Macを初期化したいのに、インストールディスクが手元になくて困っていませんか？近年のMacは標準でリカバリーモードを備えており、外部メディアがなくても再インストールが可能です。
- インストールディスクを紛失してしまった
- OSを再インストールしたいがUSBなどがない
- 起動ディスクが表示されず操作に迷っている
こうした状況は、リカバリーモードやインターネットリカバリで解決できるケースがほとんどです。
誤操作でデータを完全に失うリスクもあるため、初期化前には必ずバックアップを取ることをおすすめします。
この記事では、インストールディスクなしでMacを初期化・再インストールする具体的な方法を解説します。
万一、大切なデータのバックアップを取れないまま初期化が必要な場合は、デジタルデータリカバリーにご相談ください。HDD・SSD・外付けディスクなどからの復旧に対応しており、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。
目次
Macをディスクなしで初期化できる原因と仕組み
インストールディスクがなくても初期化できるのは、Macに「リカバリーモード」が標準搭載されているためです。さらにAppleのサーバーから直接OSを取得できる「インターネットリカバリ」機能も用意されています。
リカバリーモード（Command＋R）
再起動時に「Command＋R」を押すことでmacOSユーティリティが起動し、ディスクの消去や再インストールが可能になります。外部ディスクは不要です。
インターネットリカバリ（Option＋Command＋R）
起動時に「Option＋Command＋R」を押すと、Appleのサーバーから直接OSをダウンロードしインストールできます。特に内蔵リカバリ領域が壊れているときに有効です。
ディスクユーティリティでの修復・再フォーマット
ディスクが表示されない場合は、GUIDパーティションやAPFS形式での再作成が必要なことがあります。Fusion Drive搭載モデルでは修復作業が複雑になることもあります。
外付けUSBメディアからの再インストール
万一リカバリーモードが使えない場合は、Apple公式の方法でUSBインストーラを作成し、外部から起動して再インストールする方法があります。
ディスクの物理故障による認識不良
HDDやSSDに物理的な故障が発生すると、パソコンに接続してもディスクが表示されず、初期化すら行えない状態になることがあります。内部の部品破損やコントローラ不良が原因であることが多く、こうした障害は自力での修復がほぼ不可能です。
無理に操作を続けるとデータが完全に失われる危険があるため、大切な情報を守るには自己対応を避け、データ復旧の専門業者に早めに相談することが最も安全です。
当社では相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料で対応しています。大切なデータを守るため、まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Macに不具合が生じて初期化しないといけない、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
インストールディスクがなく初期化を試みると、OS領域の破損や内部故障が原因で進めなくなることがあります。無理に再設定や強制操作を繰り返すと状態が悪化し、データが消失するリスクが高まるため注意が必要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macをディスクなしで初期化・再インストールする手順
ここでは、インストールディスクがない状態でmacOSを再インストールする具体的な手順を紹介します。状況に応じて最適な方法を選んでください。
リカバリーモードで初期化
最も基本的な方法はリカバリーモードの利用です。
- Macを再起動し「Command＋R」を押し続ける
- 「macOSユーティリティ」画面が表示される
- 「ディスクユーティリティ」で内蔵ディスクを消去
- 「macOSを再インストール」を選び、指示に従う
インターネットリカバリを利用
リカバリーモードが利用できない場合はインターネットリカバリを試します。
- Macを再起動し「Option＋Command＋R」を押し続ける
- 地球儀アイコンが表示されるまで待つ
- ネットワークに接続し、AppleサーバーからOSをダウンロード
- ユーティリティ画面から再インストールを実行
ディスクが表示されない場合の対処
ディスクユーティリティに対象ディスクが表示されない場合は再フォーマットが必要です。
- ユーティリティ画面で「ディスクユーティリティ」を開く
- 対象ディスクを選び「消去」をクリック
- 方式に「GUIDパーティション」、フォーマットに「APFS」を指定
- 処理後に再度インストールを試す
USBインストーラで再インストール
リカバリーモードやネットワークが使えない場合は、USBメディアを利用します。
- 別のMacでインストーラをApple公式サイトからダウンロード
- ターミナルでUSBにインストーラを作成
- 対象Macを「Option」キーを押しながら起動
- USBインストーラを選択してインストールを実行
専門業者に相談する
上記の手順を行ってもディスクが認識されない場合は、HDDやSSD自体に故障が発生している可能性があります。内部の物理障害や劣化が原因であることが多く、自力での対応はデータ消失のリスクを高めます。
デジタルデータリカバリーは46万件以上の相談実績（※1）と復旧件数割合91.5%（※2）を誇り、初期診断・お見積りは無料で24時間365日対応しています。大切なデータがある場合は、早めにご相談ください。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
