Windowsのタスクバーが突然反応しなくなった──クリックしても何の動作もしない、スタートメニューや検索バーが開かないといった症状は、使用中のパソコンに何らかの障害が発生しているサインかもしれません。
- タスクバーのアイコンをクリックしてもアプリが起動しない
- スタートメニューがまったく開かない
- 時間表示や通知領域がフリーズしている
このような不具合が発生している場合、Windowsのシステムファイル破損やエクスプローラーの異常動作など、複数の原因が絡んでいる可能性があります。放置すると他の操作にも影響を及ぼし、作業継続が困難になることになります。
本記事では、こうした症状が起きたときに考えられる原因をタイプ別に分類し、試せる具体的な対処法を詳しくご紹介しています。
もし、どの方法でも改善しない場合は、根本的な障害の可能性もあります。専門スタッフによる無料診断をご活用ください。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
目次
タスクバーが反応しない原因
タスクバーが反応しない原因は主に次の通りです。
マウスの不具合
マウスの電池切れや接続不良、ドライバーの問題でクリックが反応せず、タスクバーが操作できなくなることがあります。電池交換やドライバーの更新で改善する場合があります。
エクスプローラーの不具合
エクスプローラーがフリーズすると、タスクバーも操作できなくなることがあります。大きなファイルを開いた後に動作が止まることが多く、タスクマネージャーから再起動することで改善する場合があります。
常駐ソフトやセキュリティソフトの干渉
セキュリティソフトやバックグラウンドで動作するアプリがタスクバーやシステムプロセスをブロックする場合、応答が遅くなったり完全にフリーズすることがあります。
マルウェア・ウイルス感染
ウイルスに感染すると動作が不安定になり、タスクバーが反応しなくなることがあります。広告の表示や警告メッセージが出る場合は注意が必要で、早めの対処が大切です。
システムファイルの破損
Windowsのシステムファイルは、タスクバーの表示や操作を含む多くの機能を支える重要な仕組みです。これらのファイルが破損すると、タスクバーが反応しなくなったり、画面に「応答していません」などのメッセージが表示されることがあります。
原因としては、強制終了や電源断、システム更新中のエラーなどがあり、OSが正しく起動できず、一部の機能が使えなくなることもあります。
このような状態で無理に操作を続けると、さらにトラブルが広がる可能性があります。タスクバーの不具合が続く場合は、システムファイルの破損も視野に入れ、早めに専門業者に相談をすることが重要です。
ハードウェアの物理的故障
パソコン内部のOSが搭載されているHDDやSSDに物理的な不具合があると、タスクバーが反応しないなどの症状が現れることがあります。ストレージに問題があると、Windowsが必要なファイルを正常に読み込めず、操作全体が不安定になる原因になります。
こうした不具合は、経年劣化や軽い衝撃がきっかけで突然発生することもあり、長期間使用しているパソコンでは特に注意が必要です。
このまま電源を入れ続けたり操作を繰り返すと、状態が悪化して大切なデータが失われるリスクもあります。タスクバーの反応が極端に遅い、起動時から動作がおかしいといった症状がある場合は、ハードウェアの故障を疑い、早めの対処が必要です。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「タスクバーのアイコンをクリックしてもアプリが起動しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、設定の変更や強制的な操作を繰り返すと、タスクバーそのものが表示されなくなったり、スタートメニューや検索機能まで使えなくなることがあります。内部の故障が原因の場合、自力対応によって不具合が広がり、かえって状態を悪化させるリスクもあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
タスクバーが反応しない場合の具体的な対処法
問題の発生状況によって、いくつかの対処法を試す必要があります。
以下に、最も効果的な解決手順を順に紹介します。
PCを再起動する
PCの再起動は、システムの一時的な不具合を解消するための基本的な方法です。
- 「スタートメニュー」→「電源」→「再起動」をクリック。
- タスクバーが応答しない場合、電源ボタンを10秒以上押し続けて強制再起動します。
- 再起動後にタスクバーの問題が解決したか確認します。
マウスの不具合をチェック
マウスが正常に機能していない場合、タスクバーも応答しないことがあります。
- 無線マウスの電池を交換し、再接続します。
- 「デバイスマネージャー」を開き、「マウスとその他のポインティングデバイス」のドライバーを右クリックし、「更新」を選択。
- 他のUSBポートに接続してみるか、別のマウスで試します。
エクスプローラーを再起動する
エクスプローラーのフリーズが原因でタスクバーが反応しない場合、次の手順で解決します。
- Ctrl + Shift + Escを押して「タスクマネージャー」を開きます。
- 「プロセス」タブから「エクスプローラー」を探し、右クリックして「再起動」を選択します。
- タスクバーが復旧するか確認します。
グラフィックドライバーを更新する
古いグラフィックドライバーが原因で、画面描画の不具合が発生することがあります。
- 「デバイスマネージャー」を開き、「ディスプレイアダプター」を展開します。
- 使用中のグラフィックカードを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「自動で検索」をクリックし、最新のドライバーがあればインストールします。
ウイルススキャンを実行する
ウイルス感染が原因でタスクバーが反応しない場合、セキュリティソフトでのスキャンが必要です。
- Windows Defenderまたは他のウイルス対策ソフトを開きます。
- 「フルスキャン」を実行し、検出されたウイルスを削除します。
- PCを再起動し、タスクバーの状態を確認します。
Windows Updateを実行する
Windowsの更新プログラムを適用することで、不具合が解消される場合があります。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」に進みます。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、利用可能な更新をインストールします。
- PCを再起動し、タスクバーの状態を確認します。
システムファイルを修復する
システムファイルの破損を修復することで、問題を解決することができる場合があります。
- 「コマンドプロンプト」を管理者権限で開きます。
sfc /scannow
と入力し、Enterを押します。- 修復が完了するまで待ち、PCを再起動します。
User Managerサービスを確認する
User Managerサービスが停止していると、タスクバーが機能しないことがあります。
- Windowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterを押します。
- 「User Manager」を探し、ダブルクリックします。
- 「開始」をクリックし、サービスを有効にします。
クリーンブートを試す
常駐ソフトが干渉している場合、クリーンブートで不要なサービスを無効にします。
- Windowsキー + Rを押し、「msconfig」と入力してEnter。
- 「サービス」タブで「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れ、「すべて無効にする」をクリック。
- PCを再起動し、タスクバーが機能するか確認します。
クリーンブートは効果的ですが、設定を誤ると必要な機能まで無効にしてしまう恐れがあります。操作に不安がある場合や、大切なデータが残っている場合は、無理に進めず専門業者に相談するのが安心です。
セーフモードや再インストールを実行する方法
すべての方法を試しても改善しない場合は、セーフモードで起動して原因を調査、またはWindowsの再インストールが最終手段となります。
- 「Shift」を押しながら「再起動」をクリックし、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」からセーフモードで起動します。
- セーフモードでタスクバーが動作する場合は、常駐ソフトやドライバが原因の可能性。
- それでも解決しない場合は、重要データをバックアップし、「このPCを初期状態に戻す」から再インストールを実行します。
セーフモードや再インストールは効果的ですが、操作を誤るとデータが消えるリスクがあります。特に再インストールは内容によってすべてのデータが削除されることもあります。大切なデータが残っている場合は、無理に進めず専門業者に相談するのが安全です。
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※1:算出期間:2016年6月1日~
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この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。