パソコンで大切なファイルを誤って削除してしまった経験はありませんか?仕事の資料や思い出の写真など、消えたデータの復元方法を知っておくことは非常に重要です。この記事では、Windowsパソコンで削除・消失したファイルを復元する主な方法と、自力で対処できない場合の正しい対処法を分かりやすく解説しています。
目次
パソコンでファイルが消失する主な原因
ファイルの消失にはさまざまな原因があります。軽微なミスであっても、重要なデータが取り出せなくなるケースもあるため、まずは何が原因かを把握することが大切です。
ごみ箱の誤削除
通常の削除操作ではファイルは一旦ごみ箱に移動されますが、その後ごみ箱を空にしてしまうと元に戻すことが困難になります。
Shift+Deleteによる完全削除
「Shift」キーを押しながら削除を行うと、ファイルはごみ箱を経由せず完全に削除されてしまいます。こうした削除は通常の操作では復元できません。
システムエラーや障害
ソフトウェアの不具合や、Windowsアップデート中のトラブルなどでファイルが消失する場合もあります。特に保存中のフリーズや強制終了には注意が必要です。
こうした原因によって失われたファイルは、一見すると簡単に復旧できそうに見えるかもしれませんが、対応を誤るとデータが完全に上書きされてしまい、二度と取り戻せなくなる可能性があります。無理な操作を避け、適切な方法で状況を見極めることが重要です。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
ファイル復元の主な方法と具体的手順
削除されたファイルの復元にはいくつかの方法があります。状況に応じて適切な方法を選びましょう。
ごみ箱から復元する
まず最初に確認すべきなのは「ごみ箱」です。削除したファイルがここに残っていれば、簡単に元に戻せます。
- デスクトップの「ごみ箱」アイコンをダブルクリックして開きます。
- 一覧から復元したいファイルを探し、右クリックします。
- 表示されたメニューから「元に戻す」を選びます。
バックアップ機能から復元する
Windowsには「ファイル履歴」や「バックアップと復元」といった復旧機能があります。これらを有効にしていれば、削除前の状態からファイルを復元可能です。
- 「コントロールパネル」から「バックアップと復元(Windows 7)」を選びます。
- 利用可能なバックアップを選択し、「ファイルを復元」をクリックします。
- 目的のファイルやフォルダを選択し、保存先を指定して復元します。
「以前のバージョン」を使う
ファイルやフォルダに対して「以前のバージョン」が有効であれば、過去の状態に戻すことができます。
- 復元したいフォルダまたはファイルを右クリックします。
- 「以前のバージョンの復元」を選びます。
- 表示されたリストから、該当する日時のバージョンを選んで「復元」をクリックします。
システムの復元ポイントを利用
システムの復元機能を使うことで、PC全体を過去の状態に戻し、ファイルの復元ができる場合もあります。
- 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」から「システムの保護」を開きます。
- 「システムの復元」ボタンをクリックします。
- 一覧から復元ポイントを選び、画面の指示に従って実行します。
クラウドストレージの履歴機能を使って復元する
OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxなどのクラウドストレージを使用している場合は、クラウド側のバージョン管理機能やゴミ箱機能からファイルを復元できる可能性があります。クラウドサービスによって操作方法は異なりますが、ファイルの履歴や削除されたアイテムの一覧から簡単に復元が可能です。
- ブラウザでOneDrive(https://onedrive.live.com)にアクセスし、Microsoftアカウントでログインします。
- 左メニューの「ごみ箱」を選択し、削除されたファイルの一覧を表示します。
- 復元したいファイルを選択して「復元」ボタンをクリックします。
- または、ファイルを右クリックして「バージョン履歴」を選び、過去のバージョンに戻すことも可能です。
すべての対処を試しても改善が見られない場合、内部基板の故障やデータ破損が進行している可能性があります。データの安全性を確保するためにも、無理に操作を続けず、専門業者へ相談しましょう。
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
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一部復旧を含む復旧件数の割合は91.5%(内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)を誇り、これまでに他社で復旧が難しいとされた機器についても、これまでに7,300件以上のご相談をいただいています。諦める前に、大切なデータを取り戻すチャンスをぜひデジタルデータリカバリーにお任せください。
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よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。