長時間かけて編集したテキストを、うっかり保存せずにサクラエディタを閉じてしまったことはありませんか?
- 「未保存」のまま終了してしまい、内容が消えた
- 誤って上書きせず閉じてしまった
- 保存したと思ったが、ファイルが残っていなかった
残念ながらサクラエディタには自動保存や復元機能が搭載されていないため、閉じた直後のデータを完全に取り戻すことは原則できません。つまり、作業内容がそのまま消えてしまうリスクが常に存在します。
しかし、保存忘れによる損失を最小限に抑える工夫や、リスクを軽減する設定方法は存在します。本記事では、サクラエディタの仕組みと「なぜ復元できないのか」、そしてデータ消失を防ぐために取るべき対策をわかりやすく解説します。
重要なファイルを扱っていて万が一のトラブルに不安がある場合は、24時間365日・無料診断サービスをご活用ください。専門スタッフがデータ保護や復旧のサポートをいたします。
目次
未保存データが復元できない原因
サクラエディタで未保存データが消えてしまうのは、ソフトの設計上の理由によるものです。他のエディタと違い、自動バックアップや一時保存ファイルを利用しないため、閉じた時点で編集内容は失われます。
メモリ上のみで保持している
サクラエディタは編集中の内容をメモリに一時保持しています。そのためウィンドウを閉じたり、PCを再起動すると即座に消去されます。
自動バックアップ機能がない
一部のテキストエディタには「自動保存」や「クラッシュ時の復旧機能」がありますが、サクラエディタには搭載されていません。
一度も保存していないデータは残らない
サクラエディタで作業中に誤って閉じてしまった場合、ファイルを一度も保存していなければデータは残りません。編集中の内容はメモリ上にしか存在せず、保存操作を行わない限りパソコンには記録されない仕組みになっています。
「うっかり保存せずに閉じてしまった」「フリーズして強制終了した」という経験は、多くの人が一度はあるのではないでしょうか。この場合、開いていた文章やコードはすべて失われ、後から復元することはできません。
気づかないうちに重要なデータを失ってしまうリスクがあるため、未保存のまま閉じてしまったときは特に注意が必要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「未保存」のまま終了してしまい、内容が消えた、誤って上書きせず閉じてしまった――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って再保存や別の操作を繰り返してしまうことで、データが上書きされて復旧を難しくするケースは少なくありません。特に内部の故障が関係している場合は、自力での対応がかえって状態を悪化させるリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
未保存データに対する対処法
完全な復元はできませんが、状況によっては部分的な救済や今後に備えた設定が可能です。
Undoで直前まで戻す
閉じる前であれば「Ctrl+Z」で編集を元に戻すことができます。ただしウィンドウを閉じてしまった後は利用できません。
- 編集中に「Ctrl + Z」を押します。
- 必要に応じて繰り返し実行します。
- 失われた内容を確認できたら保存します。
バックアップ設定を有効化する
保存時に自動で「.bak」ファイルを生成させることで、直前の内容を復元できる場合があります。
- [設定]→[共通設定]を開きます。
- [バックアップ]タブを選択します。
- [保存時にバックアップを作成する]にチェックを入れます。
事故防止の保存習慣をつける
未保存のまま閉じると復元はできません。こまめに「名前をつけて保存」を行い、自動バックアップやバージョン管理ツールを活用しましょう。
- 編集中は定期的に「Ctrl + S」で保存する習慣をつけます。
- 重要なファイルはクラウドやバージョン管理に保存します。
- バックアップ設定を組み合わせて二重に保護します。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試しても未保存データが見つからない場合、編集中の内容が完全に失われている可能性があります。自己判断で復元ソフトを繰り返し使用すると、システム領域や他の保存データが上書きされ、復元の難易度をさらに高めてしまう恐れがあります。大切なデータを守るためには、早めに専門業者へ相談することが安全です。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という実績を維持しております。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。未保存データが見つからない場合や作業ファイルが消えてしまった場合は、データ損失を防ぐためにも早めにご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。