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Lenovo製パソコンの電源が入らない(立ち上がらない)場合の原因と対処法

Lenovo(レノボ)製のパソコンはセキュリティが高くThinkpad・ideapadなど豊富なシリーズ展開されていることから、個人・ビジネス問わず利用されています。
Lenovo製のパソコンに限らず、電源がつかない・立ち上がらないなどのトラブルはパソコンの利用で珍しいことではありません。
対処法を誤ってしまうとデータが消えてしまう可能性もあるため、故障症状に合わせた対処法をご紹介します。
目次
目次
1. Lenovo製パソコンの電源が入らない・立ち上がらない原因

電源ボタンを押してもランプが点灯せず、ファンの回転が始まらない、電源自体がまったく入らない原因は複数考えられます。
1)電源関係の故障
Lenovo製パソコンで電源が入らない・立ち上がらない原因として「電源ケーブル」「電源ボタン」「電源ユニット・充電池」の故障が考えられます。
そのため、はじめに電源周りの確認を行いましょう。
デスクトップ型パソコンの場合、電源ユニットにも別の電源が搭載されていることがあります。オフになっていないか確認してください。
ケーブルに異常がなく、どの電源ボタンを押しても起動しない場合は、電源ユニットや充電池が故障している可能性が高いです。
2)液晶パネルの故障
メッセージすら表示されない場合、デスクトップパソコンの場合は、ディスプレイケーブルやディスプレイの損傷が考えられます。異なるディスプレイに接続し、確認してください。
ノートパソコンの場合、液晶パネルが故障している可能性があります。構造上、ヒンジの内側に画面と本体を繋ぐ薄いケーブルが配置されているため、そこが故障してしまうこともあります。
この場合、メーカーでの修理を受けることになるため、場合によってはHDDやSSDが初期化される可能性があります。
3)SSDやマザーボードなど内部の故障
『温度』『湿度』『振動』『衝撃』『外部磁界』『静電気』などの使用環境の状態変化や経年劣化なのにより、
SSDやマザーボードなどPC内部の故障の可能性があります。
また、長期に渡って掃除をしないまま放置していると、ファンやヒートシンクなどにホコリが絡まり、冷却性能が落ちてしまいます。またホコリが溜まっている状態だと、静電気が溜まりやすくパソコンが加熱されたり帯電してしまい動作が不安定になります。
物理障害の場合、個人での修理作業は難しく最悪の場合データが消えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
2. Lenovo製パソコンの電源が入らない・立ち上がらない場合の対処法
1)静電気を放電し、内部のホコリを掃除する
パソコンのパーツに静電気が帯電すると、起動時に誤作動を起こすことがあります。
まず、外付けHDDやプリンターなどの周辺機器すべてと電源ケーブルを取り外しましょう。
放電操作を行い、内部の掃除を行ったら、電源ケーブル・ディスプレイ・キーボード・マウスのみの最小構成で再度起動してください。
静電気が原因であった場合、この操作で正常に動作します。
※何度も電源のON/OFFを繰り返す行為は故障の症状を悪化させるため控えましょう。
2)画面にエラーメッセージが表示されて処理が進まない
エラーメッセージが表示されて起動が進まない場合、なんらかの理由でOSのブートドライブが参照できなくなっています。
そこで、BIOSの初期化と再セットアップを行います。
BIOS画面の起動方法は機種によって異なるため、付属しているマニュアルを確認しながらBIOSを起動します。
BIOS画面が起動したら「標準設定値を読み込む」を選択肢、「変更を保存して終了」を選んで再度起動します。
3)BIOSを初期化したが起動処理が進まない
ブートドライブに指定されているHDDまたはSSDに致命的なエラーが生じています。
論理障害または物理障害、あるいは両方が発生していますので、まずはメーカーの窓口やデータ復旧業者に状態の調査を依頼してください。
起動を繰り返し試みることで症状が悪化してしまうため、電源を切り、周辺機器は取り外しておきましょう。
4)液晶パネルの故障
メッセージすら表示されない場合、デスクトップパソコンの場合は、ディスプレイケーブルやディスプレイの損傷が考えられます。異なるディスプレイに接続し、確認してください。
ノートパソコンの場合、液晶パネルが故障している可能性があります。構造上、ヒンジの内側に画面と本体を繋ぐ薄いケーブルが配置されているため、そこが故障してしまうこともあります。
この場合、メーカーでの修理を受けることになるため、場合によってはHDDやSSDが初期化される可能性があります。
5)データ復旧または修理の選択
上記の対処法を試しても電源が入らない場合、電源が入らない原因がわからない場合は「データ復旧」または「修理」の選択を行いましょう。「修理」と「データ復旧」は似て非なるサービスです。
修理サービスは「機器の起動」を優先するためデータが保証されず部品交換時に初期化されてしまう恐れがあります。
データ復旧サービスは「データ」を優先するため機器自体は復旧できない可能性があります。
データが必要な方は下記の復旧方法を試し、必要ない方は修理サービスなどで部品交換を行いましょう。
3. 起動しないLenovo製パソコンのデータ復旧・復元方法

1)クローンを作成し修理を依頼
クローン作成し修理を依頼することでデータと筐体の復旧が可能です。
ただし、この方法はHDD・SSDに物理的な障害が発生していない場合に限り、さらに個人での復旧作業が必要となるため業者レベルの環境と知識が求められます。
そのため、故障原因がわからない・クローン作成できない場合は作業を控え下記を参照してください。
2)データ復旧専門業者に依頼
クローン作成ができない、故障原因がわからずデータの復旧を優先したい場合などはデータ復旧専門業者に依頼しましょう。
電源が入らない・起動しないという故障の場合、かなりの確率でデータ復旧が必要なHDDやSSDの故障も併発しています。
起動しなくなると驚いていろいろと操作しようとしてしまいますが、データの破損の多くは起動させようとして電源投入を繰り返した結果、本体やSSDなどに致命的なダメージを与えてしまうことで起きます。
HDD・SSDは精密機器であり、特にSSD復旧に対応している業者は少ないため、個人作業は控えデータ復旧専門業者に相談しましょう。
4. 復旧対応機種
下記以外のLenovo製パソコンもお電話にて対応可能か確認可能です。
無料で初期診断からお見積りまでご案内しておりますのでご気軽にお問い合わせください。
ThinkPadシリーズ・Yogaシリーズ・IdeaPadシリーズ・Think Bookシリーズ・Lenovoシリーズ・LEGIONシリーズ
その他の症状もチェックしてみる
- 黒い画面に「ご迷惑をおかけします。Windowsが正しく起動・・・」とエラーメッセージが出る場合
- 黒い画面に「BOOT DISK FAILURE」と表示され先に進めない場合
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- Windows7の起動画面から先に進まない場合
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- Macの画面に「再起動する必要があります」のエラーメッセージが表示される場合
- カチカチ・カタカタと音が鳴っていてPCが正常に動作しない場合
- 「ウィーン」という普段聞こえる回転音がしない場合
- 誤ってデータを削除してしまった場合
- フォーマットしてしまいデータが見られなくなった場合
- ブルースクリーンが表示される症状
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- セーフモードでしか立ち上がらない
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