「社内で使っていた共有フォルダを間違って削除してしまった…」そんなとき、焦って操作を繰り返す前に、正しい手順を踏むことが何より重要です。共有フォルダは復元できる可能性が十分にあるため、冷静な対応がカギとなります。
- 業務で使用していたネットワーク共有フォルダを誤削除してしまった
- エクスプローラー上から操作ミスで削除してしまった
- 共有ドライブ上のデータが突然消えていた
このようなトラブルは、チーム全体に影響を及ぼす可能性があり、放置や誤った対応によっては、データが完全に失われるリスクも否定できません。
本記事では、Windows環境において共有フォルダを誤って削除してしまった際に、確認すべきステップや効果的な復元方法をわかりやすく段階的にご紹介します。もしすでに複数の操作を試してしまった方や、どう対処すべきか不安な場合は、24時間365日対応の無料診断サービスをご活用ください。安全かつ最適な解決策をご提案いたします。
目次
共有フォルダとは?
共有フォルダとは、同じネットワーク上にある複数のパソコンからアクセス・編集・保存ができるフォルダのことで、主に以下のような用途で使われています。この共有フォルダを誤って削除してしまった場合、以下のようなリスクが発生します。
- 複数人が同時に利用していたファイルが一括で消失する
- 復旧が遅れると業務全体が停止する可能性がある
- データの上書きや破損で復元できなくなる可能性が高まる
特に業務用の共有フォルダでは、単なる「削除されたファイル」以上に影響範囲が大きく、迅速かつ適切な対処が求められます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「共有ファルダを消してしまった」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
共有フォルダ削除時の基本対処法
ファイル履歴から復元する(Windows)
Windows 10/11では「ファイル履歴」機能が有効になっていれば、誤って削除したフォルダやファイルを簡単に元に戻せます。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」へ進む。
- 「ファイル履歴を使用してバックアップ」を開く。
- 「その他のオプション」→「現在のバックアップからファイルを復元」をクリック。
- 削除前の共有フォルダを選び、「復元」ボタンを押す。
「以前のバージョン」やシャドウコピーから復元
共有フォルダまたはその親フォルダを右クリックして「以前のバージョンの復元」を選ぶと、過去の状態からフォルダを復元できることがあります。
- 削除した共有フォルダの親フォルダを右クリック。
- 「以前のバージョンの復元」を選択。
- 日付ごとの復元ポイントから該当するフォルダを選び「復元」をクリック。
バックアップから復元
サーバーやNAS、クラウドで定期的にバックアップを取っている場合は、そこから該当フォルダを復元できます。
- 外付けHDD・NASバックアップ
- クラウドサービス(Dropbox、OneDrive、Google Driveなど)
- 社内のバックアップサーバー
システムの復元を使う
「システムの復元」機能を使ってPC全体を過去の復元ポイントに戻すことで、共有フォルダも元に戻せることがあります。ただし他の変更も巻き戻るため注意が必要です。
- 「コントロールパネル」→「回復」→「システムの復元」を選択。
- ウィザードに従って復元ポイントを選び、復元を実行。
- 再起動後にフォルダの状態を確認。
ただし「システムの復元」は、共有フォルダだけでなくシステム全体の状態を元に戻すため、復元ポイント以降に行ったアプリのインストールや設定の変更も取り消される点に注意が必要です。復元中にエラーが発生するリスクもあるため、重要なデータが関係する場合は事前に専門業者に相談するのが安心です。
システム管理者・専門業者に相談
共有フォルダを誤って削除した場合は、まずシステム管理者に連絡することが最優先です。特にRAID構成のサーバーやNASなど、構成が複雑な環境では、自力での復元がかえって状況を悪化させるおそれがあります。
市販の復元ソフトを使う手もありますが、共有フォルダのような業務用データではリスクが高く、操作を誤るとデータが上書きされたり破損したりすることがあります。加えて、物理的な障害がある場合にはソフトでの対応は困難です。これまでの方法で復元できなかった場合でも、専門業者に相談することで安全かつ高精度な復旧が期待できます。大切なデータを守るためにも、早めの対応が重要です。
デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可能」と判断された機器についても、これまでに7,300件以上のご相談(※1)を受け、多くのデータを取り戻してきた実績があります。データ復旧は、一度でも誤った方法を試してしまうと成功の難易度が一気に上がるため、最初の選択が非常に重要になります。当社では、最新の設備と高度な技術力を活かし、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。大切なデータを確実に守るためにも、まずは無料の初期診断をご利用ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。