MacのOSアップデート中に画面が止まり、いつまで経っても進まないと不安になっていませんか?このような状態では以下のようなトラブルがよく見られます。
- 「残り○分」の表示から進まない
- 再起動後、黒い画面のままフリーズする
- インストール完了のはずが何度も更新が繰り返される
こうした症状は、ネット環境やソフトウェアエラー、ストレージ障害まで複数の要因が関係している可能性があります。
アップデート失敗が繰り返されると、システムが起動しなくなり、データにアクセスできなくなる恐れもあります。
本記事では、考えられる原因を一つずつ紐解きながら、安全にアップデートを完了させるための方法を詳しくご紹介しています。
重要なデータが保存されているMacで不具合が発生している場合は、無理な操作を避け、専門業者への相談もご検討ください。
私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。
目次
Mac OSアップデートが終わらない原因
アップデートが終わらない原因はソフトウェアの不具合に限らず、ハードウェアの劣化やネットワーク環境の問題など多岐にわたります。中には重大なストレージ障害が関係するケースもあり、慎重な判断が求められます。
ストレージ容量不足
macOSアップデートには多くの一時ファイルが必要です。空き容量が26GB未満だと、インストールが停止したり、失敗したりする可能性があります。不要なアプリや動画、古いバックアップを削除し、十分な容量を確保しましょう。
インターネット接続の不安定さ
アップデートファイルはAppleの公式サーバーからダウンロードされるため、Wi-Fiが不安定だと途中で通信が途切れ、アップデートが失敗する原因になります。特に大容量ファイルのダウンロード時は、有線接続に切り替えることも検討してください。
セキュリティソフトの干渉
サードパーティ製のセキュリティソフトがアップデートプロセスに干渉し、システムファイルのインストールを妨げることがあります。アップデート前に一時的に無効化することで、スムーズな更新が可能になるケースがあります。
アップデートファイルの破損
前回のアップデートが中断されたなどで、一部のファイルが破損していると、次回のアップデートでもエラーが繰り返されます。「ディスクユーティリティ」の「First Aid」機能でディスクの整合性をチェックし、必要に応じてmacOSの再ダウンロードを行ってください。
Appleサーバーの混雑
新バージョンのmacOSリリース直後などはアクセスが集中し、サーバー側で処理が追いつかずにエラーが発生することもあります。この場合、数時間から1日程度時間を空けて再試行することで、問題が解消されることがあります。
ストレージデバイスの故障
アップデート作業中に進行が止まる、再起動後にリンゴマークから進まないなどの症状がある場合、Mac本体のSSDやHDDに物理的な異常が発生している可能性があります。これには読み書き不良やセクタ破損、コントローラチップの劣化などが含まれ、特に旧型Macで見られがちです。
このようなストレージ障害は自力での対応が難しく、誤った対処でデータを失うリスクもあります。
OSの再インストールや初期化を行う前に、重要なデータの有無を確認し、慎重に判断してください。当社では、相談から初期診断まで24時間365日無料でご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク

「Mac OSのアップデートが終わらない」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
強制終了や初期化を繰り返したり分解してしまうと、かえって状態を悪化させることがあります。特に内部の故障やシステム異常が原因だった場合には、自力での対応が復旧をより困難にするリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上(2011年1月~)の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績)という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
Macアップデートが終わらない時の対処法
アップデートが進まない場合でも、原因に応じた適切な操作を行うことで改善できる可能性があります。以下に有効な手順を順番にご紹介します。
空き容量を確保する
macOSはアップデート時に多くの一時ファイルを作成します。容量が足りないと中断されるため、不要なアプリやファイルを削除しましょう。
- 「Appleメニュー」→「このMacについて」→「ストレージ」を確認
- 不要なファイルやアプリケーションを削除
- ゴミ箱を空にして再度アップデートを試行
Macを再起動して再実行する
アップデート中に画面が止まった場合は、強制的にMacをシャットダウンして再起動することで復旧することがあります。
- 電源ボタンを長押しして電源をオフにする
- 数秒待ってから再度電源をオンにする
- アップデートが再開または再試行可能か確認
ディスクユーティリティで修復する
システムの一部が破損しているとアップデートが進まないため、「First Aid」で修復を試みましょう。
- Macをcommand+Rで起動し、リカバリーモードに入る
- 「ディスクユーティリティ」→「Macintosh HD」を選択
- 「First Aid」を実行して修復を行う
セキュリティソフトを停止する
セキュリティソフトによってアップデートファイルがブロックされることがあります。アップデート中は一時的に無効化してください。
- システム環境設定からウイルス対策ソフトを開く
- 「リアルタイム保護」を一時的にオフにする
- アップデート完了後に再度有効にする
ネット接続を変更する
不安定なWi-Fiよりも、有線LANや5GHz帯Wi-Fiなどの安定した回線を利用することでアップデート成功率が高まります。
- LANケーブルでMacをルーターに直結
- または安定したWi-Fiに切り替える
- 再度アップデートを試みる
セーフモードで再試行する
セーフモードで起動することで、不要な拡張機能を排除してアップデートが実行できます。
- Macを再起動し、起動時にshiftキーを押し続ける
- セーフモードでログイン後、システム設定から再アップデート
App Storeから直接再インストール
システム設定のアップデートが進まない場合は、App Storeから新OSを手動でダウンロード・インストールしてみましょう。
- App Storeを開き、「macOS」やOS名で検索
- 「入手」をクリックしてダウンロードを開始
- ダウンロード完了後、インストーラーでアップデートを実行
専門業者に相談する
ここまでの対処法をすべて試してもアップデートが完了しない場合、内部ストレージの障害やOSシステム破損の可能性が高まります。誤った操作を繰り返すと、保存データが消失し復旧困難になるリスクがあります。
私たちデジタルデータリカバリーでは、これまでに46万件以上の相談実績(※1)を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%(※2)という高い成果を上げています。初期相談・診断は無料で、24時間365日対応していますので、アップデートが止まった状態でお困りの場合は早めにご相談ください。
※1 期間:2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2%」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」(算出期間:2011年1月1日~)を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付:0:00~24:00 (24時間対応)
電話番号:0800-333-6302
来社受付:9:30~21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。