古いMacが動かない、重い、起動しないといった状況で「そろそろ買い替えかも…」とお悩みではありませんか？ですが、適切な操作やパーツ交換によって、古いMacを再び快適に使えるようにすることは十分可能です。
- OSの不具合で起動しない
- 動作が重くて使いづらい
- SSD換装や復旧を検討している
こうした悩みを解決するために、まずは復旧モードからの操作やTime Machineの活用、物理的なアップグレードまでの具体的な方法をステップごとにご紹介します。
無理な初期化や操作ミスによって、データが完全に消失する危険性があります。
もし重要なファイルが消えてしまった場合は、私たちデジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。
目次
古いMacが使えなくなる原因
Macの動作が不安定になったり、電源が入らない状態になる原因は、ソフトウェア側の不具合とハードウェア側の劣化に大別されます。正しい対処を選ぶには、原因の切り分けが重要です。
macOSの破損や更新失敗
OSアップデートの失敗やファイルシステムの破損により、Macが正常に起動しなくなることがあります。macOS復旧モードでの再インストールが基本的な対処となります。
Time Machine未使用による復元不可
バックアップを取っていないと、万が一のトラブル時に復元が難しくなります。定期的なTime Machineバックアップが、復活操作時の助けになります。
内部のホコリや冷却不良
ファン周辺にホコリがたまることで排熱がうまくいかず、熱暴走や強制終了の原因になります。分解メンテナンスやエアダスターなどによる清掃が効果的です。
サポート終了とパーツ故障
ストレージデバイスは経年劣化や外的要因によって故障するリスクが高く、HDDでは不良セクタや読み込み遅延、SSDでは突然の認識不良といった症状が起こることがあります。特に古いモデルはパーツ寿命やサポート終了により、起動不良やデータ消失のリスクが増大します。
一見するとHDDからSSDへの換装で改善するケースもありますが、すでに障害が進んでいる場合は自力対応ではかえって状態を悪化させる恐れがあります。大切なデータを守るためには、無理に操作せず早めにデータ復旧業者に相談することが安全です。
このような症状は、突然のデータ消失や完全故障につながるリスクが高いため注意が必要です。当社では24時間365日無料で初期診断・お見積りをご案内しております。
【要注意】自力対応が招くデータ損失のリスク
「古いMacを使えるようにしたい、、」――そんなトラブルに直面したとき、まずは自力で何とかしようと対応する方が多いと思います。
誤って初期化や上書きをしてしまったり、分解して状態を深刻化させてしまうケースは多く、特に内部の故障が原因だった場合、自力で対応しようとするとかえって悪化を招くリスクがあります。
専門業者であれば、正確な診断に基づいて最適な方法で復旧を進めるため、データ消失を最低限に抑えることができます。中でもデジタルデータリカバリーは、以下の理由から多くの方に選ばれています。
- 相談実績46万件以上（2011年1月～）の豊富な対応経験に基づき、個人・法人問わず幅広いトラブルに対応
- 一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数／データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績）という業界トップクラスの技術力
- 他社で「復旧不可」とされた機器の対応実績が7,300件越えにものぼり、独自の復旧技術を保有
大切なデータを守るには、まずは自力対応よりも専門的な判断が欠かせません。操作を誤る前に、まずは当社にご相談ください。
古いMacを復活させる具体的な対処法
ここでは、macOSの不具合やストレージ劣化などで使えなくなったMacを復活させるために、実際に有効な手順や方法を段階的に紹介します。初心者でも試せるものから、専門的な対応までをまとめています。
復旧モードからmacOSを再インストール
「command + R」キーで起動できる復旧モードを使えば、macOSの再インストールが可能です。ファイルを残す形での再インストールも選べるため、初期化せずに復活できる可能性があります。
- Macの電源を完全に切る
- 「command + R」キーを押しながら電源を入れる
- 「macOSユーティリティ」画面が表示されたら「macOSを再インストール」を選択
- Wi-Fi接続を確認し、画面の案内に従ってインストールを進める
Time Machineで過去の状態を復元
Time Machineバックアップがある場合は、以前の動作環境をそのまま復元することができます。トラブル前の状態へ戻すため、動作改善に非常に効果的です。
- 「command + R」でMacを起動し、「macOSユーティリティ」を表示
- 「Time Machineバックアップから復元」を選択
- 接続済みのバックアップディスクを選択
- 復元したい日付のバックアップを選んで「続ける」をクリック
SSD換装で動作速度を大幅改善
古いMacの動作が遅い原因の多くはHDDの経年劣化です。SSDへの換装により、起動時間やアプリの動作速度が劇的に改善され、体感性能は最新モデルに近づきます。読み込み速度が向上することで、起動時間は数十秒から数秒に短縮されることもあります。
- Macのモデルに対応したSSDを事前に用意
- 外付けSSDケースやUSBアダプターを使用し、既存Macに接続
- ディスクユーティリティでSSDを初期化（APFSまたはMac OS拡張）
- Time MachineやクローンソフトでシステムをSSDにコピー
- Mac本体を分解し、HDDを取り外してSSDを取り付け
- SSDから起動できるか確認後、旧ディスクをバックアップとして保管
データ移行を行う際の注意点
SSD換装時には、下記のようなデータ移行に関する注意点があります。作業前に必ず確認しましょう。
- クローンやTime Machineは事前に最新状態で作成しておく（途中停止に備える）
- 復元先のSSDは容量に余裕があるものを選定し、APFSフォーマット推奨
- macOSバージョンとSSDの互換性（APFS対応）を事前確認
- ファームウェア制限がある一部のMacでは認識しないSSDもあるため、事前に対応表を確認
- データが消えるリスクを考慮し、換装作業前に二重バックアップ（Time Machine＋外付けなど）を実施
ソフトによるデータ移行には不完全性があるため、文字化けや一部破損が生じる可能性があります。また物理的な故障には一切対応できないため、大事なデータが保存されている場合は専門業者に問い合わせることをおすすめします。
内部清掃と冷却性能の回復
ファンにホコリがたまっていると冷却性能が低下し、熱暴走や動作不安定の原因になります。Macの背面カバーを外してエアダスターなどで清掃することで、安定した動作が得られるようになります。
- Macの電源を切り、数分放置して静電気を逃がす
- 背面のネジを外し、内部を露出させる
- エアダスターやブラシでファンや基板上のホコリを丁寧に除去
- ネジを戻し、再度起動して安定性を確認
OpenCoreでサポート対象外のOSを導入
macOSのアップデート対象から外れたMacでも、「OpenCore」などのブートパッチツールを使えば、最新のOSをインストールできる場合があります。ただし、ドライバの互換性や一部機能制限があるため、導入は自己責任となります。
- 対応モデルとOSバージョンをOpenCore公式ガイドで確認
- 別Macで起動用USBを作成
- インストール時はセキュリティ設定を解除する必要がある
- ドライバや設定ファイルの適用後、インストールを実行
専門業者に相談する
OS再インストールや物理メンテナンスで改善しない場合、マザーボードやストレージの物理的な障害が原因の可能性があります。誤った操作でデータを消失するリスクが高くなる前に、早めの相談が重要です。
デジタルデータリカバリーは、これまでに46万件以上の相談実績（※1）を持ち、一部復旧を含む復旧件数割合91.5%（※2）という高い成果を上げています。初期診断とお見積りは無料で、24時間365日対応していますので、不安を感じた時点でお気軽にご相談いただけます。
※1 期間：2011年1月以降
※2 内、完全復旧57.8%。復旧件数割合＝データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数。2023年10月実績
自力で対応できない場合はデータ復旧の専門業者に相談する
自力で対応できない場合や、機器が物理的に破損している場合、個人での修復は困難です。重要なデータが含まれている場合、データ復旧専門業者に依頼するのが最も安全です。
データ復旧業者では、問題の根本原因を特定し、安全にデータを回復する最善の方法を提案できます。デジタルデータリカバリーでは、相談から初期診断・お見積りまで24時間365日体制で無料でご案内しています。まずは復旧専門のアドバイザーへ相談することをおすすめします。
デジタルデータリカバリーの強み
デジタルデータリカバリーは、「データ復旧専門業者14年連続データ復旧国内売り上げNo.1」の実績を持つデータ復旧業者です。データ復旧の技術力として、「データ復旧率最高値95.2％」を誇っています。
また、データ復旧業者の最後の砦と言われる所以として、「他社で復旧できなかった機器のご相談件数7,300件超」の実績を信頼いただいています。他社で復旧してもらえなかった機器であっても、デジタルデータリカバリーの復旧技術であれば復旧できたという事例も多数ございます。是非ご相談ください。
初期診断・相談・見積まで無料で対応可能
初期診断とは、機器に発生した障害の原因を正確に特定し、復旧の可否や復旧方法を確認する工程です。デジタルデータリカバリーでは、経験豊富な技術者が「初期診断」を行い、内部の部品にダメージを与えることなく問題を見つけます。
データ障害のパターン15,000種類以上もありますが、「ご相談件数46万件超」（算出期間：2011年1月1日～）を持つ当社は、それぞれの障害原因をデータベースから即座に情報を引き出し、原因を正確に特定できる体制を整えています。
よくある質問
いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。
※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。
機器の状態によって故障の程度が異なりますので、復旧完了までにいただくお時間はお客様の機器お状態によって変動いたします。
弊社は、復旧完了までのスピードも強みの1つで、最短即日復旧・ご依頼の約8割を48時間以内に復旧完了などの実績が多数ございます。ご要望に合わせて柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。
営業時間は以下の通りになっております。
365日24時間、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。お困りの際は是非ご相談ください。
電話受付：0:00～24:00 （24時間対応）
電話番号：0800-333-6302
来社受付：9:30～21:00
復旧できる可能性がございます。
弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。
この記事を書いた人
デジタルデータリカバリー データ復旧エンジニア
累計相談件数46万件以上のデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」において20年以上データ復旧を行う専門チーム。
HDD、SSD、NAS、USBメモリ、SDカード、スマートフォンなど、あらゆる機器からデータを取り出す国内トップクラスのエンジニアが在籍。その技術力は各方面で高く評価されており、在京キー局による取材実績も多数。2021年に東京都から復旧技術に関する経営革新優秀賞を受賞。
