Outlookでメール送信時に「0x80042109」エラーが表示され、急にメールが送れなくなってしまった経験はありませんか?誤った対応を続けると、送信メールが失われるリスクもあるため注意が必要です。
このエラーはOutlookと送信サーバー(SMTP)間の接続障害により発生することが多く、ネットワーク、ポート、メール設定の見直しがポイントとなります。
本記事では、「0x80042109」エラーの原因と正しい対処法を解説しています。
もし大切なメールデータが失われてしまった場合は、データ復旧の専門業者「デジタルデータリカバリー」までお気軽にご相談ください。相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
Outlookエラー「0x80042109」とは?主な症状
エラーコード「0x80042109」は、Outlookが送信サーバー(SMTP)へ接続できない場合に発生するトラブルです。
このエラーが発生した際によく見られる症状は以下の通りです。
- Outlookからメールを送信できない
- 送信トレイにメールが残ったままになる
- 受信はできるが送信だけできない
- エラーメッセージに「0x80042109」が表示される
- 一部のアカウントでのみ発生する
これらの症状は送信サーバーへの通信に何らかの障害が発生しているサインであり、ネットワーク・ソフトウェア・設定のどこかに原因が潜んでいます。OutlookがSMTPサーバーに接続できないことで、送信待ちのメールが失われる恐れもありますので、早めの対応が必要です。
当社では相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
Outlookエラー「0x80042109」の原因
以下に代表的な原因を詳しく解説します。
SMTPサーバー設定のミス
メール送信設定で、SMTPサーバー名、ポート番号、認証情報に誤りがあると、サーバーとの接続に失敗しエラーが発生します。特に、ポート番号(通常587や465)やSSLの有無の設定ミスが多く見られます。
Port25のブロック(OP25B)
多くのプロバイダーでは迷惑メール対策として「Outbound Port25 Blocking(OP25B)」を実施しており、Port25が遮断されていると、メール送信ができなくなります。この制限を回避しないとメール送信が一切できない状態になります。
セキュリティソフトによる干渉
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、SMTP通信をブロックしてしまうケースもあります。特にリアルタイム保護やメール保護機能が有効な場合、通信が遮断されることがあります。
インターネット接続の問題
Outlookの設定に問題がなくても、インターネット接続が不安定だったり、ネットワークに障害が発生している場合、SMTPサーバーへの接続に失敗することがあります。通信環境により一時的に送信機能が停止するリスクもあるため、ネットワーク確認は重要です。
ストレージ障害によるデータ破損
パソコン内部のHDDやSSDに障害が発生している場合、Outlookのデータファイル(PST)が破損し、送信エラーが頻発することがあります。これは単なるソフトウェア設定ではなく、物理的なストレージ故障によりデータが破損・消失する危険性がある状態です。
このようなケースでは、Outlookだけでなく他のアプリでも動作が不安定になる傾向が見られます。無理に操作を行わずデータ復旧の専門業者に相談することを強くおすすめします。
私たち「デジタルデータリカバリー」では、相談から初期診断まで24時間365日無料で承っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
送信エラーが発生する――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、必要なメールデータにアクセスできない状態が続くと、業務に支障をきたす恐れもあり、誤って操作を加えると状況が悪化することもあるため、問題が起きた時点で専門業者へ相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Outlookエラー「0x80042109」の対処法
「0x80042109」エラーは、原因ごとに適した対応策が異なります。順番に対処していくことで、送信トラブルを解消できるケースが多いため、以下の方法を参考に落ち着いて対応を進めてください。
Outlookのセーフモードで起動する
アドインによる影響が原因の場合、セーフモードでOutlookを起動することで正常に動作するか確認できます。エラーが出ない場合は、不要なアドインの無効化を検討してください。
- Windowsキー+Rを押し、「ファイル名を指定して実行」を開く
- 入力欄に
outlook.exe /safeと入力しOKをクリック - Outlookがセーフモードで起動されることを確認
Officeの修復を行う
Office全体の不具合が原因でOutlookの動作に支障をきたしている場合、修復機能を使うことで改善する可能性があります。
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」を開く
- Microsoft Officeを選択し「変更」をクリック
- 「クイック修復」または「オンライン修復」を選択して実行
システムファイルチェッカー(SFC)を使う
Windowsのシステムファイルが破損している場合、このツールを使って自動修復を行うことでOutlookの動作も改善されることがあります。
- スタートメニューに「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」
- コマンドプロンプトにて
sfc /scannowを入力してEnter - 検査と修復が完了するまで待機(数十分かかることも)
Outlookの更新プログラムを適用する
バグや不具合が修正された最新版を適用することで、エラーが解消されることがあります。
- Outlookを開き、「ファイル」→「Officeアカウント」へ進む
- 「更新オプション」→「今すぐ更新」をクリック
- 更新が完了したら再起動し、エラーが解消されているか確認
PSTファイルを修復する
Outlookのデータファイルが破損している場合、標準ツール「Scanpst.exe」での修復が有効です。操作を誤るとデータがさらに破損するリスクがあるため、重要なデータがある場合は慎重に行ってください。
- 「Scanpst.exe」を検索して実行
- 対象のPSTファイルを指定してスキャン
- 「修復」ボタンを押して完了まで待つ
Outbox内の未送信メールを削除する
送信トレイに残った未送信メールが原因でエラーが発生することもあります。不要なメールは削除してみましょう。
- Outlookを開き、「送信トレイ」を選択
- 不要な未送信メールを選択して削除
- 再度メール送信を試みる
ネットワーク設定やセキュリティソフトを確認する
ネットワーク環境の不安定さや、ウイルス対策ソフトの影響で送信がブロックされることがあります。誤設定により通信が完全に遮断されるリスクもあるため、注意が必要です。
- 他のインターネットサイトが表示されるか確認
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効化し、Outlookの動作を確認
- ファイアウォールでOutlookの送信ポートがブロックされていないかチェック
専門業者に相談する
重要なメールデータの消失が懸念される場合は、無理に操作を続けず専門のデータ復旧業者へ相談するのが賢明です。誤操作によってPSTファイルやメール内容が完全に消失してしまう前に、復旧のプロに任せることで救えるデータも多くあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する

自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み

デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者17年連続データ復旧国内売上No.1」(※1)の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合92.6%(※2)を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社復旧不可相談件数でも8,000件超 (算出期間:2016年6月1日~) を超えています。
これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
※1:データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを提供し、その売上が総売上の50%以上を占める企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2023年)
※2:2025年9月実績。一部復旧:完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧:復旧希望データを100%復旧できた場合
相談から初期診断まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数50万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人

デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計ご相談件数50万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。









































