急にリモートデスクトップに接続できなくなり、「エラーコード 0x4」が表示されて困っていませんか?
エラーの放置や誤設定を続けると、アクセス不能状態が長期化し業務や作業の継続に支障が出るリスクがあります。
本記事では、「0x4」エラーの原因を明確にし、それぞれの状況に応じた対処法をわかりやすく紹介します。
なお、設定変更に不安がある場合や、業務用端末など重要な環境でのリモート接続障害が起きている場合は、デジタルデータリカバリーまでお気軽にご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
リモートデスクトップエラー「0x4」とは?主な症状
「0x4」エラーは、Windowsのリモートデスクトップ接続(RDP)で発生する一般的な接続エラーの一つで、通信中に予期せぬ問題が起きた際に表示されます。
次のような症状がある場合は、「0x4」エラーの可能性が高いです。
- リモートデスクトップ接続がすぐに切断される
- 「内部エラーが発生しました」と表示される
- セッションが開始できないままタイムアウトする
- エラーコード「0x4」が表示される
- Macやモバイルからの接続ができない
リモート接続時のエラーは、ユーザー設定・ネットワーク環境・認証条件など、多くの要素が絡み合うため、慎重な原因の切り分けが求められます。アクセス不能状態が続くことで、業務データへの接続ができず、作業継続が困難になるリスクがあります。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
リモートデスクトップエラー「0x4」の原因
以下では代表的な原因を整理して解説します。
ネットワーク接続の問題
Wi-Fiの不安定さやVPN接続時の通信断、高遅延・パケットロスなどにより、RDPの接続処理が完了せず、途中で切断されることがあります。pingやtracertコマンドで通信経路の確認を行いましょう。
ファイアウォールやセキュリティソフトの設定
WindowsファイアウォールやセキュリティソフトがTCP 3389ポートをブロックしていると、RDPの確立前に遮断されてしまいます。ポートが遮断されていると、そもそも接続試行が失敗します。
リモートアクセスの許可設定ミス
リモート対象PCの「リモート接続を許可する」設定が無効、またはネットワークレベル認証(NLA)の条件を満たしていない場合、RDPが失敗します。
RDP構成・バージョン不一致
クライアントとサーバーのRDPバージョンやOSの組み合わせに互換性がないと、接続エラーが発生します。特にmacOSやスマートフォンアプリでは、古いOSバージョンが原因になることもあります。
認証エラー・ユーザー設定の不備
接続先PCに設定されたユーザーアカウントがパスワード未設定の場合、リモート接続要件を満たせず拒否されます。また、ユーザー権限が「リモートアクセスを許可するグループ」に含まれているかも確認が必要です。認証エラーがあると接続の初期段階で強制終了します。
ストレージ障害によるリモート接続不能
接続先PCのストレージ(HDD・SSD)に不良セクタや障害が発生している場合、OSの起動やリモートデスクトップ関連のサービスが正常に動作しなくなり、「0x4」エラーの原因になることがあります。
障害が進行するとPC自体が起動できなくなり、内部データへのアクセスが困難になるリスクもあります。このような場合は、無理に復旧を試みず、速やかにデータ復旧の専門業者へ相談することが推奨されます。
当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内していますので、まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
急にリモートデスクトップに接続できなくなる――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、端末内に必要なデータが残されていてもアクセスできない状態となり、誤った操作でさらに状況を悪化させるリスクがあるため、早い段階で専門業者に相談することが大切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
リモートデスクトップエラー「0x4」の対処法
以下に効果的な対処法を順にご紹介します。
リモートアクセスの許可設定を確認
接続先PCでリモートデスクトップが許可されていない場合、RDP接続はできません。設定を確認し、有効にしましょう。
- 対象PCで「設定」→「システム」→「リモートデスクトップ」を開く
- 「リモートデスクトップを有効にする」をオンにする
- 「このPCに接続できるユーザー」を確認し、対象ユーザーが含まれているか確認
Windowsファイアウォールとポート設定を見直す
ファイアウォールでTCPポート3389が遮断されていると、リモートデスクトップの通信ができません。
- 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Defender ファイアウォール」を開く
- 「アプリまたは機能をWindowsファイアウォールで許可」を選択
- 「リモートデスクトップ」が許可されているか確認
- 不許可の場合は、「設定の変更」→チェックを入れて保存
パスワード設定・ユーザー権限の確認
パスワード未設定のアカウントではリモート接続ができない設定になっていることがあります。また、ユーザーが「リモートデスクトップユーザー」グループに含まれているかも確認しましょう。
- 「コンピューターの管理」→「ローカルユーザーとグループ」→「ユーザー」を開く
- 該当アカウントをダブルクリックし、パスワードが設定されているか確認
- 「グループのメンバーシップ」で「Remote Desktop Users」に追加されているか確認
ネットワーク接続の状態を確認する
高遅延や断続的な接続切断があると、RDPセッションは確立できません。「ping」や「tracert」コマンドで接続の安定性を確認しましょう。
- スタートメニューで「cmd」と入力しコマンドプロンプトを起動
- 「ping ○○.○○.○○.○○」(接続先のIP)を入力
- タイムやパケットロスが発生していないか確認
- 必要に応じてルーターやモデムを再起動
OSとリモートデスクトップのバージョンを最新にする
RDPクライアントや接続先PCのOSが古いと互換性の問題でエラーが出る場合があります。Macなどからの接続時も特に要注意です。
- Windows Updateを実行し、最新のパッチを適用
- Macなどの場合はApp Storeで「Microsoft Remote Desktop」アプリを最新に更新
- OS自体のバージョン要件を確認(macOSは10.10.5以上推奨)
専門業者に相談する
心配な場合は、無理に設定変更を続けず、専門の業者にご相談ください。誤った設定変更によるデータアクセス障害や構成破損のリスクがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
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デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
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これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
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機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
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弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































