slui 4を実行しても電話認証の画面が開かず、お困りではありませんか?認証のために必要な操作ができず、業務や操作が止まってしまうケースもあります。
- 「slui 4」を実行しても何も起こらない
- プロダクトキー入力画面しか表示されない
- 管理者権限で実行しても動作しない
このような症状は、OSの仕様やバージョン制限、ライセンス状態の不整合などさまざまな原因によって発生します。
誤ったコマンド実行やライセンス設定変更は、OSの再認証エラーを招く恐れがあります。
本記事では、原因の見極め方から確実に実行すべき対処法をわかりやすくまとめています。
業務や環境に影響が出るような重要なPCであれば、24時間365日対応の無料診断も併せてご活用ください。
目次
slui 4が起動しない原因
slui 4が動作しない背景には、Windows10のバージョン制限やライセンス設定の不備、認証方法の制限が複雑に関係しています。
OSバージョンやエディションの制限
Windows10 バージョン1607以降やLTSC/LTSBエディションでは、「slui 4」による電話認証の機能が非表示・制限されていることがあります。これにより、コマンドを実行しても無反応に見える状態になります。
管理者権限での実行が不足している
通常のユーザー権限ではsluiコマンドが正常に動作しないことがあります。コマンドプロンプト(cmd)やPowerShellを「管理者として実行」する必要があります。
プロダクトキーの未入力・ライセンス異常
Windowsが未認証状態にある場合、「slui 4」は動作せず、「slui 3」でのプロダクトキー入力が先に必要なケースが多いです。キーが未入力・無効だと認証画面が表示されません。
ハード構成変更後の状態やライセンスの破損
マザーボードやストレージの交換など大幅なハード変更を行った後は、ライセンス認証の仕組みが破損・無効になることがあります。
このような場合、sluiコマンドは一切機能せず、再認証すらできない状態に陥る危険性もあります。
「slmgr」コマンドでライセンスを一度削除・再登録するなどの操作や、Microsoftへの直接相談が必要になる場合もあります。当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「slui 4」が起動しない――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
Windowsのライセンス認証に使う「slui 4」が起動しない場合、システム設定を変更したり、強制的な操作を試みてしまうケースがありますが、こうした対応が状況を悪化させる原因になることも少なくありません。特に、OSの深部に関わる障害やシステムファイルの破損が原因だった場合には、自力での対応はリスクが高く、さらなる不具合につながる可能性があります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
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大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
slui 4が起動しない場合の対処法
slui 4が起動しない場合は、Windowsのバージョンや認証状態に応じた対処が必要です。以下の手順を順に試すことで、原因の切り分けと解決が可能です。
管理者権限でコマンドを実行する
sluiコマンドは通常、管理者権限が必要です。権限不足だと起動しないため、まず管理者モードでコマンドを入力してください。
- 「スタート」→「cmd」と入力
- 表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし「管理者として実行」
- コマンドウィンドウに「slui 4」と入力し、Enter
- 電話認証画面が表示されるか確認
slui 3でプロダクトキーを再入力する
slui 4が無反応な場合は、先にslui 3でプロダクトキーを入力し直すと正常に表示されることがあります。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開く(手順は前述)
- 「slui 3」と入力してEnter
- 表示された画面に正しいプロダクトキーを入力
- その後「slui 4」で再度電話認証画面を試す
認証トラブルシューティングを実行する
Windows10には、認証関連の問題を自動で修正する「トラブルシューティング機能」があります。バージョンやエディションに関係なく有効です。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」を開く
- 「トラブルシューティング」ボタンをクリック
- 案内に従って自動修復を実行
- 完了後、slui 4を再試行
Microsoftサポートに電話で相談する
どうしても電話認証画面が出ない場合は、直接Microsoftに電話し、手動での認証手続きを依頼できます。企業用途やライセンス制限のあるPCでは最も確実な対応方法です。
- 0120-54-2244(Microsoftサポート)に電話
- ライセンス認証に関する案内に従い、オペレーターへ接続
- OSバージョンやエラー内容、プロダクトキーの情報を伝える
- 指示に従い、手動での認証を実施
専門業者に相談する
以上の手順を行ってもslui 4が起動しない場合、ライセンスの内部構造やハードウェアIDとの照合エラーなど、一般的な方法では解決が難しいトラブルが発生している可能性があります。
自己判断でslmgrコマンドを繰り返すとライセンスが無効化される恐れもあるため、注意が必要です。
私たち、デジタルデータリカバリーでは、認証トラブルや構成異常によるデータ損失のリスクを最小限に抑えるため、必要に応じた復旧やバックアップのご提案も行っています。
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※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
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データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
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よくある質問
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。