パソコンやスマホに保存している写真や動画、ExcelやWordなどの書類といった、大切なデータを手違いで削除してしまった、ということがあると思います。
パソコンやスマホで削除したデータは基本的に「ゴミ箱」に保存されており、正しい対処をすることで、データを復元することができる可能性があります。
本記事では、データ復旧の専門家の視点で「ゴミ箱からデータを復元する方法」について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
スマホでゴミ箱から削除したデータを復元する方法
スマホには、削除直後のデータを一時的に保管する仕組みがあります。これはパソコンのゴミ箱と似ていますが、保存期間が短く、アプリごとに管理されているのが特徴です。
Androidでゴミ箱から復元する方法
Androidは機種やアプリによって保存されているデータ領域が異なりますが、代表的な例は以下です。
Googleフォトのゴミ箱から復元
Googleフォトは Google 提供のサービスで、Androidスマホで利用されているケースが多いです。Googleフォトのゴミ箱から復元する方法は以下です。
- ライブラリ →「ゴミ箱」
- 削除後30日以内であれば復元可能
※ファイルはゴミ箱に30 日間保存され、その後自動的に削除されます。
ファイル管理アプリのゴミ箱から復元
ファイル管理アプリは使用者によって異なりますが、「Files by Google」「X-plore File Manager」「ファイルマネージャー」などが主流です。これらのファイル管理アプリのゴミ箱からデータを復元する方法は以下です。
- 「ゴミ箱」「最近削除」などの項目を確認
- 保存期間は30日程度であれば復元可能
※ 端末やメーカーによってゴミ箱自体が存在しない場合もあります。
iPhoneでゴミ箱から復元する方法
iPhoneの場合、主に以下の場所に「最近削除した項目」があります。
写真・動画をアプリから復元する方法
写真や動画は、スマホアプリ「写真」の「最近削除した項目」に保存されている可能性があります。
- 写真アプリ →「アルバム」→「最近削除した項目」を確認
- 削除後30日以内であれば復元可能
※ファイルはゴミ箱に30 日間保存され、その後自動的に削除される可能性があります。
メモ帳をアプリから復元する方法
スマホでよく使用されているメモ帳機能は、最近削除した項目から復元できる可能性があります。
- メモアプリ →「最近削除した項目」
- 削除後30日以内まで復元可能
※これはAppleのiOS標準仕様で、30日を過ぎると自動的に完全削除されます。
パソコンで削除されたデータをゴミ箱から復元する方法
パソコンで削除したデータは、ゴミ箱に残っていれば復元できる可能性があります。
Windowsのパソコンでゴミ箱から復元する方法
Windowsのごみ箱は、削除したファイルを一時的に保管する仕組みです。ゴミ箱内に残っている場合は、この方法が最短で確実です。
- デスクトップの「ごみ箱」を開き、削除したファイルやフォルダが残っているか確認します。
- 復元したい項目を右クリックし、「元に戻す」を選択します。
- 元の保存場所に戻っているか確認します。見つからない場合は、ファイル名で検索して所在を確認します。
Macでゴミ箱からデータを復元する方法
Macのゴミ箱も同様に、削除したファイルをいったん保管します。見つかった場合は、戻す操作だけで復元できる場合があります。
- Dockの「ゴミ箱」をクリックして開き、削除したファイルが残っているか確認します。
- 復元したいファイルをデスクトップや任意のフォルダへドラッグして戻します。右クリックして「戻す」を選んでも構いません。
- 目的の場所に戻ったかを確認し、必要ならファイルを開いて内容が問題ないか確認します。
ゴミ箱から削除したデータを復元する方法
ゴミ箱から削除されたデータであっても、内部的にデータが削除されずに残っているケースがあります。この場合は、ゴミ箱からではなく、他の手段を利用してデータを復元する必要があります。
ただし、自力でデータを復元する場合には注意が必要です。症状に対して誤った対処法を試してしまうことで、状況が悪化し、データが復元できなくなる可能性があります。不安な方は自力で復元しようとせずに、データ復旧業者までご相談ください。
以前のバージョンを使ってデータを復元する方法
Windows 11/Windows 10には、「以前のバージョン」という機能があり、過去の状態に戻してデータを復元できる場合があります。
この方法は、ファイル名や削除した正確な日時が分からない場合でも、削除前の状態が残っていれば復元できる可能性がある点が特徴です。
デスクトップやドキュメントなど、元の保存場所が分かっている場合に特に有効な方法です。
- 消えてしまったデータの保存先フォルダーを開きます。
データがデスクトップにあった場合は、「デスクトップ」フォルダーを右クリックします。 - 表示されたメニューから「以前のバージョンの復元」を選択します。
- 一覧に表示される日時の中から、復元したい時点を選びます。
- 「復元」ボタンをクリックすると、選択した日時の状態に戻り、データが復元されます。
注意点として、「以前のバージョン」は、システムの復元ポイントやバックアップが作成されていない場合は表示されません。また、上書き復元されるため、現在の状態のファイルがある場合は内容が置き換わることがあります。SSDや設定状況によっては、過去の履歴が残っていないケースもあります。
Windows「ファイル履歴」から戻す手順
ファイル履歴とは、Windowsに標準で搭載されているバックアップ機能のひとつです。
ドキュメントや写真などの個人用ファイルを、定期的に自動保存してくれる仕組みで、誤って消してしまった場合や、上書きしてしまった場合に、過去の状態に戻すことができます。
ファイル履歴が有効なら、削除前の状態に戻せることがあります。復元したいファイルの保存場所が分かっている場合に特に有効です。
- Windowsの「設定」を開き、バックアップ関連の項目から「ファイル履歴」が有効か確認します。

- 復元したいファイルが入っていたフォルダを開き、ファイル履歴の画面で削除前の日時へ移動します。
- 目的のファイルを選び、復元を実行します。復元先が選べる場合は、元の場所とは別フォルダへいったん戻すと確認がしやすくなります。
Mac「Time Machine」から戻す手順
Time Machineのバックアップがある場合、削除前の状態へ戻せる可能性があります。バックアップディスクがつながっているかも含めて確認します。
- Finder(Macの画面下にある顔のアイコン)で、削除したファイルが入っていたフォルダを開きます。可能であれば、当時の保存場所まで移動します。
- Time Machineを起動し、削除前の日付まで戻して対象ファイルを探します。
- 目的のファイルを選択して復元します。復元後はファイルを開き、内容が正しいか確認します。
データ復元ソフトで復元を試す
削除したファイルやフォーマット後のデータは、市販のデータ復元ソフトを使って復元できる場合があります。ゴミ箱にも残っておらず、Windows標準機能でも復元できない場合の簡易的な対処手段です。
データの状態や使用環境によっては復元できない場合があり、復元ソフトの操作によってデータが上書きされると、復元の可能性が失われることがあります。状態を悪化させないためにも、自己判断での対応は控え、専門業者へ相談するほうが安全です。
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、17年連続で国内売上No.1(※1)。累計50万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
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その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は92.6%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
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「他社で復旧できなかった機器のご相談件数8,000件超(※4)」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
※4:算出期間:2016年6月1日~
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
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この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。








































