突然Wordがクラッシュしたり、うっかり「保存せずに終了」してしまった経験はありませんか？そんな時、大切な文書が消えてしまったように見えても、実は復元の可能性があります。
- 保存前のファイルが消えてしまった
- Wordを強制終了してしまった
- 再起動後にファイルが見つからない
こうした症状は、一時的なファイル保存場所や自動バックアップ機能など、MacとWordの仕組みを理解すれば復旧できる可能性が十分にあります。
誤った操作をすると、復元可能なファイルが上書きされてしまう恐れがあります。
本記事では、原因と試せる対処法をわかりやすく紹介しています。もし失いたくない重要な文書であれば、専門業者による復旧の選択肢もご検討ください。
デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。
目次
Macで保存せずに終了したWord文書が消える原因
Wordファイルが保存されずに終了した場合でも、いくつかの仕組みによって一時保存されている可能性があります。ただし、ファイルの一時保存先や挙動は設定や環境によって異なり、トラブルの要因を把握することが復元成功のカギとなります。
AutoRecovery機能が無効
Microsoft Wordには自動的に編集内容を保存する「AutoRecovery（自動回復）」機能があります。この機能が無効になっていた場合や、保存頻度の間隔が長い設定になっていた場合、最新の変更内容が保持されないことがあります。
一時ファイルが削除されている
Macでは編集中のデータを一時的に「Tempファイル」として保存することがあります。しかし再起動や他のアプリの操作などによって、これらの一時ファイルが削除・上書きされてしまうことがあり、その場合は手動での復元が難しくなります。
Time Machineでバックアップされていない
Time Machineを使っていれば、以前のバージョンのファイルを簡単に取り出すことができますが、バックアップがオンになっていない、または直近のバックアップがない場合には、この手段は使えません。
ストレージ故障やファイル破損
HDDやSSDなどMac内部のストレージに物理的な故障やファイルシステムの損傷が発生していると、自動保存ファイルや一時ファイルそのものが破損している可能性があります。特に突然の強制終了やシステムクラッシュ後にWordが立ち上がらない、あるいはファイルが開かないといった症状がある場合には注意が必要です。
保存せずに終了した状態からの誤操作が、ファイル上書きや消失につながることがあります。このようなケースでは、自力での復旧は難易度が高いため、データ復旧専門業者に相談することをおすすめします。
当社では、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「Word文書を保存せずに終了した」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
MacでWordを保存せずに終了してしまうと、自分で慌てて再作成したり、誤った方法で復元を試してかえってデータを失うケースが少なくありません。特に自動保存や一時ファイルの仕組みを理解せずに操作すると、元の状態を悪化させてしまうリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macで保存せずに終了したWord文書を復元する対処法
以下の方法は、比較的安全に試せる順で紹介しています。復元の可能性を高めるためには、できるだけ早く操作を行うことが重要です。
AutoRecoveryフォルダから復元する
Wordには一定間隔でバックアップを取る「自動回復機能」があります。保存せずに終了してもこのフォルダ内にバックアップが残っている場合があります。
- Finderを開き、「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択
- 次のパスを入力：
/Users/ユーザー名/Library/Containers/com.microsoft.Word/Data/Library/Preferences/AutoRecovery - 「AutoRecovery save of ～」というファイルを確認し、Wordで開いて内容を確認
Tempファイルから探す
Macには一時的にファイルが保存されるTempディレクトリが存在します。そこにWordの作業中ファイルが残っている場合、拡張子「.tmp」などから復元できる可能性があります。
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」を開く
/private/var/foldersを入力して開く- フォルダ内から「Word Work File」などの一時ファイルを探し、内容を確認
Time Machineでバックアップから復元
定期的にTime Machineを利用している場合は、過去の状態からファイルを簡単に復元できます。
- Time Machineを起動し、Wordファイルが保存されていたフォルダを表示
- 日付を遡って該当ファイルがあるか確認
- 目的のバージョンがあれば「復元」をクリック
データ復元ソフトでスキャンする
自動保存やTempファイルに該当データがない場合でも、復元ソフトを使えばスキャンして見つかる可能性があります。
文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、専門業者に問い合わせることをおすすめします。
専門業者に相談する
上記の方法で復元できない、またはストレージトラブルが疑われる場合には、専門のデータ復旧業者による対応が必要です。
特にSSDやHDDが関係する場合、自力操作による復旧は状態を悪化させ、復旧不能に陥るリスクがあります。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
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自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
