MacでUSBドライブを開こうとした際に「アクセス権がない」と表示されて困っていませんか?
- USB内のファイルを開けない・保存できない
- 「読み取り専用」と表示されて編集ができない
- ファイルを削除やコピーできない
こうした症状は、USBのファイルシステムやmacOSの権限設定が関係しており、軽度な設定不備からシステム障害まで幅広く原因が考えられます。
そのまま操作を続けると、USBメモリ内のデータが破損・消失するリスクもあるため注意が必要です。
この記事では、Macで「アクセス権がない」と表示された場合の原因と、データを守りながら行う安全な対処法をわかりやすく紹介します。
もし大切なデータが保存されたUSBでエラーが出ている場合は、私たちデジタルデータリカバリーが24時間365日無料で診断・相談を承っています。
目次
MacでUSBドライブに「アクセス権がない」と表示される主な原因
このエラーは、MacとUSB間のファイルシステムや権限、セキュリティ機能が噛み合っていない場合に発生します。主な原因を整理すると以下の4つです。
NTFS形式のUSBドライブ
Windowsで使用されるNTFS形式のUSBは、macOSでは標準で「読み取り専用」として扱われます。
そのため、書き込み・削除ができず「アクセス権がない」と表示されます。
exFATまたはFAT32に再フォーマットするか、NTFS対応ドライバを導入することで解決できます。
権限設定や所有権の制限
USBに付与されたアクセス権限が制限されている場合、Macのユーザー権限で操作できなくなります。
Finderで「情報を見る」→「共有とアクセス権」から「読み/書き」に設定変更できますが、設定変更時の誤操作はデータ損失につながることもあるため、不安な場合は専門業者に相談するのが安全です。
macOSのセキュリティ設定
macOS Ventura以降では、USB接続時に「アクセサリの接続許可」が求められるようになりました。
これを「許可しない」に設定するとUSBの読み書きがブロックされるため、設定変更が必要です。
セキュリティソフトによる干渉が原因である場合もあります。
USBの物理的障害
USBメモリは、長期使用や頻繁な抜き差し、静電気や落下衝撃で端子や内部回路が劣化し、コントローラが誤作動を起こすことがあります。結果として「アクセスできません」や接続直後に切断されるなどの症状が発生します。
この状態で再フォーマットや復元ソフト、chkdskを試すと故障領域へ書き込みが発生し、残存データを上書きしてしまうおそれがあります。症状が出たら通電や抜き差しを控え、使用を中止することが重要になります。
適切な診断と安全な手順がデータ保全の鍵になります。その点、当社では状況のヒアリングから初期診断までを無料で実施し、24時間365日体制でご案内します。無理な操作を避け、早めにご相談いただくことで復旧の可能性を高められます。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

USBドライブを開こうとした際に「アクセス権がない」と表示される――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
しかし、誤ってフォーマットや初期化を行ってしまったり、設定変更を繰り返すうちにデータ構造を壊してしまうケースも少なくありません。特にUSBメモリ内部のチップやコントローラーに異常がある場合、自力での対応はリスクが高く、かえって状態を悪化させる可能性があります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
MacでUSBドライブのアクセス権を回復する対処法
ここでは安全に実施できる4つの対処法を紹介します。データが重要な場合は、操作前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
Finderでアクセス権を確認・変更する
まずはアクセス権限の設定を確認し、必要に応じて「読み/書き」に変更します。
- Finderで対象のUSBドライブを選択します。
- 右クリックして「情報を見る」を開きます。
- 「共有とアクセス権」で自分のユーザーを「読み/書き」に設定します。
- 左下のロックを解除し、管理者パスワードを入力して変更を保存します。
「このボリュームの所有権を無視」を有効にする
所有権の制御が原因でアクセス制限がかかる場合、この設定で解消できます。
- FinderでUSBを選択し、「情報を見る」を開きます。
- ウィンドウ下部の「このボリュームの所有権を無視」にチェックを入れます。
- 表示されない場合は、管理者アカウントで再ログインしてから試します。
USBのフォーマット形式を変更する
NTFS形式のUSBは書き込み不可のため、Mac対応形式に変換することで書き込みが可能になります。ただし、フォーマット操作では中のデータがすべて消去されます。重要なデータがある場合は必ずバックアップを取るか、専門業者に相談するようにしてください。
- アプリケーション>ユーティリティ>「ディスクユーティリティ」を開きます。
- USBドライブを選択し、「消去」をクリックします。
- フォーマットを「exFAT」に指定し、「消去」を実行します。
操作を誤るとデータが完全に消去されるリスクがあるため慎重に行ってください。
専門業者に相談する
権限設定を変更しても改善しない場合や、USBが認識されなくなった場合は、デバイス内部の損傷が疑われます。
誤った修復操作を行うとデータが失われる危険があるため、早めに専門のデータ復旧業者へご相談ください。
私たちデジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。
初期相談・診断は無料で、24時間365日対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。