大切な写真をうっかり削除してしまった…そんな経験はありませんか?特に思い出の詰まった画像や仕事で使う重要なデータを失ったとき、そのショックは計り知れません。
- ゴミ箱を空にしてしまったあとに気づいた
- Macの「最近削除した項目」からも消えていた
- スマホやSDカードの操作ミスで写真が見つからない
これらのケースでは、誤った対応をすると復元の可能性が大きく下がってしまいます。写真は「今すぐにでも取り戻したい」ものだからこそ、最初の判断が非常に重要です。
本記事では、Windows・Mac・スマートフォンそれぞれの環境で削除してしまった画像データを安全かつ確実に復元するための具体的な手順を、状況別にわかりやすく解説します。「自分で復元できるか不安」「もう消えてしまったかも」と感じたら、まずは無料診断をご利用ください。専門スタッフが24時間365日体制で対応いたします。
目次
Windowsで画像を復元する方法
エクスプローラーから削除したファイルは、通常ごみ箱に移動しています。誤って削除した直後であれば、最初に確認すべき場所です。
ごみ箱から復元する方法
Windowsのごみ箱には、削除された画像が一時的に保管されています。ここに残っていれば簡単に復元できます。
- デスクトップの「ごみ箱」アイコンをダブルクリック。
- 表示された一覧から目的の画像ファイルを探す。
- 対象ファイルを右クリックし、「元に戻す」を選択。
- 元の保存場所にファイルが復元されます。
ごみ箱にない場合のバックアップや履歴からの復元方法
完全削除してしまった場合でも、Windowsのバックアップ機能やクラウドサービスを利用していた場合は、復元できる可能性があります。
- ファイルを保存していたフォルダーを右クリック。
- 「以前のバージョンの復元」を選択。
- 利用可能な復元ポイントやファイル履歴が表示されたら、該当日時を選択。
- 「復元」または「開く」で中身を確認し、画像をコピー・保存。
- また、OneDriveやGoogleフォトにバックアップしていた場合は、それぞれのクラウド上でゴミ箱を確認。
クラウドサービス(OneDriveなど)から復元する方法
クラウドストレージを利用していた場合、削除した画像がクラウド上のごみ箱に残っている可能性があります。保存期間内であれば復元が可能です。
- ブラウザでOneDriveまたはGoogleフォトにアクセスし、アカウントにログイン。
- メニューから「ごみ箱」や「削除済みアイテム」を選択。
- 復元したい画像を選んで「復元」ボタンをクリック。
- 元の保存場所に画像が戻るか、手動でダウンロードして保存。
- ごみ箱からも完全に削除されている場合は、保存期間(通常30日以内)を過ぎていないか確認。
このように、クラウドの自動バックアップ機能を活用することで、PC上から削除してしまった画像も復元できる可能性があります。必要に応じてOneDriveやGoogleフォトの保存設定を見直しておくと安心です。
データ復元ソフトで削除済み画像を取り戻す方法
ごみ箱やバックアップにデータが残っていない場合でも、市販のデータ復元ソフトを使えば画像を取り戻せることがあります。ただし、復元ソフトの使用にはいくつかの注意点があります。
まず、操作を誤ったりスキャン後にデータの書き込みが発生したりすると、元のデータが上書きされ、復元できなくなるリスクがあります。また、ソフトを使って復元できたとしても、画像の一部が破損していたり、ファイル名が文字化けしていたりするなど、不完全な状態で復元されることも少なくありません。
さらに、保存先のストレージに物理的な故障(読み込みエラーや認識不良など)が生じている場合は、ソフトでは一切対応できません。このようなケースでは、無理に操作を続けることで状況を悪化させてしまうこともあります。大切な画像を確実に取り戻したい場合は、自力での対応にこだわらず、はじめから専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーは、他社で「復旧不可能」とされた機器でも、これまでに7,300件以上のご相談(※1)をいただき、多くのデータを取り戻してきました。データ復旧は試行錯誤を繰り返すほど成功の難易度が高まるため、初めから最新の設備と高い技術力を持つ当社にご依頼いただくことが重要です。当社では、一部復旧を含む復旧成功率91.5%(※2)という結果で、大切なデータを守るお手伝いをしています。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
Macで画像を復元する方法
Macで画像を削除した場合も、まずは「ゴミ箱」を確認することが基本です。削除直後であれば、簡単に復元できるケースがほとんどです。
ゴミ箱から復元する方法
Macでは、削除した画像は一時的に「ゴミ箱」に移動します。まだ完全に削除していなければ、以下の手順で簡単に復元できます。
- Dockから「ゴミ箱」をクリックして開く
- 復元したい画像を探し、右クリック
- 「元に戻す」を選択すると、元の場所に画像が戻ります
Time Machineを使って復元する方法
Time Machineを有効にしている場合、削除前の状態から画像を復元できる可能性があります。以下の手順で操作してください。
- Finderで画像を保存していたフォルダを開く
- メニューバーの「Time Machine」アイコンをクリックし、「Time Machineに入る」を選択
- タイムラインから削除前の日時を選ぶ
- 復元したい画像を選択し、「復元」をクリック
Time Machineのバックアップが有効になっていることが前提です。事前に外付けドライブなどで定期的なバックアップを設定しておくと安心です。
クラウドサービス(iCloudなど)から復元する方法
iCloudフォトを使用していた場合、削除した画像は一定期間「最近削除した項目」に残っています。以下の手順で確認してください。
- ブラウザで iCloud.com にアクセスし、Apple IDでログイン
- 「写真」を選択し、左側メニューの「最近削除した項目」をクリック
- 復元したい画像を選択し、「復元」をクリック
iCloudでは、削除された写真や画像は30日間「最近削除した項目」に保存されており、その期間内であれば簡単に復元が可能です。ただし、30日を過ぎるとデータは自動的に完全削除され、通常の方法では復元できなくなります。保存期間を過ぎてしまった場合や、どうしても必要な画像が見つからない場合は、データ復旧の専門業者への相談をおすすめします。
データ復元ソフトで削除済み画像を取り戻す方法
ゴミ箱やiCloud、Time Machineにデータが残っていない場合は、Mac対応のデータ復元ソフトを利用する方法があります。
ただし、復元ソフトの使用には一定のリスクもあります。インストール先や操作方法を誤ると、復元可能だったデータが完全に消えてしまう可能性もあります。また、削除の原因がファイルシステムの損傷やストレージの物理障害である場合、市販ソフトでは対応できず、状態をさらに悪化させてしまうケースもあるのです。「どうしても消えた画像を取り戻したい」「復元に失敗したくない」と感じている方は、無理に操作を続けず、早めに専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
当社は、46万件以上の相談実績(算出期間:2011年1月1日~)をもとに、豊富な経験と高い技術力を持つ専門アドバイザーが対応しています。専用の設備と解析環境を整え、高度な技術力により、微細なエラーや重度のトラブルにも対応可能です。さらに、24時間365日体制での電話受付と無料診断にも対応しており、どんなトラブルでもすぐにご相談いただけます。データの安全と復元成功率を最優先に考えるなら、専門のプロフェッショナルにお任せください。
スマートフォンで画像を復元する方法
AndroidのGoogleフォトでは削除後30日間は「ゴミ箱」に残り、iPhoneでも「写真」アプリ内の「最近削除した項目」から30日以内なら復元が可能です。いずれも対象の画像を選んで「復元」をタップするだけで元に戻せます。
また、GoogleフォトやiCloudフォトなどのクラウドサービスを使っていれば、本体にない画像もクラウドから復元できることがあります。ただし、保存期間を過ぎた場合やストレージ障害が原因だった場合は、自力での対応が難しいため、専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1」の実績を誇る信頼できる業者です。
一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。