障害または物理故障
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「Macで外付けHDDが認識しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
この場合、原因を特定しようとして誤って初期化や再フォーマットをしてしまうケースも少なくありません。内部で故障が起きている可能性もあり、自力で操作を続けると状況が悪化してデータにアクセスできなくなるリスクがあります。そのため、大切なデータが残っている場合は、誤った対応を避けて専門業者に相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
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- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
外付けHDDが認識しないときの対処法
認識されない原因がわかれば、次は安全に試せる対処法を順に実践していくことが肝心です。データ損失の可能性がある対策には慎重に、安全第一で対応してください。
ケーブルとUSBポートを交換・清掃
まず最初に試せる安全な対策です。物理的な原因を除くことで、多くのトラブルが解消します。
- 外付けHDDを Mac から取り外し、USB ケーブルの両端を目視で点検する(端子の曲がり・錆・汚れなど)。
- 柔らかい布や綿棒で端子・コネクタ部のホコリや汚れを優しく取り除く。
- 別の USB ケーブル(できれば純正または高品質なもの)で接続し直してみる。
- 別の USB ポート(Mac 本体の異なるポート)を使って接続してみる。
Mac と HDD の電源を再起動
電源やシステムが一時的な不安定状態にあることも多いので、リセット的な意味で再起動を行うことで解決することがあります。
- Mac のすべてのアプリケーションを終了させる。
- 外付けHDDの電源(または USB 給電ケーブル)を外して、30秒ほど待つ。
- Mac をシャットダウンし、数秒後に再起動する。
- 外付けHDDを再度接続して認識されるか確認する。
Finder 設定を確認・有効化
Finder の設定ミスはよくある見落としです。表示設定を見直すことで、接続されていても見えていないだけだった、ということがあります。
- Finder を開き、メニューバーの「Finder」>「環境設定」を選択する。
- 「一般」タブで「デスクトップに外部ディスクを表示」にチェックを入れる。
- 「サイドバー」タブで「外部ディスク」項目にチェックが入っているか確認する。
- ディスクユーティリティで「表示」メニューから「すべてのデバイスを表示」を選んでみる。
ディスクユーティリティでマウントまたは First Aid
ディスクユーティリティの標準機能で論理的な問題を修復できることがあります。ただし、修復に失敗するリスクもあるので注意深く操作することが必要です。
- Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ディスクユーティリティ を開く。
- 左側のリストで Toshiba 外付けHDD(デバイス名)を選択する。
- もしマウントされていなければ、「マウント」ボタンを押してマウントを試みる。
- マウントできなければ、「First Aid(ディスクの検証・修復)」を実行する。
- 修復後、Mac を再起動してから再度接続して確認する。
Terminal でディスク状態を確認・手動マウント
GUI がうまく動かない場合、Terminal を使ってディスクの状態を確認し、手動でマウントできることがあります。ただしコマンドの誤入力はデータ損失を引き起こすリスクがあるため注意してください。専門的な操作が含まれます。
- Terminal を開く。
- `diskutil list` を実行して接続されているディスクの一覧を確認する。
- Toshiba 外付けHDD のディスク識別子(例 `/dev/disk2` 等)を探す。
- `diskutil mount /dev/diskX`(X は該当ディスク番号)を使って手動でマウントを試す。
- エラーメッセージが出る場合は内容を記録し、次のフォーマットの対処へ進む。
フォーマットを適切な形式に変更
フォーマット形式が Mac に合っていないと読み込み・書き込みで制限が出ます。フォーマット変更はデータがすべて消えるため、必要なデータのバックアップがあるか確認のうえ慎重に行ってください。もしデータが非常に重要なら専門業者に問い合わせることをおすすめします。
- まず現状のフォーマット形式をディスクユーティリティで確認する。
- 重要なデータがあれば別のディスク/クラウド等にバックアップを取る。
- ディスクユーティリティで HDD を選び、「消去」をクリックする。
- フォーマットを「ExFAT」または「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」に設定。
- パーティション方式を「GUID パーティションマップ」にする。
- 消去を実行し、完了後 Mac を再起動して接続を確認する。
他の Mac または PC で認識確認
別のコンピュータに接続して同様の問題が起きるか試すことで、Mac 側か HDD 側のどちらに原因があるか切り分けができます。
- 他の Mac に同じケーブルで接続してみる。
- Windows パソコンで認識されるか確認する。
- 認識されるならフォーマットや macOS 設定の問題の可能性が高い。
- 認識されないならハード的な問題(ケーブル・電源・HDD 本体)を疑う。
電源補助やセルフ電源付きケースを使う
USB 給電のみでは電力不足のケースがあり、音がしない/回転が安定しない原因になります。電源付きケースや USB‑C/Thunderbolt などの高速かつ強めの電源を使える接続形態を検討してください。
- 外付けHDDがセルフ電源(外部電源付き)かどうかを確認する。
- もし外部電源があればそれを接続して給電を安定させる。
- USB‑C または Thunderbolt ケーブルで接続可能ならそれを使用してみる。
- 電源付き USB ハブを使う選択肢を検討する。
専門業者に相談する
上記のいずれの方法を試しても改善しない場合は、HDD本体の内部構造の故障や、深刻な論理障害の可能性が高くなります。自力対応ではデータをさらに損なうリスクがあるため、無理をせず早めに専門業者に依頼することが最適です。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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よくある質問
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。