Windows 11でOBS Studioを使用している際、「起動しない」「録画できない」「画面が映らない」といった不具合に直面していませんか？
- OBSが起動せずにエラーで落ちる
- 画面キャプチャが真っ黒になる
- 大型アップデート後に録画できない
こうした症状は、グラフィックドライバーや互換性、設定ファイル破損などが複雑に絡み合って発生します。
トラブルが進行すると録画データの破損や保存失敗のリスクも高まるため、迅速な対応が必要です。
この記事では、具体的な不具合パターンごとに、試すべき対処法を丁寧に解説しています。
重要な映像データが失われる前に、もしバックアップや録画データの保存先に異常が見られる場合は、相談から初期診断まで24時間365日体制で無料でご案内しているデジタルデータリカバリーまで、お気軽にご相談ください。
目次
OBS StudioがWindows 11で不具合を起こす原因
Windows 11とOBS Studioの組み合わせで発生する不具合には、設定や互換性の問題だけでなく、録画データ保存先となるストレージの障害が根本原因となるケースもあります。表面的なトラブルにとどまらず、データ損失につながるリスクを十分に意識した原因の切り分けが重要です。
グラフィックドライバーの不具合
OBS StudioはGPU依存度が高く、グラフィックドライバーが旧バージョンまたはWindows 11との互換性に問題がある場合、ソフトウェアが起動しない、または起動しても数秒で強制終了する現象が発生します。画面が真っ黒になる、応答がなくなるといった症状もドライバー不良によるものです。
大型アップデート後の構成不整合
Windows 11の22H2や24H2といった大型アップデートを適用した直後、OBS Studioが全く起動しなくなる、録画機能が動作しないといった不具合が多数報告されています。これらはOS側の内部仕様変更により、OBSの動作環境に必要な構成ファイルや権限が不整合を起こすことで発生します。アップデート直後の不具合は見逃さず、速やかに検証と対処が必要です。
映像表示不良
ゲームキャプチャ、ディスプレイキャプチャ、ウィンドウキャプチャなどの選択が適切でない場合や、Windows側の「グラフィック設定」で高パフォーマンス設定が未適用の場合、OBS上で映像が正常に表示されません。この状態で録画や配信を行うと、無音・無映像の録画ファイルが生成されるリスクがあります。
起動障害・クラッシュ
AppData内に保存されているOBS Studioの構成ファイルが破損していると、ソフト起動時にクラッシュしたり、エラーメッセージが表示されたりする不具合が発生します。このような状態では、保存先の設定やストリームキー情報などが正しく認識されず、録画データの保存にも支障をきたします。破損が進行すると、録画ファイル自体が破損するリスクも高まります。
保存先ストレージの障害
OBSで録画したファイルやキャッシュデータの保存先となっているHDDやSSDに物理的・論理的な障害があると、読み書き時にエラーが発生し、OBSが起動しない、クラッシュするなどのトラブルにつながることがあります。特に「録画が途中で止まる」「書き込みエラーが出る」「保存先にアクセスできない」といった症状がある場合は、ストレージに深刻な問題が発生している可能性があり、録画データが消失する危険性も高まります。
異常を放置したまま操作を続けると、エラーファイルの蓄積やデータの断片化が進み、復旧が困難になるケースもあります。そのため、保存先ストレージの状態に不安がある場合は、早めに専門業者へ相談することが重要です。
私たちデジタルデータリカバリーでは、OBSで使用していたHDD・SSDなどのストレージ障害にも幅広く対応しています。相談から初期診断までは24時間365日無料でご案内しており、安全にデータを保護しながら復旧を進める体制を整えています。どんな些細な不具合でも、お気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「OBS StudioがWindows 11で不具合を起こしている」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
OBS StudioがWindows 11で不具合を起こしている場合、OSとの互換性やドライバの不整合、設定ファイルの破損が原因となることがあります。誤って初期化や再インストールを行うと、大切な録画データやプロファイルが失われる可能性があるため、操作前に専門業者へ相談することが重要です。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
OBS StudioがWindows 11で不具合を起こす場合の対処法
ここでは、代表的な不具合ごとに有効な対処法をステップ形式で紹介します。設定変更からドライバー更新まで、順を追って試すことで多くの問題を解決できます。
OBSが起動しない・クラッシュする
主にグラフィックドライバーや設定ファイルが原因のため、以下の手順で対応します。
- グラフィックドライバーをNVIDIA/AMD公式から最新版に更新
- OBS Studioを右クリックし「管理者として実行」
- 「互換モードでこのプログラムを実行」にチェックを入れて再起動
- AppData内の「obs-studio」フォルダをリネームし、設定をリセット
- 公式サイトから最新OBSを再インストール
画面キャプチャができない・黒画面になる
キャプチャモードの選択やWindows設定の見直しで改善することがあります。
- Windows「設定」→「システム」→「グラフィック設定」へ進む
- OBS Studioを「高パフォーマンス」に設定
- 「ゲームキャプチャ」で映らない場合は「ウィンドウキャプチャ」や「ディスプレイキャプチャ」に切り替える
- ゲームモードやDVR機能を無効化して再確認
大型アップデート後に使えなくなった
22H2や24H2アップデート後の不具合は、ソフトとドライバの更新で解決可能です。
- Windows Updateを確認し、必要な累積パッチが適用されているか確認
- OBS Studio公式サイトから最新版を再ダウンロード
- グラフィックドライバーを再インストールまたは更新
- OBSを「管理者として実行」で起動テスト
外部キャプチャデバイスとの相性対策
特定機器との相性不具合がある場合は、各メーカー公式の対応情報を確認しましょう。
- 使用中のキャプチャーボードの公式サイトにアクセス
- ドライバーおよびファームウェアの最新版を確認・適用
- 公式サポートやOBSフォーラムで不具合情報を検索
- USB接続ポートの変更や別PCでの動作テストも有効
専門業者に相談する
設定変更やアップデートでも改善しない場合、保存先ストレージに障害が発生している可能性があります。録画データやプロジェクトファイルが消失する前に早めの対応が必要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。
データ復旧の技術力として、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）を誇っています。
他社で「復旧不可能」と判断された機器を、当社が復旧に成功した事例は数えきれません。実際に、他社対応後のご相談だけでも7,300件を超えています。これこそが“データ復旧の最後の砦”と呼ばれる理由です。どんな状態でも、諦める前にまずはご相談ください。最善を尽くしてデータを取り戻します。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
