次のような症状に心当たりはありませんか？
- 電源を入れても画面が真っ暗なまま
- 起動音やファンは動いているのに何も映らない
- マウスカーソルだけが表示され、他の操作は一切できない
このような症状が発生する背景には、OSの起動失敗やドライバ障害、あるいはディスプレイ出力設定の異常など、複数の原因が潜んでいる可能性があります。
放置すると、操作不能だけでなく、大切なデータにもアクセスできなくなるリスクがあります。
本記事では、画面が真っ暗なままカーソルだけが動くというトラブルに対し、考えられる原因と有効な対処法を、データ復旧の専門業者としての視点からわかりやすく解説します。
ご自身での対応が難しいと感じた場合は、初期診断無料・365日対応のデジタルデータリカバリーが、症状の深刻度を迅速に見極め、安全な復旧手段をご案内します。まずはお気軽にご相談ください。
目次
パソコンが起動しないがマウスが動く症状の原因
パソコンが「起動しないがマウスは動く」という状態は、OSの一部だけが動作している状態であり、システムに何らかの異常が発生していると考えられます。誤った対応をすると、データが完全に消失したり、最悪の場合PC自体が起動不能になる可能性もあるため、原因を把握し、慎重な対応が必要です。
メモリ不足や高負荷アプリによるフリーズ
多数のアプリやブラウザタブを同時に開いていると、メモリ使用量が限界を超えて処理が停止することがあります。このような負荷の蓄積によって、OSの表示部分のみがフリーズする現象が起こることがあります。
この状態を放置すると、データの保存が正しく行われず、ファイル破損などのリスクにつながります。パソコンの反応が極端に遅い・起動直後に固まるなどの症状が出た際は、慎重な対応が求められます。
周辺機器による誤作動・接触不良
USBメモリや外付けHDD、プリンターなどの外部機器が接続されたままだと、PCの起動プロセスが妨げられることがあります。特に、劣化した機器や互換性の低い製品が原因となることも。
不用意な取り外しや再接続によってデバイスが破損し、復旧が困難になるケースもありますので、慎重な判断が重要です。
グラフィックドライバーやシステムの破損
システムファイルとは、パソコンを正常に起動・動作させるために必要な基本的な構成ファイルのことです。これが破損すると、ログイン画面が表示されなかったり、デスクトップが表示されないなど、画面に関するトラブルが起きやすくなります。
OSのアップデート直後や、グラフィック関連のドライバー更新後に症状が現れた場合は特に注意が必要です。また、突然の電源断や強制終了を繰り返していた場合も、知らないうちにシステムファイルが壊れていたというケースがあります。
見た目にはマウスが動くため一見すると軽い不具合のように思えますが、内部では深刻な障害が進行していることもあります。放置すればデータ損失や起動不能のリスクも高まります。少しでも心当たりがある場合は、早めに専門業者に相談して、正確な診断と安全な対処を受けることが大切です。
ハードウェアの故障や過熱
とくに、長期間使用しているパソコンでは内部のHDDやSSDに経年劣化が生じ、システムが正常に読み込めなくなることがあります。
HDDやSSDは、OSやアプリケーションを動かすための情報が保存されている重要なパーツです。これらが故障すると、パソコンは起動プロセスの途中で止まってしまい、画面が切り替わらないままマウスだけが動作するといった症状が現れます。
また、落下や持ち運び時の衝撃によって、内部のケーブルや部品が物理的に破損することもあります。加えて、排熱がうまくいかずにCPUやGPUが過熱し、自動的に動作を制限してしまうケースもあり、こうした問題が起動不良につながることがあります。
外見では異常が分かりづらく、突然このようなトラブルが発生することもあるため、症状が見られた段階で早めの対応が求められます。データを保護できる可能性はまだ残されているため、焦らずに信頼できる専門業者に相談し、正確な診断を受けることが大切です。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「電源を入れても画面が真っ暗なまま」「起動音やファンは動いているのに何も映らない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って外部ディスプレイやケーブルの接続を何度も変更したり、OSを再インストールしようとして設定を損なってしまうケースも少なくありません。特にグラフィックボードや内部のハードウェアに問題がある場合、自己流の対応では症状をさらに悪化させてしまうリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
起動しないがマウスが動く場合の対処法
この症状を改善するためには、OSの復旧操作や外部機器の取り外しなど、複数の方法を段階的に試すことが重要です。以下では、よく使用される回復操作と確認方法を具体的に解説します。
パソコンの強制再起動手順
軽度のフリーズ状態であれば、電源を完全に落とすことで一時的に改善されることがあります。
- 電源ボタンを10秒以上押し続けて電源を完全に切ります。
- 数十秒待機してから再び電源を入れます。
- 起動後、同様の症状が出るか確認します。
周辺機器をすべて外して再起動
接続中のUSB機器が原因となっている可能性があるため、基本的なマウス・キーボード以外はすべて取り外して試すのが効果的です。
- PCの電源を切ります。
- マウス・キーボード以外のUSB機器（HDD、SDカードなど）をすべて外します。
- 再度電源を入れて、正常に起動するか確認します。
Ctrl+Alt+Deleteで「explorer.exe」を起動
黒い画面にカーソルのみが表示される場合、「explorer.exe」が起動していないケースがあります。
- キーボードで「Ctrl」＋「Alt」＋「Delete」を押します。
- 表示されたメニューから「タスクマネージャー」を選択します。
- 「ファイル」→「新しいタスクの実行」→「explorer.exe」と入力して実行します。
「explorer.exe」の手動起動で一時的に表示が回復することがありますが、根本的な原因を特定しないまま繰り返すと、システム全体に影響が及ぶ可能性があります。症状が改善しない場合は、早めに専門業者へ相談することが重要です。
専門業者に相談する
紹介した対処法を試しても画面が真っ暗なままで、マウスカーソルだけが動く状態が改善されない場合、システム内部に深刻な不具合が発生している可能性があります。原因の特定が難しい上、このまま自己流で復旧を試みると、大切なデータが上書きされ、さらに復旧が困難になるリスクがあります。
こうした状況では、早めに専門業者に相談することが安全な選択です。適切な診断と技術的な対応によって、データを守れる可能性が高まります。
当社デジタルデータリカバリーでは、他社で「復旧不可」と判断されたケースも含め、これまでに7,300件以上のご相談（※1）に対応してきました。一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※2）と高い水準を維持しており、システム起動トラブルへの対応実績も豊富です。
初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応しています。パソコンが起動しない状態でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
※1：算出期間：2016年6月1日～
※２：内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
なぜデジタルデータリカバリーでは復旧困難な機器の復旧事例が多いのか
デジタルデータリカバリーはこれまで数々の復旧に成功してきました。復旧事例が多いのには、理由があります。
業界トップクラスの実績
私たちデジタルデータリカバリーは、14年連続で国内売上No.1（※1）。累計46万件以上（※2）の相談実績をもとに、あらゆるデータトラブルと向き合ってきました。
「データが戻ってくるかどうかは、最初の診断で決まる」
そう言っても過言ではありません。
最大の強みは、その“症例データの蓄積数”。
すべての相談内容を電子カルテのように管理し、障害のパターンと復旧手法を社内でデータ化。
これにより、問題の切り分けが圧倒的に早くなり、対応スピードと成功率の向上につながっています。
その結果、48時間以内に対応を完了した件数は全体の約80%。
一部復旧を含む復旧件数割合は91.5%（※3）と、業界でも高水準の成果を出し続けています。
国内最高峰の復旧設備
復旧の成功事例の多さは、デジタルデータリカバリーの技術力の高さを象徴しています。復旧成功の要因として、次の点が挙げられます：
- 蓄積された知見に基づき、障害箇所を正確に特定
- 最新技術を駆使した独自の復旧手法を開発
- 精密な環境での復旧作業（専用クリーンルーム完備）
これらの要素が、他社では対応が難しいケースでも「不可能を可能に」しています。
「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」ですので、他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーでは復旧できる可能性もございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
※1：データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと、 第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。（集計期間：2007年～2020年）
※2：期間：2011年1月1日～
※3：2023年10月実績。一部復旧：完全復旧に至らなかったが、一部復旧できた場合。完全復旧：復旧希望データを100％復旧できた場合。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
