OBS StudioがWindows 11で突然起動しなくなってしまい、ライブ配信や録画作業ができず困っていませんか?
- 起動しようとしても何も反応がない
- 一瞬開いてすぐに閉じてしまう
- クラッシュして「応答なし」になる
こうした不具合は、他のソフトとの競合やドライバーの更新不足、設定ファイルの破損などが原因となることが多く、トラブルの切り分けには複数の視点からの確認が必要です。
繰り返し強制終了や誤った操作を続けると、保存中の録画データが破損するリスクもあるため注意が必要です。
本記事では、OBS Studioが起動しない原因と、その対処法を一つひとつ丁寧にご紹介します。
もし録画データや設定ファイルなど、大切な情報が保存された状態での不具合の場合は、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しているデジタルデータリカバリーまでお気軽にご相談ください。
目次
OBS StudioがWindows 11で起動しない原因
OBSが起動しない原因は一つに限らず、ドライバーや設定の問題、さらには録画ファイルの保存先となるストレージの障害などが関係している場合もあります。
競合するバックグラウンドアプリの干渉
OBSと同時に起動しているキャプチャ系や録画支援ソフトが原因で、起動時に干渉しクラッシュすることがあります。タスクマネージャーで「obs64.exe」が残っていないかも要確認です。
グラフィックドライバーの不具合
NVIDIAやAMDなどのドライバーが古いと、OBSが正しく動作せず起動しないことがあります。最新版へ更新することで改善することが多いです。
OBSの設定ファイル破損
プロファイルや設定ファイルが破損していると、ソフトが起動中にクラッシュする場合があります。Roamingフォルダの設定データを一時的に退避させて起動確認を行いましょう。
ウイルス対策ソフトによるブロック
OBSの通信や実行ファイルをウイルス対策ソフトが誤検出してブロックすることがあります。一時的な無効化や、例外設定の確認が必要です。
ストレージ障害による読み込み失敗
OBSを起動しようとしても、初期読み込みでフリーズしたり、エラーが表示されて立ち上がらないことがあります。その原因が、録画データや一時ファイルの保存先となっているHDDやSSDの障害によるものであるケースも少なくありません。
保存先のストレージに異音がしたり、アクセスが不安定だったりする場合は、障害が進行して録画データが破損・消失するリスクが高まります。こうしたトラブルは放置せず、早めに専門業者へ相談することが大切です。私たちデジタルデータリカバリーでは、録画トラブルに対する初期診断を24時間365日無料で行っています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「OBS StudioがWindows 11で起動しない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
OBS StudioがWindows 11で起動しない場合、ドライバやシステム環境との互換性トラブル、内部設定ファイルの破損が原因となることがあります。安易に再インストールや初期化を行うと、録画データや設定が失われるリスクがあるため、まずは専門業者に相談することが適切です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
OBS StudioがWindows 11で起動しない問題を解消する対処法
ここからは、OBS Studioが起動しない不具合に対し、効果的な対処法を順を追って紹介します。初心者でも取り組める手順で、スムーズに再起動できる状態を目指します。
不要なバックグラウンドアプリを終了
キャプチャソフトや録画アプリなど、OBSと干渉するアプリはすべて終了してください。
- 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開く
- 「obs64.exe」や録画関連のアプリを探す
- 右クリックして「タスクの終了」を選択
PCの再起動
一時的な競合やリソースの解放を目的に、完全再起動を行ってください。
- スタートメニューを開き「再起動」をクリック
- 起動後、OBS Studioを起動する
グラフィックドライバーの更新
古いドライバーが原因でOBSが起動できないことがあります。
- 各GPUメーカーの公式サイト(NVIDIA/AMD/Intel)にアクセス
- 機種にあった最新版をダウンロード
- インストール後、PCを再起動
互換モードと管理者実行
起動権限の問題や互換性の問題が影響している場合、互換モードと管理者権限で改善する可能性があります。
- OBSのショートカットを右クリック→「プロパティ」
- 「互換性」タブを選択し、「互換モードで実行」にチェック
- 「管理者としてこのプログラムを実行」にもチェックを入れて「OK」
ウイルス対策ソフトの一時無効化
セキュリティソフトがOBSをブロックしている可能性があるため、一時的な無効化で動作を確認しましょう。
- 使用しているウイルス対策ソフトを開く
- リアルタイム保護やファイアウォール機能を一時的に無効にする
- OBSを起動して確認
OBSの設定ファイルをリセット
設定ファイルの破損が原因で起動できない場合、初期状態で起動するか確認できます。
- 「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\obs-studio」へアクセス
- フォルダをバックアップ後、リネームまたは削除
- OBS Studioを再起動し、初期状態で起動確認
OBSを再インストール
インストールファイルの破損や旧バージョンの残存がある場合は、クリーンインストールで改善することがあります。
- OBS Studioをアンインストール
- 公式サイトから最新バージョンをダウンロード
- 再インストール後、起動確認
専門業者に相談する
すべての対処法を試しても起動しない場合、保存先のHDD・SSDに障害が発生している可能性があります。そのまま使用を続けると録画データが消失するリスクがあるため、無理に自力対応をせず、早めに専門業者にご相談ください。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績









































