電源ランプは点いているのに、パソコンの画面が真っ暗なまま──そんな症状に直面して、不安になった経験はありませんか?
- 電源は入るのに画面に何も表示されない
- 起動音はするが、モニターが反応しない
- ロゴ画面すら出ず、ブラックアウトしたまま
このような状態が続く場合、パソコン内部の深刻なトラブルが発生している恐れがあります。放置や誤った対処によって、大切なデーfタが永久に失われるリスクも否定できません。
本記事では、「電源は入るが画面が映らない」トラブルの代表的な原因と、初心者の方でも試せる安全な対処法を専門的な視点から解説しています。
デジタルデータリカバリーは、HDD・SSD・USBメモリ・SDカード・RAID・NAS・サーバーなど、あらゆるストレージのトラブルに対応可能。365日対応・初期診断無料・最短即日復旧だから、緊急時も安心してご相談いただけます。
目次
「電源は入るが画面がつかない」トラブルの原因
この現象は、物理的な接触不良からソフトウェアの問題まで多岐にわたります。適切な原因を見極めないまま対処を進めると、かえって状態を悪化させるリスクもあります。
接続ミス・ケーブルの不良
モニターと本体をつなぐHDMIやDisplayPortケーブル、あるいは電源ケーブルの接触不良が原因で、画面がつかないケースは非常に多く発生しています。特にケーブルの劣化や断線には注意が必要です。
外付け機器の干渉
USBハブやプリンター、外付けHDDなどの周辺機器が起動に干渉し、画面が表示されない原因になることがあります。初期化処理が妨げられている可能性もあります。
帯電による不具合
パソコン内部に静電気がたまっていると、電源は入っても正常に動作せず、画面に信号が送られない状態になることがあります。とくに長期間使用していなかった場合や、湿度が低い環境で起きやすい傾向があります。
ドライバ・OSの問題
Windowsアップデート後やグラフィックドライバの更新直後に、画面が映らなくなる例もあります。セーフモードでの起動やドライバの再インストールが有効です。
システムファイルやOSの破損
パソコンの電源は入っているのに画面が真っ暗なままの場合、システムファイルやOS自体の破損が原因になっていることがあります。システムファイルとは、Windowsが正しく起動・動作するために必要な基本的なプログラムや設定ファイルのことです。
電源の強制終了やアップデート中の不具合などが引き金となり、これらのファイルが破損してしまうことは珍しくありません。ファイルが正常に読み込まれないと、画面表示まで進まず、電源は入っていても起動が止まっているような状態になります。
放置すると、OSが完全に起動できなくなり、内部データへのアクセスも困難になるおそれがあります。こうした場合は、自己判断での対応を避け、早めに専門業者に相談することが重要です。適切な診断と対応によって、データの保護や復旧につながる可能性があります。
HDD・SSD・内部部品の故障
電源は入るのに画面が表示されない場合、HDDやSSDといった記憶装置や、その他の内部部品に物理的な故障が生じている可能性があります。特にOSが保存されている記憶装置に異常があると、画面出力に必要な起動処理が正常に行われず、画面が真っ暗なまま止まってしまうことがあります。
こうした障害は、経年劣化による部品の摩耗のほか、落下や衝撃など外的な要因でも発生します。HDDでは異音や読み取り不良といった前兆が現れることが多く、SSDでは突然認識されなくなるケースも少なくありません。
物理障害は見た目で判断するのが難しく、通電や再起動を繰り返すことで状態が悪化し、データ損失のリスクが高まることもあります。異常に気づいたら早めに専門業者に相談し、正確な診断を受けることが重要です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】メーカーや修理業者に依頼することのリスク

「電源は入るのに画面に何も表示されない」「起動音はするが、モニターが反応しない」――そんなトラブルに直面したとき、多くの方がまずメーカーや修理業者への依頼を考えるかもしれません。
確かに本体の修理や部品交換は可能ですが、初期対応としてストレージの交換や初期化が行われることも多く、大切なデータがすべて消えてしまうリスクがあります。データの保持を優先する場合は、慎重な判断が求められます。
失いたくないデータを守りたい場合は、メーカーや修理業者ではなくデータ復旧の専門業者に相談するのが確実です。デジタルデータリカバリーではデータを保ったまま、故障した機器に対応できます。以下の3つの点で多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、メーカーや修理業者ではなく当社にご相談ください。
「電源は入るが画面がつかない」対処法
以下の手順を、上から順に試すことで問題の切り分けと改善が図れます。
接続ケーブルとモニターの確認手順
まずはディスプレイとケーブル周辺の接続状態を丁寧に確認します。
- モニターの電源ランプが点灯しているか確認します。
- HDMI、DisplayPort、電源ケーブルを一度すべて外し、再接続します。
- 別のケーブルやモニターに交換し、問題の切り分けを行います。
外付け機器を取り外して起動する方法
外部USB機器が干渉している場合、すべて取り外してから起動することで改善する可能性があります。
- 電源を切った状態で、USBメモリ・SDカード・プリンターなどすべての周辺機器を取り外します。
- ケーブルを接続せずに電源を入れ、画面が映るか確認します。
- 映る場合は、どの機器が原因かを1つずつ再接続して特定します。
放電作業の具体的な手順
帯電の可能性がある場合、放電作業を行うことで改善することがあります。
- パソコンの電源を完全に切ります。
- ノートならバッテリー・ACアダプタ、デスクトップなら電源ケーブルを取り外します。
- 電源ボタンを10〜30秒ほど長押しし、内部の電気を放出します。
- すべて再接続し、電源を入れて画面が映るか確認します。
セーフモードでの起動とドライバ確認
Windowsの不具合やグラフィックドライバの異常が原因の場合、セーフモードで起動し、ドライバを確認・修復します。
- PCの電源を3回強制終了(電源長押し)し、「自動修復モード」に入ります。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」からセーフモードを選択。
- 起動後にグラフィックドライバを削除・再インストールします。
システムファイルやストレージの診断方法
画面が映らない状態の原因がOSやディスクの破損である場合、Windows標準の診断機能を活用することで問題の特定が可能です。ファイル構造の修復やディスクの物理状態の確認により、早期のデータ損失回避につながります。
- スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、Enterを押します:
sfc /scannow
スキャンが完了するまで待ちます。 - 続いて、ディスクの状態を確認するには次のコマンドを入力します:
chkdsk C: /f /r
実行後、再起動を促される場合があります。再起動して診断を完了させてください。
専門業者に相談する
電源は入るのに画面が真っ暗なままの場合、システムファイルやHDD・SSD自体が深刻に破損している可能性があります。自己判断で修復を繰り返すと、システムや保存データに上書きが発生し、復旧が難しくなる恐れがあります。
そのため、早めに専門業者へ相談することが安全です。当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」とされたケースを含め、これまでに7,300件以上のご相談(※1)に対応し、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という実績を維持しています。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。大切なデータを守るためにも、まずはお気軽にご相談ください。
※1:算出期間:2016年6月1日~
※2:内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績

私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1(※1)。累計46万件以上(※2)の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%(※3)と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備

復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます:
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業(専用クリーンルーム完備)
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(集計期間:2007年~2020年)
※2:期間:2011年1月1日~
※3:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。