メールソフトで利用していて「0x800CCC0E」エラーが突然表示され、送受信ができなくなるトラブルにお困りではないでしょうか。
これはメールサーバーの通信がうまく行えていないサインです。設定変更や誤った修復操作によってメールデータが失われるリスクもあるため、早期かつ正確な対応が求められます。
そこで本記事では「0x800CCC0E」の原因や具体的な対処法まで解説します。
Outlookのデータが開けない、メール履歴が消えたなどの重大な症状が出ている場合には、状況に応じて無料診断をご活用ください。24時間365日体制で対応を受け付けています。
目次
0x800CCC0Eとは?エラーの症状
「0x800CCC0E」は、OutlookがGmailなどのメールサーバーと通信できない状態で発生するエラーコードです。
このエラーが発生すると、Outlookの動作に以下のような異常が現れます。
- メール送受信時にエラーメッセージが表示される
- 「サーバーへの接続は失敗しました」と出る
- Outlookが同期できず、受信トレイが更新されない
- Outlookのアカウント設定画面でエラーが発生する
- 複数アカウントのうちGmailだけが送受信不能になる
0x800CCC0Eエラーは、OutlookとGmail間の接続が拒否された状態のサインですが、ひとつの原因だけでなく、複数の要素が関与して発生していることが多々あります。
正確に原因を特定しにくく、手探りでの対処が逆効果となることもあります。特にOutlookのデータファイルを誤って修復・削除してしまうと、元に戻せない深刻なデータ損失を招く可能性があります。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
0x800CCC0Eエラーの原因
このエラーは、OutlookがGmailのサーバーへ正常に接続できないことを示しています。原因はネットワーク設定から認証方式の違いまで幅広く存在します。
インターネット接続やVPNによる通信障害
インターネットの不安定な状態や、VPN利用によって通信経路が遮断されると、OutlookがGmailのサーバーに接続できず、エラーが発生します。
サーバー設定のミス
POPやIMAP、SMTPのサーバー名・ポート番号・暗号化方式が間違っていると、OutlookはGmailサーバーとの通信を確立できません。
セキュリティソフト・ファイアウォールの干渉
セキュリティ対策ソフトやファイアウォールによって、Outlookの通信がブロックされるケースがあります。この場合、送受信が遮断されエラーが出やすくなります。
認証情報の誤り
メールアドレスやパスワードの入力ミス、2段階認証設定の影響、アプリパスワード未設定などにより、認証に失敗しエラーが発生することがあります。
Outlookプロファイルの破損
Outlookのプロファイルが破損していたり、PST・OSTファイルが損傷していると、正常な通信が行えず、エラーが出る場合があります。
ストレージ故障・サーバー障害
OutlookやGmailのエラーは、PC内のデータ破損が原因となることもあります。
こうした障害に対して、むやみに操作を行うと、元の状態に戻せなくなる恐れがあります。異常を感じた段階でデータ復旧の専門業者に相談することが、確実な選択になります。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「0x800CCC0E」というエラーが突然表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
必要なメールデータにアクセスできない状態で焦って初期化や再設定を試みると、設定情報やメールデータを上書きしてしまう恐れがあり、状態をさらに悪化させるリスクがあります。誤った操作を避けるためにも、異常に気付いた時点で専門業者に相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
0x800CCC0Eエラーの対処法
次に、実際に試せる具体的な対処法を順を追ってご紹介します。簡単な設定変更から順に進めてみてください。
インターネット接続・VPNの確認
まずは通信環境をチェックし、Outlook がサーバーへアクセスできる状態かどうかを確認します。
- Webブラウザを使って、適当なホームページが表示されるか確認する。
- ルーター・モデムの電源を一旦切り、30秒ほど待ってから再起動する。
- VPNを利用している場合は一旦切断して、再度 Outlook で送受信を試す。
- ネットワークが安定しない場合は、有線接続または別の Wi‑Fi に切り替えて試す。
サーバー設定の再確認
Gmail と Outlook の間で使用する POP/IMAP/SMTP の設定値(サーバー名・ポート・暗号化方式等)を再チェックします。
- Outlook を開き、「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」へ進む。
- 該当の Gmail アカウントを選択し、「変更」ボタンをクリック。
- 受信サーバー(IMAP)/送信サーバー(SMTP)のサーバー名が「imap.gmail.com」「smtp.gmail.com」など正しいか確認。
- ポート番号が IMAP:993(SSL/TLS)/SMTP:465 または 587(TLS)などの正しい番号になっているか確認。
- 暗号化方式が「SSL/TLS」「自動」など適切に設定されているか確認し、誤りがあれば修正して保存。
- 設定を反映させた後、Outlook を再起動して送受信テストを実施。
セキュリティソフトの設定確認
アンチウイルスソフトやファイアウォールが Outlook と Gmail の通信をブロックしていないか、切り分けます。
- 一時的にアンチウイルスソフト(メールスキャン機能)を無効化して、Outlook で送受信できるか確認。
- ファイアウォール設定を開き、Outlook.exe の通信が許可されているか確認。
- 状況が改善した場合は、アンチウイルス/ファイアウォールの例外ルールとして Outlook を登録。
- 無効化する場合は、セキュリティレベルが低下するため、作業後は必ず有効化を戻す。
OAuth認証・アプリパスワードの設定
Gmail の最近の仕様変更により、従来のID・パスワード方式では設定できず、OAuth認証やアプリパスワードが必要な場合があります。
- Webブラウザで Gmail にログインし、「Google アカウント」→「セキュリティ」へアクセス。
- 「アプリパスワード」や「2段階認証プロセス」が設定されているか確認し、未設定なら設定を行う。
- 「Google からのアクセス権:Outlook などの Google アプリ/サービス」にチェックが入っているか確認。Outlook を使用するには、「この Google アカウントへの Microsoft アプリとサービスのアクセスを許可:メールの読み取り、作成、送信、完全削除」が要求されることがあります。
- 認証情報を変更した場合は Outlook のアカウント設定を再読み込みし、必要ならアカウントの再追加を行う。
Outlookプロファイルの修復
Outlook のプロファイルやデータファイル(PST/OST)が破損している場合、通信に支障をきたすことがありますので修復や再作成を検討します。
- Windows の「コントロールパネル」→「メール(Microsoft Outlook)」→「プロファイルの表示」を開く。
- 現在のプロファイルをバックアップし、「追加」で新しいプロファイルを作成。
- 作成した新プロファイルを「常にこのプロファイルを使用」に指定し、Outlook を再起動。
- 新プロファイルで Gmail アカウントを追加し、送受信をテスト。成功するなら旧プロファイルの破損が原因の可能性あり。
専門業者に相談する
ここまでの対処法で改善しない場合、設定だけでなくOutlookや保存ストレージそのものに問題が起きている可能性があります。自力で無理に操作を行うと、メールデータが完全に消失するリスクも伴います。
当社「デジタルデータリカバリー」は、OutlookやGmailのメールデータ復旧にも多数の実績があり、他社で断られたケースでも対応できる場合があります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関によるデータ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2023年10月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































