- Sticky Notesが突然消えてしまった
- 重要なメモが見つからない
- 再起動しても付箋が表示されない
こうした症状が発生している場合、Sticky Notesのデータは削除されたのではなく「表示されなくなっている」だけの可能性がありますが、誤った復旧を試みると、大切なメモデータが完全に失われてしまう恐れがあります。特に業務上のメモやパスワード情報など、再取得が困難な情報を含む場合は要注意です。
Sticky Notesの消失トラブルには、いくつかの共通原因と再表示・復元のための有効な対処法があります。本記事では、初心者の方にもわかりやすいよう、原因と解決策をステップごとに丁寧に解説しています。
「どうしても元に戻したい」「消えた付箋の場所がわからない」とお悩みの方には、専門スタッフによる無料診断(24時間365日対応)も行っております。まずはお気軽にご相談ください。
目次
Sticky Notes(付箋)が消えた原因
付箋が突然消えてしまうと、重要な情報が失われたのではないかと不安になります。特に仕事のメモや個人的なアイデアを記録していた場合、その影響は大きくなります。ここでは、Sticky Notesが消えてしまう主な原因を紹介します。
誤操作による削除
ユーザーが意図せずに付箋を閉じたり削除したりすることで、データが一時的に見えなくなることがあります。
アップデートやバージョン変更
WindowsのアップデートやSticky Notesアプリの更新によって保存先や表示方法が変わり、データが見えなくなることがあります。
システムエラーやクラッシュ
突然のクラッシュやWindowsの不具合により、アプリの状態やデータベースが破損して付箋が消える場合があります。
同期エラー
Microsoftアカウントとの同期機能がうまく動作せず、クラウド上のデータが反映されないことがあります。
データベースファイルの破損
Sticky Notesでは「plum.sqlite」というファイルにメモが保存されており、このファイルが破損すると付箋が開けなくなる場合があります。ファイルの破損は突然発生することがあり、システムの不具合や誤操作など、さまざまな原因が引き金になります。
こうしたトラブルを放置すると、データの復元がより困難になる恐れがあります。特に重要なメモが失われている場合は、早急な対応が求められます。適切な診断と処置を行うことで、失われたデータを取り戻せる可能性が高まります。
当社では、初期診断とお見積りは無料で、24時間365日いつでもご相談を受け付けています。メモが開けなくなったときは、放置せずにまずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

Windows 10/11でSticky Notes(付箋)が消えた、というトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、HDDやSSDなどの記憶媒体の初期化・交換によって、データは全て消えてしまいます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
Sticky Notes(付箋)を復元する方法
付箋が消えた場合も、原因に応じた復元手段があります。ここでは、最も有効な対処法を順を追って紹介します。
Outlookから復元する方法
Microsoftアカウントと同期していた場合、付箋の内容はクラウド上に保存されています。Outlookの「メモ」機能から復元できる可能性があります。
- ブラウザで Outlook にアクセスし、Microsoftアカウントでサインインします。
- 左メニューの「メモ」や「削除済みアイテム」をクリックします。
- 目的の付箋を見つけたら、「復元」ボタンを押して復元します。
データベースファイル(plum.sqlite)から復元する方法
Sticky Notesのデータは、ローカルにある「plum.sqlite」ファイルに保存されています。バックアップがあれば復元が可能です。
- Sticky Notesアプリを終了します。
- 以下のパスを開きます:
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe\LocalState\
- バックアップしておいた「plum.sqlite」ファイルを上書きコピーします。
- Sticky Notesアプリを再起動して、復元された付箋が表示されるか確認します。
「以前のバージョン」機能で復元する方法
Windowsには、ファイルの過去の状態を復元できる「以前のバージョン」機能があります。
- エクスプローラーで「plum.sqlite」または「StickyNotes.snt」のあるフォルダを開きます。
- 対象ファイルを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択します。
- 表示された復元ポイントから、適切な日時を選んで「復元」をクリックします。
データ復旧ソフトで復元する方法
上記の方法で復元できない場合は、復旧ソフトを使って「plum.sqlite」ファイルを回収できることがあります。
- RecoveritやMiniToolなどの信頼できる復旧ソフトをインストールします。
- Sticky Notesの保存先フォルダをスキャンします。
- 見つかった「plum.sqlite」ファイルを保存し、元の場所へ戻します。
- Sticky Notesアプリを再起動して復元を確認します。
バックアップから復元する方法
事前に手動または自動でバックアップしていた場合、そのファイルを用いて復元することが可能です。
- バックアップしていた「plum.sqlite」ファイルを探します。
- Sticky Notesアプリを終了し、保存フォルダにファイルを上書きコピーします。
- アプリを再起動し、復元された付箋が表示されるか確認します。
Sticky Notesの復元作業では、以下の点に注意してください。
- 作業前に現在の「plum.sqlite」ファイルを必ずバックアップしておくこと
- 隠しファイル・フォルダを表示設定にしておくこと
- Microsoftアカウントで同期している場合、復元作業中はネット接続を切っておくこと
今後のデータ消失を防ぐため、定期的なバックアップと同期設定の確認をおすすめします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。